EBS京都的タウンユース。LEAF 451。前編。

いやー、今週はガッチリ雨でしたね〜。
足下悪い中御来店くださりありがとうございます。。

待ちに待ったWhite Industriesのハブが届いたり、
ずっと欠品していたリムが届いたりと
運良くホイール関連のパーツが続々着弾。

いろんなパーツが手に入りにくいとはいえ
さすがにホイールがないと何にもできないので
来る4月の組み付けラッシュに備えることができて最高であります。

思いっきりずっと雨の二条鴨川、
ひとつひとつしっかりホイールを手組みしておりますので
現在オーダー中のオーナー様は楽しみにお待ちください。
スポークカッターも年末にオーバーホールしたので
めちゃくちゃ切れます。笑

スポークカッター、
自転車でご飯を食べさせてもらう
初期に値段を初めて知ったんですが思いっきり高額工具。笑
十数年使っていますが、良い道具なだけあって部品の交換で新品の手応え。
やっぱ、道具は手入れして、ガンガン使ってナンボ、ですね。

ホイールちょっと良いやつに組み替えようかなあ。
なんて方も是非お声がけください。
手組みのオーダーは一つ一つ、いろいろ決めることができるので
軽いやつを目指す、とか、荷物を結構載せるから丈夫なやつ!とか。
ここはブラックで、ここはレッド!とか。
ついでにタイヤ太くしてみようかな。なんてのも。
よろしくお願いします。


さて、今週のご紹介は
「街乗りが快適。」
もし、自転車として生まれたならば僕は一番こう思われたい。(?!)

悪路ガンガンなMTBも、すり抜け力全振りのストリートも、
遠くまで行けるロードも、全部乗るし持ってる。
でも、なんでか一番乗ってるのはコイツなんだよね。

って言われるような。

パワーが称えられる四番でもど真ん中に立つエースでもない、
だけどいつもそこにいる。
そしてそいつがいるからみんなが活きる。
そんなバイクだな、と。

街乗りが快適なんて当たり前だろ、
というなかれ。

街乗りというのは今日みたいな雨、泥。
砂にアスファルト。ありとあらゆるエリアを安全に走る。

毎回ライドした後、洗車したり、
隅々までメンテナンスをされるわけじゃない。
むしろできればしたくない。
だからある程度メンテナンスフリーが良い。
(もちろんして欲しい、ってのはありますが)

いろんなモノ取り付けて重いと意味がない。
できるだけ自分は楽しくこぐだけ。ストレスフリーに。
=軽く走れる、各部に負担なく長持ち。

最後に、当たり前だけど可愛くないと意味がない。
毎日乗りたくなるようなバイクが良い。


そんな「当たり前」の機能を
ちょっとだけ性能UP。
長く使えてエレガントな自転車に。
オーナー様は初めての自転車購入。
ご家族での共用ということで
限りなく全員にフィットしやすい
あのフレームを。

追記:時間切れにより前後編となりました。すみません。。

本日のご紹介は…

Engineerd Bike Service
LEAF 451

うーん、良いですね〜。
インスタでは思いっきり後ろ姿だけ公開でしたが
フロントビューはこんな感じ。

LEAF 451のまたがりやすいフレームワーク、
軽量な国産クロモリで軽快に、かつスポーツ走行も可能な
楽しい一本。

フレームカラー。

かなり悩んで決めていただいたカラー。
EBSでは割と自由にカラーオーダー可能なんですが
はじめグリーン系で悩んでて、その後ブルー系。
最終的にMixされたような不思議なカラーとなりました。

表記としてはネイビー、になるのかな。
クラシックな自転車が欲しい、というご要望の中で
オーナー様のファイナルアンサーがバッチリハマって、
ネイビー最高だな〜、絶対ハニー合うじゃん!
などと一人でテンション上がってしまい
まずはベースが決定。

基本的に色味に関しては
ご提案などはせず、せっかくなので自由に決めていただくのですが
お連れさまと二人でローチェアに座り、半分女子会みたいになってる中
こんな渋いカラーに煮詰めていくそのスタイルに惚れました。

ハンドルまわり。

形の良いプロムナードバー。
街乗りで、ゆったり景色を楽しみながら載せた荷物の制御もしやすい、
となればこっち系のハンドルが最高です。


そこに本革のグリップはBROOKS。
フレームカラーとの対比が最高すぎて
家族で取り合いになること間違いなし。

そして良い感じの握り心地が好きなSS-6レバー。
女性メインで乗ることになるので
ブレーキレバーは開きすぎないように、手がちいさめでも安心して握れます。

ベルは真鍮をクロームメッキした、かなり良い音で鳴るベル。
高級感もあるし、音も上品だし、一体感もあるし、ナイスチョイスとしか言いようがない。

シンプルにおさめた中、
シルバー調の変速レバーが目立つことなく鎮座。
変速は1×9の9Speedで。
街乗りはシングルもしくは8速がベースとなりますが
坂道が少しある、と聞いていたので
プラスワンで坂に強いギアをローギアに追加しておきました。

バスケットまわり。

今回はアメリカのスーパースタンダード、WALDの37を使用。
本当にバスケット界のスタンダードで、この大きさに準拠するカバンや
バンドなど結構出てるのでおすすめの大きさなんです。
使いやすさはいうまでもなく。

このバスケットはこんな感じで
荷台に載せるタイプ、とそのままカゴとしてつながってるタイプがあります。
で、
「カゴは絶対要るけど、下から出てる足がイヤ!」問題。
バスケットをしっかり維持するためには
下から支えなければ成り立たないので
まあ仕方ないんですが、それが目立つなあ。ってのはわかります。

フレーム追加工、フォークマウント穴。

かなり寄ってるな、この写真。笑
LEAFには本来ここに取り付け穴はないんですが
今回はできる限り足が目立たないように
フォーク中央にセットできるように追加工。
ただ穴を開けるだけですが、そんなちょっとしたこともできるのが
ハンドメイドの良さです。

そうすることで
強度も保ったままできるだけ控えめにセット可能。
ちなみにフロントキャリアはNITTOですが
ステーをカットなしでドンピシャで取り付け可能な穴位置にしました。

ダイナモライト。

街乗りを問わず、一度使うとやめられない
現行のダイナモライト。

一昔前のダイナモは漕ぐ時重かったり、
そんなに明るくなかったりと
そこまでメリットを感じられず
高輝度で手軽な充電式LEDライトに移行してゆきました。

で、僕ってやつはとことん
楽をしたいくせに良いカッコしたい生き物で


・LEDライト、ハンドルにつけててもカッコ良いライト少なくね?
・スイッチON/OFFに
合計4秒くらいかかってる(しかもたまに消えてない)のがめんどい
・確かに簡単に外せるけど、ライト盗むやつ誰だよ!!!!!
・そもそも充電がめんどい

などというあふれんばかりの僕の「楽したい」が体現されたものが
このダイナモライトです。
そもそも、快適に乗って欲しい乗り物で、走るのは運動になるからいいけど、
ライトにいちいち時間割く意味なくね?
ってなって、ならば全員に一度は紹介せねばなるまいと推している次第です。

で、現行のダイナモライトにはメリットが多々あり
・省電力で高輝度なLEDのライトになったから、
前みたいに発電に労力が要らない→回転が軽くなった。
・そもそも充電いらない。発電してる。
・走ればON、停まればOFF(蓄電するのでしばらく点灯するのも良い)
・めちゃ明るい。しかも光軸調整されてて対向は眩しくない。
・質感が良い。アルミの削り出しとか。

・しっかりボルト留めなので盗られにくい。(盗っても意味ない。)
・EBSのクラシックな空気感にハマってる。


などなど、言い出せば言葉の泉かけながし。

デメリット、というか、
言うなれば初期投資は充電式ライトよりかかります。
が、それを押しのけてでもおすすめしたいですね。
なぜなら、発電をするのは車輪側なので、
あとから導入すると無駄が大きすぎるからです。

IQ-XS。

で、多くのオーナー様にご導入頂いているのが
このドイツはBM社、IQ-XSです。

もともとBMにはIQ-Xというフラッグシップのライトがあり、
このXSより大光量かつ広く照らせる最高ライトのひとつなんですが
そのXからよりリーズナブル(半額!!)のXSが出て、
使ってみて
「アドベンチャー用途じゃなければXSで十分だ」と思ったので
まずはこのライトをご紹介させていただいております。

IQ-Xはマジで明るいので
深夜からライド開始、1:00までに三宮まで走って
ジャンボフェリー乗るぜ!とか
走り慣れた林道をナイトライドしたくなった(狂ってる)とか
キャンプライドで敢えて暗いところに行く、とか
夜まで仕事で、夜鴨川走って帰る、などの用途であれば最高です。

林道ナイトライドはやってる人を見る分にはマジで楽しそうです、が
僕は怖がりなので多分やらないでしょう。笑

IQ-XS、現在国内の在庫が切れていて手に入りませんが、
EBS京都では基本ストックを持てるよう予約しながら動いてるので
まだ手に入りやすいです。

フレーム追加工、ハンドルスプリング。

バスケットを取り付けるにあたって街乗りを快適にするポイントは
・重くても制御しやすい
・駐輪時にハンドルが切れて倒れない


ここ。
LEAF LONGは標準装備なんですが
LEAF 451にも同じ装備を。
バネがハンドル操作をサポートするので
倒れにくいし操作も安心。

サイドビュー。

バランスの良いタウンユースルック。
もちろん後ろに荷台も取り付け可能なので
もっといろいろ載せたくなってもOK。

最近だとリアキャリアを取り付けて
グロッサリーパニアバッグを取り付ける方がまた増えてきてるみたいで
そんなスタイルにもバッチリハマるので現在LEAFに乗られている方も是非。

BROOKS本革サドル。

今回はハニーカラーのB17 Specialを。
B17の座りやすさはそのままに
よりシェイプされたサイドの削り込み(手作業)
後ろに打たれた銅製の鋲(手作業)
そしてレールは銅メッキとまさにスペシャルなサドル。

この(手作業)ができる職人は
BROOKS内でも限られた熟練の職人のみであり、
かなり少ないと聞いています。

英国でも高齢化は進んでおり、この技術が失われて、
いつか完全オートになってしまうのかなあ。
なんて考えると僕たちハンドメイドバイクチームも響くところがあります。。
自転車に関しては今や世界中がオートなのでなかなか波は大きい。

EBSも若手求む、という状況にはいつか必ずなるので
(30代の僕が最若手という現実)
夢ある物作り好きは来れ!(唐突な人材募集)

EBSは自転車ビルドチームと呼ぶには多彩な人材がおり、
自転車に詳しくなくても(好き、は大前提ですが…)
その辺はかなり柔軟だと内部の僕でも感じますので
こんなことできます!だからこれ教えろ!(乱暴)みたいな
技術のシェアができれば最高だなと思います。

また脱線してしまった。
なんせ、ハンドメイドなBROOKSは僕たちの思想にもバッチリ響くし、
なによりかっこいい。
買って応援、じゃないけど、良いサドルは良いサドルとして
君臨し続けて欲しいものです。。

ちなみにご家族での使用ということでシートクランプは
高さ調整が工具なしで可能なフリップ式をチョイスしています。

ハーフチェーンガード。

このチェーンガードは取り付けられるクランクや
チェーンリングの大きさが限られるので全てにおすすめ、というわけではありませんが
はじめに言っていただければこのようにバッチリセット。

ちなみにこのチェーンガードは
EBSのもうひとつの表現、「GROWN BIKE」で作ったチェーンガード。
なのでオリジナル製品となります。

チェーンガードは世の中に結構出回ってるんですが
ミニベロにハマるのはもう全くなかったので作りました。
チェーンガードとか泥除けとかって
「付ける人いますか?」とか「ママチャリみたいにならないですか?」
とかの問い合わせがよく来ますが
取り付け方や、素材感の良いものをチョイスすれば大丈夫だし、
見てもわかってもらえる通りかなりイケてる。

ママチャリがダメ、なんじゃなくて、
大量生産された使い捨ての自転車がダメ、ってことです。
これはただ売る為だけにやってきた過去を生産するべく
世の中がサスティナブルに動いていることが答えだと思います。

その点ではしっかり作られたママチャリは完全に完成されており、
僕も常にここはすげえ!!みたいな部分は即サンプリングしますし、
僕ならこうする、って部分はアレンジします。
今回は特に「エレガント」という言葉を大切にし、
大人の女性に乗って欲しい自転車作りをしました。

クランクキャップも統一して。

正直性能には全く関係のない部分も大事に。
クランクは自転車の横顔なので
できるだけすっきり、良い感じで見せたい。
そんな時にこのSuginoのキャップは最高です。

ペダルは完全メンテフリーで。

クローム仕上げのMKSシルバンツーリングネクスト。
トリプルシールドベアリングで回転滑らか、異物混入を防ぎます。


…ってところで完全に時間切れとなってしまったので
このエレガントLEAF 451は前後編となります。笑
毎度楽しみに見てくださっている皆さま(いるのか?)
途中で終わってしまってすみません。。

来週、もしくは今週のどこかでUPできるように努めますので
お楽しみにお待ちください。

LEAF 451は現在製作中、
今回の数はその他自転車店様のオリジナルフレーム製作や
特別製作モデルのスケジュールが入っている為極少量です。
ですのでフレームのご予約はお早めにお願いします。

後編はこちら。

次回はリアビューからスタート!!

MASN

1件のコメント

コメントはできません。