日曜。
雨じゃん。。
湿度があがることは
今の人類にとっては良いことなんだけどね。
このウイルスがどれくらいの
水分量持ってるかは知らないけど
かなり動き重くなってんじゃないかな。
恵みの雨と信じて。
例に漏れず前置きが長いので
このバイクの紹介をすぐに見るには目次の
バイクチェックよりお願いします。笑
現在新車の
組み工賃2万円引きでやってますので
お得に組みたい方は今どうぞ。
少し前から完全に
京都にて仕事に集中するMASNです。
バイクショップらしく
純度100%の自転車通勤に切り替わったので
本気のレインパンツなどを久しぶりに総員配備。
しっかりした自転車用レイングッズを着用すれば
かなりの雨の日も自転車通勤快適にできます。
夏場とか、むしろ楽しくなってくるくらい。
少し前にアウトドア系のイベントに貸し出しをしていた
グラベルカスタムのEBS STUFFのSサイズが帰還したので
皆様乗ってくださいね、と、今日はそんなお話です。
今日紹介するのは…
Engineered Bike Service
STUFF / Disc(700C)
このSTUFFは試乗車です。
Sサイズ/510という
かなり幅広い方に乗っていただけるフレームサイズ。
ドロップハンドル、STIレバー、
油圧ディスクブレーキ、Shimano GRXグループセット、
700C/セミノブパターン/43C。
サラッとした塗装色の
ハーフマットシルバーもイイ感じ。
普段通る道が荒れていたり、
スピードを出すわけではないけど
安定感のあるロードバイクに乗りたい。
みたいなご要望から
しっかりツーリング、途中に見つけた林道や少しガレた道に
わざわざ入っていきたくなるようなご要望までこなす
まさにグラベルロードな一台。
このバイクが帰ってきたことと、
店頭展示の同じくSTUFFが嫁いでいったので
新しく(パーツは試乗車用ですが)
もう一台STUFFを用意させてもらおうと思っています。
なので、
このグラベルSTUFFと、
細めタイヤのロードバイクなSTUFF、
フラットバーで乗りやすい、
クロスバイク的立ち位置のSTUFFと
EBSで一番ニュートラルで
人気車種らしく試乗車は3台!
ですので
EBS京都、velo stand kyotoの
STUFF Disc試乗車ラインナップは
- グラベル/Sサイズ(510)
- ロード/Sサイズ(510)
- クロス/Mサイズ(535)
の選んで頂きやすい構成になるかと思います。
ちなみに組もうと思ってる
ロード仕様のSTUFFは
予約完売、時期製作が少し先の
Sサイズ/超人気のクリアRAWカラーと
なっておりますので
組む前であれば販売が可能です。
もし、狙ってたけど来季予約か。。
ってなってた方はぜひお問い合わせください。
さて、
まずはSTUFFそのものの魅力からどうぞ。笑
EBS専門店の僕が思うSTUFFのイイところ6選。
・何にでもなれる、「長く使う」EBSらしさの真髄。
1.太めタイヤから細いタイヤまで自由なのにバランス◎
やっぱりこれに尽きる。
前述の試乗車三種もそうだけど、
43Cっていう太めのサイズのタイヤまで入るので
長く乗ってて、タイヤ交換の時に
ロードバイクからタイヤ交換だけで
グラベルに寄せることもできるし、その逆も。
そしてディスクブレーキの恩恵がもたらす
700Cといういわゆる
ロードバイクのホイールと同じサイズから
650B(こっちなら48Cまで入ります)
という一周分小さいホイールセレクトにすることも。
見た目のバランスが好み、とか、
小さくても乗れますか?って悩みにスッとフィットしたり。
タイヤやホイール、
取り付ける車輪のお話でこれだけの世界が広がる。
2.RoadコンポもMTBコンポもMIXもOK。
いわゆるクロモリディスクロードとして、
純然たる、シンプルだけどキビキビ速い。
それなら軽くて変速の組み合わせが多い
ロードコンポ。
そんな組み方もOKですし
MTBコンポでよりタフなシーンでの使用や
大きなギアを用いて坂道に強いバイク作りをしたり。
今日紹介の(ぜんぜんまだ紹介までいってない。笑)
グラベルに特化した
GRXコンポなんかはロードとMTBの間にいる子で
両方の良いトコどりだったり。
3.ハンドルは自由である。
・フラットバー(まっすぐ)
・プロムナードバー(ゆったり)
・ドロップバー(スポーツ)
おおまかに言いすぎて三つだけど、
かなり多彩でどんなハンドルもOK。
素直に特性を活かして組むのももちろん最高。
それをMIXさせて
ロードバイクの性能なんだけど
ゆったりな乗りやすいプロムナードバー。
マウンテンバイクな感じなのに
ドロップバー。
乗りやすくって取り回ししやすいフラットバー。
自由すぎて迷っちゃうかも。
乗りつづけていると、
ゆったり乗りたくなったり
急にスポーツ目覚めたりする(僕です)
そんな時に何台も持たない。
いや、持てるなら最高だけど。
少しカスタムするだけで早変わり。
4.カゴやドロヨケ、キックスタンド。荷台やバッグ取り付け、何でもOK。
通勤バイクが欲しい。
でもたまには遠くに行きたい。
サクッとバッグを取り付けて
テントや食品をありったけ詰め込んで
雨風をきにしないバイクがあったらロマンだな。
スポーツバイクのスピード感に
ママチャリのような便利さがあったらな。
そんなある種贅沢で
ハイブリッドな悩みをSTUFFはまるっと解決します。
太いタイヤにもドロヨケが取り付け可能だし、
おしゃれなバスケットで生活感を出さずに
都会的な街乗りスポーツを作ることも。
もちろん安定感のあるスタンドも。
キャリアを取り付けて、
ワンタッチで取り外せるバッグを用意しても。
5.革が似合う。カラーが映える。
極限まで詰めた三文字のブランドデカール、
レーザーエッチング後まさかの手作業での墨入れヘッドバッヂ。
大人の自転車にふさわしい、人の手で継がれていくハンドメイドバイク。
EBSはできるだけオーナー様の乗る姿を邪魔しないよう、
良い道具として主張しすぎない佇むシンプルさがウリ。
なので好きなカラーを選んで頂いても確実にハマりますし、
毎日EBSに触れている僕がしっかり合わせます。
大人×シンプル×長く使う。
=革との相性は抜群です。
ルックスもさることながら、
自分で選んだ自転車に、自分が育てた革サドルは格別です。
6.その全てでバランスを崩さない黄金比のフレームワーク。
超軽量、エアロなバイクにカゴは似合わない。
ロゴだらけの、広告塔のような自転車では本革が台無し。
強い言葉をつかってしまったけれど、
このページを見てくださるお客様は
自分だけの自転車を探してネットを旅してきたと思うから。
外出するたびに同じカラー、同じ自転車に出会うのはいやだ。
「ガチ」っぽい感じに見えないものを。
おしゃれして、どこでも入れるような自転車が欲しい。
STUFFならすべてを解決。
細身でクラシカルな
国産クロモリパイプは
強靭で衝撃などにも強く、
ふだん使いからツーリング用途まで。
はじめからコミューター(通勤バイク)として、
ハンドバッグなどを手軽に入れるカゴを取り付けたり。
ふと走り出したくなってお出かけしても。
街乗り仕様で組んだ先週のオーナー様から
今週はガチガチのロードバイク希望の
オーナー様まで満足させる良フレーム。
クラシカルな中にも
ディスクブレーキなどの感性を取り入れ
制動力などの性能部分も安心。
京都の自転車、
EBSのバイクは少数製作。
逆に街で出会えば
「お」。と嬉しくなるバイクブランドです。
バイクチェック!!
STUFFの魅力書きすぎて
今日の目的を忘れるところだったぜ。
前から紹介いってみよう!
フロントビュー。
うーん、重厚感のある佇まいが良いですね〜。
走破性◎なので、普通に道を走ってるだけでも
わざわざ段差にむかっちゃいそうです。
展示会用にお貸ししていたので
パーツとしては試乗車ではもったいないような仕様。
全く気にせずガンガン乗りに来てください。笑
ブレーキ/STIはSHIMANO GRXシリーズを。
マットなレバーの仕上げに少し大きめのブラケット。
けっこう大きいので、グラベル仕様でも
手が小さいんだよな〜って方は
ロード用のSTIで組みましょう。
遜色ないものももちろん組めます。
油圧のSTIレバーはMTBなどの
油圧ブレーキよりも引きの軽さを体感しやすく、
安定したブレーキ力をお求めの方はおすすめです。
導入は普通の機械式よりも少し高いので
このあたりはご予算と使い方に
合わせて選んでいきましょう。
もう一台のロードバイクとして組む試乗車STUFFは
すでに使用していた
機械式ディスク/SHIMANO 105で組む予定なので
違いも体感してみてください。
ハンドルはNITTO×EBSのドロップバー、
「EBS-30」を採用。
山をメインに走る仕様ならもっと幅広い、
八の字になったハンドルを採用しますが
コイツは全地形に対応するようなグラベルカスタム。
どこでも握りやすくてクラシカルなバイクに合うように
太いパイプを使用していません。(25.4です)
ちなみにハンドルには「硬さ」があるのですが
この「EBS-30」は必要以上に硬くしていません。
街乗りやロングライドで衝撃をモロに手のひらに受けすぎないよう、
しなりをしっかり感じることができるようにしています。
もし、パワーを完全に伝えたい、などの要望や
硬派な僕は黙って最硬。などの要望ありましたら
ここはカッチリしたハンドルがおすすめです。
ヘッドセットはChris King/NTSを。
長く使う気であればヘッドセットは良いものを。
説明はもう不要ですよね。
まず交換の必要はなくなるので
ヘッドセットともずっと一緒。
ヘッドバッヂはプレートタイプ。
墨入れは全て僕が行っております。
ボルト留めのバッヂ仕様にもカスタムOKなので
お好みでどうぞ。
ディスクとホイールはSHIMANOのエントリーを採用。
正直シマノの進化は凄くて、
もちろん軽さはないですが
とにかくリーズナブルにホイールを手に入れられます。
手組み大歓迎な僕もこの値段で
ホイールを組むことは不可能なので
ブラックで、リーズナブルに組む、となれば
このホイールは外せません。
性能としても悪くないですね。
重量があるからこそのグルンと回る感じがイイ。
軽くてもっと回ってかつ丈夫なホイールに
組み替えた時の感動を人一倍味わえるのもメリットだな。
ちなみにフォーク真ん中あたりに
付いているボルトはキャリアやライトを取り付ける穴として。
カスタムでこの穴を増やしたりも可能なのでツーリングバイクや
アイデアのある方はカスタムおすすめです。
サイドビュー。
改めて横から。
何かに偏り過ぎたりしない。
僕は現在進行形でかなり偏って見える
「鴨川を走るための自転車」などという
見る人が見れば狂ったプロジェクトを進めておりますが、
じつは根っこの考え方は似通っており、
「変速機付きのSTUFF」、「変速機なしの新型」、
といった立ち位置になるかと思います。
長く使える自転車を選ぶ時に、
いろいろやりたくなるかも。。という思いがあれば
間違いなくSTUFFを選んでいただければ間違いございません。
EBSのバイクはすべてカラーオーダー可能。
250色以上、そこに艶ありや艶なし、二色塗装など含め
かなりいろんなパターンがあるので
ある程度決めて来られても迷うオーナー様が大多数なので
ごゆっくり決めてください。
今回のSTUFFはハーフマット(半艶)で
明るめのシルバーで調色。
今回はブラウンミックスの黒基調でまとめていますが
明暗問わずブラウンや、
ワンポイントでカラーパーツなどに挑戦しても
バッチリハマるバイクになる万能カラーです。
サドルはBROOKSを。
やはりEBS×本革は鉄板ですね。
自ブランドを褒めちぎることになりますが
BROOKSの格調がEBSの佇まいも
一段階も二段階もあげてくれる、
最高のマリアージュかと思います。
ちなみにサドルの型番は「B17 Special」。
B17番の座りやすさと形をそのままに
レールがブラックから銅メッキにアップグレード、
レールを繋ぐ鋲はステンレスから銅に変更。
ちなみにSpecialシリーズなどの銅鋲はステンと違い
手作業で打たれています。
しかも打てる人間はBROOKS社内で熟練の職人のみ。
仕上げまでがSpecialなのです。
たぶんめっちゃ
白いヒゲ生えたじいちゃんが打ってる。知らんけど。
これ、試乗車だよな。。笑
クランクもSHIMANO GRX。
フロントシングル/ナローワイドでさすがシマノ!
なリーズナブル/パフォーマンスを
高次元で成立させるお客様満足度目線。
純正チェーンリングは40tで固定ですが
使いやすい歯数だと思います。
しっかり自分の脚に合わせたグラベルとして組むなら
ウルフトゥースなどの
チェーンリングでカスタムしていきましょう。
White Industriesのチェーンリングも(クランク専用ですが)
かなり幅広い歯数をカバーしてるのでおすすめです。
ちなみにこのGRX、
できるだけ価格を抑えてSTUFFを組みたい時でも
大活躍するので、まずはハンドメイドバイクに乗って、
ゆくゆくカスタム、という時にも輝きます。
こう書くと安価でそれなりの性能、と見えがちだけど、
超一流ブランドがこの価格、スペックで同じものを作る、
ということは
他の誰にも真似できないということです。
ペダルはMKSのALLWAYSを。
ロングライドに出かけるならビンディングも視野に入りますが
スニーカーなどのあくまで普段使いで抜群の効果なこのペダルは
食いつきも良いので長距離も対応します。
このALLWAYSとGAMMA、LAMBDAは
タウンユースに本当に便利で
踏み外しにくいとか、
そんな当たり前のことを超えたフレンドリーな部分を感じます。
なんだったらちょっとあったかい。
リアビュー。
舗装路はもちろん、意外に荒れた道が多い郊外など、
路面の状況を気にせずに走れるサイズ感のタイヤは
無意識のストレス源を排除してくれます。
(あ、段差。避けなきゃ。)
些細な凸凹も気にする細身タイヤとは違う安心感。
とはいえ、その気遣いを経て得られる疾走感も捨てがたいので
オーナー様の使い方にあったサイズ選び、お手伝いします。
消耗品であるタイヤは
ポジティブに見れば毎度乗り味を
変えることのできるイベントだと僕は捉えているので
毎回気分新たにお気に入りの
タイヤ探しを楽しんでいただきたいですね。
もちろん僕もお気に入りの
タイヤ探しを楽しんでいる一人なので
僕の今までも参考に近道しちゃってください。
そんなタイヤはPanaracer GRAVEL KING SK/700C-43C。
STUFFを700Cで組んだ時に入る最大サイズでご用意させていただいてます。
グリップ力◎、走行の軽さもあり、
さすがは日本製のタイヤというところ。
ちなみにこのタイヤは街乗りもできるのに
林道やゆったりロングツーリングでも輝くのですが
京都市内でめちゃくちゃハマるシーンがあります。
それは「御所」。
走ったことがある人はわかると思いますが
めっちゃ砂利。
普通なら走りたくない、って感じると思う。
めちゃくちゃ静かでいいところなんだけどね。
でも、あそこをストレスなくガリガリ横切ることができたら…
あの一角の地図の見方が変わります。
それを可能にしてくるのが32Cくらいからの太さで、
この43Cクラスになると無駄に砂利を走りたくなるレベルまできます。笑
そもそも走るの諦めてた、って場所って意外とあるので
見慣れた道を探検している気分になれるかも。
ちなみにこいつは砂も得意です。
リアディレイラーもSHIMANO GRXで。
ロードバイクのようにパシパシ変速しながら
チェーン落ちのリスクを減らし、
MTBのような大きいギアまで扱えて
いいとこどりです。
個人的にはメカメカしい(メカですが)
感じが好みで、
型番もRXとかから始まってロボットみたいで好き。
調整もしやすくて
ライド時の単独での微調整などもすぐにできます。
細かな調整方法は納車時やその後もいつでもお答えしますので
セルフメンテに挑戦したい方は御気軽にどうぞ。
これからこの日本唯一のEBS専門店、
京都のハンドメイド自転車屋さん
velo stand KYOTOの試乗車として
長く活躍してもらうバイクなので、
これから僕も試乗したりと、もしかすると
けっこう目にすることもあるかもしれません。
自分のライフスタイルに合わせて変化できる、
ずっと使える自転車だとおもうので
試乗のご予約はいつでも、予約なくても乗れます。
その他現在当店にあるストックフレーム、次期製作のご予約など
STUFF含めよろしくお願いします。
ちなみにインスタでは先に公開していますが
現在FLOAT451Sの当店優先ストック分が3本入ってきております。
RAWのLサイズは売れてしまったので
残りは2本、パーカー/ノンパーカーRAW
両方Mサイズです。
人気のRAWカラーを
お得な価格で手に入れるチャンスですし、
現在僕にできることキャンペーンで
全ての新車の組み工賃を2万円引きで
やらせて頂いておりますのでそちらもあわせて。
ではでは。。
ご紹介したバイクのまとめ
Engineered Bike Service
STUFF/Disc/700C
SIZE: S (510) M (535) L (560)
適応身長:160cmくらいから〜
KASEI022 ダブルバテッド フルクロモリ
フレームの詳細はこちら
instagram #EBSbikes
最後まで見てくださった皆様に今一度BIG UP。
みんなで乗ろう イービーエス(YES!!)
MASN
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] STUFF自体の良いトコロは先週のブログにて書いてるので無理矢理まとめた6選をどうぞ。笑「グラベルカスタムSTUFF試乗車登場!!」今回のバイクと同じとは思えない振り幅が魅力です。 […]
[…] グラベルロードSTUFF/Test Ride Model […]
[…] グラベルロードSTUFF/Test Ride Modelの詳細はこちら。 […]