自転車原体験。〜そして鴨川へ…〜

どこかの勇者のような
誘い文句からはじまった本日のブログ。

今週もありがとうございました。

さすがに土曜日は雨でさみしい店内でしたが
日曜はバッチリ秋晴れ。
たくさんのご来店感謝です。

写真撮影の時に
ご来店頂いたお客様はすみませんでした。。
「ここや!!」って瞬間にしか出ないのですが
それでもやっぱりこうなるよね。

ちなみに撮影はオープン前後行ってることが多いです。
それ以外は目の届くところで撮影するので
探せばカメラ持って自転車撮ってるヤツが必ずいるので
お声がけくださればすぐに戻ります。笑

ご予約していただけると最高ですが、
フラッと行けるバイクショップでありたいとも思うので
このへんワガママ言いますがご了承ください。笑

その分、
しっかりお話お聞かせください。
しっかり僕もお答えします。

最近はカスタムオーダーを多く受けてて
少し仕様の違うホリゾンとかの予定が入ってたりするけど
やっぱね、シンプルイズベストを
感じさせるのは今日みたいなバイク。

EBSのフレーム自体シンプルだし、
あんまり足し算しすぎないようにしておりますが
そういったドレスアップやチューンナップと違った根本の部分。

シングルスピード。
改めてこれだね。
ほんといろいろなカタチやジャンルがあって、
その都度色々吸収してまた良いものを作り出すけど、
この良さは定期的に帰ってくるし、ヤッパ良い。

日本に5台しかないのに結構な頻度で紹介するのは
EBSはKamogawa。
シンプルな街乗りに完全に適応させたシングルスピードなんだけど、
なんでしょうね、この軽やかさ。

ストックしていたフレームは完売していますが
また作るので是非オーダーよろしくお願いします。

ってわけで今週のご紹介は鴨川を一番楽しく走れる自転車。

Engineerd Bike Service
Kamogawa

改めて完成された良さを感じますね。

Kamogawaはその他EBSフレームのように
フレームセット売りからひとつずつパーツを一緒に選んでいく
かたちではなく

「こんな形がオススメだよ」っていう
カタチを予め作らせていただき、
完成車としての価格も出した、
EBSというハンドメイド工房から出た
EBS京都のモデルという位置付けのファーストモデルでした。

そして、試乗車を店頭に置いて
みなさまに乗って頂きいろんな意見を聞いて
完成したのがこのカタチというわけです。

とか言いながら5台が5台とも同じ形で出るはずがないのが
やはりEBSを尋ねてくださるオーナー様でしたね。

今回も少しだけハンドルを変更して頂いたり
走る地域や走りたい力加減に合わせてギア比も少し変更。
一度決まってさえしてしまえば
最高のパフォーマンスを長く発揮するのが
シングルスピードの良さでもあるので
これから末長くお願いします。

女性人気圧倒的No.1のRAWカラー。

Kamogawaの仕様に関しては
過去を掘っていただければ散々語っているので
もはや説明不要といったところですが

このモデルを製作するにあたって
「EBSとしての使命を全うしながら」
「鴨川をストレスなく走破できること」
「ハンドメイドバイクをもっともっと身近に」
このあたりは大切にしていったところ。

その中で
完成車ではそうそうないRAWカラーをチョイスしたのは
やっぱり「カッコいいから。」
無色というのは逆に何色でも溶け込むということが
RAWに多く触れることで理解してゆきましたが
まさかこの武骨極めたRAWが
女性に支持して頂けるなんて思いもしなかった。

僕はこの「〇〇に向けてつくる」といったことが圧倒的に下手で。笑
オーナー様とやりとりしたりお話したりの上で作り上げるのは
まあまあ自信があるんですが。

そんなわけで新作や新しいカスタムに
自分の狙い通りなんてありえないのが常なんですが
今回もいい意味でご支持くださり本当に感謝です。

もはやカラーチャートなど目もくれず、
艶ありのRAWか艶なしのRAWかでじっくり迷っていただきました。笑

EBSのバッヂにポリッシュ、RAW。
金属感満載なれどこれ以上ない色味の少なさなのに
なぜか振り返る存在感。
鴨川で「シンプルであることが目立つ」バイクを見かければ
それはKamogawaです。

5台しかないけど
その5台全員が笑顔になれるバイクにできたかと思います。
それを見た5人が、10人が欲しい!
って言ってくれればバイクショップとしては最高です。

カメラに望遠が入ったまま撮影に出てしまって
この写真はめっちゃ遠くから撮ってます。笑

今回のポイントは
ハンドルをプロムナードからポーターに変更したところ。
このハンドルは一切ライズがない並行なハンドルで
どんなバイクも一気にレトロに見せてくれるハンドル。

EBSの別レーベル、
Tobira BicycleのTobiraハンドルをチョイス。
実は少しだけハンドルカットしていて
より軽快な感じになってます。



そしてブレーキレバーは大好きなSS-6。
かなり握り込みやすい。
そこからBROOKSのレザーグリップを。

控えめに見せた真鍮のベルにワイヤーの先端に忍ばせた
真鍮のキャップ、RAWの端端に見られる真鍮ろうのあと。
表現するならばシルバーな全体像にゴールドを散りばめて。

オプションのTeha’amanaのフレームパッド本革製。
BROOKSに合わせたカラーで作って頂いてるので最高の相性。
フレームの傷防止、って意味ならロングタイプをチョイスするべきだけど
「レザー」ってそれだけじゃない。
これ巻くだけで一気に可愛くなる、魔法を巻くんです。

意味などと文を書き始める僕が野暮ですね。

鴨川散策一つの解。VOLUMMYタイヤ。

タイヤの話も散々したから多くは語りませんが
「鴨川を楽しく走れるなら京都全部楽しいんじゃね」
ってところがこのKamogawaの根本なので
平坦多し、走りやすい京都においても
やはりタイヤの幅や材質、凹凸などは大事だった。

で、太めなタイヤは
普段使いに重いしもったいないし…
細いと怖いしなあ。
ってなっていろんなタイヤで走ったんだけど、
まず決まったのは32Cというタイヤ幅。
多分京都に限らずちょうど良い太さだけど、
やはり例に漏れず素晴らしい走り心地だった。

その後色々試して、
鴨川、岡崎公園、宝ヶ池公園、
西京極運動公園、梅小路公園、大原道の里。
そして御所。

そこに向かうまでの道のり全てを考慮し
このギア比率、タイヤなら全部行ける!!
ってなったのがこのVOLUMMY。

いい感じの太さに砂の上でも行ける感じ、
空気の量があるから乗り心地良し、日本製。
そんでもってフォントが可愛かったから。

京都には四方に大きい公園があって、
どこに住んでてもめっちゃちゃんとした公園がある。
ならそこで暮らす人のことを考えてみよう、って思って
散々乗りましたが結果本当によかったです。

サドルも本革で。

BROOKSのサドルはまさに説明不要の良さ。
かっこいいし可愛いし、高級感あるし長持ちだし言うことない。

ただ。。。
すでに気付いておられる方もいらっしゃるでしょうが
完全に供給不足に陥ってきました。

現在あるストックがなくなれば
次の入荷は早くて2021年の3月あたり。
ないものは完全未定という状態なので
インストールご検討中の方はすぐに手に入れるべき。

じつは他のパーツも忍び寄るsold outがあったりしますが
来年はかなりシビアなパーツ選定がもとめられそうです。。。

今回のハブはDCからはGran Compe。
鬼コスパで知られるハブですが
今回もしっかり分解、再組み。
このKamogawaはハンドメイドバイクを手軽に感じていただくため
出来る限りリーズナブルに努めましたがパーツに妥協するとは言ってない。

GCのハブは精度もそれなりに良く
購入後すぐに滑らかに回りますが
その上を目指すべく、
私MASNがシングルスピードに乗り続けた結果完成した
上質なケミカルをしっかり浸透。
今回はシールドベアリングなので粘度も少し変え、
めっちゃ回るスケートボードのウィールの様なホイールに仕上げました。

このケミカルは政治的に公開できないですが
いつか店頭に置ける様邁進します。

少しだけ軽めのギアで。

Kamogawaは700Cというタイヤサイズ。
いわゆるロードバイクサイズで
直進の安定性や巡航速度の安定感が魅力ですが
それを漕ぐ力は人それぞれ。

同じサイズでも
競輪選手のような激烈なパワーを要するギアもあれば
軽々、スイスイ漕げるけど最高速はそこまででるわけじゃない。
ってギア比もある。

今回は僕が決めた標準より少しだけ軽め。
今までクロスバイクとか乗ってきたけど、
変速機ついてたけど全然つかってなかったな。。
でも坂ではちょっときつかったかな…
って方には感動出来る軽さに仕上がってます。



ハンドメイドのEBSのフレームの軽さに
シングルスピードの余計なものがついてない軽さ。
そこに京都の街を散々走って、オーナー様の試乗風景を見て
走るエリアを聞いて、実際どうだったか聞いて
「これや!!」ってとこドンピシャで狙ってます。
軽く走れるのにグイグイ走る感じ。
出るに決まってるでしょ?

クランクはSUGINOにキャップもSUGINO。
オールシルバーで高級感ある仕上がりだし、
クランクは一生ものです。

違うものが欲しくなる日が
いつか来るかもしれないけれど、
シングルスピードの有用性は永遠です。

最高級のマウンテンバイク、何よりも軽いロードレーサー。
目の前に置ける環境があったとしても
街に出る時、
ふと何故か乗っちゃう自転車、それがシングルスピードです。

あれがすごいとかこれが最新とか、そんなことはないんですが
京都という街中を走る上で、
嬉しいリズムのある公園の中の自然や最高の環境である
鴨川を敢えて通りたくなる、楽しい自転車作りができたと思います。

EBSのラインナップの中には入らない、
特別製作モデルとなるので基本的にEBS京都でしか手に入りませんが
2021年製作分も是非オーダーよろしくお願いします。

秋晴れの鴨川は
水遊びもまだOK、水の音に囲まれながら読書OK。
颯爽と駆け抜けるサイクリングもOK。
ただ向こう岸に渡るだけもOK。

この写真だけでも鴨川が
最高にユルい時間が流れているのがわかると思います。

僕は偶然こんな最高の環境が徒歩1分のところに移転して
自転車を作ることができていますが
鴨川に自転車で行って何かする、
ってのは皆様にお伝えしたいことのひとつです。

願わくば、それが京都の自転車で、EBSであったら。


全然関係ないけど、
親子で狩りをするときは
子にチャンスが多いハネ際に立たせ、
しかもちゃんと狩れるまで見守ってるんですね。

親すげえなって。ただそれだけ。笑

お前こんなことしてるからブログ間に合わないんじゃね?
とか言われちゃいそうだけど
この鴨川の時間はかなり色々僕にインスピレーション生んでて
街乗り自転車から拡がる地図がどんどん広がってます。

ようは楽しく自転車乗れれば最高といったところです。笑

そしてEBS京都の前に三条会商店街にもある
KAMEE COFFEEができた。

いままで
「このへんにカフェないん?」
とかマグレで店内満員になったときに
お待ちいただけるスペースをご紹介する場所が
少しだけ距離あったんですがこれにて全て解決。笑
KAMEEさんありがとうございます。笑

一度お話し合いが始まると
まずは2時間くらいは話し込んで決めていくので
どうしてもその間にご来店された
お客様はお待ちいただくことになります。

この場所にカフェがあれば
終わったのも見れるし最高。
一番あったらいいな、って思ってたのは僕だった様です。笑

オープンしたらまずはコーヒー買いにいきますね。

僕も二条エリアを生活圏としていますが
最近の二条、東西問わずかなり盛り上がっててかなり楽しい。

近くのバイクショップ様とコラボもさせていただいたり、
垣根もなにもあったもんじゃない、
京都が盛り上がる最高のタイミングに
僕がいさせていただけることに感謝。

今週もよろしくお願いします!!
今回のオーナー様のパートナー様も
EBSご検討中ということで、重ねてお待ちしておりますね。笑

ではでは。。。

MASN