みなさまこんばんは。
今週も始まりましたバイクチェックのお時間です。
緊急自体宣言下ということもあり、
かなりさみしい街中となっておりましたが
鴨川周辺は密とは無縁な広々としたエリア。
昼も夜もおさんぽしておられる方や
軽いサイクリングを楽しんでおられて
非常にゆったりとしておりました。
EBS京都でも納車のオーナー様、
メンテナンスのオーナー様をはじめ
ご予約にて完全に分散し御来店下さいましたお客様、
全てのみなさまのご配慮により
本日も営業することができました、ありがとうございます。
やっぱり電車問題や
有酸素スポーツとしてのハードルが低い、続けやすい運動として、
シンプルに乗り物として、だけでない
自転車としての関心が非常に高まっていることは僕個人としても感じます。
全ての工程を京都で、手作業のため
どうしても時間がかかってしまい、
最速のものでも1ヶ月〜とお時間をいただく類のバイクではありますが
一年のうちに2度の緊急事態、
もはや何が起こっても自分で対処するしかない
このご時世に
「長く使える自転車」という選択肢は非常に有用だと思いますし、
これからどんどん暖かくなってきて、走り出したい気持ちになるのは間違いなくって、
少しでも心肺強くしようという方、渋い自転車作りにこられた方。
まじで迷ってて遠方からメールで問い合わせていただける方。
世界に一台のこどものせ自転車作りたいママ。
京都のような自然と街のMIXがかなり競る割合で混合されていて
全ての道を自転車で遊んでやろう、って兄さん。
飲食業で看板になる、移動販売もできるようなスタイルをご提案してくださる姉さん。
いろんな方のいろんなお話を聞いて、僕ももっと表現したくなりました。
そんで、今週のご紹介は
クラシカルなスタイルをミニベロで表現。
軽い!速い!みたいな競争に飛び込む考え方ではなく、
自分のスタイルを最大限に表現し、
自分のスピードで、でも自分が出したスピードは滑らかに伝わるように。
そんな思いのこもったバイク。
パキッとスタイル出すためには
ある種の不便も気にしないという
潔いオーダーに響きまくってしまい、
お時間はいただきましたが完成となりました。
僕個人も固定ギアという原始の機構で不便とされている
(実は全くそんなことはないんですが)
自転車を愛用しており、その気持ちめっちゃわかるので
スタイルを出しながらも不便を感じさせないような作りを大切にしました。
そんな本日のご紹介は…
Engineerd Bike Service
FLOAT 451R
うーん、眩しい。
パールホワイト/ラグメッキの光をしっかり反射するカラーリングは
写真に収めるのに苦労をする美麗な仕上がり。
この時望遠レンズしかなくって、
めちゃくちゃ遠くから撮ってたのを見ていた人は
確実に変なやつだと思っていたとは思いますが
そのレンズの先にはネオ・クラシックなミニベロが。
パールホワイト、って言ってもいろいろあって
今回のは少し黄色を際立たせたアイボリーパール。
オーナー様はお車も白でしたが、
相反する白色って感じでめっちゃハマってました。
2020年、コロナ渦と呼ばれる前にオーダーいただき
鍍金職人さんなど全ての職人が仕事ができなくなったり
パーツが全く手に入らなかったりと思いっきり巻き込まれ、
この一年で一番納車に時間がかかってしまったバイクとなりましたが
それも思い出。(ホントかよ)
おそらくこのバイクを語るにあたり、
あの誰しもが初めての混乱の渦中産まれた自転車である、というのは
枕に欠かせないワードとなるでしょう。
もちろん長く使うにあたり
仕様変更や交換する消耗部品はありますが
EBSでもロングセラーなFLOATというフレームに
メンテナンスフリーなアイテム達や美しいパーツ達。
10年以上経っても基本設計を変更せずに
愛されているFLOATシリーズにばっちりハマるチョイスだし、
変わらない良さのあるタイムレスなミニベロが出来上がりました。
フロントビュー。
コンパクトなランドナーバーに
敢えての昔チョイスなケーブル露出型のブレーキレバー。
オールシルバーにハニーカラーのレザー、車体カラーと相まって
紳士感抜群なのに可愛いと言われる側面もあり。
EBS KYOTOでは展示のバイクは試乗車が多いため
これからオーナー様となっていただくためのイメージの邪魔にならないように
敢えて控えめのカスタムや純正カラーとしていることが多いんですが
やっぱりどのオーナー様納車待ちバイクも存在感がすごくて、
毎度御来店されるお客様に「これ、販売してるんですか?」と聞かれる日々。
毎度のことですが
「これだけ反響あるなら納車したくねえなあ。」
と半分マジで思うくらいです。笑
納車待ちの車体は長くても
二週間くらいしか店内にありませんので
他のオーナー様のイメージを実物で見ていただけるのは
ご自身のイメージにも良い刺激が入ると思うので
もし長くご検討されてる方いらっしゃいましたら
そんなバイクに巡り合ってみるのも一興です。
EBSのバイクはレザーパーツやシルバーパーツが良く似合うし、
スタイルとして多く支持されているので
どうするか悩んでる最中、
「あ、こんなところもイジれるんだ?!」って気付けたりもしますね。
素晴らしき古典。ランドナーバー。
セミドロップ系のハンドルは個人的に好みで
ラウッターワーサー系はもちろん、マスターシュ系も
自分のバイクに取り付けていたりして
ロングライドと街乗りをクロスオーバーするバイクには
この系統のハンドルが最強なんじゃねーかって思うくらい。
思ってるよりもコンパクトで街中の狭いところもスイスイいけるし、
下ハンドルもかなり近くて全力で漕ぐためだけではなく、
負担なくポジションの変更をしたり、全身で坂を上に適したスタイルにもなる。
なにより、知識の多寡に関係なく
誰が見ても「あれ?2021年モデルの自転車じゃないよね?」
ってなるフォルムが最高。
まさか、そのバイクが新品で、現行パーツのみで組まれているとは
ぱっと見思えないのが最高。
現代でもかっこいいと思える少し変態的に曲げたパイプが最高。
最高だらけのハンドル。(お前が好きなだけやろ)
たまに店の前に
これ系のハンドルをつけて停まってる僕のバイクがあるので
それは試乗自由です。
ちょっと挑戦するのに勇気がいる形状ですが
このランドナーバーなら見た目も使い勝手も抜群なのでカスタムにもぜひ。
ワイドでフレアなドロップが全盛のこの時代にコンパクトドロップ、最高です。
今もかっこいい露出型レバー。
ブレーキレバーもレトロなものを。
Gran Compeからケーブル露出のブラケットレバー。
ラバーフードも上部のワイヤーアジャスターも個別に手に入るので
長く使えるし、この必要なもの以外ついてません、機能的です。
という潔さって昔からあるパーツに必ず組み込まれてるスピリット。
僕もこの気持ちは持ち続けたいですね。
このバイクはハンドル周りに色々載ってるので
フロント偏重で紹介することになってしまいそうですが
後ろ姿も妖艶なり。
今じゃSTIレバーも当たり前となり、
全ての機能がブレーキレバーに内蔵されているので
ある意味スッキリはするんですが
この旅感。最高ですよね。
バーテープはクランプにてフィニッシュ。
別にテープで良いです。なんの不具合もないです。
そこをわざわざクランプで留めるのが最高。
ラグステム。
ステムはNITTOのラグステムを。
ラグドフレームにドンピシャマッチなのは当たり前ですが
しっかりステムとしての精度としても良いです。
あんまり数が多くないのも良いね。
僕たちは1インチ規格を当たり前に使いますが
いつまでもこの空気を纏ったパーツを作っていて欲しいですね。
ちなみにボルトのキャップもNITTO。
これも無くても良いもの、ではあるけど
細かいところやっとくと綺麗です。
ミンティアのケース、本革で作ってる人を見た時の気分。
口腔も気にしてるし、それを取り出す世界観も気にしてくれる、
紳士を壊さない努力こそが紳士である、と。(訳わからん)
ちなみにFLOAT 451Rはアヘッドステムが標準仕様ですが
クイルステム仕様に追加工しています。
コラムWレバー。
こうしたクラシックバイクを作るなら
大径車なら当然ダウンチューブにシフターを置きますが
ミニベロは同じ場所に置くとかなり遠くてただただ使いづらい。
ならばとEBSからはダブルレバーの台座を発売しています。
もちろん大径車にも使用できますし、確実にシフト操作楽になるので
カスタムされたい方は是非。
レバーはDia Compe。
フリクションの2×10です。
もちろん現行品で。
過去の名作を中古で持ってきたりすることも
ごく稀にあるかもしれませんが
僕は現行パーツで表現することにこだわります。
僕自身、ビンテージパーツが好きだからこそ、
手に入るパーツで長く使って欲しい、って思いますね。
レストア最高だし、オールドバイクも大好きだけど
それじゃある物をある場所である人にしか渡らなくて、
ある種何も生み出さないというか。
「今」物作りをしてくれている職人さんや
全世界のクラフトマンにリスペクトを最大限にしたいと思っているので
ルックスは表現させていただいて、スペックは今のもの。
それを長く使って名作にしていくのは僕たちの仕事の一つだと思います。
ヘッドはKING。
ちなみにヘッドセットは1インチ最高峰KINGを。
KINGのヘッドセットはまたも生産未定となり、
(生産自体は行うということです)
僕もすぐに一年分の予約をしましたが
今からオーダーされる方はヘッドセット待ちということになります。
ただ、けっこう前向きなメッセージもらってるので
意外に春とかにくるかも!?
バーエンドもNITTOで。
全体的にシルバー基調の車体なので
もちろん細かいところもシルバーとしています。
ここのパーツっていろんなところから出ているけど、
やっぱこの柔らかなシルバーはNITTOならではですね。
Gran Compeのシングルピボット。
まさか現行パーツでシングルピボットのシルバーが出ているとは思うまい。
性能面でいえば現状ダブルピボットが扱いやすいとされていますが
SRAMの最上級がシングルということもあり、
しっかりセットすれば軽量で効きも良いことは実証。
実はこのブレーキキャリパーはチタンボルトで
細かいところにちゃんと手が入ってる。
敢えてのプラキャップなどのチープな感じも最高。
ブレーキもかなり軽くグッと効くので全く問題なし。
最新のブレーキって角張っていて
いかにも強そうなかんじですが
僕はこの丸みのあるセクシーな肩も好きです。
質感もなんというか、しっかり目の詰まったアルミで
にぶい光で柔らかく輝くのでこのキャリパーは◎です。
ケーブルはNISSENを使用。
アウターキャップもNISSENでこちらは真鍮製。
経年変化で色が変わっていくので
より車体のアイボリーパールに合うと予想し入れておきました。
タイヤは最新を。
タイヤは最新で、Sim Works×PanaracerのPotter。
おそらくMinitsシリーズのコンパウンドをベースにした手触り、走行感で
横は耐パンク/カットに強いSim Worksのピーナッツバターサイド。
走りは粘りのあるグイグイ行ける感じで
肉厚なのでシンプルに路面の障害物をクリアーしやすい、
ってのは高ポイントですね。
で、フォントも可愛いから最高。笑
White IndustriesのT11。
やはりここでもか、という最高ハブはホワイトで。
T11のフロントは「これ、ベアリング入ってる?」ってくらい軽くて
大人の女性が食べるハンバーグ一個より軽いです。(わかりにくい)
もちろん超高精度でマシニング、ピッタピタでハマるベアリングは超滑らか。
プラスで現状皆無のポリッシュシルバーなハブと満点であります。
この、クラシックな見た目だけどガッチガチ高スペックです、
ってのが何よりカッコ良い。
サイドビュー。
改めてサイドから。
この仕様でいけば、ホリゾンタルなフレームがセオリーだとは思う。
でも、そんなセオリーなんて完全無視。
FLOAT独特の前下がりかつトリプルトライアングルな形状の魔力には
抗えない。
結果的に、ただそこにあるだけでエレガント、
なのに少し尖った感じも垣間見せる高級感溢れる車体に仕上がりました。
ではサイドからのご紹介いってみよう。
リアブレーキ内装。
FLOAT 451Rはリア内装が標準仕様。
右から入って
左から出るのが仕様です。
撮影場所がコロコロ変わるのは
望遠レンズだったので
どうしても撮れないところがあったからです。笑
各所ラグメッキ仕様。
メッキ自体はもともと非常に機能的な目的で、
擦れ合う部分であったりどうしても当たってしまう部分の硬度を上げ
傷や腐食に強くし、結果的に長く使えるというものですが
やはり磨かれたメッキ仕上げは美しい。
特にFLOATはシートステーが別体で集合しているので
アクセントとしてもぴったり。
もちろんアイボリーパールとの相性は抜群であり
完璧なマリアージュであります。
EBSのトップロゴはゴールド系を使用。
今回は黒を入れる気がなかったので
ダウンロゴはなしで。
もし、このバイクがシンプル寄せならば
確実にロゴをポイントとして入れなければ
ぼやけてしまいますが、これだけ主張がくれば問題なし。
ラグシートポストにBROOKS。
サドルはBROOKSでSwallowを。
レールが見えるほどスポーツに見せることが可能ですが
スワローは革サドルのスポーツにおいて最高です。
シートポストはNITTOで
先述のステムと合わせて。
グッとセットバックした仕様が
BROOKSのセット位置とハマります。
サドルバッグもBROOKSを。
容量はありませんがチューブ、工具くらいなら余裕。
普段使いのキットを入れておき、そなえよつねに。
ちなみにトップチューブカバーも本革で
大阪はTeha’amanaのもの。
このベリーショートが好きでよく使うんですが
同時に意味もよく聞かれます。
もちろん「傷防止のため」なんですが
実はあまり重きとしていなくて、僕はファッション感覚です。笑
だって、ここに巻いてるだけで可愛くないですか?
MR30/VBCクランクをシルバーで。
ハンドル周りに重点して紹介しながらも
実は今回最大のポイント、これがなければ実現しなかったポイントとして
VBCチェーンリングのシルバー仕上げ。
実はありそうでなかったシルバーカスタムの一つとして
別注で航空機などのアノダイズ仕上げをしているメーカー様にやっていただきました。
チェーンリングというのは硬ければよい、というわけではなく、
うまくチェーンと噛み合い、共に減っていく、というのが最高です。
(強度が必要な昨今のナローワイドは別なのですが。)
で、VBCのチェーンリングは少し加工し辛い番手のアルミニウムで
なかなか実現しなかったんですが今回やっとシルバーエディション公開です。
あくまでカスタムですがかなり良い感じです!
ポリッシュのアームを活かしながら
柔らかい光のシルバーへ。
このチェーンリングの色味が起点となり
その他のパーツが決まって行ったくらいです。
クランクキャップは各所に忍ばせていた真鍮をここにも。
同時にチェーンもゴールドを採用し少しヤンチャ高級な感じも出してみました。
このKMCのチェーン、軽さもあって、メンテもしやすくて良い感じです。
ペダルはMKS。
シルバンロードネクストに革巻きのクリップ、ストラップと
クラシックツーリングな仕様へ。
クリップは慣れが必要ではありますが
慣れるとないと困るくらい乗りやすくなります。
履きたい靴に左右されることもあるので
必要に応じて取り外しもできるので
ビンディングじゃない、でもしっかり走りたい、
って時にはおすすめ。
Micro Shiftのディレイラー。
ここはシルバーじゃないんですか?
と聞かれることの多い変速機周り。
そうです、現行の90%近くがブラックです。
が、マイクロシフトの10Sは完全シルバー。
これはほんとにずっと作ってて欲しい。
最新型のような幅広いキャパシティはありませんが
性能も文句なし。
シンプルな形状でメンテナンスも容易です。
リアももちろんシルバーで。
このRDは個人的に好きでよく使いますので
少しストックがあります。
現在のRD不足というか、コンポーネントがたりてない、
という現状に於いても有用であります。
ちなみにマイクロシフトは
クラシックなシルバーばっかり作ってるわけではなく、
1×9のグラベルロード系だったりけっこう攻めたことしてるので
チャレンジしてみてください。
反対側から見てもシルバーにぬかりなし。
影までカッコいいWhiteのクランクはやはり最強か。
ゴールド、真鍮、ハニーブラウン。
このカラーパレットがイエローを奥底に隠し持つアイボリーパールと相まって
最高のバランス。
リアビュー。
リアも良いですね〜。
確実に趣味性の強いチョイスなはずなのに
万人にかっこええ!!と言わせるオーラも持つ。
しかも大径車でなくミニベロ。
完全なる大人の趣味というか、1/1プラモデルというか。
大人として一周も二周もしていくからこそミニベロで遊ぶ。
遊ぶならちゃんと遊ぶ。
そのスタイルこそがかっこいい。
多分10年後もこの輝きを持っていて、
その時に初めてビンテージとなりはじめたパーツや車体。
それこそが所有する喜びに繋がりますよね。
古くなる、旧モデル。
そっちの方が魅力増す、ってほんと最高で、
タイムレスな道具の真髄だと思う。
FLOATシステム。
やはりリアビューはここから語らねばなるまい。
後ろ三角の溶接点を敢えてひとつはずすことで
必要なパワーをしっかり出力し、ネガティブな振動などを流してゆくスタイル。
いつもはこの写真撮るの忘れてしまうんですが
今回は撮ってます。笑
この独特なスタイルに惚れ込んで乗ってくださる方がほとんど、な
さすがはその名を冠すFLOATシリーズ。
もちろん見た目の迫力もあれど前述の機能性も兼ね備えています。
リアビューが特徴的なので
リアからの写真も是非いっぱい撮ってくださいね。
ボトルケージ台座はふたつ。
FLOAT 451Rはボトルケージ台座が標準でふたつ。
もちろんトップチューブバッグやリアにツールボトルなど、
多種のご要望に応じて増設できますので
お気軽にお伝えください。
BROOKSバッグ。
改めてバッグをリアから。
当たり前なんですが
BROOKSのバッグはBROOKSのサドルが抜群にハマります。
今回は一番小さいチャレンジツールを。
ロングライドに出かける時は
大型のサドルバッグも同じループに入るので
付け替えも可能です。
リアハブもWhite Industires。
フロントと同じくリアもホワイトで。
間違いないハブのひとつです。
造形の美しさは性能に比例しますが
このポリッシュ仕上げ、ってのはなかなかありません。
濡れたようなしっとりとした輝き。
ボディももちろん高精度で
スッ…と入ってくるカセットが気持ちいい。
これはチョイスした
SHIMANOのスプロケットも最高ということなんですが。
ラチェット音は非常に高級感のある潤いあるのに軽い音。
羽根が多いジージー系のトライアルなラチェットも個人的に大好きですが
割とテンション高めで走っている時に
後ろから来た、まだ見ぬ自転車が近づいてきて
ホワイトのようなうるさくない、しかし確実に良いハブだとわかる
ラチェットが鳴っていると
自分までテンション上がってしまいますね。笑
上品な大人のためのハブであります。
いやー、良いですね〜。
この絶妙なバランス。
極力黒を使わないスタイルで限りなくボカした色合いなのに
結果抜群の存在感に。
もちろんビンテージを遡れば
たくさんこの感じのバイクは出てきますが
ミニベロではそうそうないと思います。
こうした大人の遊びができるのもミニベロの魅力かな。
EBSは丈夫で長持ちってこともあり
ツーリングやロングライド用途としてよくご依頼いただきますが
こうしたミニベロや、ディスクロードをツーリングカスタムしたり、
日本古来から楽しまれてきた旅に自分の好みを落とし込んでいくことこそ
画面で見るだけじゃない、これからの体験型アドベンチャーに必要な
ずっと続く自己満足的感性かと思います。
僕もスタイル重視で街乗りに向かない自転車に乗っていますが
「これがええんや!」が一番です。笑
是非EBSのバイクたちで表現してみてくださいね。
ここ最近の入荷状況。
EBSのストック状況を少し。
ストックフレームはVOKKAが少し入ってきてます。
ATBクランカースタイルのスタンダードなVOKKAを一台置く予定なので
ご参考にしてください。
試乗車はMサイズが一台ございますので乗ってみたい方はお気軽に。
LEAF LONGは続々出来上がってきております。
こちらも試乗車ありますので
春に向けてのご検討はお気軽にお申し付けください。
あとはNEEDLEのMサイズも少しだけございますので
ディスクロードご検討の方はこちらも。
セカンドロットのKamogawaは
いよいよ製作開始か?
ってところですがおそらくまたしても5本のみです。。
これで世界に10本のフレームとなりますので
今ロットも是非オーナーになってください!
その他は特殊製作もあって少しお時間いただいておりますが
少しずつですが一本づつ丁寧に製作しておりますので
2021年はハンドメイドバイクに乗りましょう!
オープン日について。
2021年も変わらず
月/金が12:00-18:00
土/日が11:00-20:00となります。
その他は工房での製作作業などで
店舗をクローズとさせていただきます。
祝日などは毎回事前に告知させていただきますが
詳しくはWebサイトのスケジュール、Google Mapなどの
臨時営業、休業を更新しておりますのでをご覧ください。
緊急事態宣言ということもあり、
再び店内の人数制限を一組様のみとさせていただき、
御来店の際はマスク着用の上
店内備え付けのアルコールにて手指消毒をお願いします。
車体やドアなどは毎回消毒しておりますのでご安心くださいませ。
入店に関しましてはご予約優先とさせていただきます。
ご面倒ですがメールでのご予約、御来店直前でも良いので
お電話一本入れていただければ
お時間確実に取らせていただきます。
仮にご予約なしで御来店が重なってしまった場合は
店外にてお待ちいただきますが
幸い向かいに喫茶店があるので鴨川二条、最高です。
そして現在一番お問い合わせの多い
府外からの御来店が困難というお問い合わせにつきましては
メールでの詳細なご相談、可能な限り丁寧に返信しますので
お気軽にご相談ください。
メールに関しては24時間いつでもOKですし、
店休日でもご返信できる内容はできる限り
迅速に返信いたしますのでよろしくお願いします。
と、なんだかんだと堅い文言ですが
僕の思いは一つ。
ハンドメイドバイクでオーナー様の
自転車作りのお手伝いをさせていただき
生活をもっともっと楽しくしたいということです。
確かに距離感や消毒などはめちゃくちゃ大事なんですが
自転車というスポーツ自体は誰にも咎められない最高のスポーツ。
せっかくなら良いものを長くつかう、
ライフスタイルに直結する良い道具で遊んでみてください。
「遊ぶ」という言葉を使ったのは
やっぱ自転車は楽しいからです。笑
僕自身はレーサーでもなければ
ストイックでもないただのグルメライダーですが
それぞれの面白さを共有したり、
吸収しながらこれからも楽しめれば、っと。
2021年も波乱のスタートですが
お付き合いいただいておりますオーナー様、
これから巡り合うオーナー様。
ご一緒にEBSを作ってくだされば最高です。
京都伏見の小さな工房から始まったブランドですが、
日本の手作りの自転車を応援ください。
終息すれば
EBSオーナーミーティング、必ず開催しますので
全国より工房でお待ちしております。
このような状況下でも
繋がれる環境、メッセージをくださるオーナー様に今日も感謝。
夜中になっちまいましたが
今週のブログはここまで。
ではでは。。。
MASN