シングルスピードミニベロで駆け抜けろ!Horizontal 451 TRACK!後編。

前編はこちら。

いやー、雨、雨、雨でございますね。
ほんの少しの晴れ間を狙って撮影する男、MASNです。

このまま梅雨入りすんじゃねえか、という感じですが、
EBSオーナーのみなさま、サイクリストのみなさま、
そして思い悩んでここにたどり着いたお客様はいかがお過ごしでしょうか。

気象庁が発表する「京都の梅雨入り」まで
限定モデルの受付をします、と言ったのだけれど、
これは早すぎんだろ。笑
でも、あれは早期予約特典なので宣言通り梅雨入りまででいきます。

本来ならば春にオーダーいただいたバイクは
先にパーツを揃えてから
京都工房のチーフフレームビルダーがフル稼働して
G.W明けくらいまでには納車できていたんですが、
もはやそんな神話は2021年には消失してしまい、
なかなかにパーツ調達熾烈極める毎日であります。
逆になってしまいましたね。

でも、納車が早い車種、今ストック完了した車種、ってのもあるので
街乗りで、長持ちで、日本製のものを。
って方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

そんでもって今週は
先週に引き続きHorizontal 451のシングル、
トラックエンドエディションの紹介です。

オーナー様にもご連絡いただき、早速走っていただいているようです。
(またご連絡しますね!)

固定ギア自体が自転車の根源的な楽しさを表していて、
乗ったことないと乗れるまでに
少し時間かかるくらいのちょうど良い感じの難度。

おそらく固定ギアにチャレンジしよう、って方で
自転車に乗ること自体がはじめて、なんて方はかなり稀有
(いたとしたらそいつあチャレンジャーだぜ!)
だけれど、乗り慣れていてもフリーギアに慣れていると
この原始の乗り物にてこずります。

「乗れない自転車」が最高に楽しいって
なかなか街中で、平地で体験できないと思う。
下手したら1時間くらい駐車場で
スタンディングして遊んでたりするくらい
乗り始め楽しいです。

それって、3歳くらいの時の自転車体験と同じだと思うんですよ。
そのあとたびたびくる、小学生の時の
それぞれの地域で流行った謎の乗り方、とか
「あの坂道足をつかずにこげるか」とか
「限界ギリギリのコーナリングで派手にコケる」とか。

まだクソガキなんでそんなこともするけど、
これはちゃんとした大人の、少年に戻れる自転車、ミニベロのお話。

今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service(EBS)
Horizontal 451 TRACK

あらためてサイドから。
うーん、やっぱいいですね。

チェーンがびしっと、
無駄なもののない自転車としての原初の姿。
変速機は無駄なものではないけど、
これに乗っている間だけそう思えたりもする。

今週は駆動系、クランクからだね。

クランクまわり。

Sugino のSG75DD×ZEN。

SuginoのSG75といえば
NJS、競輪ではおなじみだし、
トラックバイクカスタムでもかなりお世話になることの多いクランク。

今回は街乗りに限らず、カスタマイズがしやすい
DD、ダイレクトドライブのクランクで。
クランクが直結している、という今では完全に当たり前な方式も
トラックバイクではあんまり存在しなくて、
ロードバイクなどでは当たり前に享受できている性能も
かなりわかりやすく体験ができます。



固定ギア、はそもそも後ろとつながっていますが、
左右にもこうしてつなげることでさらなる一体感を目指します。

BBもSG規格ではなくいろんなBBが使えるので
強靭なものだったり、最高に軽く回るものだったりをチョイスできます。

ZENの55T。

チェーンリングは硬派にZENを。
ZENは海外では絶対神の扱いですね。
レースでもかなり使用チーム多いと思います。

「禅」って漢字がウケてるのはもちろんあると思うけど
やっぱりこいつの良さは「精度」と「硬さ」。
他のチェーンリングとは群を抜いて違います。

大体軽量化のために肉抜きされていたりするけど、
ZENは完全にどストレート、板です。
これによって強大なパワーをたわまずに受け止められるし、
ずっと円を保てます。

そして55T。
ZENのスタンダードセットでは最大の大きさになるんですが
451ミニベロではちょうど良い大きさです。
これじゃ重い、て方もいる、くらいのギア比になってくるかな。

この歯数はロードなどではまず常用できない大きさです。
でも、ミニベロならこれも使える。
アンバランスなギアの大きさもミニベロの魅力ですね。

ちなみにミニベロでも55Tとなってくると
BBなどにかかるパワーは相当なので
ちゃんとしたBBを使いましょう。

MKS Supreme。

ペダルは世界最高峰ペダル、三ヶ島からは
Supremeを。
アパレルのシュプリームよりこっちが響く人も多いはず。

今のスタンダードのトリプルシールドとは違い、
MKSの職人がすり合わせ、完全に調整された最高のペダルです。

ちなみにクロームも思いっきり丁寧にはいっていて、
まるで濡れているかのような光り方をします。

片面踏みで軽量化されており、
蹴返しが裏に。

それにケージクリップで
街乗りと、思いっきりこぎたい時も両方使いやすい。

完全にトレーニングで行くならSPDペダルもありです。
固定ギアとビンディングはわりと楽しい組み合わせだけど、
街乗りどんどんしにくくなっちゃうので
こうしたケージクリップがちょうど良い。

なんせ、Supremeの回転がえぐすぎて嬉しくなりますね。
所有欲満たされるペダルのひとつ。

センタースタンド台座。

おもいきりミニベロピストなスタイルだけど、
オーナー様は街乗りで何が必要か、ってのをしっかり指定くださり、
やはり必要なスタンドを。

なくても良いアイテムではあるけど、
やっぱ気軽な駐輪って重要な要素だし、
スタンドがなければここで撮影もできなかったからね。

やっぱ自転車とカメラの相性って抜群なので、
被写体としてがんがん撮ってやってもほしいですね。
またライドのお写真もくださいね!

リアビュー。

うん、リアビューは良い。
シングルに限らずそうなんだけど、
やっぱ後ろ姿がいいよなー。
車は前45度が好きなのに。
単車も前45度が好きなのに。

なんでなんでしょうね。

このバイクはシンプルなパーツ構成ながら
White Industriesなどのパーツがかなりカッチリと効いていて、
しっかりパワーを受け止めてしなりで逃げるかなりおすすめの構成です。

乗ればわかる、ということなんですが
こればっかりは所有してみないと、という。笑
ピストの面白さは本当につたえたいことだし、
そこにミニベロというコンパクト要素を加えると
こんなに楽しい遊びになるってこと。

しかも、ギア比やハンドルこそ変われど
ミニベロとシングルスピードという組み合わせは
どんな軽いロードバイクにも、
どんなに走りやすい原付にも敵わない
「遊びに行こう」と思って出せる隙間の手軽さ、みたいなところがあります。

うまく説明できないけど、そんな感じ。笑

値段で語るわけではないですが、
ピックアップ、スーパーカー、軽自動車と
車庫に並んでいたとして、
なぜか使ってしまうのは軽なんだよね、みたいなことが言いたい。

足だからなんでもいいや、ってわけではなく、
そこをしっかり国産ハンドメイドフレームビルダーにオーダーしてくださった
オーナー様に感謝、リスペクトです。

このバイクはATではなくMTのような感じかな。
進み出したらそれこそIt’sオートマティックのような進み方をするんだけど。

タイヤはPanaracer×SimworksのPotter。

リアはタイヤから。

国産タイヤでは相当有名、
海外からの別注オーダーも爆裂なPanaracer。
と、Sim Worksのこらぼのタイヤ。

Minitsシリーズのコンパウンドに
ピーナッツバターサイド、451の1-1/8サイズ。
ミニッツのコンパウンドは個人的に好きで、
消しゴムのようなすこしねっとりしたテクスチャ。

かといって擦り減りが早いわけではなく、
しっかり肉厚でパンクにも強く、そしてロングライフです。
むしろ替え時がわからんくらいです。

僕たちも欲しいミニベロタイヤめっちゃいっぱいあるから
コラボしてくれないかな。笑

リアハブ/コグもWhite IndustriesのTrackハブを。

リアにももちろんWhiteを。
固定ギアもロックリングもWhiteです。

White Industriesのコグは専用品で、
お得意の超絶造形、星形の嵌合システムで
かなりピタッとハマります。

やるかやらないかは別として
スキッドにもかなり強いですね。

チョイスしたのは13t。
Fixではかなり小さいです。
前は55Tだったのでギア比は4.23。
700Cなら踏める人は太腿バケモノです。笑

451だとちょうど良い感じ。
でも、けっこうグイグイ引くかんじがあるので
パワーはかなりかかってますね。

硬めのトラックハブじゃないと
このパワーにはいつか耐えられなくなる。
やっぱりここはWhiteで大正解ですね。
カチッと入力入ります。

リーズナブルなトラックハブを
チューニングして使うのも最高だけど、
やっぱりこの精度はさすがです。

カラーRAWのスケルトンブルーと
ハブナットの真鍮との相性も抜群でカッコ良い。

トラックエンド。

いや、そりゃそうでしょ、って感じだけど
やっぱりこのフレームの肝はこのトラックエンド。
FLOATシリーズのものを使用しています。

昔のSHIMANOエンドと悩んだけど、
やっぱり中のコグが見えてルックスの軽さもあるレーザーエッジエンドで。

ちなみにキャリア取り付けOKなので
ホリゾンの拡張性は失わずにトラックエンド化しています。

IZUMIのVチェーン。

シングル固定では外せないIZUMIのV Chain、スーパータフネス。

競輪選手の決戦用のチェーンですね。
チェーン離れが一番良いと思っているチェーンです。

なによりこのゴールド&ブラックが渋い。
シングル好きな人が見ると
「お!チェーンVやん!」ってなります。笑

これかHKKか、ってとこですが
これは好みですかね。
交互に使うのも僕は好きです。笑

自転車のパーツって結構すぐに交換できちゃうので
気になったものは試す!これで家の中を
ギア板やハンドルだらけにすることができますよ!(!?)

ギア板はいいけど、ハンドルの良い保管方法なんかないもんですかね。笑
僕の家にはブルホーンだけで7本くらいあります。。

そして、シングルのこのアングル最高だよね。

いやー、今回もナイスバイク!でしたね〜。
シングルスピードのミニベロが万人受けしないことは
もちろんわかっていて、ほんとニッチな需要なことはわかっているのですが
それはメーカー完成車が見向きもしていなく、やっていても
雑なパーツで組まれていたりして真価の発揮できていないものが多いです。

ほんとうは万人におすすめしたい一つの選択肢です。

近畿地方梅雨入り。

まさかの書いてるうちに梅雨入り。笑
ってことでHorizontal 451の
Discブレーキエディションの早期受付割引を終了します。

次は梅雨明けるまで、なんかやりましょうかね。
なにがいいかな?
スポーツの秋に向けてオーダーしてくださる方に向けて
お得な何かを考えておきます。

店頭でなんかやるので
これ見た方はお声がけください。


明日も雨ですねー。
でも、珍しく私MASNが店頭に立っております。
おそらくゆったりめの営業になるので
お気軽にお問い合わせ、御来店ください。

おそらくホイール組みしまくってるかと思います。笑

明日もよろしくお願いします!!

ではでは。。。

MASN