いやー、今週もはじまりました、
EBS bikes Owner’s Bike Checkのお時間でございます。
いろいろ紹介していてかなりの時差になってしまったけれど、
春製作予約分のフレームの最後のオーナー様のバイクです。
夏季製作分は現在組んだり部品調達していたりと現在進行形。
先週でLEAF LONGのEBS京都の夏季分は予約完売、
次回は秋季製作分を昨日から受け付けているので
カワイイこどものせ作りたい方は是非ご検討ください。
昨日の雨と打って変わってばちばち快晴。
撮影で岡崎公園にいたけど
もうまじで平和そのもの。
風景にマスクがなかったら
世界中で猛威を奮っているウイルス、
みたいなものがあるとは思えないだろうな。
美術館でもエジプトの宝物が展示されていたりと大盛況。
四大文明だし、話して人が分かる話題って楽しいもんね。
僕はくろねこと一緒に暮らしているので
バステト神リスペクトです。
ちなみに次回はドラえもん展です。
めっちゃでかく村上隆先生の作品写真がでておりました。
もうかわいかった。
いや、京セラの宣伝の人なっとる。
さて、そんな(どんなだよ)最高に陽気な京都は二条エリアより
今週はLEAF LONGです。
ハンドメイドの自転車、ってなると
まずは思い浮かぶフルオーダー、フレームビルダーと話して作り上げる
究極のロードバイク!
みたいなことがはじめに浮かぶと思うんだけど、
EBSのハンドメイド自転車は少し違います。
もちろん究極的!な所有欲を満たす物作りはしているんだけど、
もっともっと日常に根ざしていて、
こどものせ自転車を完全国産製作するなんて
なんでも海外で外注、自動化する
令和の世に完全にカウンターなこともやっています。笑
そこに自転車に詳しくないといけない、とか
そんなことは全くなくって、
ここは何色、ここはこんな感じ!
みたいな自分でTシャツを作ったり、
家の壁紙を決めたりするテンションでご購入いただけます。
もちろん、パーツを一点一点精査し選び抜く
カスタムフルオーダーもOK。
それが面倒でなければ、ですが
しっかり一つづつご説明するので
付き合っていただければこちらも最高の購入体験を目指します。
特にこどものせ自転車は納車時よりも
3年、5年と経った方がよりその人に馴染むので
EBSの理念ともバッチリハマる自転車です。
で、やっぱりお伝えしたいのは
明らかな軽さ。
僕たちは軽さを追求するチームではありません、が、
こどものせ自転車を良いクロモリで素直に作ると
このくらいの軽さになる、という必然というか、
シンプルな結果なんです。
狭い日本の駐輪場で必要以上に長い自転車は明らかにハマってない。
その自転車、アシストでパワー出してるけど、
そのパワーに負けないように必要以上に鎧を着込んでいませんか?
取り回しもしんどいし、
重い車体を動かすのは結局腕力だし、
ストッピングパワーも強烈なので車体もまた強化しないといけないし。
もちろん、EBSの自転車こそが至高!なんてわけではありませんが
やっぱり年間で製作していると
「やっぱ良いなー」って思う瞬間いっぱいあるわけです。
その上、かわいい自転車。(自画自賛が過ぎる。笑)
で、乗っていただく。
やっぱり、軽さと高級クロモリの織りなす乗り味は感動。
こどものせ自転車に乗ることが日常になっている方ほど、です。
お子様と一緒にお出かけする、というのは
至福のひとときでありますが、
その上に乗ること自体が楽しくなる自転車、最高じゃないですか?
秋季に向けてまたスケジュール出ししていくので
是非、一度EBS京都でご試乗ください。
それでは、本日のご紹介は…
Engineerd Bike Service(EBS)
LEAF LONG
もう、ばっちばち春。笑
ご紹介遅れていてすみません!
これからまた夏になっていく写真たちです。
とってもピンクな背景からグッと差し込む
カレラなブルーメタリック。
完全スポーツカーのカラーリングですが
今回はこどものせ自転車に落とし込み。
フロントのラタンバスケットと
ハニーカラーのレザーパーツがばしっと差し。
フレームカラー。
うーん、ナイスカラー。
ブルー系のカラーだけでも40色くらいから選べるんですが、
メタリックで表現されたまさに「青!」って感じがたまんない。
ヨーロッパのスポーツカーのイメージでチョイスされたオーナー様ですが
これはかなり迫ってるんではないでしょうか。
ここ最近、またメタリック系キテます。
市販車のトレンドとしては圧倒的にマットカラーで、
やわらかに仕上がるし、
ブラックとかでもハードすぎないので納得の流行りなんですが
こうした予想して決めてバチっとハマったカラーも最高ですね。
そんじゃ、フロントビューからいってみよう!!
フロントビュー。
チャイルドシートを外した状態のフロントビュー。
EBSのリアキャリアにThule、Yeppの組み合わせは
工具なし、アタッチメントなしですぐに取り外し可能なので
とても軽く仕上がって、
かつ使い方に合わせてかなり応用が効くので
フレキシブルです。
それはリアビューで詳しくお伝えしますね。
ハンドルまわり。
大型だけどハンドル幅を出ないサイズのバスケットラックはEBSメイド。
同じ型を他の車種に応用もできるけど、基本的にLEAFやTURNシリーズ専用です。
ハンドルバーはLEAF LONGではスタンダードな
プロムナードハンドルを使用。
このハンドルはとても使いやすく、かなりいろんなカスタムで登場する
名作ハンドルです。
BROOKS×SHIMANO。
車体の高級感をグッと上げてくれるBROOKSレザー。
ハニーブラウンとメタリックブルーのコントラストが最高です。
ブレーキレバー、シフトレバーはSHIMANOのものを。
いまやほとんどのパーツが完売のSHIMANO製品ですが
やはり、この価格帯でこの性能は世界がほっとかない。
シンプルに効率化されたレバーは
昔から積み重ねられてきたSHIMANOの上位グレードからの系譜をふむ流れがあります。
グレーとブラックの構成もシルバーのみにこだわらず綺麗におさまり綺麗。
シフターは8Sのものを。
こちらもトラブルの比較的少ないラピッド式で長く使っていただけます。
EBSハンドメイドフロントラック。
フロントラックの製作ももちろんEBS。
NITTOなどの社外パーツはもちろん取り付け可能で、
そのための取り付け穴などもカスタムで追加可能ですが
やはり同色にペイントされたラックはとても一体感があり
一気にグッとまとまります。
必要以上に柵などを増やさず軽く、強くをイメージして。
専用のラタンバスケットを載せても良し、
バスケットバッグを作っても、合いそうなものを載せてもよし。
フロントラックはアイデア次第でいろんなものが載るので
ゆくゆくはカーゴバイク化もOK。
もしかしたら「あれ」が載るかも?
ってのもいろいろ考えてみてください。
ちなみにフロントチャイルドシートを取り付けても
お子様の足がギリ当たらないところを狙っています。
バスケットは固定しなくても落ちませんが、
ベルトなんかで取り付けてしまっても良いと思います。
このあたりは日々の使い方に合わせてカスタマイズしていきましょう。
大きさとしては文句なし。
取っ手もついてるので
お買い物帰り、そのままおうちまでGO。
生活感を出しすぎないのもLEAF LONGの魅力だと思います。
ハンドルスタビライザー標準装備。
重い荷物でハンドルが振られすぎないように
バスケットなどを取り付けのバイクには標準でスプリングが取り付けられます。
補助的な役割で万能ではないけれどわりと有能です。
LEAF LONGにはもともとこの台座が取り付けられるようになっているのですが
その他車種ではオプションです。
こんな感じでフロント積載を想定されておられるオーナー様には
ご提案させていただきますのでご検討ください。
EBSのバイクでどんなカスタムができるかわからないよ!
って方も私にお申し付けください。
スペシャルショップならではのカスタムの柔軟さは確実にあります。笑
Bordo Lock専用台座をカスタムで。
カギってどうするんだろう、
というお問い合わせもよくいただくカスタムのひとつ。
鍵に関してはお好みがありますので
自由にお選びいただくのが一番ですが
おすすめのカギ、というのも存在します。
いつものU-lockはもちろん
(10人におすすめして1人にハマっていただく、完全僕の好みです。笑)
おそらく日本で一番売れているカギがこのBordoシリーズの最軽量モデル、
「ABUS Bordo Lite」
この鍵はケースが付属しておりボトルケージ台座に取り付け可能なんですが
LEAFシリーズにはボトルケージ台座を敢えて取り付けていません。
のでカスタムとはなるのですが
ダウンチューブに専用の取り付け穴を設定。
使いやすくて保障も手厚い
(新車購入から三年間、もし正規に駐輪していて
切断などで盗難に遭った場合、次回購入費として5万円がお見舞い金として出る。)
のでかなり人気の鍵です。
実際切断強度もそれなりにあり、
少なくとも少し大型の工具を使わなければ切断不可だし、
そんな工具持ち歩いてるやつ盗人以前にヤバイやつだし、
切るのに時間もかかるからよりヤバイやつだし、
そもそもチャイルドシート取り付けていて、
明らかに家族の自転車を盗ってやろう、
なんて不届き者はそうそういないとは思うのですが、
鍵の意識は高いにこしたことはなし。
もちろん超短時間駐輪用にもっと小さい鍵もご用意できますので
そのあたりはご相談ください。
サイドビュー。
すっきりと見せれるシンプルなフレームがとても良いですね。
外しても取り付けてもどっちもかわいいのずるい。
そもそも、日によって外す、外さない、って
考え方ができない自転車も多いので
僕はこの部分もポイント高いと思ってます。
サドルもBROOKSで。
やはり美しいBROOKS。
今回はB17STDを。
BROOKS自体が人気すぎて完売ですが
EBS京都はもともとBROOKSを強力に取り扱っていたので
いまのところBROOKSは割とストックしておりますのでご安心を。
レザーサドルが良いのはもうずっと言われていることですが
ここにきてBROOKSの取り組みが
とてもサスティナブルで、
地球のためにかなりいろんなことやっててかっこいい。
EBSでもいろいろと環境問題には取り組んでいますが、
やっぱり自転車を長く使うこと、これが一番環境に良いです。
排気ガスが、とかは僕は車も単車も
大好きなので正直まったく言うつもりないんですが
エコな乗り物なのはまちがいないし、
しっかり使えば交換して出る廃棄物は限りなく抑えられるのが
自転車の最強のメリット。
乗っててかっこいい乗り物、これからのスタンダード。
まずは、破れたら終わりのサドルから
10年しっかり使える、そしてのりごこちも良い革サドルの世界へ。
Wガードクランク。
今回はWガードクランクを。
どんな車種にも使えるわけではないんですが
(チェーンライン的な問題です。)
ミニベロに最重要なギア比をしっかり稼いでくれる上に
信頼のSugino製。
そしてシンプルなルックスながら
巻き込みを少なくしてくれるイイヤツ。
が、巻き込み防止にはやはりアンクルバンドが大正義。
自転車とお洋服が好きなら
ひとりひとつ持っていたいアイテムです。
MKS シルバンツーリングネクスト。
ここも安定のメンテナンスフリーペダルを。
現在のフラットペダル最高峰であり、
確実に長く使えるのでまずは導入検討間違いなしなアイテム。
もっと薄いペダルにしたい、とか
コンケーブ効いてる足をもっと乗せやすいやつにしたい!
とかがあれば別ですが、シンプルなペダルで高級感もあるものの中では
「間違いない」と胸を張っておすすめできるペダルです。
センターブレーキ台座。
LEAF LONGはセンタースタンド台座は標準装備です。
こどものせとして使用しない場合、
お子様が大きくんなって乗らなくなった場合など、
また一人でもっともっと気軽に乗っていただくための装備変更が可能。
後輪の両立スタンドを外して
ダブルレッグスタンドを取り付けるのが一般的ですね。
その人、その時。
いろんなライフスタイルに寄り添う
京都フレームビルダーが一本一本溶接、
そしてこれまた京都の自転車店、えー、僕ですね。笑
が、お一人ずつお話を伺い、
オーナー様に合わせたセッティングをさせていただきます。
そんな数あるご提案をなんでもこなしてくれる
こういった装備は最高。
リアビュー。
いろいろと機能が載っているリア。
でも、シンプルにまとまるのは
本当に必要な装備だけに絞っているから。
Thule Yepp Nexxt Maxi リアチャイルドシート。
うしろのせスタートのオーナー様。
うしろのせが検討される時期に決まりは特にないんですが、
ママ、パパのご意見を集めていると
・12、3キロを超えたら
・3歳くらいから
・走行中に立とうとするとき、言うことを聞いてくれるくらい
と言う感じです。
もうこのへんは完全に感覚なので
あまりにも小さすぎなければOKです。
僕は黒い金網みたいなやつに
乗せてもらって動いていたような気がします。笑
あの頃のチャイルドシートより(そもそもシートではなかったが)
5000倍安定で、1億倍乗り心地良いはずなので
金網でもこうしてすくすくと育っているので
あまり気にせずで。笑
話を戻して、
Thule Yeppはその名の通り
ThuleとYeppがくっついたブランド。
もともとキャリアやラック製作を得意としていたThuleと
チャイルドシートの絶大な評価があるYeppが共同開発した
現在最強の選択肢かもしれないチャイルドシート。
YeppはYeppでチャイルドシートを製作しているのですけどね。
EBS京都で良く使われるチャイルドシートブランドは
大きく分けて3つなんですが、
まずはおすすめしているブランドです。
カラーの選択肢がとても多いYeppでいくか、、
でかなり迷う方が多いですね。
ゆっくり悩んでください。
Thuleのストロングポイント。
まずはやっぱり、マグネットでワンタッチロックできるシート固定方法かな。
これはYeppのダブルロックと同じ考え方ですが進化しています。
THULEの文字の上のスライドを動かすと
こんな感じで外れて
左右独立でバラバラにできます。
これは上から通さなくて良いので
シートベルトしやすいですね。
で、戻すときはこの丸い穴にパチっとはめるだけ。
磁石が内蔵されていてぱっちり誘導してくれます。
そのあとはスライドが動いて固定されるので
かなり画期的なんじゃないでしょうか。
次のストロングポイントはやっぱり
「工具なしでワンタッチ取り付けができる」ことかな。
Yeppは専用のアタッチメントが必要で
それが1キロ近くする重いものでしたが
Thuleはそれすら必要なし。
ちなみにEBSのキャリアはYeppのシートでも
アタッチメントが必要ない機構を専用に作っているので
デメリットなく、重心の低い、軽い仕様で使えます。
ThuleのシートもYeppと同じく
ダイヤルで固定するスタイル。
Yeppが拡がって締めるタイプなのに対し、
Thuleは狭めて締める方式。
これはどっちが良いとかないので
好みでどうぞ。
わかりにくいかもしれませんが
ダイヤルをまわすと締まる仕組み。
緩めるのもワンタッチなんですが
盗られにくいようにユーザーだけにわかりやすくしてくれています。
もちろん付属の鍵でロック可能。
足の位置調整は段階のフリップロック。
このあたりは各社共通ですね。
Thuleは全チャイルドシートの中でもかなり軽い部類にはいるので
リアヘビーになりすぎず使いやすいです。
EBS Leaf Long専用リアキャリア。
で、そんな多種のチャイルドシートに対応しつつ
軽量、頑強でいろんなことができるキャリアがこちら。
(結局こっちに持っていく。笑)
真ん中のH字状の機構がYepp用、
Thuleはサイドクランプなのでキャリアに依存はしませんが、
ある程度の幅が必要なのでLEAF LONGで
こどものせを製作する場合は是非同時にオーダーください。
ちなみにBobikeも取り付けOKなんですが
フロントはとても良いんですが
リアはどうしても専用のアタッチメントが必要で、
外してもキャリアとして使えないので
僕個人としてリアはおすすめしていません。
あとは、音鳴きがけっこうあるんですね。
これは改善可能ですが、せっかくなら軽量シンプルにつかえる
YeppもしくはThuleが僕はおすすめです。
これはあくまで僕個人の意見ですが、
何台も取り付けした上での意見です。
もし、Bobikeユーザーでキュルキュル系の
音鳴きでお困りの方はEBSオーナーでなくても大丈夫なので
一度ご相談ください。
かなりの確率で改善可能です!
Curanaのとても薄いドロヨケ。
フロントで紹介していなかった。
おそらくフェンダーの中で最薄。
ドロヨケとしてサイドがないので
完璧に雨が防げる!というわけではないけれど
ドロヨケつけたいけどルックス的になー。
って思ってらっしゃる方いらっしゃいましたらおすすめです。
Curanaというブランドのもので
ミニベロ用にラインナップがあり、
ブラックとシルバーから選べます。
ドロヨケらしくないそのルックスは
シンプルにまとめたい方にもぴったりです。
こどものせ専用リアスタンド。
このスタンドがなければ
こんなにLEAF LONGで
こどものせミニベロカスタムしてくださる方はいなかったであろう、
というくらい好評いただいているスタンド。
外装変速式、といういわゆるスポーツバイクなバイクは
うしろにママチャリのように手軽にスタンドをつけることができません。
なので、センタースタンドで運用している方もいらっしゃいますが、
かなり不安定で、あまりおすすめできるものではありません。
それを一気に解決したのがこのスタンドで、
かなりの回数アップデートを続けているロングセラー。
エンド形状をオリジナルで製作することによって実現しているので
EBSのバイクですら取り付け可能なのは
LEAF LONG、TURNなどの車種のみ。
が、これはかなり便利です。
こどものせを外す時にはこれもさっくり取り外せるので
軽量化アンドよりシンプルに第二章がはじまるので
まずは使ってやってください。
基本的にこどものせの場合これが標準装備されるので
特別にオーダーの必要はありません。
いやー、今回もナイスこどものせでしたね〜。
交換部品は豊富にある規格を使用しているので
長く使ってやっていただけますと最高です。
LEAF LONGの秋季予約受付中。
さて、そんなLEAF LONGですが
ありがたいことに先週で今季分は予約完売となりました。
次回は秋ごろの製作で
10本ほどを予定しています。
どうしてもキャリアやスタンドなど
同時製作が多いのでたくさんは作れないんだけど、
人とかぶらない、毎日乗るのが楽しくなるようなバイクを
お探しの方は是非ご予約くださいませ。
ではでは。。
MASN