2024 Frame making now Online Store

毎日かわいい自転車に乗ろう、ってハナシ。後編。

前編はこちら。

さて、はじまりましたね。
今週はまじのガチで忙しくって
この時間まで1文字もかけてないのは久しぶりです。笑

土曜が引くくらいの雨だったんで
まず日曜は忙しいだろうな、って思ったけど予想以上。

ご予約いただいたのに
お待たせしてしまったオーナー様、すみません。。
恵まれすぎてて泣けます。

そして新たにオーナーとなっていただいた全ての方、
これから末長くよろしくお願いします。

今日はわざわざこんなところまで
来てくださった方もいらっしゃって
(いろいろあって公開はできませんが…)
変な天気のなかかなり楽しかったですね。
多分、みんな楽しんでくれたはず。

ぜんぜんお話できなかったお客様も
次回はご予約で来ていただけますと最高です。
夕方以降はご予約なしでもゆったりです。


新たに新生活、ちょいと良い自転車乗ってみようかな。
ずっと長く使って、年齢の半分くらいずっと一緒の相棒を作る。
別になんの目的もないけど毎日を気持ちよく過ごしたい。
もう一台、遊べるバイクが欲しい。
逆に、超実用的なやつが欲しい。

オーナー様のご要望は
本当に十人十色で、同じフレームでも使い方は全然ちがう。
組んでる自分が「こういう解釈もあるのか!
ってなることもあってずっと面白い。

最近はどんどん不変で普遍、もっともっと道具感のある
質実剛健なものをより多くの方に。

って感性が強まってきて、自分でもかなり楽しんでやってます。

オーダーバイクはやっぱり時間もかかるし、
初めから完成してる自転車より安いか、
といわれればなかなか難しいんだけど、
これだけ物価が上がっても
限界攻めたら10万円台で日本製の自転車が作れる、ってのは
なかなかない体験だと思う
ので、
まずは乗ってみよう、って方は
あの手この手で作ってみるのでご相談ください。

もちろん、僕は僕でおすすめのパーツがあるので
一回全部おすすめします。笑

その中で良いな、って思った物も入れていってもらっても最高です。
毎日欠かさず妄想して、カタログ見て、ってやってるので
それなりに良い感じのご提案できるつもりでいてます。笑

そんなこんなで今週はミニベロミキストの後編。
前後編に分けたのは良いんだけど、紹介が遅くなっていってるので
桜を背景に撮ってるやつとか
季節感がずれちゃっていよいよ紹介しないとな、
ってとこなので
来週は店頭販売車をご紹介する予定です。笑

今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service
Mixte (HYM)

うーん、先週と変わらずかわいいな。

このフレーム自体は限定製作なので
これからこれ見た!って方には残念ながら製作するとしても
かなり長い期間をいただいてしまうのですが
かわいいもんはかわいいよね。

大きいタイヤで、太いタイヤが入るように、とかで作っても面白そう。

今週はサイドビューからだね。

やはりのBROOKSサドル。

今回チョイスしていただいてるのは
B17のスペシャルモデル、のSサイズ。
B17ってのがBROOKSの革サドルの中では一番スタンダードで
もう間違えようのない名作中の名作。フランダース。

そのSPモデル、ってのが
ステンレス鋲から銅鋲に、
機械打ちから手打ちへ、
レールが銅メッキ仕様に、
サイドを手作業でカットしてペダリングの抵抗を減らして。

とまさにスペシャルなモデル。
で、Sサイズ、ってのはちょっとレアで
名前の通りちょっと小さいです。
なので体の大きい人には向かないけど、
ミニベロには合うケースもけっこうあります。

今回のミキストは
かなりコンパクトなので綺麗にハマってますね。

この銅鋲も使ってると
かなり味のある鈍い輝きになってくると同時に
ハニーブラウンも変化してゆくので
どんどん「自分のもの」になってきます。

触れる部分が革、っての良いよね。
こうして新品の時はパキッとコントラスト効いてるし、
1年、2年とどんどん柔らかな空気感を纏うようになってくる。

こうして新車フォトは僕が撮ってるので
オーナー様にはどんどん保存してもらうとして
やっぱり相棒感の増した自転車はオーナー様だけのものなので
たまには写真でも撮ってやってくださいね。

フロントシングル化からの街乗り装備充実。

このバイクにはもともとダブルのチェーンリングが取り付けられていて、
こどものせも使い切ったし、これからは一人で、
よりタウンユースとして使いたい、ってママが乗ってくれてる。

だから、早く走れる要素の香りは残しつつ
服装を選ばないギアガードやチェーンガードなどを新たに。

アクセントとして最高な真鍮のキャップ。
走行には全く必要のないパーツですがそんな野暮なことを言うものではない。
可愛いから良いんだ!

チェーンガードは市販のものだと
大きいタイヤ、いわゆるロードバイク的な大きさに合わせたギアの設定しかなくて、
大きなギアを使うミニベロではいままでこうしたガードは取り付け不可だったんだけど、
EBSと、もうひとつの表現GROWNとの共同開発で実現。

割としっかり数を作ってもらったので
まあしばらくストックは大丈夫なはず。

それでも、ギアガードが片方にだけついてるタイプのもので、
クランクがこんな感じで。。とかやっぱり制約はあるので
取り付けたい方はクランクもそれと合わせるので
是非お申し付けください。

こんな感じで6本バックのフレームにもなんとか取り付け可能です。
むしろバッチリじゃん!!

もちろんFD台座も残してます。
いつか、またスポーツバイクとしてリメイクする時も
さっくりできちゃいます。

リアビュー。

やはりミキストフレームはリアビューでしょう。
(僕が好きなだけ)

自転車って漕いでる横姿をぱっと見て、
「うお!今の自転車めちゃかわいかった!」
で振り向く→リアビュー。

このパターンがほとんどなので
やっぱりリアビューがかわいい自転車は最高。
もちろん全方位かわいく作ってますが
EBS京都では特にリアビューにこだわってます。笑

見返って美人。振り返って美人。
ふとした時に自転車置いてて「これかわいい!」
って言われるのも、写真撮られるのも嬉しいけど、
やっぱ過ぎ去って「うお!」が僕は一番思い出に残るので。
画像として残らない、一瞬だけ見たそれが焼きつく、ってのがまた良い。

プーリープル。

これも走行には全く関係のない、
別にこんなワイヤーの通し方はしなくてもOKなんですが
そういうことではない、と。笑

下から通ってきて上へ、そして下にあるものを分配して引くという
エネルギーの移動がすごいこの方式は意外にも引きは軽く、スイスイ効きます。

なにより趣があるじゃあないかッ!!
それでいいッ!それでいいんだッ!!!!

ブレーキシステムは変更なしで。
千鳥(二又に分かれてるとこの金具)だけブラックからシルバーにチェンジ。
細かくシルバーを入れてゆくのもけっこう大事で、
バランス良く配置できればコンボ決まります。

今ではブレーキはいろんな選択肢がありますが
やっぱりカンチブレーキのレトロな感じは良いね。

RDはTiagra。

リアディレイラーはあの時のティアグラを使いました。
シルバーってことと、10Sが入ってたので
ロードコンポにシングルレバーにて。

テストライドでガチ踏みからゆったりまで乗りましたが
街乗りでちょうど使い切れる&トップロー
一枚残して+α狙えるかなりちょうど良い構成でしたね。

細かく歯数が切り替わってゆくのは
足に負担をかけず、常に自分が気持ちの良いところでこげるので
楽しくサイクリングできます。

もちろん、グッと踏み込めばスピードもでます。

リアからじゃないけど
こうした直線的な飾らない造形もEBSらしくて良いです。

こっちもEBSではあんまやらない
(理由は政治的な問題をはらむので店頭にて。笑)
フィレットブレーズで。

こっちは曲線的に表現されてますね。

クラシカルなドロヨケに
淡い藤色なフレームカラー、ミキストフレーム特有のこの骨感。

この上にはハニーカラーのレザーが入ってくるわけだけど、
この色の少ない構成でもすでにエレガント。
良い色。

ダブルレッグスタンド。

もちろんスタンド台座も取り付け済み。
日々の暮らしにとても便利な
二本足のスタンドにて。

EBSのバイクは結構プレイな、グラベルバイクやATBなどでも
スタンドが取り付けられるものが多く存在します。

完全にレーシーに振ったバイクには流石にそんな隙間はないけど、
それなりのクリアランスをとっているバイクには基本OK。

どんなライドも街乗りから始まるので
やっぱりスタンドはあった方が良い。
もちろん取り付けない、って考えもあるけど、
いつか、取り付けたくなった時に
めちゃくちゃ後付け感のある長い棒がついてるより良いかな、と思います。

なにより便利だし、駐輪が気軽にできる、ってのは街乗りの基本だと思うので。

いやー、限定版ながら、やっぱり特有の良さがありますね〜。
しばらくそういった特別製作なものはないけれど、
またそういう期間にこだわりのバイクのイメージ伝えに来てくだされば最高です。


フレーム製作のご予約について。

大人ミニベロでおなじみの
からだの小さい方にも、高身長なかたにも幅広いサイズで展開している
Horizontal 451の追加製作がまたはじまります。

まだ製作時期は少し先ですが
今回はいつものモデルに加え、少数のみ
QRでポストマウントのオーソドックスだけど
整備や部品の手に入りやすいディスクブレーキモデルを
製作しようと思ってます。


各サイズ作るかは完全に未定で、
ほんと少数だけ、ですが
期間限定、手を上げてくださる方には早期予約特典として
通常モデルと同じ金額でフレームセットをご購入いただける
特別なオファーとしての告知です。


このブログで、「ミニベロ」しか共通点ないので
かなり狭いところで告知していますが
(逆にホリゾン探しててここまで見てくれてる方大感謝です。笑)
またSNSなどでも日時を区切ってオーダー受付しますので

最新スペックだとパーツが高いんだよね。。
って思ってた方や交換部品が容易に手に入る
クラシック規格で、でも制動力のあるミニベロが欲しかった!
って方にはかなりハマる企画かと思います。

今もディスクのミニベロ、ってのは結構存在しますが
細身のクロモリで、シンプルにディスクだけが
乗ったフレームって実は皆無
なので
割と特別感あるんじゃないかな、と。

前に製作したのは確か2018年だったので
三年ぶりの復活、ですね。
その頃から新規格はたくさんでてきているけど、
今の規格で十分、と言う方はかなり多いはず。
もちろんスルーアクスルでフラットなミニベロも
製作したりしていますが
今回は敢えてスタンダードなもので。

軽いミニベロを作る、ならば通常のリムブレーキモデルですが
全天候に、とか、横から見た時の後三角をスッキリと、とかには良い感じです。

まだ完全に告知段階ですが
この機会に良い感じの国産、京都製ミニベロはいかが。
多分、5台くらいです。

タウンユースでも、ミニベロロードでもお任せを。
カラーオーダーも自由に今の気分でどうぞ。

来週は多分、店頭販売車のHorizontal 451を紹介。
前述したように、桜がめっちゃ映り込んでるから
4月中に、ってことで。笑

ではでは。。

MASN

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