大人ミニベロで生活を楽しむ。LEAF 451後編。

前編はこちらから。

いやー、久々に晴れましたね〜
やっぱ晴れって分かってる週末は良い。

僕も朝のかるいサイクリングから
早朝人気パン屋へ。
プラマイゼロ、むしろカロリープラスな週末でした。笑

一気に薄着化してきてやっぱダイエットしなきゃな、と思っている。
自転車の消費カロリーってある一定のところから急に上がってくるので
ぶらぶら長い時間こげるのが最高ですが、
ウォーミングアップが終わってから出発前に
100mくらいダッシュしてからスタートすると
スイッチ入るので(カロリー消費が違う)
普段別にスポーツとしてやってるわけじゃねーし、って方も
一度この方法でぶらぶらしてみて。

自転車屋としてどうなんだというお話しですが
僕は体を動かすことはそこまで大好き!ってわけではなくて、
どちらかといえば(あの組み合わせいいんじゃね?)とか常に考えてる側の
カスタム好き寄りです。

なんで自転車が好きか?
って聞かれると、原体験としては「僕が一番できるスポーツだったから」です。
もちろん、プロじゃないし山はしんどいし寝ていたい日がたくさんです。笑

球技もそれなりに好き、水泳好き。長距離走なんて
絶対やりたくない超平均的学生だった僕がなぜ
結果的に自分の力を使ってもっとも遠くに行ける乗り物で走るのが楽しくなったのか。

これはやっぱり「移動が運動」になること、これが一番の理由です。
校庭を回り続けることが絶望的に苦手で、かなり長距離走には苦しい思い出があります。
今ならその苦しみを楽しみに変換できる成功体験があるんだけど(なんか言い方誤解されるか)
いまでもツーリングの計画はスタートからゴールまで同じ道を通らない離島一周、
などからはじまりますね。

車でも1日1000キロくらいならギリ楽しみながら走れるので
「移動」が好きな人は運動なんて、って僕みたいに思っててもハマる可能性あると思います。

そこから、ピストに出会ったり、MTBにのらせてもらったり、
ロードバイクを買ってみたり、ミニベロが好きになったり。
自転車の世界は奥深く、一台では表現できないくらいなので
何台か所有することになるかも。

車を3台置くことはまあ僕の人生でも終盤(持つつもりなんかい)になると思うけど、

自転車はスペースないなりにも4、5台は常に持ててるのでその感じも好き。

冒頭から脱線の気配がするので今週のご紹介を。笑


先週に引き続きLEAF 451を。

ここ最近、またぐっとLEAFのお問い合わせが増えてきていて、
この絶妙な曲げのフレームにハマってくださる方がたくさんいて嬉しさしかありません。

現在は予約完売ですが、
夏頃に製作予定があるのでそれに合わせてまたオーダーいただければ最高であります。

そんじゃ、今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service(EBS)
LEAF 451

改めて、この上に向かっていく錐のカタチが良い。
LEAFはこの三角のバランス、そこから前後にバスケットなどを置いて
菱形を埋めるようなバランスが最高にかわいいです。

アンバーグリーン、シルバー、ブラック、ブラウン。
シンプルなのにけっこうカラーつかっていて、でもバチっとハマってる。

しかも一つ一つのパーツは長く使えるものばかりなので
消耗品は交換しながらずっと使える。
これぞ大人ミニベロ、大人が乗るべき自転車ですよね。

いつまでも壊れたから棄てる、とか、
キュルキュル、ギシギシ音鳴ったまま乗り続けるのは
自分の気持ちが傷んじゃうので、一緒に走り出す相棒をぜひ。

それではサイドビューから再び。

BROOKS。

今年は大々的な値上げが各社であって、自転車全体の価格が上がってしまったけど、
BROOKSに関してはまだまだ適正価格ではないと言われているほど
高品質なサドルを作り続けている英国メーカー。

そこまで多くない手入れを繰り返して10年近くは使えるサドルはそうそうない。
初めの3ヶ月、自分のカタチに慣らしてやって、あとはじっくり育てる。
どんどん変形していくけど、それが無意識に自分の望んだカタチなはずなので
かなり座りやすくなってるはず。

新品の瞬間は僕が撮影しているので
ガンガン乗ってやってください!

チョイスしたのはB17のSTD。
クローム系のレールや銅メッキ系も悩んだけど、
全体的な黒のバランスがハマっていたのでSTDを。
BROOKS中のBROOKS、これこそが、というこのカタチはやっぱ良い。

WolfTooth大径ナローワイドチェーンリング。

最近のミニベロカスタムではかなり存在感を増してきた
大きい歯数のナローワイド。
52Tをチョイスしていて、街乗りではちょうど良いです。
これより大きいのだと54Tや56Tですが、ナローワイド化により
いままでのチェーン落ちなどからは確実に脱却していってるので
もしかしたら将来はこれがスタンダードになる可能性もあるかもね。

クランクスギノに真鍮キャップ。

スクエアテーパーで良質なクランクといえばまず上がるSUGINO。
僕のシングルもSUGINOで、かなり昔のものですががんがん現役です。
規格自体も昔のもので、現在は生産されていないのですが、
さすが日本というか、格安で新品がまだ手に入ります。笑

その規格を持っていなければなんにもならないけど、
自転車の規格はかなりたくさんあるので、
ずっと使える、なくならない規格を使って、長くメンテナンスしていきましょう!
スクエアテーパーは、まあまずなくならない。
今まで数多の自転車の心臓部を担ってきたパーツだから。

ただ、新規格もあるので、
それは使い方や、ルックスで選んでいきましょう。

真ん中のクランクキャップは真鍮製。
経年でこちらも味が出るので
どんどん使って、オーラある自転車にしていきましょう。

ちなみにこのキャップは
スクエアテーパークランクのほとんどに装着可能で、
だいたいがここにプラスチックのカバーがついてるので
(なんかここ違うよなあ)って思ってる方はすぐに交換できるので是非。
ちなみにアルミのシルバー、ブラックもあります。

シングルレッグスタンド。

EBSの自転車はほとんどの車種にスタンドの取り付けがOKです。
レーシング用途だったりのフレームはもちろん切り詰めて設計しているので
クリアランス自体そもそも存在しませんが、
タウンユースからツーリングまで対応するフレームは
やっぱりスタンドが取り付けれるようになってる方が便利なので。

もちろん台座があるだけなので
取り付けない選択肢も可能。

リアビュー。

やっぱリアもいいよなー。
自転車はリアビューがいちばん好き。

ブラックのチェーンリングが入って、リムのブラックがあって。
「輪」の部分でブラックを強調する。

一見スポーツな組み合わせだけど、まったくそう見えない。
むしろ足元がぼやけずによりグリーンを映えさせていて最高ですね。

リアブレーキ。

リアブレーキもPAULなんですが、
前はNeo Retroというブレーキを、
リアはtouring cantiというブレーキです。

どっちを使うとか、前用とかないんだけど、ライトをフォークマウントしているので
千鳥を一番延長しても制動力が損なわれないものを前に使っています。

リアはシンプルに。
かりにフェンダー取り付けとなってもしっかりOKなクリアランスです。

制動力はばっちしで、
「カンチブレーキは停まらない」なんてことは全くないです。
これもしっかりとした精度に、アルミの削り出しで作られた
高剛性な本体がヨレずに効いてくれるためです。

ブレーキシューもカスタム。

これは前後に施していますが
PAULのブレーキって純正パッドはオレンジなんですね。
(たまに黒とか入ってる時もあるけどご愛嬌)
そのオレンジこそPAULらしい、んだけど今回は
オレンジを入れるつもりはなかったので
目立たないグレーのパッドに変更。

ブレーキシューのかカスタムは
キャリパーブレーキのBRSやTektroでもよくやるけど、
性能プラスでやっぱり結構目立つ部分だし、
リーズナブルに劇的改善するポイントなので意識して損はないです。

ちなみにこのパッドでなくてもOK。
が、やっぱ良いコンパウンドです。

Micro Shift RD。

8、9、10速と対応するシルバー愛好家の最重要パーツ、マイクロシフトのRD。
キャパは大きくないけど、やっぱここの色合いでイメージ変わるもんね。

結構な数予約してますが
なかなか入ってこないパーツのひとつなので
これ起点に納車時期考えても良いくらいです。

LEAF 451をシングル化したい、ってご相談を結構受けるんだけど、
LEAFをシンプルに乗りたい気持ちもわかります。
そういったことが可能なカスタムも存在するので
まずはやってみたいことずらっと並べてみましょう。

リアハブはSHIMANO 105。

リアハブは信頼のSHIMANO。
最後のシルバーハブ。

ミニベロの手組みは基本が32Hで、これが一番パリっと組めます。
少ないスポークは韋駄天に任せて、より丈夫さや、各部のカスタムを自分好みにしたい方は
手組みをチョイスください。

細くて強いスポークで、少し高めのテンションで組むと
LEAFは調子良いですね。どのミニベロにも言えるけど。

僕は結構自重があるので
ミニベロに乗る時は
「いかに走行中円形を保つか」を意識して組んでいます。
ミニベロのホイールは軽けりゃいいってわけでもなく、
(軽さの恩恵もめちゃくちゃありますが)
いかに回り続けるか、が疲れにくいホイール作りの肝になります。

もちろんどんなホイールも円形なのですが
乗ったり、荷重がかかるとホイールはわかりやすくたわみます。
このときにぐにゃっとなるホイールだと
大袈裟に言えば16角形の車輪に乗ってるような感じになり、
とても抵抗が増えます。

なので、パリッと、本数多めで、
ゴロンと回ると回り続けてくれる重量感(できるだけ軽く作りますが)
そしてなによりハンドメイドで、という部分ですね。
オーナー様に合わせて作りますので
ハンドビルドホイールの楽しさを是非。

ちなみに、完組でも手組みでも使ってると必ず振れていくので
たまのメンテナンスがおすすめです。
そりゃやるにこしたことはないけど、
年イチくらいでやっとくと快適です。

ちなみにR7000ハブはかなり良くて、
ばちばちセッティング決めやすい。
し、かなり滑らかなんで安定のSHIMANOですね。

マレーシアがロックダウンしてしまったけど、
またSHIMANO、遅れるのかなあ。
もう一回くらい値上げありそうですね。。

いやー、ナイスバイクでしたね〜。
かなり軽く走るようなセットで組んでるので
乗りやすい、とかまたがりやすい、などのLEAF特有の良さの前に
走りの軽さが押し出されていてかなり楽しんでいただいてるんじゃないかなと思います。

総重量は、自転車メーカーのほぼ全てに記載されていて、
たしかに指標にはなるんだけど、
一番スペックにだまされやすい部分なので、
「あれ?軽い自転車が欲しかったんだっけ?」
という部分は結構大事なのかな、と。
丈夫だから重い、はアリです。
とはいえ9キロ台なんだけどね。

ただ、グラム単位で軽さを出していくのって
めちゃくちゃ楽しい作業なんですよね〜。
ある一定の数値から苦行というか、修羅の道となるのですが…

そのころにはそれを楽しむマインドになってます。笑
「4g軽くなった」とか言ってお酒すすむようになります。
たとえ水ひとくち飲んで帳消しになる重量だったとしても、
そんなチャレンジも応援するので沼にダイブも歓迎です。笑

ご家族でサイクリング前や帰り、
いつでも2台のLEAF、持ってきてくださいね〜!!

現在はご予約優先というカタチを取らせていただいてますが
メンテナンスなどはできる限りすぐにお返しできるよう努めますので
週末はEBS京都まで!!


来週は店頭展示車紹介か、
お待ちいただいているオーナーズバイクチェックか、
迷っております。笑

たまには展示車紹介しないと
売ってないみたいになっちゃうもんね。笑

明日の月曜もOPENで、もしかしたら僕が立ってるかもなんで
お会いできればぜひよろしくお願いします。

ではでは。。

MASN

国産自転車、ハンドメイドフレームで街乗りを。LEAF 451。

いやー、昨日の快晴(雨)から一転、
ガッチリ暑い快晴京都よりハンドメイド自転車工房EBSでございます。

二条は鴨川となりのEBS京都は
洞窟のようなひんやりとした快適な涼感でとても過ごしやすい。
冬はもうエグいくらい寒いけどね。

外は晴れ、
鴨川はにぎやか。
僕も朝はプラっと一周してきましたが
かなり気持ちいいですねー。

政治的に画像は公開できないのですが
朝方の人のいない竹林は少し怖さもあるくらいの静けさで、
(小さい頃、某カマボコのCMが怖かった)
神隠し的なこともよぎるくらい誰もいませんでしたが

本来の竹林の姿というか、
京が京であった時、そのままが保全されているこの環境に
本当に感謝しないとだし、
こうしてぶらっと来るだけでこれが体験として残る
自転車もやっぱ最高、であります。

ほんと京都最高なんで、
また少しづつ元に戻ろうとする世界、
大手を振って京都に来ていただけるよう
また世界最高レベルの観光地としての自覚を持ち
より深く京都を掘っておきますので
また、お待ちしておりますね。

もちろん、変化してゆく納車スタイルや
メールでの濃い目のやりとりなど
今に即したご接客もご提案できますので
全国のみなさまお問い合わせお待ちしております。


さて、今週のowner’s bike checkは
ライフスタイルカテゴリより
またがりやすくて乗りやすい、
そんなある種当たり前の性能にちゃんと向き合い、
しっかり一本一本オーナー様と話し合い、
日本で、京都で設計、溶接、組み立てをした一本。

フレームはLEAF 451をチョイスいただきました。

実はオーナー様は2台目のオーダーで、
1台目もLEAFシリーズからLEAF LONGというフレームをチョイスいただき
チャイルドシートを載せてこどものせミニベロとして日々ご活用くださっております。

その時も
ママ、パパ関係なく乗れるようなスタイルで組ませていただいて、
かなりフレキシブルに使っていただけてるなーって思ってたんですが
やっぱり自転車は、お子さんは乗せてあげられるけど、
大人二人が乗れるわけじゃない。

学生時代などに二人で乗った甘酸っぱい記憶はあるかもしれませんが
僕は今自転車でご飯を食べてるのでこの辺は胸にしまっておきましょう。

で、日々乗っていただくうちに
やっぱり家族みんなでサイクリングしたいよね。
みたいなことって当たり前に出ると思います。

オーナー様もそれを強く望んでおられて
楽しい自転車生活のおともに。ということで
もう一台、ママ、パパ関係なしに乗れる自転車を。

ってことでLEAFのオリジナル、451をオーダー。

今回のオーダーのご要望の中で
特に大切にさせていただいたのは
「2台並んで違和感のないカラーを」
という部分。

もちろんオーナー様のカラーチョイスなのですが
一台目の構造を知る僕にオーダーいただけたのはやっぱりありがたい。

基本は同じくして
乗り味の違う、両方に楽しみのある
バイクにしようという思いがどんどん湧いてくる。

そんな今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service(EBS)
LEAF 451

うーん、ナイスカラー。
もう一台のバイクはブルー系なのですが
それはそれで結構挑戦的なブルーで。

青色、といってしまえばそれまでなんだけど、
かなり奥行き感のあるブルーなので
今回もその透明感と奥に潜む重厚な素材感が出るのか?
ってのはかなり気を使うポイントでしたね。

フレームカラー。

今回チョイスしていただいたのは
Color RAWという仕上げ。

EBSではおなじみのRAW仕上げの最後に
お好みのカラーを薄くのせるというやり方なんですが、
色見本は紙で出来てるし、薄くのせるからイメージなんて正直できないです。笑

ある種、挑戦というか、賽をふるような行為ではあるんですが
今のところColor RAWは外したことがない。
挑戦的なオーダーに塗装チームも応えてくれてるし、
その清水の舞台から、、の気持ちが現れたカラーだと思う。



1台目のブルーも同じ仕上げで
あの時よりはある程度イメージしながら決めれるとはいえ
なかなか決断の必要なカラー、ナイスです。

記念すべき1台目、
ブルーのこどものせミニベロのLEAF LONGが気になる方は
こちらもぜひ。
爽やかブルー、なのにエレガントなLEAF LONG。

フロントビュー。

足元に黒を持ってきて
グッと締まった印象になってますね。
全体的にシルバーでももちろんハマりますが、
やっぱり2台目となると
あれしたいこれしたいが当然出る。

今回はこどものせではないので
重量としてではなく、軽やかな走りが
表面に出てくるような組み方をさせていただきました。

その一手が
「ホイールをセオリーから外して組んでみたい」
ということ。
セオリーはないようなもんですが、
無意識で守ってしまう部分を敢えてぶっ壊す。
発想自体が面白くてすぐに乗っかってしまいましたね。
この、オーナー様とのやり取りの中で
悪企みしているような、こんなやりとりの瞬間が一番好きです。

長い時間お話ししてると
「そういえばこれしてみたかった」とか
「ここももしかしてカラー展開あるの?」
とか結構掘るとたのしい話題があるんですよね。
僕がここに立つ理由の一つがこれです。
最高に楽しいし、なにより勉強させていただいてます。

セオリーの話に戻すと
ハブやスポークなどから選んでいけるのは
ホイール組み、フレーム組みのメリットですが、
まあせっかくなんで色味を合わせたり、ってことが多い。

その中で今回は
シルバー、ブラック、シルバー、ブラックの
サンドイッチ的色展開で組み込み。

「円で表現できる部分をブラックで。」
というコンボでポイントを稼ぐ、
プラチナヘッドにプラチナアーマー的ではない(DQ)
ストーリー性のあるコーディネート。

ハンドルまわり。

この辺りは1台目とマッチするように
基本的にシルバーで構成。

乗り味を変えて楽しく乗ってもらおう、
ってのは僕からの隠しスパイス的な(全く隠れてない)やつです。
ブレーキ方式や変速方式を敢えてレトロなものにしたり、
ギア構成を新しい考え方のものにしたりでバランス取っております。

PAULのレバー類。

最高クラスに美しいPAULのブレーキレバーを。
ブレーキレバーの良し悪しっていろんな判断基準があるけど
僕はレバーそのものの剛性、あとは清掃のしやすさを重点的にみています。

PAULのレバーは両方最高水準。
硬けりゃ良いというわけではないけど、
この後出てくるレトロなブレーキをグッと効かせるには
やはり硬めが良いです。

それともうひとつの清掃性。
これはPAULに勝るものはないかもしれない。
リターンスプリングもなにも無しな、
かなり機能を割り切ったCanti Leverですが
その分スプリングが切れたりしないので
「アルミとアルミがネジでとまって動くだけ」のレバーです。

それがなぜそんなに世界で評価されるか?
上記のカギカッコ内を当たり前にやること自体がすでにすごくて、
精度と素材の良さがなければ実現しないのです。

で、シンプルだから分解もOK、当然掃除も拭くだけ。
美しいというのは機能的だからこそ、ですね。

SHIMANO/SIS 8Sサムシフター仕様。

これもありそうでなかなかない台座をPAULが作ってくれているもの。
SHIMANOのWレバーをハンドルマウント、サムシフターとして使えるキット。

8Sのインデックス式のサムシフターは
僕たちのブランド「GROWN」からもでているけど、
シルバーで、となるとなかなかない。フリクションはあるんですけどね。。

この辺りの構成もシルバーにこだわっていただいたので
しっかりとご用意。
めちゃくちゃレトロなレバーなんで別にばちばち変速決まるぜー!
ってかんじでもないけどスタイル出ます。
で、言葉をひっくり返すけど、ばちばち決まります。笑

グリップはもちろんBROOKSで、
これはお揃いの色違いにしています。

ハンドルはNITTO×EBS EBS-20 Bar!

ハンドルはNITTOさんのEBSコラボ使わせていただいてます。
ノーライズで絶妙な曲げ。
乗りやすいのにプロムナードでもフラットでもない、
でもなんか走る気にさせてくれるやつ。

現在は完売で、
次回製作もお願いしているけど、
今のこの状況でNITTOさん急かすの鬼畜すぎなんで
まったりお待ちください。

パーツ不足、急激な値上げ、コンテナ不足。。
世を取り巻く状況は悪化しかしてないけど、
まあそりゃロックダウンしてたししょうがない。
どこかで働く誰かが欠けたらみんな大変、ってこと。

自転車はできるだけエコロジーな存在でいてほしいので
無駄なゴミ(ちょっと壊れたくらいで捨てない)にせず、
長く使える自転車が良いですね。

買って、乗っていただくことで
日本の、世界の誰かが喜ぶものならなおさら。

ヘッドはChris King、ハンガーはPAUL。

ヘッドセットは長持ち、高品質のヘッド界の神、KINGのヘッドを。
KINGも例に漏れずめちゃくちゃオーダー入ってるらしく、
3月くらいの時点で年内のスケジュール全部埋まってた。

一応このシルバーのヘッドは僕も切らしたくないので
2020年の秋に予約入れてるけど、
いまのところEBSのオーナー様のぶんで
予約完売です。
一般販売の余裕がないのが申し訳ないけど、
基本オーナー様優先でやらせてください。

ハンガーはPAULのファンキーモンキー。
他をポリッシュ、ここはシルバーで組みました。

Grip Nutのようなスペーサーレスなヘッドは
このハンガーが大活躍。
なんてことないパーツをなんてことなかったみたいに出すチームは
リスペクトしかありません。

EBSヘッドバッヂ。

やっぱ良い色。
EBSのミニベロシリーズのバッヂはビス留めのスタイル。
ステンレスなのでずっとこのままの感じです。
マットブラック仕様もあるよ。

ダイナモライト仕様。

LEAF LONGもダイナモなので、
もちろんこの子も。
街乗り、夜走る方全てに一度はプレゼンさせていただくダイナモライトですが
すでに体験いただいているので説明不要でございました。

本当に良いんです。
まじで明るくて、取り外すことがない、回転も軽い。
ああ、バッテリーライトってストレスだったんだな、と思わせてさえくれます。

もちろんバッテリーはバッテリーの良さがあるし、
僕も使い分けてるのですが、
暗くなりがちな京都、この光量は見逃せません!

夜走らないよ、って方も、
夜、敢えて走ってみたくなりますよ。笑
特に夜の鴨川は一気にアドベンチャー感出ます。笑

いままで行ったことないところに行って、地図を拡げるのも最高だけど、
時間によって表情の変わる街も最高であります。

フロントブレーキはPAUL/Neo Retro。

ちょいと長めに入れたブレーキはPAUL。
この位置にライトを入れて、この長さが取れて、制動力もしっかりあって、
ってのはさすが。

もちろんこのブレーキもアーレンキー一本でバラバラになります。
清掃性最高。
特にブレーキは泥が詰まってたりといろいろ掃除したくなる部分ですが
完全に満点です。

ダイナモハブはSP。

フロントハブはSPを使用。
発電量、回転の軽さ、小径への対応力、そして値段と
推せるハブです。
現在は入荷がかなり遅れているので
ダイナモライト化を検討している方は
まずハブからゲットすべきです。

リムだったりはけっこうどうにかなります。
僕もこのコロナの状況でかなり焦りましたが
なんとか、なんとかなりました。笑

リムはvelocity/A23。

で、なんとかなったリムです。笑
結局リムは入荷待ちとはなったんですが、このA23と、もう一つ代案がありました。
両方カッコよく組めて、足元もグッと締めることができて、と
両者妥協ない構成だったんですが、やっぱりはじめに決めたこのリムを待とう、と。

こっちのリムの方が細身だったんですが
結果的にやっぱヴェロシティはかっこいいということがわかりましたね。

山形のシャープな造形も良いし、
シルバーとのバランスも良い。
ちょっとマットな感じなのも良い。

後者のリムの場合、ボリュームを腰上に持たせて
バランスをとるコーデに変更する予定だったのですが、
姉妹車となるこのLEAF 451はこどものせの安定感とはまた違った
細身に仕上げたかったのでよかったです。

今週はここまで。

残念ながらお時間がきてしまいました。。

今まで一回で全部紹介できていたのに、
納車式が二つに分かれてしまってすみません。。

が、これは喜びとして捉えていただこうかと。
バタバタするのはいいことだ!

その他の作業が落ち着いてきたら、
一度EBS京都に入る時間を増やして
なかなか触れてないことをどんどん
進めてゆきたいと思っておりますので

なにがあってもオーナー様、お客様とお話しする時間は
ゆったりとらせていただきますので
お気軽に御来店ください!

来週はサイドビューから。
いつも前置きが長すぎるので
自分語りせずにオーナーズバイク、紹介できれば、と思います。笑

今週もたくさんのご来店、ご成約とありがとうございました!

来週の天気はもうまったく読めないけれど、
みなさま楽しくサイクリングライフ送ってくだされば、と思います。

それでは来週もよろしくお願いします!

MASN

シングルスピードミニベロで駆け抜けろ!Horizontal 451 TRACK!後編。

前編はこちら。

いやー、雨、雨、雨でございますね。
ほんの少しの晴れ間を狙って撮影する男、MASNです。

このまま梅雨入りすんじゃねえか、という感じですが、
EBSオーナーのみなさま、サイクリストのみなさま、
そして思い悩んでここにたどり着いたお客様はいかがお過ごしでしょうか。

気象庁が発表する「京都の梅雨入り」まで
限定モデルの受付をします、と言ったのだけれど、
これは早すぎんだろ。笑
でも、あれは早期予約特典なので宣言通り梅雨入りまででいきます。

本来ならば春にオーダーいただいたバイクは
先にパーツを揃えてから
京都工房のチーフフレームビルダーがフル稼働して
G.W明けくらいまでには納車できていたんですが、
もはやそんな神話は2021年には消失してしまい、
なかなかにパーツ調達熾烈極める毎日であります。
逆になってしまいましたね。

でも、納車が早い車種、今ストック完了した車種、ってのもあるので
街乗りで、長持ちで、日本製のものを。
って方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

そんでもって今週は
先週に引き続きHorizontal 451のシングル、
トラックエンドエディションの紹介です。

オーナー様にもご連絡いただき、早速走っていただいているようです。
(またご連絡しますね!)

固定ギア自体が自転車の根源的な楽しさを表していて、
乗ったことないと乗れるまでに
少し時間かかるくらいのちょうど良い感じの難度。

おそらく固定ギアにチャレンジしよう、って方で
自転車に乗ること自体がはじめて、なんて方はかなり稀有
(いたとしたらそいつあチャレンジャーだぜ!)
だけれど、乗り慣れていてもフリーギアに慣れていると
この原始の乗り物にてこずります。

「乗れない自転車」が最高に楽しいって
なかなか街中で、平地で体験できないと思う。
下手したら1時間くらい駐車場で
スタンディングして遊んでたりするくらい
乗り始め楽しいです。

それって、3歳くらいの時の自転車体験と同じだと思うんですよ。
そのあとたびたびくる、小学生の時の
それぞれの地域で流行った謎の乗り方、とか
「あの坂道足をつかずにこげるか」とか
「限界ギリギリのコーナリングで派手にコケる」とか。

まだクソガキなんでそんなこともするけど、
これはちゃんとした大人の、少年に戻れる自転車、ミニベロのお話。

今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service(EBS)
Horizontal 451 TRACK

あらためてサイドから。
うーん、やっぱいいですね。

チェーンがびしっと、
無駄なもののない自転車としての原初の姿。
変速機は無駄なものではないけど、
これに乗っている間だけそう思えたりもする。

今週は駆動系、クランクからだね。

クランクまわり。

Sugino のSG75DD×ZEN。

SuginoのSG75といえば
NJS、競輪ではおなじみだし、
トラックバイクカスタムでもかなりお世話になることの多いクランク。

今回は街乗りに限らず、カスタマイズがしやすい
DD、ダイレクトドライブのクランクで。
クランクが直結している、という今では完全に当たり前な方式も
トラックバイクではあんまり存在しなくて、
ロードバイクなどでは当たり前に享受できている性能も
かなりわかりやすく体験ができます。



固定ギア、はそもそも後ろとつながっていますが、
左右にもこうしてつなげることでさらなる一体感を目指します。

BBもSG規格ではなくいろんなBBが使えるので
強靭なものだったり、最高に軽く回るものだったりをチョイスできます。

ZENの55T。

チェーンリングは硬派にZENを。
ZENは海外では絶対神の扱いですね。
レースでもかなり使用チーム多いと思います。

「禅」って漢字がウケてるのはもちろんあると思うけど
やっぱりこいつの良さは「精度」と「硬さ」。
他のチェーンリングとは群を抜いて違います。

大体軽量化のために肉抜きされていたりするけど、
ZENは完全にどストレート、板です。
これによって強大なパワーをたわまずに受け止められるし、
ずっと円を保てます。

そして55T。
ZENのスタンダードセットでは最大の大きさになるんですが
451ミニベロではちょうど良い大きさです。
これじゃ重い、て方もいる、くらいのギア比になってくるかな。

この歯数はロードなどではまず常用できない大きさです。
でも、ミニベロならこれも使える。
アンバランスなギアの大きさもミニベロの魅力ですね。

ちなみにミニベロでも55Tとなってくると
BBなどにかかるパワーは相当なので
ちゃんとしたBBを使いましょう。

MKS Supreme。

ペダルは世界最高峰ペダル、三ヶ島からは
Supremeを。
アパレルのシュプリームよりこっちが響く人も多いはず。

今のスタンダードのトリプルシールドとは違い、
MKSの職人がすり合わせ、完全に調整された最高のペダルです。

ちなみにクロームも思いっきり丁寧にはいっていて、
まるで濡れているかのような光り方をします。

片面踏みで軽量化されており、
蹴返しが裏に。

それにケージクリップで
街乗りと、思いっきりこぎたい時も両方使いやすい。

完全にトレーニングで行くならSPDペダルもありです。
固定ギアとビンディングはわりと楽しい組み合わせだけど、
街乗りどんどんしにくくなっちゃうので
こうしたケージクリップがちょうど良い。

なんせ、Supremeの回転がえぐすぎて嬉しくなりますね。
所有欲満たされるペダルのひとつ。

センタースタンド台座。

おもいきりミニベロピストなスタイルだけど、
オーナー様は街乗りで何が必要か、ってのをしっかり指定くださり、
やはり必要なスタンドを。

なくても良いアイテムではあるけど、
やっぱ気軽な駐輪って重要な要素だし、
スタンドがなければここで撮影もできなかったからね。

やっぱ自転車とカメラの相性って抜群なので、
被写体としてがんがん撮ってやってもほしいですね。
またライドのお写真もくださいね!

リアビュー。

うん、リアビューは良い。
シングルに限らずそうなんだけど、
やっぱ後ろ姿がいいよなー。
車は前45度が好きなのに。
単車も前45度が好きなのに。

なんでなんでしょうね。

このバイクはシンプルなパーツ構成ながら
White Industriesなどのパーツがかなりカッチリと効いていて、
しっかりパワーを受け止めてしなりで逃げるかなりおすすめの構成です。

乗ればわかる、ということなんですが
こればっかりは所有してみないと、という。笑
ピストの面白さは本当につたえたいことだし、
そこにミニベロというコンパクト要素を加えると
こんなに楽しい遊びになるってこと。

しかも、ギア比やハンドルこそ変われど
ミニベロとシングルスピードという組み合わせは
どんな軽いロードバイクにも、
どんなに走りやすい原付にも敵わない
「遊びに行こう」と思って出せる隙間の手軽さ、みたいなところがあります。

うまく説明できないけど、そんな感じ。笑

値段で語るわけではないですが、
ピックアップ、スーパーカー、軽自動車と
車庫に並んでいたとして、
なぜか使ってしまうのは軽なんだよね、みたいなことが言いたい。

足だからなんでもいいや、ってわけではなく、
そこをしっかり国産ハンドメイドフレームビルダーにオーダーしてくださった
オーナー様に感謝、リスペクトです。

このバイクはATではなくMTのような感じかな。
進み出したらそれこそIt’sオートマティックのような進み方をするんだけど。

タイヤはPanaracer×SimworksのPotter。

リアはタイヤから。

国産タイヤでは相当有名、
海外からの別注オーダーも爆裂なPanaracer。
と、Sim Worksのこらぼのタイヤ。

Minitsシリーズのコンパウンドに
ピーナッツバターサイド、451の1-1/8サイズ。
ミニッツのコンパウンドは個人的に好きで、
消しゴムのようなすこしねっとりしたテクスチャ。

かといって擦り減りが早いわけではなく、
しっかり肉厚でパンクにも強く、そしてロングライフです。
むしろ替え時がわからんくらいです。

僕たちも欲しいミニベロタイヤめっちゃいっぱいあるから
コラボしてくれないかな。笑

リアハブ/コグもWhite IndustriesのTrackハブを。

リアにももちろんWhiteを。
固定ギアもロックリングもWhiteです。

White Industriesのコグは専用品で、
お得意の超絶造形、星形の嵌合システムで
かなりピタッとハマります。

やるかやらないかは別として
スキッドにもかなり強いですね。

チョイスしたのは13t。
Fixではかなり小さいです。
前は55Tだったのでギア比は4.23。
700Cなら踏める人は太腿バケモノです。笑

451だとちょうど良い感じ。
でも、けっこうグイグイ引くかんじがあるので
パワーはかなりかかってますね。

硬めのトラックハブじゃないと
このパワーにはいつか耐えられなくなる。
やっぱりここはWhiteで大正解ですね。
カチッと入力入ります。

リーズナブルなトラックハブを
チューニングして使うのも最高だけど、
やっぱりこの精度はさすがです。

カラーRAWのスケルトンブルーと
ハブナットの真鍮との相性も抜群でカッコ良い。

トラックエンド。

いや、そりゃそうでしょ、って感じだけど
やっぱりこのフレームの肝はこのトラックエンド。
FLOATシリーズのものを使用しています。

昔のSHIMANOエンドと悩んだけど、
やっぱり中のコグが見えてルックスの軽さもあるレーザーエッジエンドで。

ちなみにキャリア取り付けOKなので
ホリゾンの拡張性は失わずにトラックエンド化しています。

IZUMIのVチェーン。

シングル固定では外せないIZUMIのV Chain、スーパータフネス。

競輪選手の決戦用のチェーンですね。
チェーン離れが一番良いと思っているチェーンです。

なによりこのゴールド&ブラックが渋い。
シングル好きな人が見ると
「お!チェーンVやん!」ってなります。笑

これかHKKか、ってとこですが
これは好みですかね。
交互に使うのも僕は好きです。笑

自転車のパーツって結構すぐに交換できちゃうので
気になったものは試す!これで家の中を
ギア板やハンドルだらけにすることができますよ!(!?)

ギア板はいいけど、ハンドルの良い保管方法なんかないもんですかね。笑
僕の家にはブルホーンだけで7本くらいあります。。

そして、シングルのこのアングル最高だよね。

いやー、今回もナイスバイク!でしたね〜。
シングルスピードのミニベロが万人受けしないことは
もちろんわかっていて、ほんとニッチな需要なことはわかっているのですが
それはメーカー完成車が見向きもしていなく、やっていても
雑なパーツで組まれていたりして真価の発揮できていないものが多いです。

ほんとうは万人におすすめしたい一つの選択肢です。

近畿地方梅雨入り。

まさかの書いてるうちに梅雨入り。笑
ってことでHorizontal 451の
Discブレーキエディションの早期受付割引を終了します。

次は梅雨明けるまで、なんかやりましょうかね。
なにがいいかな?
スポーツの秋に向けてオーダーしてくださる方に向けて
お得な何かを考えておきます。

店頭でなんかやるので
これ見た方はお声がけください。


明日も雨ですねー。
でも、珍しく私MASNが店頭に立っております。
おそらくゆったりめの営業になるので
お気軽にお問い合わせ、御来店ください。

おそらくホイール組みしまくってるかと思います。笑

明日もよろしくお願いします!!

ではでは。。。

MASN

超絶シングル!ミニベロピストで走る!Horizontal 451 TRACK。前編。

さて、本編でございます。笑
特に序章は読む必要がないのでタグもつけてません。

ただ、やっぱりこういったドがつくシンプルバイクに乗ると
思い出しますね。

「うおおお自転車面白えええ」ってあの頃のやつ、と
「これは良い、良いぞ!」ってわかるようになってるから
より深くまで詰めてゆける。

今週のOwner’s Bike Checkは
EBSはHorizontal 451の特別製作バージョン、
「Horizontal 451 TRACK」を。

STDのHorizontal 451を
トラックエンドに変更したもので、とてもシンプルなカスタムですが
実際かなり良いです。

ミニベロで、街乗りで、ブラッとおさんぽバイク作りたい方、
昔ピスト乗ってたけど、今あのサイズ感で乗るのはなーって方。
ロードバイクのペダリング練習に高回転な固定ギアをお探しの方。
とにかくシンプルなミニベロが欲しい方。
ミニベロでシングルって面白そうじゃん!って方。

一台あれば絶対役に立つ、
日常で一番使ってしまう足になる、
超快速な軽自動車のようなコンパクト&フットワーク。

ストックはLサイズ(545)が一本のみで
あとは次回製作予約とはなってしまいますが、
自分のバックボーンもありかなり楽しいバイクが出来上がってきています。

今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service(EBS)
Horizontal 451 TRACK

桜、咲いてますね。
ご紹介はリニアにやらせていただいてるのですが
どうしても季節感ばれちゃいますね。。

バイク、めちゃ良いですね。
超シンプルな仕上げにしています。

コロナ渦ということもあり、
メールでやりとりさせていただき完成したバイクはこの一年でかなり増えたんですが、
今頃かなり走っておられるんじゃないかと思います。

オーナー様はローディーでおられて、
ペダリングの練習兼街乗り快速としてオーダーいただきました。

ので、基本的に平地仕様のまさにトラックな踏み応え。
そこにフロント大径ギアにリア最小ギアで固定ギア仕様へ。
ミニベロならではの加速の軽さと重めのギア比ががっちり取っ組み合い、
出力がかなり気持ちいいミニベロになりました。

ちなみに使用パイプは同じく
Kaisei 022のダブルバテッドのクロモリなのですが
かなりKaiseiクロモリの良さもわかりやすく体感していただけます。
固定ギアでグイグイ入っていくので
グッと進むたびしなりが効いてるのがかなり楽しいですね。

それではフロントビューよりご紹介。

フロントビュー。

なぜか引きで撮ってるけどフロントからはこんな感じ。
ライトはかなり大きいものが取り付けられていて、
街乗りから夜のトレーニングまでがっつり走れるようになってます。

こういうパターンの時は
こうしたバッテリーライトが大活躍。

ハンドルまわり。

ブルホーンバーにレバー先付け。
このスタイルはやっぱり戦闘的な感じがして最高。
実際のライドポジションとしては
ドロップハンドル+ブラケットレバーの感じに
ハンドルの下側だけを切った形。

軽量でもあるし、
「下ハン使わねーなー」って方にもおすすめです。

ハンドルはNITTO RB-010×BROOKS レザーバーテープ。

絶妙な肩下がりに絶妙な曲げ。
ハンドル径も先端ブレーキからフラットポジションまで対応する作りで
いろんなシーンで役立ちます。

このゆるい曲げが結構攻撃的に見えてかっこいいんだよね。
でも、運転しやすいナイスハンドル。

敢えて逆つけしたフロントライトと
ハンドル中央にセットしたベルがおさまり良し。

バーテープはBROOKSで本革のものを。
レザーは伸びてくるのでその都度少しづつ巻き直して
テッカテカになり、擦り切れるまで使いましょう。

ライトはKnog. PWRシリーズからPWR Roadを。

このライトは
ひねって点灯させるライトなのですが、
かなり使えます。そして明るくて充電長持ち。


アプリと連携して
自分の欲しい光量で、保たせたい時間の想定も可能。
構造的にダイナモが取り付けできない、とか(まあほぼないですが)
ダイナモは嫌だ!(前後のハブを揃えたい)とかであれば
まずこのライトをおすすめするくらい推せるライト。

店頭にサンプルもありますし、
EBSオーナー様は1日レンタルも可能です。
もちろん僕も使ってみてのお話ですが
これは明るさもそうですが、バッテリーの持ちがほんといい感じです。

ちなみにモバイルバッテリーとして使用も可能だし、
モジュール式なのでランタンやヘッドライトなどとも互換性があり、
一本もっとけば自転車だけでなく、
キャンプや非常時にも役に立つライトだけにおさまらないヤツ。

できる形状は限られますが
ハンドルの真ん中に取り付けられるので光軸も見やすいところにおさまります。

NITTOバーエンド+Testachレバー。


先端はもちろんNITTOで。
このバーエンドがあるとないとでは
高級感も違うし、何より転倒時の保護(自転車側ではなく、当たった方)にもなる。
なんでも軽減はしてくれないけど、丸みのあるエンドは雰囲気も◎です。

レバーはエイドアームというTestach製のものを。
先端ブレーキやサブレバーとしては
かなり確固たる位置を築いてます。

シンプルに使いやすいのに
アジャスターなど基本的に不足なく全て揃っていて
かつお財布にも優しめな名作です。

ヘッドマークはバッヂ式。

基本的な仕様はHorizontal 451と変わらずなので
装備できるものも基本的に同じです。

奥行き感のあるブルーにバッチリマッチしてます。

NITTOステムにChris King Grip Nut。

ステムももちろんNITTOで。
NITTOの刻印が眩しい。

最重要パーツのひとつ、ヘッドセットは
現在予約必須なChris Kingのものを。
このヘッドは本当に長く使えるものの一つで、
フレームに圧入するヘッドセットという特性上、
精度が高くて、何度も交換しないものが良い。

スーパーハードなMTBダウンヒルでもつかってゆける
証明された良さもさることながら、
極めた上での美しいルックスも外せない。

ブレーキはSHIMANO 105を。

ブレーキはロードなどのフィールに寄せたかったので
SHIMANOのものを。

SHIMANOは創業以来最高益で、
あるものは全て売れてしまった感があります。笑

しばらくないものもあるし、おそらく値上げもあるので
手に入れれるものは早めに手に入れておくべきかと思います。

逆に今あるものは
なくなるとかなり生産先になると思うので
確実にゲットしておくべきでしょう。

完成車メーカーのコンプリートでも
重要なSHIMANOですが、かなり先まで手に入らず、
次回は未定、などもあるので
同じ時間かけるならオーダーという選択肢は十分アリかと思います。

ハブはWhite Industriesを。

どんな自転車でもハブが個人的には重要だと思ってますが、
高回転で、強度も必要なミニベロになるとそれはより顕著に。

プラス、今回はシングルなので
回転する部分やパーツ点数が少ない分、確実に回って壊れない、
丈夫なシェルとベアリング、そして
所有欲を満たす美しさを兼ね備えたハブがおすすめ。

今回は前後にホワイトのTrack Hubを。
32Hで組んでいます。
これにも理由があり、シングル、特に固定ギアで乗る場合
かなりいろんな方向にねじれるので
それだけ強い組み方をしたいのが理由。

後述しますが(今日いけるかな)
リアビューでのリアハブはより重要度が増すので
シングル、特にFixの場合、
スポーク本数はある程度あった方が良いです。

軽さだけが全てじゃない、ってのが
ミニベロの、クロモリの良さですね。

サイドビュー。

この子は完全にオンロードが主戦場ですが
撮影の時くらいは。

セッティング出す時にある程度走ってるんですが
かなり良いですね。
カッチリしてるのに少しの抜けが気持ち良さを倍増しているというか。

練習にはもちろんですが、
やっぱこれはストリートで映えてこそ。
たくさん乗ってやってください。

フレームカラー。

今回のフレームカラーはColor RAW。
クロモリの素地を磨いた後のクリアー塗装にカラーをのせたもの。
今回はブルーベースで。

ギリギリ溶接の真鍮色も見えるくらいなので
RAW感も楽しめるし、なんともいえない奥行き感が出るので
オリジナルになります。

塗装色は予測ができない(色見本からこの感じは予想しにくい)けど、
確実に良いオーラまとってくるんで気になる方は是非。

陰で見るとメタリック感もある。

クロモリはKaisei 022をフルセットで。

こちらもHorizontal 451のSTDとおなじく022番を使用し、
軽くて長寿命なクロモリを使用しております。

リアワイヤー内装式。

リアワイヤーは内装式。
今回制作させてもらった全サイズが内装式です。
なんてことないところですがかなりシンプルに仕上がるし、
シングルなのでシフトワイヤーもなく、整備性を保った上で
限りなくシンプルにしています。

もちろんリアも内装。
FLOATシリーズと同じ感じで出入り口を表現しています。
その他車種でもオーダー時にこの仕様にできますので
お気軽にどうぞ。このへんはオーダーならでは、ですね。

サドルはBROOKSのSwallowを。

手に入りにくくなったとは言え、
EBSは長年BROOKSと共にやってきており、
これからもそれは変わらないと思います。

今回チョイスしていただいたのは
BROOKSの中ではクラシックスポーツに分類される
スワローというサドル。

どっかり座るようなライドには向きませんが
(座るシーン多めだとB17がやっぱりおすすめ)
スポーツな使い方ならやっぱこれ。

別に軽くないけど、そういうことじゃないですよね。
ただただかっこいい。
それだけでも一度は所有してみる価値はあるサドルです。

手入れなどはB17と同じで
乾きの具合にもよりますが大体3ヶ月〜半年以内までのペースで
栄養補給してやればずっと良い張りのある色味に。
サドルも乗ってると伸びてくるので適切に張ってやる。

そんなこんなで使い込んでいくと
削れる部分だったり、色が薄くなる部分がでて、
自分の形に育って、そして飴色に変化していきます。

やっぱり自転車って乗って完成なので
これから少しづつ育ててやってください。

ちなみにスワローは個人的に好きなので
ストックを置いていますので
オーダーの際はお待たせしません。
(違うものがなかったりはあるけどね)

ちなみにシートポストもNITTOを。
OACのバッグサポーターとか取り付け可能なので
街乗りしていて少しだけ積載量増やしたくなっても
リアに軽く積めますし、その他キャリアもOKな作りにしてあるので
意外にもマルチなフレームになってます。

ただ、シングルなだけ。
この「他の仕様にはできない潔さ」がシングルの最高にかっこいいところです。


今週はここまで。
え?序章なかったらいけてただろって?
まあ、間違いないですね。笑

考えて文章を作ってるわけではなくて、
オーナー様とのやりとりを思い出したりしながら熱くなってくるので
それは避けられない。笑


結構シングル好きな人って多いし、
あんま変速使わねーなって人にはうってつけだし、
街乗りを一台持っておきたい気持ちも最高にわかるし、
僕のようにピストはじまりで、今またちょっと違う感じで
乗りたいとかなら最高の大人のプラモデルみたいな感じ。

今期最後のラスト一本、Lサイズの未塗装フレームあるので
気になる方は是非乗ってみてください。

いろいろシングルのフレーム企画してますが
かなり楽しい一台になってます。

後編は駆動系をさらっとご紹介します。
できれば週のどこかであげたいけれど
なかなか組みなどあってできないので
来週をお楽しみに!

ではでは。。。
MASN

シングルスピードに乗る。-序章-

さて、今週も始まりました
EBSのバイクチェック。
といっても、なぜか序章になりました。
今日のご紹介はミニベロシングルなんだけど、
書いてるうちに自分のお話になってしまったので。笑

まずはG.W明けでの天気の良い週末、これまた最高でしたね。
両日とも早朝から自転車に乗ったり、
パン屋さんに一番乗りしてみたりと
僕自身かなり充実した週末、仕事ぶり(自分で言うな)でした。

やっぱり緊急事態宣言延長、ってこともあって
新作フレームのローンチをしようと思ってた
イベントが延期になったり、

いよいよ大手メーカーでも
パーツの入手が困難になってきたりしていて、
僕たちに今一番必要なできることってなんだろう?
というのを話し合ってみたり。

前者に関しては発表自体はできそうなので
とりあえずそっちに向けて思考も巡らせていますが
こちらはしれっと、別口から発表できそうです。
グラベルツーリング系なフレームなので
気になっている方はチェックしといてください。

後者に関しては
僕たちのチームに
EBS、Tobira、GROWNといろんな表現がある中
全ブランドに共通する思想をもとに、
各ブランドで育ててきたフレーム設計から
一つの考え方をこちらも一台発表できるんじゃないかな、と思います。

気づけばどのブランドも値上げしていて、
完成車買うのも一苦労。
しかも今年はもう手に入らないときたもんだ。
少数ながら、本当に欲しい人たちに届けば。


本日のOwner’s Bike Checkは
特別製作シリーズからHorizontal 451を。(続きにて)

系譜を継ぐカスタムシリーズでは
もしかしたら一番派生が多いかもしれないおなじみホリゾン451。

今回は「TRACK」
そうです。シングルスピードです。

僕はやっぱりシングル、
ピストバイクから自転車好きであるということを
自覚したし、いろんな自転車に乗る今でも
最高にリスペクトしていて、いつでも帰ってこれる、
カスタムの故郷のような存在です。

シングルを語るには
まず自分を語らねばなるまい。(飛ばしてOKです。笑)


───時は遡り、
まだ10代だったMASN少年は

5800円の中古で買ったママチャリを乗っていて、
(今だったら中古でも絶対この値段で買えないよね)
当時の家の近くのパンク修理の相場は
1500円くらいだったと記憶してます。

途中で300円、とか500円、とか価格破壊されたけど、
当時の僕は「それやったら買い換えるわ!」と。
むちゃくちゃな考えだったな、と。
これを経てきた自転車屋さんってあんまいないんじゃないでしょうか。笑

みんな生まれた時から自転車好き!って感じで
そのだいぶ後、輪界の門を叩いた当時は
とても意識の高い方ばっかりで圧倒されていた。

話を戻してまた10代。
アメ村に毎日いた僕は
毎日の行き来に折りたたむことが
一回もなかった20インチの折り畳み自転車を購入することになる。
確か12000円くらいだったと思う。

これがかなり軽いギア比(今思えば)で、
でも余計なものがついてないシングルで、
今までよりしんどかったけど、
楽しく十三〜心斎橋間を毎日こいでた。

で、3ヶ月くらいで漫画みたいな空中分解をして壊れる。笑
あれはまじで焦った。
十三大橋を十三側に漕いでる坂道で、
立ち漕ぎ中にチェーンが切れて、スポークが折れて、
思いっきりロックして派手に転ぶという。

その時に、自転車アホらし。
って思って乗らなくなったんだけど、
それと同時くらいに運命的に
「ピストバイク」に出会う。

めちゃくちゃお洒落だった先輩が
めちゃくちゃ奇抜な自転車に乗っていた。
ピンクのラメの入った、意味わからんくらいハンドルの短い自転車。

いままでも乗っていた人はいたのに、興味がなくてみてなかった。
今もストリートの最前線で
スニーカー屋さんとサングラス屋さんになっているその人たちの
「自転車」を認識してしまってからというもの、
アメ村のガードレールに思いっきりずらっと並んでいることに気がついた(まじで)

そして帰り道、
いろんな人が、いろんなかたちの自転車に乗っていることに。

それまでスポーツ系の自転車は
全てロードバイクだと思っていた少年はかなり衝撃を受け、
とてもトガっていて格好良かった先輩に
少しでも近づくためにリサーチしまくった。
(それが何なのか先輩に聞くのが無知すぎて恥ずかしかった)

まだネットに情報なくて、雑誌片っ端から読んで、
公園前の自転車のブランド名を全部メモった。
今考えたらだいぶやばいやつだけど、
どんどん吸収されていくのが楽しくて、かなり充実していた。


そうするうちに、どうやら
NJSのフレーム(競輪の自転車)が最高にかっこいい、
ということがわかってきた。

思いっきり流行りに乗って、そしてファッションで。
当時のハードコアな人たちから見ると目も当てられないような
わかりやすい図だけど、これは今もこの考えのままきてるので
良い入り方してるな、と思ってます。
まだ乗ってるわけだから。

そしてNJSを手に入れようと計画する。
調べる。
多分できたばっかだったブルーラグのオンラインサイトで
理想のパーツをカートに入れて、値段を計算してみる。

どうやらあんな感じにイケてる組み方をするには
最低でも25万くらいかかるらしい。なんてことだ。
チョコチップスティックを1日1本
大事にかじって生活していたMASN少年には到底無理な金額だった。

そして代替案を模索。
似た形のピストが55000円で売っていた。
このあたりから金銭感覚がバグってくる。
どっちにしろ買えないので貯めながら悶々とした生活をする。

すると、なんとその先輩が買い換えるから要るか?と。
主要なパーツは全て剥がしてあったがどうでもよかった。

間に紆余曲折はあるけど、
秘密裏に水面下で動いていた僕の思惑とは裏腹に
一気に歩が進む。

とりあえず自転車工具セットを買う。
結果的に必要のない工具だらけ(精度もよくなかった。。)
だったけど、あの時あの工具セットを買ってないと
今僕が人様の自転車を組ませてもらえるなんてことはなかった。

だいぶはしょるけど、
その後わりとすぐ盗られるという事件が発生する。笑
当時のアメ村はFixが流行りすぎてて
右向いて左向いたらピストは失くなる状態だった。
NJSのフレームはそれまで競輪選手がつかったお下がりは
タダ同然の価格で取引されていて、そこから高騰して
いまでいう転売みたいなことが起きていた。


シングルしかなかったMASN少年は
それでどこにでも行った。
今は死ねるけど、100キロも200キロも全然余裕だった。

憧れの自転車を手に入れ、そして一瞬で失くす。
運良くその都度返ってきたりして、
なくなったフロントホイールだけ買ったりする。

高い自転車なので
盗難対策もちゃんとするようになる。
高い自転車なので
壊れないように整備する。

今となっては壊れないチョイスや組み方ができるけど、
その時はピーキーな速さを求めていて、
BBにめちゃ軽いオイルを乗せて
毎日BBを調整するとかいう完全に無駄なことをしていた。
熱中していた。かなり。

かっこいい自転車に乗ってアメ村を流す自分が気持ちよかった。
これも今も生きている思想で、
さすがにそこまで思ってないけど、
自転車は靴の延長線上で、やっぱ洒落てるの乗りたい。

せめてEBSいいね!って行って来てくれる方には
ド渋いバイクを届けたい。
車も単車も、乗り物自体が好きではあったけど、
意外にも熱中しっぱなしで、
気づけば同じ乗り物に5年乗ってる自分に気づく。

「ああ、愛着ってこれかあ」

このあたりから
今に繋がる、「長く使えるものを長く使うって素晴らしい」
みたいなところに返ってきて、EBSに出会う。


端折りがひどいけど、書いてたら5万文字になるので
このあたりで。

要は、自転車ってちゃんと使えば
ずっと乗れるぜ!ってこと。
特にシングルは当時の僕でも学びながら整備できたので
ちょいと工具を揃えればみんなできます。

その時に、
あれが良い、これは後悔した。
だからこれが良い、などの
プロならありえない失敗談があるのが僕の強みだと思ってるので
おすすめ工具トーク、輪行袋トークや恋話までなんでもご相談下さい。


そこから続々紹介してゆく
EBSのシングル700C、Kamogawaや
TobiraやGROWNのシングル、
そして今回のミニベロピストに繋がってゆき、
今日もご紹介。

それではまた夜に。

MASN



街乗り快速ミニベロ。LEAF LONG。

さて、まあまあ雨のG.W。
さすがに人いなかったですね〜。

明日からいよいよおやすみがあって、
せっかくだし何かしようかな〜って思うけど迷いに迷って…
みたいな方が多いのかな?

EBS京都は本当は祝日は全部OPENしたかったけど、
まあいろいろあって明日で当店のG.Wは終了。
もしかしたらいろんな人に会えたかもしれないけど、
ここは我慢だな。

バイクの組み付け状況はというと、
少し遅れていた組みも昨日でガッツリ追いつき
落ち着いてご相談できる時間が取れるようになったので
ごゆるりと御来店ください。

土日に組みと撮影を同時にやるので
店舗にいない時間もありますが
ここはお待ちいただけるとありがたいです。

そんなこんなで今週はオーナーズバイクチェックだぜ!

雨だし全体のご紹介までいけたら最高だな。

今日ご紹介するのは
こどものせとしてもかなりオーダーいただくLEAF LONG。
系譜としては
LEAF 451という451ホイールで、跨がりやすいフレームデザイン、
でもきびきび走るタウンユースミニベロがベース。

「チャイルドシートを取り付けたい」
「もっと重心を低く、安定感のあるミニベロが欲しい」
「荷物を載せるのが得意な自転車はないの?」

などのママやパパからのご意見をいただき
設計上軽く仕上げることができるパーツ構成に
走りもパリッとそのまま、406ホイールでより小気味よく。
チャイルドシートを取り付けても、取り外しても。

こどものせ自転車を
こどものせだけで終わらせない、のがLEAF LONG。

なんだけど、
やっぱりなにもつけないLEAF LONGは何とも言えない
エレガントな空気感を持っており、
また少しだけロングなその乗り味がまた楽しい、
そんなバイクにご要望をいただきました。

これから子供乗せ自転車をご検討のお客様、
今こどものせミニベロとしてご活用いただいているオーナー様、
これからチャイルドシートが取り外されて
より軽々走れるようになった
ゆくゆくの仕様を垣間見ることができるかもしれませんよ。

最近ミニベロの紹介が多いね!
って言われるんですがまさにそうで、
今またミニベロが気になっている方が多いのもあるし、
EBSは製作スケジュール上、
「これ作りますよ〜!」ってご予約していただいて作るので
ある程度車種が固まってきます。
なのでまだまだいろんなバリエーション出ますよ。

大きいタイヤのバイクも少しずつできてきているので
店頭展示車も含めてまたご紹介させてくださいね。



そんじゃ、今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service(EBS)
LEAF LONG

うーん、クラシカルな空気感。
LEAF LONGのフレームワークって歴史が深いわけではなくて、
なかなかにオリジナリティあるステップスルーなデザインなんだけど、
なぜかクラシックな印象をうける不思議。

乗っていただいてるオーナー様は波乗りをかなり嗜んでおられる方なんですが
サーフな側面を感じさせるわけでもなく、京都の街並みに溶け込む、
かなり渋い大人ミニベロなチョイスからのハイスピードギアな組み方。

目を惹く亀甲打ちのフルフェンダーに
オールラウンダーなハンドル。
かなり快速快適な自転車ではないかと思います。

それではフロントビューより。

フロントビュー。

今回のポイントはまずフロントに一つ。
かなりレトロなダイナモライトが入ってます。
これはたまたま発見したんだよね。
現行のものに比べると明るいわけじゃないし、
電球が入ってるので切れることもあるけど、
このチープな感じが最高にかわいくてチョイスしたの。

ハンドルまわり。

通称「カモメ」のハンドル。
街乗り、コミューターバイクには最適中の最適で、
実はATBとかにもハマる。

NITTO×EBS 「EBS-20 Bar」


そしてこんな感じでミニベロにももちろんばっちりで、
アップライトでないのでルックスはシャープなまま、
スポーティにも振れるけどハンドルを硬くしすぎてないので
楽に乗れちゃいます。

Rindow / TARUGATA Grip & Velo Orange Brake Lever

僕、このグリップめっちゃ好きなんです(お前かよ)
でも、やっぱり革グリップが圧倒的人気のEBS京都では目立たない存在。
PVCで、昔の自転車についてそうなシースルー(単語が古い)なグリップ。
この時はまだオーナー様のライフスタイルの全容は知らなかったけれど、
ビーチクルーザーとかにもハマるグリップなんで
これに反応していたのにもさすがと言う感じ。

僕は昔めちゃくちゃお気に入りで
完全にエンジンがお逝きになるまでいろんなところに行った
原付につけていたグリップに似ている(これと生ゴムを交互に使ってた。)
のも好き(お前かよ)

グリップ力最強のラバーグリップなどではないですが、
こんなにパッと雰囲気出るグリップあんまりない。

まだ少数店舗にあるので
ぜひマイバイクに組み込んでみてください。

ブレーキレバーはVOのグランクリュ。
このブレーキもシャープなのにカッコつけすぎない感じが好きで
よくおすすめさせていただくんですが
これはVブレーキ用のレバー(めずらしいよね)で、
EBSだとLEAF 451やLEAF LONG、
TobiraだとModel-Tをコミューターカスタムするときなんかに最高ですね。

CNC出しなので
かなり軽くて剛性もあり、かつ引きも軽いです。

ヘッドセットはTANGEのSuper Polish。

EBSではKINGと並んで定番のヘッドだけど、
最近改めてこいつの良さに惚れ直してしまった。
なかなかに使い込まれた
10年選手のEBSを最近メンテナンスしたんだけど、
ヘッドぴんぴん。まだまだ余裕で使える。


KINGのあの安心感も捨てがたいけど、
ピカピカのポリッシュのTANGEが映えるシーンはかなり多い。
しかもこの長寿命(まじでガチの使い込みだった)はさすが日本といったところ。

これよりもリーズナブルなヘッドはもちろんありますが、
あと3000円くらい出せばこれが手に入る最高な環境にいるので
是非ここは少しでも良いものの導入をお勧めしたいですね。

なにより、ヘッドはフレームに圧入するので
何度も出し入れするとあんまりよくない。

中のメンテナンスをしながら、入れっぱなしで
OKな回転部はやっぱり最高だったというお話。

変速関係はSHIMANO ZEEで。

光が飛びすぎてる。笑
写真、なかなかうまくなんねえなあ。
もっと落ち着いて撮らないと、ですね。

10速、街乗り快速系で
運用するにあたって現在ミニベロでは
最高の選択肢なんじゃないかと思う
MTBトライアル系コンポのZEE。


変にインジケータもないからすっきりおさまるし、
変速域も広い(RDで後述しますね)から
ミニベロに欲しい大径チェーンリングを使ってもハイスピード&登坂に強いという
最近やってる大径フロントシングルな考え方と少し似てる。

タイヤはMaxxis DTHを。

このタイヤはそれなりにエアボリュームが欲しいけど
太すぎるタイヤは..って方におすすめ。
使用環境としては全天候、鴨川のような砂の多いコンディションでもぐりぐり走れます。
やわらかなタッチのコンパウンドなのでグリップ力も高くて良い感じ。

バッヂ仕様。

EBSのミニベロシリーズはバッヂタイプがスタンダード。
シンプルなバイクが欲しいけど、
完全に無地、は安っぽいからやっぱりバッヂにはこだわりたい。
バッヂはレーザーカットで抜いて、ビス留めです。

もうひとつプレートタイプのものがあるんですが
こっちは墨入れして荒く削ったりと
それはそれで手間かかってます。

ブラックのものもあるんですが
がっちりブラックで作った方がハマるな、って時は
そっちもあるので言ってみてくださいね。

ブッシュアンドミューラーのレトロライト。

これ。
たまんないですね。
僕は日々街乗りに限らずダイナモライトを推していますが、
いまチョイスしているやつもそれなりにフューチャーレトロで
しかも高級感もあり、大光量なかなりおすすめなライトなんですが
これはこれで最高。

ハロゲンランプで、すごく優しい光。
このちょっと間の抜けたルックスもかわいくて
今またこれ出しても売れると思うんだけどなあ。

たまたまDigしたものを
これなら!って思って取り付け。

切替もパチパチするタイプのスイッチで
良い感じ。
秘蔵ダイナモライトの最後のひとつが嫁いでいきました。

やっぱりダイナモの魅力って
充電しなくてOK、とスイッチ入れなくてOK、これに尽きます
ね。
充電式ライトでは今なら最新型の
KnogのPWRというライトをお勧めしているんですが
あれか、ダイナモか、ってくらいまできてる。

京都で街乗りするならそれなりの灯りがないと不安だし、
「ライトつけるのダセー」みたいな前時代的な謎の風潮ももうないです。
あの風潮、一体なんだったのか。

常に充電切れの不安と闘って
消費の少ないローモードで運用、忘れないように取り外して、
充電して、忘れないように取り付けて。。と。
街乗りでこんなストレスいりません。

一回組み込めばこの無駄から解放され、
軽い回転で常に最大光量、
ちゃんと角度も計算されて対向がまぶしくないやつ。


ホイール組みの初期投資は確かに必要ですが、
一度は紹介させてもらっていますので
是非ご検討いただければ、と。
一度使うとやめられない便利さです。


サイドビュー。

改めて横から。
自転車は横姿も顔なので
やっぱり佇まいのオーラが大事。

特にLEAF LONGは空間が大きいので
そこを活かして組めればかわいく仕上がります。

結構いろんなカラーが京都にいらっしゃるので
見つけたら参考にしてみては。
そのひとつひとつがオリジナルで、
オーナー様の決めたカラーに、仕様。
全て全く同じ、ってのはないので
人とかぶらない街乗り自転車をお探しの方は是非。

BROOKSはフライヤーシリーズを。

うしろのバネがよりクラシックなB17のFlyer。
いまやレアサドル感がすごいけど、これからどんどん希少化していくかも。
おそらく近い将来はゴム系の素材がどんどん台頭してきて、
レザーサドルは本当の意味でクラシックなものになると思う。

このサドルはちゃんと使えば10年いけますが、
2030年、どうなってるかな。
今とかだったら毛皮着てたらいよいよ怒られる時代(思想的にはそれも謎ですが。。。)
ですが、革サドルもそうなるのかな?

BROOKSのレザーは
かなり厳格で、もちろん環境配慮、動物にもリスペクトがあり、
世界で評価されるのはそれが理由ですが
やっぱ「革サドルは良い」と10年後も言いたいですね。

その頃には当たり前に物を長く使うことがかっこいい時代で、
渋いバイクは今から育てておかなければ、と思ってます。笑
ゴミを出すこと自体がめちゃくちゃお金がかかる、って感じになりそうですね。

もともとの日本では修理しながら長く使う、というのは
当然根付いていたものなので
またすぐに馴染むと思う。

フライヤーシリーズにも
ベルトループはもちろん装備。
BROOKSのサドルバッグはもちろんOK。
スプリングの分クリアランスは狭いですが
大型のものも。

ちょっとした工具を入れておいたり、
鍵などを入れるスペースにも良い感じですね。

フレームカラー。

今回のカラーオーダーは
色味としての表現のむずかしい、グレージュなベースを
ワントーン暗めに。

どこかグリーンも感じさせるし、
少しの黄も感じる、ナイスカラーです。
かなり大人っぽい感じですね、男女問わず使えるカラーチョイスだと思います。

EBSのトップチューブロゴはLEAF LONGには標準ではつかないんですが
今回はゴールドをチョイス。
ここはブラック、シルバー、ゴールドから指定可能ですが
組み上がってから(ゴールドだな)ってなることがほとんどなので
最終決断でもOKです。

大径チェーンリング。

クランクはノーブランドながら
なんかマットな質感がよかったPCD130の5アームのものを。

そのままだとプラスチックの黒いキャップが目立ったので
真鍮のキャップを真ん中にセット。
これがあったからさっきのロゴはゴールドに寄った、って感じですね。

チェーンリングはSuginoで
薄歯で手に入りやすいパーツの中で最大歯数の56Tをセット。
406ホイールのガツっと伸びる加速感と
大径ギアの生む最高速はけっこう魔力のある組み合わせ
で、
この沼にハマる人は60Tとか、バケモンじみたギアに手を出してしまうのですが
そんなカスタムもお待ちしています。笑

PAUL Chain Keeper

大径ギアにすればするほど
どうしてもリアとの角度がきつくなったり、
上下差が出てチェーン落ちが気になってくる。
そこで出てくるのがこのチェーンキーパー。

がっつりカバーしてしまうので
まず落ちない。
調整も4mmアーレンキーでできるので
日々のメンテナンスもしやすいのはPAULの御家芸ですね。

EBSのもうひとつの表現、GROWNで
ミニベロ大径チェーンリングの考察を進めている最中なので
こちらはお楽しみに。

ダブルレッグスタンド。

当然スタンドも取り付けOK。
LEAF LONGにはスタンドの選択肢が三つあって、
このセンターに取り付けるタイプのスタンドに
一本足、写真のように二本足のものが。

それと、リアに取り付ける
こどものせ専用スタンドがあります。

こちらのスタンドは受注製作のような形なので
(毎年4月あたりにストックできるようにしてます。)
オーダーの際にお伝えください。
子供乗せ自転車じゃなくても、
カーゴバイクとして使いたい時などにも便利です。

リアビュー。

不思議と重厚感のあるリアビュー。
やはりフルフェンダーは映えますね。
ドロヨケの存在感に負けない車体があるからこそ両方勝つ、
一番良い感じの組み合わせ。

HONJOフルフェンダー。

ドロヨケをドロヨケだけで終わらせない、
ドレスアップ的な要素も含む
Simworks×HonjoのMicro Turtleフェンダー。

ミニベロ用を出してくれてるだけでも嬉しいのに、
この限界ギリまでフルサイズなフェンダーがたまらない。



まあまあの太さのタイヤまで飲み込んでくれるし、
東京でこちらもひとつひとつハンドメイド。
ハンマードなんて伝統工芸だよね。

日本最後のドロヨケメーカーなので
買って、乗って、みんなに伝えて応援できれば
、と思いますね。

この感じ、たまんないっすね〜。
クラシックに作ってるのに、思いきり攻撃的なギア構成だし、
ZEEだし。

この相反する存在みたいなのを混在させまくってもバランシングしてくるのが
ミニベロの最大にやべーとこです。

なにしてもOK、ってわけではないけど、
かなり自由。
そこが面白いというか、大人の遊び道具としてハマっていくとこなんだろうな。

RDもZEEを。

ZEEはMTBの思想で作られているので
RDのスプリングテンションが高く、
確実な変速、チェーンテンションが強み。

それに加えて
ミニベロでは地面とのクリアランスが不安になってくる
GSサイズなどのRDではなく、SSサイズで
36Tのワイドレンジを実現できるので
坂にも強く、高速域でも楽しめる
幅広い構成が組めます。

EBS京都で特にLEAF LONGに人気で、
チェーンの長いLEAF LONGには効果抜群、
より走りにダイレクト感が生まれます。

とはいえ、10Sもいらない、とか
いろいろあると思うので
LEAF LONGのスタンダードモデルは
8Sや9Sでご用意させていただくことが多い。

こんな選択肢もあるよ、っておはなしですね。

いやー、今週もNice Bikeでしたね〜。

オーナー様は納車後の今の時点で
より煮詰めたセッティングをしてもらっていて、
より攻め込んだフェンダーやよりシビアに調整したキーパーなど、
ああ、やっぱ乗りながら完成していくもんだよな、っていつも思う。

日々の使う道にできるだけアジャストするようセットするので
EBSオーナー様は今のやりたいこと、お気軽にお伝えくださいね。

明日でEBS京都のG.Wは終了、
キャンペーンなども全て終了となるのですが
まだまだ滑り込みはセーフなので是非よろしくお願いします。

明日は確実に晴れだからもしかしたらまぐれでバタバタしちゃうかも。
ご予約も少し入っているので
お昼間はお断りさせていただくことになると思いますが
お気軽にご予約、御来店ください。

ではでは。。。

MASN