さて、今週もはじまりましたね、
EBSブログのお時間です。
今日はお店開ける前に
大原までぶらっと
行こうかと思っていたけれど
昨日調子に乗って懸垂してしまって
背中が爆発しているので断念。笑
弱い。弱すぎるぜMASN。笑
なぜ懸垂を
するはめになったかはお察しください。
全く回数はこなせませんでしたが
自転車にも多大に作用する
背筋群が弱っているというのは
バイクショップとしてどうなんだ
(いや、そんな感じのお店じゃねえけど笑)
ということで僕の中でもっと乗る2020秋がスタートしました。
ここ最近はカスタム依頼も多く、
EBSで町から山までどう遊ぶか、
というオーナー様多いです。
その流れに完全に触発されているので
今悩んでらっしゃるお客様も是非乗りましょう!
良い自転車に乗ると、なにかしら開きますよ。笑
そんなこんなで
10月は店頭展示バイクを紹介するとか言ってたけど、
2020年の3期オーダーのLeaf Longが完成しだしてるので
まずは一台ご紹介。
今日のご紹介は
こどものせミニベロとして圧倒的評価の
EBSからはLeaf Long。
今回はタウンユースで必要な機能と
ロングライフかつそれを楽しめるようなご提案。
そして今回もナイスカラー。
僕の写真技術では伝わる可能性が5%くらいしかありませんが
光のあたり具合によってかなり印象の変わるカラーとなりました。
可愛さとかっこよさの中間で、無骨さと高級感の中間。
白黒つけない、そんなカラーが今の気分。
こんなカラーもありますよー、
からのこのご提案。最高です。
ってことで
今週のご紹介は…
Engineerd Bike Service
Leaf Long
うーん、良いね。
誰がどう見ても「青」なんですが
オーナー様も、僕も、実物を見た方は
「青色です」とは言い切れないでしょう。
そのくらい絶妙なカラーリングで
金属感感じるトランスブルー。
いや、ブルーって言ってんじゃんって思うよね。
そうです。ブルーなんです(!?)
けど、けど!それだけじゃないんだよ!!
今回のオーダーはママパパと共用。
ってことでお二人のああしよう、こうしように
僕が横でささやくというスタイルにて完成。
ブルー&ブルーが京都の街にグッと差します。
EBSオリジナルカラーRAW。
寄りで見るとこんな感じ。
クロモリの素地がギリ見える濃度で
ブルーを吹いているので
RAWカラーのような磨いた鉄の風合いも残しながら
奥行き感のあるカラーとなりました。
溶接の真鍮ろうが少しだけ見える感じも良いでしょ。
Leafシリーズはこの限界までまたぎやすく、
かつしっかりと乗れるように
手曲げを含めたトップチューブが一番の特徴。
直線的な自転車のデザインにまるみが入るので
優しく、可愛い雰囲気が出てくるんですが
もうひとつ。
ここに一番光が差し込むので
カラーの陰影も出やすく、どんな色でも映えます。
今回はちょいと絞りの入ったハンドルをチョイス。
けっこう乗り味変わりますね。
小回りガンガン効かす感じ。
それでもチャイルドシートと干渉せず、
お子様との距離を包み込むようなナイスハンドルは
やはりNITTO。
ノースロードバーというイギリスの由緒ある伝統の形です。
ちなみに逆に取り付けると
ほんの少しだけドロップしたハンドルになるので
いつかはそんなカスタムもありかも。
ドロップハンドル化されたLeaf Long、最近一台見たんですが
カスタムとしてはやってる方もあまりいらっしゃらないので
面白いと思います。
グリップはBROOKS。
レザー、ってほんと優秀で
合わないことなんか一回もない。
なんなんでしょうね。
しかも長く使えるし、
乗り初めからはじまる自転車生活の中で
経年変化していく本革パーツたちは
所有欲を満たすとともに
これから重ねる思い出とのストーリーも一緒に育む。
「これは君を乗せるために迎え入れた自転車なんだよ」
「その時の革サドルを君に引き継ごう」
みたいなことをやってみたいもんです。(遠い目)
ブレーキレバーはVO。
Vブレーキ用レバーでも随一の仕上がりじゃないかな。
握り心地/タッチと共に最高で無駄にブレーキかけたくなります。笑
EBS別注D-basket。
EBS専門店だからできる
過去作品の復刻や
特別製作までのスピード感。
このあたりはやはりオーナー様と
生産者が直接繋がれる
EBS京都のメリットかな、と思います。
こんなんできる?
が即返答できるのが◎
いつもこんなつらつらとしたブログを見てくださっている
狂った(褒め言葉)お客様はご存知かと思いますが
今年依頼くださったLeaf Longのオーナー様が
「このバスケットつけたい。」とオーダーくださったのが
このMLTN D-Basket。
少しマニアックな雑誌に掲載して頂いたのと、
過去のインスタにほんの少しだけ載せただけの
数少ない情報をキャッチしてくださった
まさにEBSっぽいバスケットなんですが
その時に限定で極少数、限定で製作したんですね。
その時のラストワンがこのLeaf Longに入ってます。
詳しくは「The Leaf Long」
からどうぞ。
かなり可愛いからまた作りたいんですが
現在ありがたいことにフレーム製作がたくさんで、
まだまだ先のお話となりそうです。。
10月はダイナモライト導入がお得。
バスケットの足にはライトマウントを増設。
そしてやはり便利すぎるダイナモライト。
今回はBMのIQ-XSを。
残念ながら現在は完売となっているライトですが
全てのパーツが入手困難な2020年この時勢の中
EBSにも再入荷しますので是非。
もっと明るいIQ-Xというライトもあるんですが
そのボディの高級感そのままに光量をリサイズした名作です。
ちなみに10月は
「秋の夜長キャンペーン」というまたわけのわからんことやってまして
「自分ではあんまり買わないけどあったらめちゃくちゃうれしい」
誕生日にちょっと高めのデパコスいっぱいもらえた!
みたいな最高キャンペーン。
詳しくは前回ブログの後半をご覧あれ。
「秋の夜長キャンペーン(後半に記載)」
というかこれ単体でブログ書くべきだな。。
検討します。笑
土日のみの開催となっておりますので
はやくも残りあと7日となりましたが
EBSのフレームなら車種問わずなので是非。
EBSヘッドバッヂ。
やっぱり撮っちゃうEBSバッヂ。
この飾らないステンレスが人気で
シンプルなフレームワークにアクセント。
実はヘッドチューブってあんまり見えないんだけど
それでいいのだ。
長く使う気満々ならKING。
こどものせにKING?!と言われる方もいるでしょうが
剛健なヘッドセットは全ての自転車に必要。
チャイルドシートもついてるしね。
一生なめらか。
ストレスフリーの一端を担う重要パーツです。
BMXタイヤで軽々ころがろう。
タイヤはMAXXISをチョイス。
1.85という少し太めに感じられるタイヤ規格は
実は世のミニベロには少しずつ増えてきているサイズ。
EBSはトレンドを追いまくったりして
訳わかんないことになることを嫌いますが
タイヤって消耗品。
なら、常に今の「良い感じ」取っとく、
ってのが僕のスタンス。
惑わされずに押さえる。ファッションと同じく。
BMXでは2.4あたりの
極太タイヤが多くラインナップされていますが
別にLeaf Longでトリック決める訳ではないので
このサイズで。
MTBやBMXで培われた強靭なタイヤは
なぜか可愛さを感じるスキンサイドで。
当然速さや耐パンクなども考えられており
高次元でまとまってます。
特にサンドコンディションには一際強く
鴨川などの砂地/舗装路のミックスなどは
絶大な安心感です。
わりといろんなタイヤあるので
Leaf Long乗られてるオーナー様、
これから乗ろうとご検討されているお客様も
こんなタイヤある?こんな色ある?と聞いていただければ
トータルコーディネートのお手伝いさせていただきますので
お気軽にどうぞ。
ハンドルぶれない。スプリングつき。
Leaf Longはハンドル下に
スプリングを取り付けられる台座が標準装備。
今回のようにフロントにバスケットが取り付けられている状況では
かなり有用なものとなりますので
バスケット付きならば迷わずインストールします。
重心低めで安定感◎。
またがりやすくてこぎやすい。
自転車自体が軽いからスイスイ。
取り回しも楽(これ大事)
2020年分の製作も最終予約となりましたが
やはりこどものせ自転車としては
これ一択!というくらいおすすめですね。
Wガードクランク。
クランクはSuginoを。
あえてのプラガードつきにて。
チェーンカバーを取り付けない、
という前提があればめっちゃ良いクランク。
(チェーンカバー取り付け可、ですが要加工です)
ミニベロに欲しいギア比を一発カバーする大径チェーンリングに
巻き込みづらい両側からのガード。
チェーン落ちを防いでくれるのも良いね。
トリプルシールドベアリングという選択肢。
ペダルは三ヶ島ペタル。
このNEXTシリーズというペダルは
従来の上位版primeシリーズのさらに上をいく最新作で
内側に二つ、外側に一つ高精度のシールドベアリングが入ってます。
ペダルは全体重といえるくらいの荷重がかかる上、
自転車に乗る限り必ず使うパーツ。
なのでガタがでたり、なんか一周ごとにキュルキュル鳴る。。
とかがままある箇所だった。
正直かなりストレスになります。
先ほどのKINGヘッドセットも同じ理由で
なんかハンドルまっすぐにした時に一箇所ゴリゴリしてる。。
とかをほぼ永年解決するパーツなんですが
MKSのこのペダルも
「完璧にセットしてあるから分解すんな」
みたいなことが書いてあるくらい高精度かつ高寿命です。
回転性ももちろんエグいなめらかさなんですが
内側に二つ入ることによる圧の分散。
それを可能にする高精度なシャフト、シェル。
それをハンドメイドという
MKSもまたジャパンプライドメイカーです。
外国の方にペダルは?
って聞いて「MKS」って返ってくるのと
ハンドルは?って聞いて
「NITTO」って返ってくるって素晴らしいこと。
僕たちも「EBS」って返ってくることを胸に邁進だ!!
チャイルドシートはYepp。
Thuleと合併して
超強力チャイルドシートメーカーとなったYeppは
一体成形のモールドにより
複雑な形でも柔らかさを損なわずに乗り心地を向上。
実際柔らかくて
これはハンモック的な乗り味あるだろうな。。
という感じです。
僕の幼少期は黒い金網みたいな椅子に
マリオの座布団敷いて育ったので超絶な進化。
もちろん金網もマリオも最高。
サンキュー母。
僕はチャイルドシートに異常に詳しい男に育ちましたよ。。
Yeppからはなんか可愛い毛布とかも出てるし
可愛さならYepp、格好よさならThuleといったところでしょうか。
サドルはBROOKS。
じゃあ乗り手の座席はどうなんだというと
やはりのBROOKS。
BROOKSサドルも
レールに皮を張って上に乗るいわばハンモック的な構造なので
一度自分の形に育ててしまえばかなり長く使えます。
それこそ10年のお話。
そしてキングオブ革サドルのなかでも
BROOKSをBROOKSたらしめた
B17をセレクト。
座面が広く座りやすい。
アップライトなポジションは誰が見ても乗りやすそうでしょ。
チャイルドシートがついてなくても自転車として良くないとね。
チャイルドシートありきのバイクは好きじゃないです。
それって結局「その後」はくたびれたママチャリ、になっちゃう。
やっぱ、選んでもらったからには
最大限に活かしきっていただきます。
そのため必要なメカニックはここにいて、
僕たちが作って、僕たちが売ってます。
ですので一台ずつ、僕が見ますので。
ハンドメイドバイクで、国産クロモリでこのお値段。
は自負できるお得さがありますが
僕からしたら大金ですので、
僕が提供できる「得」は全部出そうと思ってます。
Leaf Long専用リアキャリア。
Leaf Long用として開発したこのキャリアは
キャリアにしては必要ではないH型の柵が入ってます。
実はこれこそがうしろのせ時に必要なもの。
本来、後付けのヨーロッパのチャイルドシートは
いろんなキャリア、車種に対応すべくアダプターが必要になります。
これが重い。1.5キロとかある。
Leaf Longは軽快さや
一人乗りに急に転じれるスピード感がウリなので
電動の半分の重量といえどこれ以上の重量増は避けたい。
なら、アダプターなしで、専用にすればいいじゃないか。
というのがEBS的発想です。
YeppやThuleならばポン付けで取り付けOK。
この時点で1.5キロのシェイプに成功してるし、
無駄にでかいアダプターもなし。
もう一点メリットがあって、アダプターがキャリア側にないので
乗せない日は工具なしですぐに取り外し可能。
そのあとは何も載ってないので荷台としてしっかり使えるという訳です。
そう遠くない未来にまたこのバイクを紹介する時は
後ろのせがついていることでしょう。
EBSこどものせミニベロ専用スタンド。
メカメカしくてちょいと武骨な作りですが
超絶安定感あります。
Leaf Longのこどものせバージョンには標準装備。
もちろんノーマルスタンドも取り付けOK。
これもこの先への工夫。
こどものせ専用スタンドは確かに安定感がありますが
どうしても重量あります。
ここは必要なものなので全く気にせずに必要なものは全て投入しています。
でも、ずっと必要か?
となれば違います。
チャイルドシートが外れて、横で自走するお子様。
学校に行き出して、一人でお買い物をすることが増えたり。
そうなればEBS京都にスタンドを返却ください。
かわりにここにWレッグのスタンドをプレゼントします。
しっかり使って、またこれからも。
自転車を使い捨てない、というブレない理念。
リアハブはXTを。
実はディスクブレーキ化OKなLeaf Longは
135ミリ規格なのでMTBのハブが使えます。
過酷な環境で性能を損なわないよう設計されたハブは
街乗りでも気持ちよく長く乗っていただけます。
自転車の後ろ姿っていいよね。
こんな可愛くてカッコいいこどものせミニベロって
Leaf Longだけでしょ、ってくらい。
オーナー様はすでに走り回ってらっしゃると思うので
体感していただいてるかと思いますが
BMXタイヤとこどものせ、相性良いです。
エアボリュームたっぷりの乗り心地に
グイグイ走るBMXならではの転がりの良さ。
このバイクは共用ながら、
やはりご一緒に、家族全員で鴨川を走りたい、
という思いも聞かせていただきましたので
できる限りお父様の理想に沿った自転車作り、
お任せいただければと思います。
鴨川を家族で走る。
これ京都でできるかなり幸せな日常ですよね。
この体験に京都で作った京都の自転車で、
この度鴨川二条というど真ん中でやらせていただいております
僕たちEBSのバイクを使っていただいているというのは
かなり嬉しいことです。
僕もまあまあ鴨川は走っているので
お会いすることがあればよろしくお願いします!
メンテナンスやああしたい、こうしたいなど
いろんなご要望できるだけ実現しますので
またいつでもお越しください。
いやー、良かったですね〜。
Leaf Longご検討中の方は是非オーダーくださいませ。
2020年は今までで一番Leaf Longを製作しましたが
ここからまださらに冬季の予約の最終受付、
4月までのおくりむかえハイシーズンにむけて作ってまいります。
今年は入園が遅れたり、そもそも自粛だったり。
僕たちもパーツが整わなくてかなり苦労したりと
(ないパーツは来年の秋までないらしい。笑)
いろんな「大変」が渦巻きまくってましたが
僕たちは日常の生活を少しでも楽に、快適に。
かつ長くそれが続くような自転車作りをしています。
製作台数は極小で、
誰でもいつでも、というバイクではありませんが
オーナー様となっていただいたならば
道具として最大限に使っていただけるよう
いつでも寄り添いますのでご購入の方はお気軽にご相談ください。
来週は通常営業、
月と金は12:00-18:00でKBが、
土と日は11:00-20:00で私MASNが立っております。
来週こそ大原行きたいね。
新鮮なたまごかけごはん食って
旬の秋野菜で料理したい。
謎懸垂会が開催されないことを祈る。笑
ではでは。。。
MASN
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 1台目のブルーも同じ仕上げであの時よりはある程度イメージしながら決めれるとはいえなかなか決断の必要なカラー、ナイスです。記念すべき1台目、ブルーのこどものせミニベロのLEAF LONGが気になる方はこちらもぜひ。「爽やかブルー、なのにエレガントなLEAF LONG。」 […]