ネオクラシックディスクランドナーというカスタム。EBS/STUFF!

さて、今週もはじまりました
オーナーズバイクチェックのお時間です。

毎回二週に分けての二本立てでお送りする
Web上で行われるデジタル納車式。
今週は前編。
みなさま是非ご参加ください。

この二年間、
ご来店いただきお話を練り、
実際に仕上げていく、という従来のカタチから

コロナ禍により急速に加速した
新しいオーナー様とのつながりかた、ということを模索し
今まで他府県から観光がてら当たりまえに来ていただいていた
近畿圏の方から本州全て、今や九州をもカバーする
完全にオンラインで自転車を作る。
ということにチャレンジしてまいりました。

正直二週間くらい張り付きで色々調べてもらって
かなり苦労していただくことになるし、
それでも伝わらないことだらけだったし、
会ってない人から自転車を買う、というところは
僕が最も忌避していた通販で自転車買おう♪
みたいなふざけたやりとりを追うことになるんじゃ。。
って思ってマジのガチで悩んでた。

ここは喋り出すと確実に何かを攻撃してしまうことになるので
避けますが、じゃあどうやって東北のお客様から、
九州のお客様から買っていただくのか?
もっと野望を言えばまだ送ったことないけど北海道、沖縄。
ひいては毎日大量にメッセージやラブコールいただく海外の方に
どうやってEBSを伝えるのか?

ということを初めての宣言あたりで考えていたとき
出会ったのがこのバイクのオーナー様。

あの頃は
もう外に出たら終わる、
くらいのかなり緊迫した(今もだけどね)
状況でしたが、「こんな自転車が欲しい」
とかなり具体的な例をいただきスタート。

距離にして500キロはあろうかという
遠いところからかなり真剣なオーダーをいただき
どんどんのめり込む僕。笑

あの頃はなんだかんだ3ヶ月くらいで
バイクは完成、騒ぎも終息で
納車の際は観光がてらお車で長旅どうぞ。
くらいの感覚だったけど

パーツもなければ長距離移動なんてことできるか!

って状況に。
実は今までも他府県の方とオンラインでやりとりし
組ませていただいたバイクはたくさんあるのですが
この前後の時期にオーダーいただいたオーナー様が
一番あおりをくらってます。

これは初めての状況で
あるものとないものの先読みがかなり困難で
ないものばかりで構成したりしてしまったという
僕のミスでしかないのですが…

ほんと、お時間いただきました。
今はかなり研ぎ澄まされて
チャートを外さないプロ相場師のような
かなり的確なご提案ができます。
これは今オーダーくださる全てのオーナー様のおかげです、
本当にありがとうございます。

実はまだあと何台か、そのあおりを受け続けて
この際待つぜ!と言っていただいてる
オーナー様がいらっしゃるのですが
どのバイクも真剣に組みますので
よろしくお願いします。

ほんと、オーナー様に助けられてばっかりだわ。笑

そんな今週のバイクは
いつかまた来る旅への渇望を
表現したような強い意志を感じるカスタム。

車種としてはSTUFFというバイクなのですが
やっぱりこのフレームはいろんなことできるよなー、って思う。

ロードバイクとして、気軽なクロスバイクとして。
がっちり700Cグラベルロード、650B化でロードプラス。
コミューターに、お買い物車に。
そして今回のようなランドナースタイルにも。

オーナー様の数だけカスタムがあるので
僕もどんどん勉強して
いろんなご提案をできるようにまだまだ吸収しております。



そんじゃ、今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service(EBS)
STUFF Disc

完全に世界観を出す、スタイルのある
ランドナー・スタイル。

でも、別に旅がメイン、ってわけではなくて
あくまで「この形、かっけえな!」っていうのがスタート。

僕は乗り物はルックスが全てだと思ってるので
一番良い入り方だと思います。

見た目全て、というと語弊があるけど
見た目がイケてる乗り物は
性能もイケてます。

車、オートバイ、自転車。
車だったら燃費を追求すれば
かならず近未来の流線型にたどり着くし、
オートバイのカウルだってそう。

自転車に於いて空力は
多少はあるもののそこはあまり関係がなく、
いかに一度出した出力を無駄にしないか?
悪天候でもライドを続けられるのか?
そして故障し辛い、交換、修理が可能か?
などの機能性を追求すれば
自然と形が決まってゆき、またそれがスタイルとなり、
ある一定のラインから急に「うわ渋!!!」ってなるのです。

これは高級なパーツを使用する
(もちろんそれもありますが)ということではなく、
「自分の生活に合ってるか」がスタイルがでる一番の要因です。

例えば僕のメインバイクはシングルスピード、Fixedの
いわゆる「ピストバイク」ですが
京都の街並みをふだんつかいするにあたって
シングルは一度体験してほしいドンピシャセットです。

そこから慣れるまでの乗り辛さやたまにくるフリーギア衝動を跳ね除け
大好きな固定ギアにし自分のものとして落ち着いてゆく。

これがスタイルで、
僕は絶対やめとけ、って言われるとこにも固定で行ったりします。
それが楽しいし、好きなんです。笑
僕は言える、確実にスタイル出てる、と。笑

カゴは欲しいしタイヤも太いの履きたい。
荒れた山をゆるく下って遊んだりもしたいし
ロングライドで遠くまで行きたい。
そんな一台じゃできないこともあるけど
僕は自転車屋さんなのでいろんなバイクを持つのが仕事なのだ。笑

でも、その分フィットした自転車作りは得意だと思ってます。
ぜひご相談ください。

このSTUFFはスタイル出てる。
メールで、電話で「彼女かな?」って思うくらいやりとりしたこともありましたが
男ふたりで作ったオーナー様だけの自転車です。

それではクローズアップいってみよう!

STUFFって?

STUFFの紹介が久々だからたまにはフレーム詳細から。

STUFFは大きく分けて3つの世代、ひとつの派生を継いでおり、
Canti/Vブレーキの初代、
ディスクブレーキになった2代目、
スルーアクスル/ワイド化した3代目、
そしてヘッド大型化、カーボンフォーク推奨のSTUFF 44と
時代に、使い方に合わせていろんな変化をしてきました。

今回のSTUFFは2代目。
ここで大切なのは
最新が最高ではないということです。

トレンドはものすごい速度で移り変わり、
今日カッコ良いものが明日ダサい、
まるでTiktokから見る楽曲バイラルチャートのような
スピード感のある毎日ですが、
こと自転車においてはそのようなことはなく、

クロモリという普遍で不変の魅力を最大限に用い、
フレームさえ保ち続ければずっと使えて
新しいのも渋い、めちゃくちゃ古くなったのも渋い、と必ずなります。

要は前述の「スタイル出てるか?」というところが
最も重要であり、
石油王でしか絶対に追いつけない流行りの幻影を追いかけても仕方がないのです。

売るためにとことん作り替えてくるのが
世界の常であり、その輪から抜け出し、自分のカスタム道を突き進むのが
自己満足し続けるための最高のルートだと僕は思います。

もし、僕に唸るくらいのお金があれば
家に400台置いて常に流行りを追いかけ、
新品のビンテージを愛でる日々だったでしょう。笑

自転車屋の家やから我慢してくれ…と泣きつき
無理矢理天井に吊って5台、どんどん増える「いつか使うパーツたち」
それも楽しいですが、できるだけ近道してもらうのが
僕を使っていただくひとつの理由です。

サイズ感。

STUFFのサイズ展開は
世代によって少し変えたりしますが
S(510)/M(535)/L(560)の3サイズ展開。

身長160センチくらいから
185センチくらいまでの方がこのサイズの間に入ってきます。
その他サイズカスタムも可能です。

フレームカラー。

純正色はアイボリー。
可愛くもできるけど、
ちょっとアウトドアなカラーなので
グラベル系などでのキャンプツーリングとかでも
自然の中に調和するカラーです。

その他、カラーチャートの中から自由にお選びいただける
オーダーカラーもあります。
せっかくなので自分の好きな色に塗ってみてください。

Non Parkerizing Clear RAW。

今回のSTUFFは
前期までの限定受付だった
ノンパーカーのRAWカラー。

保管がかなりデリケートなため
ご理解頂いたオーナー様のみにご案内していた
一番素地、鉄を感じれる仕上げだったのですが
いまは受け付けておりません。

防錆処理をかける
パーカーRAWは期間限定で受け付けたりしているので
詳しくはご相談の中で。

フレーム素材。

フレーム素材はクロモリ。

その中でもEBSがより専門的に扱うのは
世界唯一の国産自転車用パイプメーカー
「KAISEI」社のパイプ。

「自転車用」にパイプを作っているメーカーは
過去には日本にいくつかあったのですが
今も国内で作っているのは「KAISEI」のみです。

番号によって軽さや厚み、仕上げが違うのですが
EBSで多く採用しているのは
022番というフルクロモリのダブルバテッドのパイプです。

これはツーリンググレードのバイクを
製作する時に多用するパイプなのですが
街乗りのバイクに使用するととても丈夫で軽いバイクができます。

今回のようにツーリングバイクを作る、というような時には
まさにドンピシャなパイプです。

ちなみにバテッド、というのは厚みのことで
ダブルバテッド、一本のパイプで二回厚みが変わるパイプを
ダブルバテッドと言います。

Kaisei 022は
溶接などで火が入ったり
荷重がかかったり、路面の振動でストレスがかかる部分は
より丈夫な0.9mmの厚み(これでもめちゃ薄いですよね)を。
強度を出しながらもクロモリはしなりがないとただの鉄の自転車なので
薄く、しなる中央部分は0.6mmという肉薄です。

なので、0.9mm-0.6mm-0.9mmと
二回厚みが変わるのがダブルバテッド、ということです。
厚みを変える、というのはとても手間がかかる工程で
これだけでも高級パイプとなり得るのですが
Kaiseiのクロモリは世界で認められる高級な鉄です。

例えば英国高級自転車の
Moultonの上級フレームなどには
Kaiseiの最高グレードが使われていたりしますね。

そんな日本の職人が作るパイプをこれまた自転車の職人が溶接をし、
そこからさらに僕が組み上げていくのがEBS京都の自転車です。

この登場人物の中では圧倒的に僕が若輩者なので
かなり緊張しますが知っていただき、
買っていただくという最後の窓口を裏切らないよう
しっかり組みます。

日本のパイプ、いつか後継がいなくなって無くなってしまうかも。
だから僕はいっぱい組んで応援したい。

そんじゃバイクチェックいってみよう!

フロントビュー。

縦に目を惹く先端出しのレトロなブレーキレバー。
小ぶりなキャリアにフルフェンダー。
おもいっきりクラシカルなのに
武骨なフレームカラーだったり、
めちゃくちゃ、昔からある形なのに
ディスクでタイヤも今の感じでハンドルも…
だったりとこれだけでもただ昔のジャンルを掘っただけの
懐古でないことがわかります。

ハンドルまわり。

先端出しのブレーキってとても昔のものなんですが、
機能性としては今にないものがあるのでスタイルが好みならば
とてもアリです。

昔はブレーキワイヤー自体が脆く、
結構旅の途中で切れたりしていたみたいなんですが
今のワイヤーはまあまず切れないね。
よっぽど放っておいたら切れますが。

そんな切れやすいワイヤーを交換するたび
バーテープ替えてたら無駄だわ!ってことでこの感じに。

もう一つはフォーク抜き輪行、という古典的な輪行法のため
ワイヤーの遊びを多くし抜けるようにする、という背景があります。

フェンダー付きの自転車を輪行するのは少しハードルが高いですが、
やり方次第でなんでもできるし、こうしたクラシカルスタイルも
ただの昔仕様ではないのです。

NITTO×EBSのドロップバー。

ランドナーのハンドルといえば
セミドロ系のものかマースの一番オーソドックスなもので行くべきですが
今はグラベルロードという考え方があり、
従来のランドナー、パスハンティングといった
もともと日本に根付いている未舗装路への飽くなき探求というものを
少し現代的な解釈をして組んでいます。

そんなこんなでチョイスしたのは
NITTOコラボシリーズの3作目、EBS-30。
オーソドックスな形をショートリーチで乗りやすく、
過去には存在しなかった
焼き入れをしないでOKな強度ギリギリの長さを狙った幅広のハンドル。

そしてEBS特有の「硬すぎない」ハンドル。
考え方は同じ、でも、今のものをふんだんに取り入れています。
昔はキツキツだったハンドルバーバッグもさっくりインストール可能です。

バーテープはレザー、BROOKSで男前度UP。

レザーのバーテープは馴染んでからが本領発揮。
今頃テラテラの良い感じの艶感が出ていると思う。
バーエンドはNITTOで。
付属のバーエンドでも良いけど
しっかり留めれて雰囲気も良いNITTOはやっぱり最高なのです。

GCのブレーキ。

レトロで高級感もある
Gran Compeシリーズのブレーキ。
パンチングが入ったものもあるけど、
敢えてのパンチなし。ソリッドに仕上げます。
構造はとてもシンプルで交換なども容易です。

ヘッドはWhite Industries。

オーナー様がおそらく一番悩んでいたであろう
「どこにホワイトを入れるか?」問題。
一度聞いたり見たりするとどうしても欲しくなる
”ホワイト沼”ですがやはりホワイトは良い。

オーバーサイズだとかなり選ぶ選択肢の多いヘッドセットですが
KINGにどんどん迫るのがWhiteのヘッド。
やはり長年やってるだけありKINGの信頼度は半端じゃないですが
Whiteのこの感じも最高だよね。

トップキャップがこんだけ良い感じなのはやっぱり
こまかいとこまで作り込んでくれてるから。

ヘッドの作りとしては
とてもシンプルなシェルにSTNベアリング。
シンプルであればあるほどやっぱり長く使って行った時に差が出るので
ヘッドはいいやつ入れとくと後々嬉しい出来事たくさんありますよ。

ヘッドバッヂ仕様。

STUFFは基本ヘッドロゴはプレート仕様なのですが
今回はバッヂにカスタム。
ここはお好みでOKです。
ちなみに最近プレートが真鍮のものに変わったので
そちらも良い感じです。

NITTOフロントキャリア。

今回チョイスしたのはM-18、NITTOのキャリアを。
大体の自転車に取り付けられる親切設計なのに
ばっちりその車種に合わせたみたいにつくのはさすがNITTO。

思ってるより重いものもいけちゃうし、
バッグサポーターとしても優秀。
バスケットも上に載るのでドロップスタイルでの
タウンユースやツーリングにカゴを持って行きたい時もばっちり。

ダイナモライトはB&M IQ-XS。

NITTOの専用ランプホルダーで
しっかりと。

ライトは僕の最大のおすすめ
IQ-XS。
なにがおすすめかというと
値段に対する機能、そして作りの良さです。

とはいえ少しづつ値上げしていますが
それでもまだまだ安いとすら感じます。
ダイナモライトは一度使うとやめられない便利さです。
是非導入ください。

現在はハブ、ライトともに完売なので
ご予約必須ですが僕もとても推しているものなので
それなりの量が入ってきますのでご安心を。

古典の世界のルックスから
国産のハンドメイドパーツやアメリカンハンドメイド、
そしてドイツのライトといいとこ取り。

渋いわ。

HONJOフェンダー。

東京本所ハンドメイドフェンダー。
じつはこのフェンダーも国産最後のフェンダー製作所です。

もう、世界中で絶賛されるとっても良いフェンダーなのですが
HONJOが日本最後です。

今のセミファットな規格にも対応する幅広なものを作っていたり
折りたたみ用のもの、ミニベロ用のものを専用製作していたりと
さすがのラインナップです。

取り付け穴とかも全く空いてない、
自転車に合わせて僕たちがすり合わせていくスタイルの
加工が必ず必要なフェンダーですが
EBSのバイクはもともと全てフレームから組むので
こっちの方が使いやすい。

クリアランス的に全てのバイクに取り付けられるものではありませんが
これほどぱっちりおさまるフェンダーもありません。
雨にも負けず通勤だったり日々戦う方は是非HONJOのフェンダーをお試しください。

タイヤはMAXXIS、Rambler40。

さっきからリアの写真だな。笑

タイヤはグラベルにかなり使えるランブラーを。
街乗りでもスムーズに走る舗装路OKなパターン、
絶妙な太さでこのバイクのスタイルにはガンガンハマってます。

昔のランドナーよりほんの少し太く、
今の良いタイヤで構成しているのでとても走りやすい。

タイヤパターンはこんな感じ。
細すぎず太すぎないこのタイヤは
割と空気圧の幅もあって乗り心地を変えることができますが
張っているときはしっかり真ん中で転がり、
下げている時はグリグリ系のグリップになります。

フロントハブはSP。

フロントはもちろんダイナモハブ。
SPもコストに対しての性能半端じゃないです。

なぜかフロントのディスク撮り忘れてるので
ブレーキまわりはリアビューにて。

変速はSHIMANO Wレバースタイル。

フロント(サイドについてますが)最後のご紹介は
今回はクラシックに倣いWレバーで。
1×11Sなどの今のグラベリーなスタイルもご検討いただいたのですが
やっぱりシルバーにこだわりたい部分とか、
サンプリングした車種などを掘っていくと
ここはとことん昔っぽくいくほうが渋いな!
っていくことでレトロスタイル。

まさかの2×8での最大/最小ギアレシオを
現代のものと同じくらい攻め込んでいます。
少し挑戦的なカスタムですがよかったですね。


いやー、ど渋な仕上がりでしたねー!
このどっしり構えるリッターバイクのような出立ち、たまりませんね。

来週は後編、
サイドビュー、リアビューとお送りします。

STUFFの製作状況。

現在STUFFは完成したばかりで
各サイズOK。
とはいえ2本ずつですが…

スルーアクスルの3世代、QRの2世代が混在しており
時期によっては手に入らないものも出てくるので
グラベル、気軽なハンドメイドクロスを作りたい!
って方は是非。

STUFF 44は完売、次回製作予約受付中です。
気になる方はお早めに。

それではまた来週!
ではでは。。

MASN

イタリア×アメリカストリートカスタムな大人ミニベロ。FLAOT 451R!

さて、今週もはじまりました
EBS京都のオーナーズバイクチェック。
かなり遅い時間から書き出しており
焦りが見え隠れしていたらすみません。笑

先週からグッとまた忙しくなってきて
「スポーツの秋」の到来を感じてます。
オーダーによっては
すでに間に合わないカスタム内容だったり
製作期間がまだきてないフレームもあるけど、
それはそれでまた選べます。

パーツは常に品薄でもう言うの気まずいくらい
早いもの勝ちみたいになってて嫌ですが
EBSとして抱えてるパーツとうまく組み合わせたり、
無いからこそできるカスタムもいっぱいあります。

パーツは全力でなんとかするので
乗るか乗らないかでいうと乗るタイミングです。笑

僕はといえば
仕事の関係上
サイクリングは主に夜になるのですが
ナイトライド、ぐんぐん涼しくなってて最高!

良いライトひとつあれば夜のライドはかなり安心感あるので
ライト問題も是非ご相談ください。

あとはー、やっぱりKamogawaだな。
今季どうしてもKamogawa純正として使いたいタイヤが
入荷遅れていてもっともリーズナブルなSTDモデルが
まだ組めてないんですが
かなり良いです。
やっぱシンプルな700Cシングルは軽いね。
こちらもあわせて。


そんで今週のご紹介は先週に引き続き
イタリアンカラーパターンにアメリカンパーツ、
00’sストリートカスタムな
かなりオフェンシブな仕上がり、な
京都ハンドメイドEBS、FLOAT 451Rです。

公開してからかなりお問い合わせもいただいており
やっぱり先人のカラーパターンって神がかってるよなって思います。
それがまた手元に置いておきやすい
ミニベロとして置けるし乗れるし、ってことで
まさに大人ミニベロ、1/1、乗れるプラモデルだよなって。

そんじゃ、今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service(EBS)
FLOAT 451R

うーん、改めて良いですね。
トータルコーディネートされたバイクは
どこに佇んでいても絵になる。
もちろん走る横姿も美しい。

今週はサイドから、魅惑のリアまでぐるっと。
ぜひご覧ください。

サイドビュー。

改めて。
中心からレッドがグッと目立ち、
先端に向かうにつれてシルバーに、
そして先端、手に、お尻に触れる部分はブラック、
そして接地面のタイヤもブラック、というカラーパレット。

イタリアのクラシックを参考にカラー決めをしていったのですが
当然イタリアの参考車両は700C。
なのでミニベロならではの主張でよりコンパクトに見えるよう、
タイヤの円周近くにリムのシルバーとかぶせたカラーで敢えてボカす。
チェーンステーはチェーンリングとつながるように。

もちろん傷のつきやすい部分をカバーする、ということもありますが
どうせなら、と細かく設定。

こうすることで
始点がぼやけてグッと手前に入る印象に。
これを700Cでやるとメッキの配色が多くなりすぎで
ギラギラしすぎてちょっとやりすぎ感がでちゃうので
「大人が乗って楽しめる自転車」を守って組みました。

個人的にはブリンブリンのギラギラ、嫌いじゃ無いので
そんなことをやってみたい方も是非。笑

サドルはBROOKS。

サドルはBROOKSレザーシリーズで最もスポーティかつクラシカルな
Swallowを。
「横から見たときにレールが見える」方がセクシーでスポーティ。
と思ってるのですが、このサドルはまさにそれを体現。

クロームレールの上で革が浮いているようなハンモック構造で
レールで減衰、ハンモックで減衰と乗り心地もいい感じで確保。
ただ、やっぱり乗り心地はB17などの座面が広いものが得手です。

Swallowはスタイルを出したいときはもちろん、
ペダリングを邪魔しないクラシックなサドルが欲しいときにぴったり。
乗りやすい、痛くならないサドルってもうまさにそれ、って感じの
サドルばっかなので、しっかり革を育てて自分仕様にしたい方、
やっぱこの形がいいよなーって方は是非。

このバイクのスタイルだと
カーボン系のサドルも合いそうなのがズルいよね。

シートポストもNITTO。まちがいないS65。

シートポストなんてどこも一緒、といってしまうとそれまで。

もちろん安価で良いものたくさんある時代ですが
やっぱりNITTOのカット、アルマイトは最高に良い。
ロゴにお金を払うのは意味がないですが
NITTOの墨入れってなんでこんなグッとくるんでしょうね。
やっぱ渋いわ。

さっきのスワローの画像を見ても
やっぱりカットが際立つからサドルがかっこよく見える。
このカットは認識した瞬間から
他の自転車のシートポストが気になる呪いがかかりますが
EBSで使うシートポストは全部かっこいいです。笑

超絶エアロなシートポストも好き。
このあたりは好みでOKなので
ご相談ください。

ちなみにシートポストには興味ない、って方でも
もちろん大歓迎。笑

FD台座付き。

今回はフロントシングル仕様で必要なかった台座。
でも、敢えて残してます。
ミニベロはFDの取り付け角度が割ときつくて
もともとの台座があることが望ましい、のがひとつ。
あとはメッキ残したかった。笑

しっかり装飾まで墨埋めしてあり
ワンポイントしてきれいですね。

White Industries MR30クランク。

クランクは最高峰のホワイトのMRシリーズを。
やっぱり最高に綺麗だ。

ホワイトのパーツは基本完全別売りで
そもそも選ぶところからカスタムなんですが
まず選ぶのはクランクそのもの、ロゴの入った足の部分ですね。

今回選んでいただいたのは
MR30という規格でシャフト太めな剛性重視のクランク。
このクランクはマウンテン用とかロード用とか
またそこから細分化されるのですが
このクランクの良さは
「MR30ならMR30の全てのチェーンリングが使える」こと。

まごうことなき一生もののアイテムで
新型をぽんぽん出して購入を促したりしないし、
超丈夫だし、軽さもあるし、傷が入りまくってもかっこいいし、
他に目移りしなくなるし、、とかメリットだらけだけど、
やっぱり前述の幅の広さが最高。

例えばこのバイクをフロントダブルでミニベロロード化したいな、って思ったとする。
BB、クランクの変更なしでチェーンリングのみインストールOK。
仮に他に同じクランク使ってたとしたらそれにこのチェーンリングを入れてもOK。

タイムレスなデザインでずっと飽きないし、
やっぱりこういうアイテムにグッときますね。

BBもホワイト。

BBももちろんホワイトのものを。
全く見えない部分ですが
セラミックベアリングのハイグレード。

セラミックのメリットってなんだよ、
って言われると軽さ、熱の持ちにくさとかあるけど
そこまで高速回転しないし、軽さを追求していても最終のほうでやる部分ですが
最も強みにくるのは
「硬い」こと。

ステンレスもそれなりに硬いですが
もし、シールド内部に微細なゴミが入ったとき、それが鉄分を多く含むものだと
少しづつ摩耗していきます。

それがセラミックだと基本なくって、
超硬度なのでゴミなんかガリガリすりつぶす。
見えないくらいの粉になってさらっとさよなら。

ベアリングが強い、ってのは僕はここだと思ってます。
もしベアリングまでこだわる、となれば是非。
ちなみにあとからセラミックに変更も可能です。

ピカピカで渋い。

ペダルはシルバンツーリングネクスト。

もはや馴染みのMKSの最高峰。
1万円以下でこのペダルが手に入る日本最高。

SPD、SPD-SLとビンディングに変更したりする可能性はあれど
このペダルは持っていて絶対に損しません。

僕はわりと一台の自転車でころころ仕様を変えて行ったりするのですが
フラット最高!のターンと
黙ってビンディングじゃ!みたいなターンとか
トークリップええなあ、ストラップが結局最高。
とかペダルまわりだけでもかなり巡ります。笑

例えばこれからの秋なんかは
やっぱり走りたくなるしビンディングに寄っていきます。

でも、しばらく走ってると
スニーカーで出かけたい欲が出てきます。
で、クリップ系で拡張するんだけど
良いスニーカー履いてるときは靴が痛むので履けない。。

とかでフラットが再度めぐってくるんですね。
そのときにこのペダルは最高です。
メンテナンスフリーだから拭いて持っておくだけでいつでも滑らか。

三ヶ島さんありがとう。

スタンド台座付き。

EBSのバイクはだいたいがスタンド取り付けOK。
ミニベロはクリアランスが広いので割と自由ですが
グラベル系のカツカツまでタイヤ入れる場合でも
ギリ取り付け可能なので
街乗りからはじまるアドベンチャーにぜひ、といったところ。

スタンド台座のありなしも指定できますので
極限までミニマルに行きたい場合は無しもOK。

リアビュー。

うーん、やっぱ良いなー。
自転車の写真はリアビューが一番好きなんですが
特にFLOATはシートステーのFLOATシステムのギミックが見えるので
より良い。

FLOATオーナーもこの画角は好きなはず。笑

やっぱりここ。FLOATシステム。

横からだとここの交点は溶接されているように見えて、
オーソドックスなトリプルトライアングルなんだな、って感じなんですが
実はここは溶接されていません。

ここを溶接するとかなり高剛性になり、
当然メリットもあるけど、FLOATの考え方、ひいてはEBSの考え方として
硬すぎない乗り心地、がどれだけ快適か、ということです。

この部分が浮いて「FLOAT」することにより
リアタイヤ、ホイールと受けてくる微細な振動が
直接シートに来ることなく絶妙に分散してくれます。

逆に、足が伝える力は
ペダル、クランクからチェーンと同時にチェーンステーに入るのですが
ここはしっかり溶接。
ぐいっとパワー伝えてくれます。

そしてなにより
この独自の形がかっこいい。

リアのアウター出口もここに注目されるように。
綺麗だし、シンプルになってこれもまた良いです。

ちなみにアウター内装などは他のフレームでも可能ですので
お好みでどうぞ。

笹もメッキで綺麗です。

リアもSRAM RED。

ブレーキに関しては先週のブログを。
この絶妙なメッキとの調和をお楽しみください。

現行の、しかも新しいの作っていかなければいけない使命を持つ
コンポーネントメーカーのもので
シルバー仕上げのものがあるってほんと素晴らしい。

そして軽い。引きも重量そのものも。

化粧板で区切る。
磨きがいのある、手入れが楽しいバイク。

ちなみにこの下からのリアビューも大好き。
一番メカメカしい部分だし、
かと思えばシングルならもっともシンプルなルックスにもなる。

バイクそのものではなく、
外についてる色々、が混ざっててわくわくしますね。

RDはDura Ace。

現行のSRAM最上級と
現行のSHIMANOのまさかのミックス。

そしてこのコンポをWレバーで引くという狂気のカスタム。
最高です。笑

変速はもちろん滑らかそのもので
無駄に変速したくなるやつ。

カセットももちろんデュラで
やっぱりこれだけチタンが入ると軽い。

こういう良いパーツは
走ることを最高に楽しくしてくれますね。
これもまた手入れをしたくなる不思議なパーツです。

リアハブもWhite Industries T11。

リアハブももちろん。
削り出しのボディにチタンミックスのフリーボディ。
ノッチ数を増やしてかかりをよくする、と同時に
やりすぎず、上品な音、軽さ、壊れにくさ。
全てを両立。

組み替えになってもガンガン耐えるし、
細かいパーツも全て交換可能。
なによりシルバーのきれいなポリッシュハブって全然ないので
やっぱりこうして作ってくれるのは最高。

Panaracer Minits Lite。

まさかのタイヤ紹介し忘れ。
ミニベロ用タイヤで最軽量クラスの
パナのライト。
シンプルに軽いのに
もう一つの「タフ」っていうタイヤと同じパンクガード機構を採用していて
軽くて強い夢みたいなやつ。

これより細いサイズもあるし、
なによりなのが
最近これのスキンサイドが出たのね。

クラシックカスタムで人気のスキンサイドだけど、
まさかLiteシリーズで出るとは。

最高のタイヤがまた一つ増えました。

いやー、よかったですねー。
なかなか形にするのは時間がかかるし、
例えばこのポリッシュのディープリムなんて
枠だけ見せられてもどうなるかわかんない。
派手すぎんじゃ。。って思うこともあるかもしれないけど、

初めに時間をかけて決めていけば
トータルコーディネートも綺麗に入るし、
長く使えるものや応用のきくパーツが煮詰まってくるので
後々のカスタムもうまくいきます。

あれやこれやで長いなーって思うこともあるかもしれませんが
やっぱりなんでも仕込みが大切。

増やしたり削ったり、変えたり変えなかったり戻したり。
任せていただいたり、他を参考にしたり。
やっていくとこだわりみたいなのが見えてきて、
確実にオリジナルになっていくのが面白い。

バイク作りのお手伝い、
いつでもしますのでお気軽にご相談くださいね。

今ここで言っても
ここまで読んでくれて
明日即予定合う方がどれだけいるかわからないけど、
明日、月曜も僕が店舗に立ってます。

営業時間前は工房にいるので
ご連絡いただければすぐに戻りますので
ご連絡いつでも。
ご来店もお気軽にどうぞ〜。

ではでは。。

MASN

スーパークラシックな大人ミニベロで街を疾走。FLOAT 451R!

京都の自転車店、というか
自身のブランドしか扱っていないのだけれど、
京都の街並みはもちろん、街に山に映える
ミニベロ、子どものせ自転車、ツーリングバイクをはじめ、
グラベルバイクやATBなども多数製作する
京都のハンドメイド自転車工房EBSのスペシャルショップ
EBS京都でございます。

週の半分以上が
製作日、作業日で
どうしてもお会いできる日が少なくて
申し訳ないのですが
おひとりさまずつお話をお伺い、煮詰めて
オリジナルな一台を作っていただけるショップであります。

ここで朗報を。
最近、私MASNは限界突破をめでたくしてまいりまして
いままではオーダー主体、というかそれはこれからも変わらないんですが
EBSの、日本のハンドメイドバイクをもっと多くの方に知っていただこうと
テーマ別にバイクを組み、
カラーやサイズ、仕様がお好みであればそれをご購入いただける、
よりバイクショップなスタイルに全力で前進していきます。

店頭で組まれた車種は
僕一人で全てを行なっているので
工賃などが基本無料となっており
かなりお得です。

僕自身の工賃を引いていいの?
ってよく言われるけど、
僕からすると自分の感性で組んだ自転車が
「めっちゃかわいい!」って言ってもらえるのって
至福で。笑
そのためならけっこう頑張れます。

もちろん、オーダーでひとつひとつ決めていき完成するバイクが
強烈な魅力を放つのは間違いなく、
そのためにはカタログからメーカーに電話から
スーパー荒れてるネットをサーフィンまで
ありとあらゆるものを駆使して調達、完成させますので
じっくりご相談も大歓迎です。

ちなみに、Kamogawaが続々ストックしているので
まずは一台組んでます。
こちらはすぐに販売可能です。
テスト車両なので(とはいえ最終組み付けただけで超新車ですが)
めちゃお得です。
自転車女子に向けて製作した
身長155センチくらいからのサイズです。
僕が乗りたいカタチ、カラーで組んだので
好みはあるかもですがかなりかわいいです。
是非。


全然違う車種紹介してたわ。
今週のご紹介はFLOATシリーズより
ミニベロロードシリーズの451R。

前下がり、逆スローピング、パシュートフレームなんて
いろんな呼ばれ方をするフレームワークですが
FLOATはまだまだトリプルトライアングル、や
フロートシステム、ミニベロラグフレームという
多数の独自な装備があり
やはり京都ミニベロで長く君臨するだけあるし、
とても魅力的だなと思います。

最近、女性オーナーのFLOATを見たんですが
7年目でまたリフレッシュを含めたカスタムを検討されており
かなり良質な熱量というか、
僕もなんかテンション上がってしまって
自分のバイクカスタムしようと思ってます。笑

今日のFLOAT 451Rは男性オーナー。
ちょいとスパルタンなルックスも垣間見えるけど
あくまで超軽快タウンユースバイクとして。
高級感のある、自転車としての魅力を素直に伸ばしたバイクになりました。

2週に分けてのご紹介、
今週はフロントまわりをご紹介していきたいと思います。

今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service(EBS)
FLOAT 451R

うーん、ナイスバイクですね〜。
かなりクラシックなカラーパレット。
メッキの塗り分けのこのパターンは
ビンテージのイタリアンバイクからサンプリング。

フレームカラー。

イタリアといえばやはり真紅。
往年のスーパーカーだったり、
自転車、バイクにしても
真紅の乗り物、といえばやはりイタリアです。

全然関係ないけど
イタリアのトマト、というかヨーロッパのトマトは
煮込み前提で作られていて、細長くて潰れやすくて
味も必要な分だけ飛ばしやすい。

僕たちとは比べ物にならない量のトマトが生活に根付いてるんですが、
あの陽気なテンション、トマトからきてると思ってます。
昔、イタリアの料理人と働いていたことがあったのですが、
どう考えてもポジティブすぎたんですね。
そんでまかないが歴代で見ても激うまで、僕はあの時から
イタリア、スペインのトリコです。

なので僕もできるだけイタリアの有機トマトを食べるようにして、
あいつに追いつこうとしています。笑

で、話を戻すと
イタリアは身の回りに赤が多いんですよ。
常に発色の良い赤見てるからテンション上がるのもあると思う。
だから、このバイクも見るだけで元気になるように願いを込めて組みました。

エンターテイメントのように、
乗り手が楽しんで、そこに佇んでいても人々が元気になるような、
そんなイメージで。

で、下地はオールメッキ。
メッキをする理由として
まずは腐食防止。これは効果絶大です。

今ではパーカライジングという技術があり
鉄の防錆技術は飛躍的に上がっていますが
メッキは相当なもんです。
僕のバイクも下地はメッキですが
かなり長く乗ってるけど鉄そのものはめちゃくちゃきれいなまんまです。

次に表面硬度を上げること。
オールメッキにするとミニベロなら50gくらい重くなるから
とにかく軽く!といったオーダーには向かないんだけど、
傷がつきやすい場所にメッキを残して塗り分けることで
その硬さが傷から守ってくれます。

例えばチェーンステー、これはチェーンがもし外れてしまったり
なにかしらの現象でチェーンが暴れてしまった時にチェーンステーは削れがち、
今の変速機はスプリングテンションが高いのでそんなことはまあないのですが
その部分を防護。

そしてラグ回り。
継ぎ手が傷つきやすいということではなく、
先端に何かが当たって…ということは割とあり得ます。
そして避けられない
ケーブルのスレ。
これはメッキによって劇的に改善、というか傷は入りません。

あとは、というか実はこれが一番大事か。
装飾目的です。
やっぱりピカピカのクロームメッキって
高級感あるじゃないですか。

特に、現代のバイクだと
カーボンやアルミで一体成形や大型のビードが走る形が主流なだけに
この最高にクラシカルなルックスはやっぱり最高魅力。
ラグという古典的、さながら今も人を魅了する溶接法を
一番活かす見せ方だと思う。

フロントビュー。

スタイルとしては
ブルホーンバーにディープリムの
00年代後期アメリカンストリートスタイル。

僕もディープリムにブル、ってスタイルは大好きで
いままでのバイク全てに一回は取り付けてるんじゃないかな。
「あの頃感」を現代的解釈で、
ミニベロで表すとこんな感じだと思う。

あの頃、とか言いながらたかだか10年前なんだけど、
自転車業界って、売るためにすぐ規格を変えるし、
軽さとかで差別化してどんどん新しいもの買わそうとする
今のSDGsとかサスティーなところに全然沿ってないところがあるので
流行りや廃りに流されずに、自分の好きなスタイル貫くべきだと思ってます。

僕たちもフレームビルダーなので
当然フレーム規格はできるだけこまやかに対応していくけど、

例えば今だったらATBならクランカースタイル、
グラベルなら〜とか鉄板の組み合わせがあるけど、
これって80年代にやり尽くされてたりしていて
服飾とおなじくめぐるものだと思ってます。

なので、スタイル出して乗ってりゃそれが一番かっこいいんですよ。
またそれが最新になることもあれば、
知ってる人からみればとても懐かしいものに見えたりもする。

でも、ホースレザーのシングルのライダースなんて
一生ものじゃないですか。
あの革が最高なことはいつも変わらないわけで。

そのとき、そのときにガワだけでなく、
長く使えるフレームと長く使えるパーツたちなら。
それがずっと使えること、だと思ってます。
10年後、より大人になった自分が満足して乗れるものを。

ハンドルまわり。

NITTO RB010ブルホーンバー。

ちょっと光飛ばしすぎてるけどこれは僕のせいです。笑

NITTOの名作ブルホーンバーのRBシリーズを
ミニベロ用にカスタマイズ。
コンパクトなミニベロに合わせてハンドルもコンパクトに。



バーテープはBROOKSレザーでこれまたクラシカルな大人ミニベロに。
使い込んでいくと伸びたり縮んだりしてどんどん艶々になっていくのですが
育ってくるのが楽しみですね。

SRAMタイムトライアルレバー。

思い切りエアロなブレーキレバー。
オーナー様とのはじめのご相談段階では
マファックのエアロレバーからこの計画がスタートしています。

ライターのコレクションのお話などで盛り上がりながらも
形としていちばん近いもの…ですが話し込むうちに
どんどんスパルタンになっていきます。

握るとわかるかなりの薄さのレバーで空力はそりゃ良い。
ハンドル内部に仕込むブレーキなので
ワイヤーのルーティンのためにハンドルもまたカスタマイズ。
プラス、後述のライトマウントの
兼ね合いもありかなりタイトに作らせていただきました。

ただ楽に乗りたい、って日もあるけど、
乗りこなす楽しさはやはり乗り物には必要。
このバイクはコックピットまわりがかなり強めに走りに寄っています。

SHIMANO 11Sサムシフターカスタム×EBSシングルレバー台座。

ここはめちゃくちゃ悩んだポイント。
フロントシングルバイクを作る時
非常に大切になってくるのが
「カセットの歯数選択」で、当然多いにこしたことはないのですが
11速化するとシルバーのレバーの選択肢がフリクション以外ないんですね。
フリクションレバーは便利!みたいに言われているけど
11Sだと綺麗にはめるのに変速のクセがあり、
シルバーレバーをチョイスしてクセを楽しむか、
ブラックレバーで快適なインデックスをとるか…というところでした。

もはやシルバーでメッキしてやろうか!とも思いましたが
なんとか思いとどまり、
「ここが黒なら点在する黒を纏められるのでは?」
とポジティブ解釈することに。

このあたりはやっぱり
煮詰めて初めてぶち当たるので
それなりにお時間をかけますがお付き合いください。

ってことでブラックレバーを
サムシフター化、コラムマウント可能な
EBSのオリジナルパーツを使用しインストール。

実はこの時
SHIMANOのTT用Di2の案も同時進行でご検討いただいており、
それはそれでド渋だったけど、
こうした裏話もまた思い出。

Chris King Grip Nut。

やはりのKING。
現在は完全オーダーストップ状態で
未定の状態のまま予約必須となっているカオスな状況のKINGのヘッドですが
シルバー、ブラックともに少しだけストックあります。

やっぱり世界中で評価される、ってのはこういうことですね。
自転車を組むときに必ず必要になるヘッドセット。
交換するとなるとそれなりにバラシが必要(時間はかからないんですがね)
で、フレームに圧入されているもののため、できるならば抜き差しは最小限が良い。

となれば、やっぱり壊れない信頼のあるものが最良。
となれば間違いなくヘッドはKINGとなります。

もうひとつ、TANGEのシリーズに良いものがありますが
やっぱりKINGを所有する、というイベントのような出来事は
たまんないですね。

まさかのNJS。NITTOステム。

NJSは競輪規格で、競輪の競走に出るためには
このマークの入っているパーツしか使えません。

化け物(褒め言葉)揃いの競輪選手のパワーに耐え、
そして余すことなく路面に伝えるしなやかさが必要なのですが
NJSだからといって全てが高耐久というわけではありません。

軽量なものもあれば
競輪独自規格なものもあるけど、
ステム、ハンドル、シートポストなどをはじめとした
NITTOパーツは間違いがない。

NJSのマークがとても好きな僕ですが、
たまたま角度と長さがハマったのでチョイス。

EBSヘッドバッヂ。

EBSのミニベロシリーズは基本全てが
ピン留めバッヂ仕様。
最近真鍮でプレートを作ったので
そっちが好みの方はそっちもOKです。

SRAM REDシングルピボットブレーキ。

なんかネットで賛否あるらしいブレーキ。
使ったことない人が言ってるか、「新しい規格=至高」だと思ってる人だと思う。
シングルピボット、ってのは
その名の通り動く部分が一つのブレーキ。
今のほとんどのキャリパーはダブルピボットになっていて、
二つの動きで確実な制動力!ってのが売り。

もちろんそれは間違ってなくて、
ほぼ100%ダブルピボットの方が優れてます。
が、このブレーキはその「ほぼ」に属さない異端児。

まず、最新のブレーキに
より軽量に、より軽い引き(そもそもバネが少ないから軽い)
のシングルを持ってくるSRAMがやばいし、
このブラック全盛の時代にシルバーを持ってくるのもある意味イカれてる。

ルックスは金属の液体のような磨きが入っていて最高にかっこいい。
じゃあ、制動力は?
となればまたこれがガツっと効くんだな。

調整がむずい、とか言われるけど
真ん中に合わせてやるだけで良いです。

ブレーキシューがかなり良いのもプラスポイント。

シングルピボットは僕個人的に
シンプルで、小型化ができて、クラシックに見せやすい
(このREDはけっこうメカ感ありますがそれがまた渋い)
ことがあり、ちゃんと効いてくれるブレーキ知ってます。

間違いなくて、かつ価格もリーズナブルなダブルはたくさんありますが
異端に惹かれる方、シンプルにしたい方、変化球では
リアブレーキのクリアランス追い込んでキャリアをギリで取り付けたい方などは
是非ご相談ください。

Knog.PWRライト。

ダイナモライト
(走ると自動でつくやつ)
をタウンユース、ツーリングバイク問わずおすすめしているEBS京都ですが
それ以外、の選択肢としてもっとも有力に扱っているのが
このPWRというライトです。

形そのものに好みがあるとは思いますが
・スイッチON/OFFのしやすさ
・充電のしやすさ
・防水性
・光量
・持続時間
・ライト毎の独自性

ライトを選ぶときに僕が大切にしていること
(ダイナモなら全てノータッチで解決はするんだけど)
をかなり高レベルで提案しているのがこのライトです。



ダイナモライトが最強と言っているのに
なぜそれ以外も?
という問いに対しては
「ダイナモライトはバッテリーライトより初期投資が必要」だからです。
車輪軸で電力を発生させるのですが
これを仕込むのに少しお金がかかります。
最終的には充電代などもかからないので
確実にお得で、何よりストレスフリーなのですが
・夜あんまりはしらない
・軽さを出したい
などがあればバッテリーライトをお勧めしています。

オーナー様は後者のため
このPWRをチョイスいただきました。

ON/OFFは不確実な長押しなどではなく
ひねってON、ひねってOFFです。
これかなり使いやすいです。

ブラケットだけハンドルに直付けなので
取り外ししやすいし、おさまりも良い。
防水性はなんの問題もなし。

光量にかんしては
PWR RoadとPWR Trailがあり、
Roadが700Lumen、Trailが1100Lumenです。

街乗りのナイトライドに欲しいのは
フロント(白色灯)500、リア(赤色灯)30〜100あたりなので
余裕でカバーしているのですが、
当然光量数値が大きければその分充電容量も多いです。

Roadを常時点灯+パルスフラッシュで使用して
日々の退勤で20分使用して
三週間、こまめに消したりしてると
へたしたら1ヶ月いけます。



Trailは大きいですが
1ヶ月は街乗りで使えるので
充電めんどいくさい勢(僕です)は特におすすめ。

オーナー様限定ではありますが
このPWR Roadのレンタルが可能なので一度使ってみてください。

そして最後の独自性ですが
Appでライトの光量のカスタマイズができ、
自分の通勤路の時間に合わせてどのくらい保ってほしいか調整できます。

もう一点、このライトはバッテリー別体で
別売りのLEDランタンに使えたり、
そのものがモバイルバッテリーになるので
緊急時のスマートフォンの充電などができ、
かなり心強いです。

H plus SONディープリムホイール。

サイドビュー、フロントビューと
ド目立ちだったラグメッキにも負けないフルポリッシュホイール。

なかなかに派手で、難しそうにみえるけど
どんなバイクにも収まり良くはまります。



ポリッシュのホイールは
綺麗だからこそ良い、もので
「たまに磨く」というメンテナンスが増えますが
それもまた楽しい工程なのでぜひ楽しんで。
磨けばすぐにビカビカになるので
僕はポリッシュ磨くの大好きです。

オーナー様はけっこうここを最後まで悩まれていましたが
僕はこのチョイス最高だと思います。

薄リムならまちがいなくクラシックミニベロになったけど、
このディープ、しかもポリッシュをドンと入れることで
ただのイタリアンクラシックじゃない、
マッスルな空気感がでてめちゃかっこいいです。

White Industries T11ロードハブ。

当然ハブにもこだわっていただき
ポリッシュ系ハブの最高峰、White Industriesに。
このハブはとにかく軽い。
中空洞じゃないの?ってくらい軽い。

回転はなめらかそのもので
リムの重量と合わさってかなり回るホイールに。
ちなみにミニベロのホイールは軽ければ良い、
というものではありません。

僕個人の考え方では
32Hならば強めに張り(数値はオーナー様の使い方次第ですが)
全体的に剛性感と小径の高速回転ならではのすくない遠心力を
最大に増幅できるようなイメージです。

韋駄天ホイールなどはその逆の考え方で
それはそれでとても良くて、
使い方にマッチする方には積極的におすすめしています。

いやー、渋かったですねー。
実はFLOATはリアの方が魅力たっぷりなのですが
フロントにもしっかりボリュームがあり、
とてもバランスの取れたカスタムだと思います。

来週はサイドからのリアをご紹介。

FLOATは現在完売で
次回製作予約受付中です。

店頭販売で
FLOAT 700Rを気軽なフラットで組もうと思ってるので
700Cで気軽なロード寄りのクロスな感じ探してる方は
かなりお買い得なバイクになるはず。

それではまた来週。
ではでは。。

MASN

自転車旅行を想定した29erグラベルツーリングバイク。

いやー、今週もめちゃくちゃ暑いですね〜
オリンピックも最終日を迎え、
皆様それぞれのスポーツ観戦楽しめたのではと思います。

自転車競技は
やはり世界の壁は厚い、というか
まだまだスポンサーが国内にしかいないので
世界で戦っても放映されず、
なかなか育つ環境がないといったところですね。。

そう考えると
レッドブルとかモンスターとか本当にすごい。
良い選手は確実に抱えてるもんね。

NIKEにスポンサードされる生活、
いったいどんな感じなんでしょうか。。


僕が提供できるものなんて
毎日情報を追って
オーナー様のかわりに間違いないパーツを
ご紹介するくらいしかできることはないのですが
是非使っていただければと思います。

今週は久々に店頭販売バイク。
しかもちょっとレアなフレームを
一本だけ組んだので乗っていただけるオーナー様を募集します。

最近とっても多いのが
「すぐに手に入る自転車が欲しい」ということ。
今まではオーダーなんで最短でも2ヶ月位はかかる、と言ってきましたが
店頭で販売できる自転車をどんどん増やしていく方向にシフトしようかと思っています。

最近僕も新たにニューバイクが欲しくて
家の中からその規格に合ったパーツひっくり返してるんですが
どうしてもなかったパーツが一つ。
で、それ調べたらもう作ってないって。
次は完全未定、そんなん待てねえわ!ってなってハッとする。

あれ?やっぱ早く乗れる方がいいよね?
って。
めちゃくちゃ時間をかけて集める
デアゴスティーニのような自転車生活も楽しいですが
やっぱ欲しい時に欲しいこともあるよな、って。

フルカスタムだったり、
完全加工された特殊なフレーム(今日のだけちょっと特殊ですが。笑)
を販売するのではなく、
僕的な、「スタンダードなんだけど壊れにくいパーツ」でEBSコンプリートを製作し
工賃なども限りなく省いたいわゆるKamogawaのようなモデルがあっても良いと
思うようになったので即行動していきます。

工賃を省く、から手抜き、というわけではなく、
時間をかけたヒアリングなどの工程に僕は重きを置いているので
「この自転車はこういう使い方がハマるかも!」といった
目的別に組みますのでこの部分の工賃をカットすることにしました。

今回のグラベルバイクもかなりお得です。
特にレアフレームなので探していた方は是非。

本日のご紹介は…


Engineerd Bike Service(EBS)
Trip 29er

かなり迫力のあるバイクに仕上がりました。

Tripってなんだ?

EBSのフレームとしては過去作という表現になるのですが
ギアード可能なシングルスピード29inch MTBという
とてもニッチな、しかし自転車好きからは
根強く支持されるカタチ。

今回、最後の一本を蔵出し。
今っぽいボルト打ちを追加工し
完全限定のバイクとなりました。

シングルで組めばよりシンプルになっていきますが
今回は敢えてのギアード、ドロップ。
日常から少し離れることのできる
グラベルツーリング仕様にて製作しました。

シングルはある意味いつでもできるので
自転車旅をしてみたい、とか
林道グリグリ走りたい、って方には
かなりおすすめできるバイクです。

大まかな仕様。

使用パイプ
・国産パイプ Kaisei 022 ダブルバテッドフルクロモリ
フィレットブレイジング仕上げ

フレームカラー
・マットブルーグレー

サイズ
・シートチューブ 400mm
・トップチューブ 550mm/水平換算

規格
・ヘッドオーバーサイズ
・100/135 QR Disc 正爪エンドRDハンガー付き
・29inch×2.22推奨


販売価格。

¥363,000-(税抜330,000)
サドルレス/持ち込み可、もちろん購入取り付けも可能です。
その他取り付けパーツ全て付属。

正直値段が安すぎて焦りますが
最後の一本ですし、これはがっちりサービスです。

サドルレスなのは取り付けているサドルがテスト用だからです。
ちなみにこのサドルは貸し出し可能なサドルなので
もしカンビウム使いたい!などがあればそのまま貸し出しもOKです。

店内のバイクを購入できるようにしていきます!
って言ってからの一発目がこれは
正直クセ強いですが
グッときた方は一度またがってみて欲しいですね。

自転車ともう一個なんか違う乗り物くっつけたみたいな
SUVのような上質な乗り味でかなり楽しいです。

これからどんどんいろんなフレームを
形にしていくのでよろしくお願いします。

もちろんオーダー製作がメインですので
イチから自転車を作ってみたい方は是非。

そんじゃフロントからざっくりご紹介。

フロントビュー。

フロントパニアバッグを外して。

大型のフロントラックがアクセント。
バスケットにドロップハンドルの組み合わせは
今となっては一般的ですが
こうしてフロントにボリュームを持たせると
いい感じにまとまります。

Tripは本来ラックレス、
バイクパッキング的な感じで
ツーリング仕様にできるフレームだったんですが
今の「なんでもできる」流れに合わせて
フロントのみ積載性を持たせました。

リアは敢えて何も取り付けない前提で。
サドルバッグなどはガンガン使えるので
自由に楽しんでください。

ハンドルまわり。

ちょいとアメリカンな空気を出したくて
そういう空気感を持たせて、でもEBSらしいシンプルさと
ギリギリまで攻めた僕の趣味が入り混じる楽しい仕様です。

Ridefarrエアログラベルドロップハンドル。

今回のアクセント的な要になるハンドル。
ツーリングの時って
いろんなところを持てた方が良い、という理由で
ポジションが多彩なドロップが選ばれることが多いですが
個人的には「気分を変えるために一瞬変える」くらいで
実はあんまりポジションチェンジしません。



が、このハンドルは真ん中の変なところが持てる。
変、っていうとおかしいけど、
腕が疲れてくる場面でしんどいところにストレッチが効いていい感じ。

本来の使い方は名前の通りエアロ姿勢な感じが取れて
かつ割と幅広なハンドルがグラベルに向いている、んですが
使ってみてそのストレッチ感が長く乗っていけそうだったので
今回採用しました。

自転車と長く付き合っていると
多くの場合ハンドル周りにアクセサリーが増えてごちゃついてくる。
けど、このハンドルは取り付け可能なエリアがかなり広いので
それもおすすめです。

SRAM Apex 1。

今回はSRAMのグループセットでまとめました。
1×11Speedでリアメガ/前スモールの
マウンテン的構成なんですが、
29インチのごろんと回る感じにマッチしています。

ヘッドはTANGE。

ヘッドはTANGEのシールド。
このグレードはとてもリーズナブルながら
かなりちゃんとしていて、値段をあげずに
高性能なヘッドがインストールできるので
僕は大好きです。

やっぱりKINGは最高だし、
White Industriesも好き。
色々選べるけどTANGEも良い。
これも乗ってると良いヘッドに交換したくなってくるかもしれないけれど、
このヘッドは基本的によほどハードな使い方でない限り壊れません。

もちろん故障時のスモールパーツは取り寄せ可能なので
長く使っていただけます。

ちなみにヘッドバッヂ仕様。
バランス良くて綺麗ですね。

SURLY Nice Rack Front。

個人的にサーリーの作るものも好きで、
ユニバーサルに作ってくれてるので
29インチのようなサイズ的に
ラック取り付けがかなり厳しいフレームにもポン付けOK。

フレームはEBSの方が薄くて軽いから
国内ツーリングや普段使いでは絶大な軽やかさです。
世界一周とかのスーパーハードなハイパーロングディスタンスでは
パイプの分厚いフレームのほうが良いかもしれませんね。

そんなサーリーのラックは
そういう用途にも応えてくれる逸品。
29インチをツーリングカスタムするぞ、って決めた時に
走破性もエアボリュームも、剛性もあると感じたので
これはなかなかにタフなラックも飲み込めんじゃないか、
という狙いからヘビーデューティなラックを採用。



25キロくらい積んでもびくともしない感じに
フロントギアが小さいので漕ぎ出しが軽やか。
よく練って組んでるのでこの辺間違い無いです。

QRで持たせてますが
フォークでも保持してるので余裕です。

左右パニアでガンガン持たせても、
上部バスケットだけでお買い物でも。
日々の使用から週末ツーリングまでカバーします。

ラックマウントバスケット。WALDの37。

インシュロックどめも考えたけど、
やっぱり気軽につけたり外したりしたかったから
バンドどめでバスケットをマウント。

使わない日は外しておいたり、
外して空いたところに寝袋とかガンガン積めばいいし、
バンドを二つ繋いでピザボックスも運べそう。
長めのバンド一つ持っておくともっと便利ですね。

これ一台でかなり楽しめると思いますね。

サイドビュー。

次は横から。
サドルの落差はかなり多く取ることができるので
ドロッパー取り付けもありです。

が、まずはリーズナブルにこの
モンスターマシン楽しんで欲しいので
まずはシンプルに。

サドルは試乗用。BROOKS Canbium。

そんなサドルは最後まで悩みました。
革サドルもめっちゃ似合ってたし、
レーシングな軽量サドルもイケてました。

なのでサドルはお持ち込みや選べる仕様に、と思い
今回はサドルレス仕様です。

またがって頂く用として取り付けたのは
BROOKSのカンビウム
(関係ないけどかんびうむ変換したら完備有無って出てくるんだよね。)
のカーボンレール仕様。



もちろんカーボンなので軽いんですが
このサドルの良いところは
レールと天然ゴムの合わせ技でネガティブな振動をできるだけ排除してくれるところ。

タイヤでかなり路面振動は吸収されていますが
そこからさらにここで軽減。
このサドル欲しくなるくらい良いですよ。

この「テストですよー」っていう感じも良いよね。
これ売り物じゃないんですが
このまま売り物として採用されたこともあります。

OFF-WHITEとNIKEのコラボみたいで良い。
”AIR”みたいな。笑

ちなみにGROWN、GBのシートクランプ使用してます。
ハイトがあってクランプ力高し。

KING CAGEのボトルケージ×Sim Worksボトル。

EBSのコンプリートでは珍しいボトル付き仕様。
KING Cageは上下で違うカタチを敢えて採用。

ボトルはかなり不気味な絵。笑
人がキノコに。
冬虫夏草的な。

なんかグッときたのと、
カラーがバッチリきたので採用。

Suginoクランク。

安定のSugino。
今回の想定でオールシルバーは厳しい(ホイールが高い)ので
せめてクランクは良いものを、と思いSuginoを。

このクランクPCD110で使いやすいんですよね。
ミニベロにも使えるので
組み替えにも使えますよ。

WOLF TOOTHナローワイドチェーンリング。34T。

ギアの選定も少し悩みました。
29インチなのでより軽さは欲しいけど
街乗りのギリギリ使える高速域も捨てたくない。

そのわがままな部分の間が34Tでした。
足のある人はもうひとつ大きくできるかも、ですが
ツーリングの時、重い荷物を運んでいる時に
軽いギアはあるにこしたことはない。

僕なんて行けばかならずフル活用してます。笑
チェーンリング自体の性能はご存知、文句なし。
汎用性高いのでなんにでもハマります。

クランクキャップは真鍮のものを。
ゴールドは個人的に好きな色でよく使います。

今回はチェーンもゴールドで色気出しました。
別にシルバーでもなんでもチェーンはチェーンなんですが
そんなことはどうでもいいのだ。
ゴールドチェーン、かっこよくないですか?

EBSでは11Sのチェーンは一律で
シルバーもゴールドもブラックも同じ値段でやってます。

MKS×Sim Works Bubblyペダル。

EBSでは定番となっている
シルバン系のネクストシリーズ。
あのボディを使用して
踏み面をさらに拡げたもの。

限定のブロンズカラーを。



このペダルはけっこうコンケーブが入っていて
MKSでいえばラムダのような踏み心地です。
ラムダめっちゃ好きなのでその進化系みたいで好きです。

もう一個ガンマっていうよりスパイキーなペダルがあるんですが
トリプルシールドベアリング、メンテナンスフリーのこっちのボディの方が
ゆくゆく長く使えるのでは、と思ったのでこちらをチョイス。

結局僕の選定基準は「長く使えるか否か」です。笑
その中でかっこいいやつがあれば即採用だし、
より軽かったり安かったりしたらそれを採用しますが
残念ながらそういうものにはなかなか出会えません。笑

NISSENケーブル。

これに関してはEBS京都スタンダードですが
ケーブル専門メーカーの日泉のアウターケーブルを使っています。

クリアーとクリアブラックの二つからベースを選びますが
この2色は本当にフレームカラーを選びません。
もっと派手色もあるので
ワイヤーで遊びたい人も満足です。

リアビュー。

マウンテンドロップ系のカスタムって
めちゃくちゃアンバランスで、それを楽しむカスタムなんですが
Tripは不思議とマッチしてますね。

かなり気持ちいい走りなので
このレアフレームに乗って頂くオーナー様は
カスタムを楽しんで色々やって欲しいですね!

Panaracer × Sim Works Super Yummy タイヤ。

今気づいたけど
Sim Worksコラボ結構使ってますね。
フォントが好きなんだよね。

「超美味ゐ」って書いてあるんだけど、
そのままやん!ってところも良い。

29インチのヤミーもパターンは同じで
グリグリブリブリ進む。
結構圧もかけれるので
スイスイ系の走りも可能です。

ちなみにチューブは超軽量なTubolito。
一般的な29インチ用のチューブを使うと
大体430グラムくらい、前後でね。
チューボリートだと170グラム。
前後を使いやすいチューブドで
260グラムの軽量化はカーボンのパーツを3箇所くらいに入れて
やっと達成するくらいなので
結構費用対効果でかいなって思って採用。

カスタム感のあるオレンジのチューブも良いですね。
EBS京都では結構採用しているのですが
初めて膨らましたときは絶対こんなん使えんわって思ったけど
全然パンクしないね。
オーナー様のレビューも上々。

軽量チューブは多数あれど
結構おすすめです。
チューブは好みがありますが
僕は好きです。

ちなみにこのバイクのオーナー様には
チューボリートの修理キット無料でプレゼントします。

RDもSRAM Apex 1。

29インチだと42Tも小さく見えますね。

グラベルロードとして使う時の一番スタンダードな歯数構成で。
前は小さめなので登坂も結構楽しめると思います。

そんでRDの受けだけNISSENのブラウンを。
このあたりは完全に思いつきで組んでるので
特に意味はありませんが
組んでる時にブラウンみ(なんだそれは)が少ないと感じたので。

正爪エンドが大好きな僕は
今回もシングルで組みそうになりましたがちゃんと抑えて組めました。笑

シングル解放は是非オーナー様のタイミングで
両極端なことができるバイクです。

GBローター。

ここもブラウンゴールド系で。
正直ここはもっと安くても問題ないのですが
どうしてもこれが使いたくてわざわざDTのアダプター入れてまで使ってます。

そしてこのローターだったり色々サービスしているパーツがあるので
正直まじでお得です。

ローターの性能としては
それなりに厚みを持たせており
軽量というわけではないですが
ゆがみたわみが少ないので使いやすいですね。

あとはシンプルにかっこいいから。笑

いやー、渋いわ。
一本のみの限定、ってのがまた良い。
別に限定やからなんやねん、とか思ってるタイプの僕ですが
自分も少し希少な自転車を所有していて、
やっぱその自転車に乗ってて悠然と走ってて自己満足でしかないけど
気持ちいいです。

というより
自転車にのって他人を満足させるのは
至難の業、それできたらもうプロなので。
たぶんそいつ苗字鳴子です。

自分でもかなり頑張ったので
是非ハマってくださるオーナー様をお待ちしております!
ちなみにEBSでは滅多にフィレットしないので
そういう意味でもレアです。



この記事とは関係ないけど
Kamogawaも到着しているので
こちらもお楽しみに。

ではでは。。。

MASN

京都ミニベロをフレームフルカスタム。Horizontal 451D/SP!

8月がはじまりましたね〜。
7月はもうほんと最後の最後まで色々あった。
8月も色々あればいいな。

またしても宣言下となった大阪、
準じた京都という形になりましたが
僕は一番はじめにいわれていた
「軽い運動が必要、ストレスを溜めない」
部分に再注目。

軽い運動強度のポタリングなどを工夫して
よりみんなが嫌な気持ちにならない、
実際に対策として有効なものを選んで
サイクリングで心肺を健やかに保とうと思います。

Kamogawaもいよいよだし、
いろんな製作が8月に詰め込まれています。
これはきたる「スポーツの秋」に備えたもので
毎年なくなっちゃうので今年は気合いれていきます。

僕も最近改めてダイエットに励んでおり
なかなか結果出ております。笑
秋先には

もっとすらっと自転車乗れるようにしよっと。


さて、今週のowner’s bike checkは
後編。
EBSハンドメイド京都ミニベロシリーズから
Horizontal 451。

特別製作のスペシャルモデルで
いつでも受け付けているのですが
毎年ある期間にしか製作しないので
お時間をいただくシリーズです。

今週のご紹介は…



全編で仕様については触れていますが
改めて。

Engineerd Bike Service(EBS)
Horizontal 451D/SP

主な仕様。

  • フレームサイズXXL仕様(580)
  • 国産パイプKaisei 022 ダブルバテッドフルクロモリ
  • ブレーキ規格変更 リムブレーキ→ディスク(140mm)
  • ブレーキワイヤーインターナル工作
  • シフトワイヤーインターナル工作
  • FDマウントレス
  • フラットマウント化
  • 前後12mmスルーアクスル化
  • F OLD 100mm/R OLD 142mm拡張
  • カスタムカラー/フレークチタンシルバー

以上が主なフレームカスタム。

表題もミニベロフルカスタムだし、
ものすごく手は入ってるんだけど
そうは見えないのが僕は素敵だと思います。

僕は系列他店舗でもご接客、組み付けをやるのですが
ミニベロのスルーなんて全くといっていいほどない。
ほとんどのスポーツミニベロを触りまくっているからこそ
こいつがどれだけ特別かわかります。

他ブランドもとても素晴らしい自転車ですが
当然僕はEBSびいきです。笑

生産から組み付け販売まで一貫して自チームのみで行う
このスタイルは
クロモリが良い、ハンドメイド溶接が良いということはもちろんのこと、
やっぱりなぜそうなのか?

を話し合ったり、
中身がどうなっているかの開示やできる限り
工業的な不良のリスクを取り除けることなどが
目立たないけど最高のメリットだと思ってます。


こうして文章、画像にしてオーナー様の新車状態のバイクが残り、
そこからさらに乗り込んでいただきより煮詰めていく作業というのは
完成車ではまずできない、多分だれもやってないと思う。
僕はまだまだ自転車界では若手の部類(芸人さんみたいな感じです)に入り、
ロードバイク一筋50年!とかじゃないので
はじめにここに立つと決めた時に
自身が無知に自転車を購入して
「ああ!こうしておけばよかったんだ!」
ということがないようにできること、できないこと、
頑張ったらできること、カスタムでなんとかなるところなど
明示して、できる限り後悔がないように努めています。

僕の買った自転車の中で一番つらかったのは
スレッドかアヘッドか?という部分。
知ってる方からすると「そんなこと」ですが
僕は当時知らずに買って一番後悔した部分なので
まずはそれが必要かどうかは別として全部説明します。

ロードバイクが欲しいと思ってても
グラベル寄りが好みかもしれなくて、
いざ太めのタイヤ入れよう、ってなって
25Cまでしか無理、ではどうしようもありませんからね。
逆もしかりで50C想定のフォークに23Cチューブラーを入れても(入るけど)
バランスがおかしい、ということです。

購入体験としてここは大切にしたいので
気長にお付き合いください。笑

またしても暑めに脱線しそうなので
オーナー様のバイク紹介を。
今週はサイドビューの続きから。

サイドビュー。

改めて京町家の風景と。

チタン系のシルバーはそもそもが大人色で
服装に合わせやすく、とても人気カラーなのですが
今回はさらにフレークアップ。
持ち主だけがわかるよりギラっとした高級感ある佇まい。

そこにブラウンをしっかりとトータルコーディネート。
シンプル&シルバーブラウンで大人ミニベロロードの完成です。

色調が似ていると
写真映えしないのでは?
と思われますが
しっかり京の街に調和してかなり渋い。

京都のどこにおいても
はじめからそこにあるような、
でもピカピカのフレームという
認めざるをえないアンバランスなバランスで
駐輪映え間違いなし。

まあ、オーナー様は京都にゆかりある方ですが他府県の方で
僕がとっても熱望している海の近くにお住まいの方なので
青色とのコントラストもがんがんハマる
撮れ高自転車であります。笑


「駐輪映え」などの撮影やながめる時のお話ですが
「それって走るのには関係ないんじゃ…?」
って思うかもだけど、むしろ一番大事にしてます。

ある意味、気合と根性で性能は脚でカバーできるけど、
綺麗な車体、は自分ではどうしようもない。
僕がモデルみたいなルックスだったら(じゃあ自転車好きなモデルになってたわ)
一緒に自撮りしてはいおしまい(いや、撮るんだけど。笑)だけど、
やっぱり僕は積極的に
自分を全面に出したりしないあくまで裏方みたいなところがあるので
自転車を撮って映えるかどうかは重要なわけです。

車もバイクも被写体として最高ですが
自転車のシンプルなルックス、その景色に到達するまでの
過酷、だがしかし楽しい道のりを想像でき、
「こんなところまで自分の自転車できた!」
ということができるのはやはり自転車だと思うのです。

そんな時に(これは僕の好みですが)
でかでかとロゴのあるコマーシャルなフレームより
機能美やアッセンブルで沸かせるシンプルなフレーム、
自分の決めた色で、自分なりの仕様。
という最強のアクティビティのお手伝いがしたくてここにいます。


あれ?また脱線してる?
夏のせいですね。

サドルはBROOKS Swallow。

革サドル界でもっともセクシーと言われる
BROOKSのスワロー。
横から見た時にレールが見えれば見えるほど色気が増すと思う。

カラーはブラウン、
初めは濃いめのカラーですが
だんだんと擦れて薄くなってくる部分が出てきて
少し自分の形になってきてアタリがついてきてからが本番、
育てがいがあります。

ジャンルとしては思いっきりクラシカルスポーツなので
やっぱりすっきり見せれて良い。
軽量化を重きにするバイクには向きませんが
やっぱりバイク生誕のストーリーとともに始まる
革サドルと自分。という歴史はそそります。

クロモリフレームの長寿命にはさすがに敵いませんが
このサドルに乗っていろんなところいったなあ。
という愛着がめちゃくちゃ湧くので
外す日が来ても多分捨てられないと思います。

BROOKSレザーでなんか小さいサドル作るとか
(昔あったランドセル小さく加工しなおしてくれるような)
があったら僕のサドル出したいな。

めちゃくちゃ色の薄くなった、
デニムの薄い藍が擦れて絶妙な色味になってるサドル。

ちなみにバッグループが標準装備されており
BROOKSバッグとの相性は抜群。
是非旅のお供に、ちょいとした工具入れなどにもご活用ください。

クランクはSugino。

このバイクのオーナー様は
ある程度ゆくゆくのカスタムを想定しており、
まずは必要なものを確保する、という形で
敢えてシンプルに機能制限したりしています。

その代表的なものが
フロントシングル仕様なのですが
大径化するのではなく、あくまで52、SHIMANOでいうと
105スタンダードにおさめています。

FD台座も敢えてカットし、
最大限にシンプル化。
FDが取り付けたくなればFDバンドを取り回せば良いし、
バンドはほとんどがブラックですが
それもペイントしてしまえばそれでOK。

ミニベロは少し特殊な構造なので
FDバンド取り付けの際はだいたいエクステンションが必要ですが
その辺りの改造感もミニベロの良さ。

フロントにバスケットを取り付けたっていいし、
リアに何つけたっていい。
ミニベロはもともと魔改造されがちな車体なので
そのあたりの懐はとっても深いです。

今回選んでいただいたのは
SuginoのRD。
スクエアテーパーのものが一番細身で
この空気感に合うのでチョイス。

ダブル化もすぐにできるし、
ナローワイド化もPCD130なので選択肢が多い。
BBもより高性能なものがチョイスでき夢のある仕様。

シルバンツーリングネクスト。

ここは外さないペダルを。
これから先SPDになろうがSLになろうが
この最高のペダルの存在が薄れることはありません。

ミニベロロードは乗り込んでいくと
当然ビンディングペダルに交換したい欲が出てきますが
交換したその日から
フラットペダルにしたい欲がちょっとずつ出てきます。

もちろん、「走る」ということだけを見れば
ビンディングペダル以外の選択肢は無いと言えます。
が、やはり街乗り最強のミニベロロードを目指したからには
おしゃれして出かける日や楽に乗りたい日がある。
ビンディングシューズはスポーツにまとめてこそかっこいいもので
普段着にはなかなか合わせづらい、
合わせやすいものはびっくりするくらい重かったりもします。

SPDのクリップの上にスニーカー、
という日もためには悪くは無いけど
不安定だし、それはもはやただの「歩きより早い移動」であって
適してはいないのでそうなると片面SPDになる。

が、純然としたフラットペダルの優位性というものがあるのです。
どこを踏んでも中央に修正してくれるような安定の踏み面。
長くつかってもへこたれない強いベアリングに超精度。

ペダルは慣れればすぐに交換できるもののひとつですが、
定期的にビンディングしか乗りたくない期間と
街乗りにはフラットペダル以外認めない期間が
何度も交差します。笑

そんな時にずっと大切にできるペダルを持っていると
とても便利。
なのでEBS京都では
基本的に長く使えるペダルをご用意していますので
こちらもご相談ください。

靴の好みによって
ペダルの大きさも変わるので
色々見てください。

センタースタンド台座標準装備。

フルカスタムフレームだと
極限まで追い込んで色々カットしていく、という
引き算の部分も多くありますが
EBSのバイクの多くはやはり日常の中で
いかにスポーツを、移動を、たくさん荷物を運ぶ、ということを
楽しんで寄り添う、というところにあるため
基本的にはこうしてキックスタンドなどが取り付けれるようになってます。

これはグラベルロードなどでも共通で
STUFFなどは太いタイヤを入れてなおスタンド取り付けも可能です。
(ちょいとコツが必要になりますが)

逆に、FLOAT700シリーズや
NEEDLEなどの完全に割り切ったモデルというのも存在し、
かなりフレームを切り詰めて走行を追求、
スタンドのクリアランスを徹底排除するという
尖らせたモデルも存在するのでご興味のある方は是非。

ミニベロはリアセンター間に余裕があるので
スタンド台座や後述のバックツールなども可能です。

バックツール台座。

この違い違いの4点は
まさにミニベロならではのカスタムであり
本来デッドスペースとなる部分を有効活用した例です。

これはシートチューブなのですが
通常ボトルはダウンチューブにひとつ、
このシートにひとつのツーボトル。
そこに後ろにもう一点打つ。
工夫すればこの位置でスリーボトル化が可能ですが
基本的にここはツールボトルなどの小物入れに使用してください。

取り出しやすい位置では無いけど
邪魔にもならないのでそういった用途では確実に便利です。
ツーボトル中の一つをツール化するのはロングライドでは心細いですが
ツールを移設、その上でツーボトルあればロングライドも十分。

ABUSのBORDOロックなども綺麗にハマるし、
位置を指定すればリアライトフラッシャーも取り付け可能。

アイデア次第でほかにもボトルケージピッチで穴あけ可能なので
こんなんしたいけど可能?
などもお気軽に。

EBSオーナー様も
塗り替えのタイミングなどで
ついでにフレームカスタムもOKなので
こちらもお気軽にどうぞ。

リアビュー。

やっぱ自転車はリアビューが好き。笑

よりすっきり見えてるとおもいませんか?
僕はこれを見せるためだけにこのカスタムをしても良いと思ってます。

それは

ディスクブレーキ化することによりキャリパーリムブレーキがなくなること。
そのおかげで三角が(フロントもですが)最後まで綺麗に見えること。
これが強烈に渋い。

いまやディスクロードなんて当たり前ですが
クロモリ、ミニベロ、ディスクとなると途端に少ない。
451も、細身なことも、フルクロモリなことも、
色々含めるともっと少ない。

だからこそこの美しさは唯一無二であり、
やる価値があると思うのです。

もちろん、意味のないカスタムに美しさは伴わない。
当然ディスクになって制動力は上がります。

700Cだとホイール内の空間も大きいので
ディスクかどうか見ればすぐにわかりますが
ミニベロは当然タイヤが小さく、
編んでるスポークの交差も近いので
ディスクすら目立ちにくく、かなりシンプルになります。

リアキャリア取り付けOK。

もとがなんでもできるミニベロ、ホリゾン451なので
当然その思想は受け継いでいます。

下のブリッジには穴を開けていませんがここに穴あけも可能です。
通常ラインナップのHorizontal 451は割と攻めたクリアランスで
敢えてフェンダーレスなスタイルなんですが(カスタムにてフェンダーOKです。)
こちらもキャリパーがなくなったことによる
クリアランスが生まれ加工なしでフェンダーOK。

種類は選べませんがかなりすっきり取り付けできます。
そういったご要望の場合ブリッジに穴あけしますので
お申し付け下さい。

White Industries XMRのリア。

リアもホワイトを。
マウンテンバイクにも使えるハブなので
組み替えなんてこともできるし、
美しい、長持ち、性能抜群、軽いと非の打ちどころがないパーツ。

ハブ自体のカスタムも可能で
規格を手軽に変換できたりもするので
SRAMを使いたいなども手軽にOK。
交換も手軽で工具一本です。

かっこよくてカラーのバリエーションが豊富。
長寿命で性能良し。
選ぶ理由も躊躇する理由も激しく賛同できるハブですが
ホワイトは一度使うとずっとホワイトの方が大多数です。
まあ、長く使えるから当たり前ではあるんですが
やっぱり使うと虜というか、ファンになっちゃうんですよね。

そんでもって、普通被るのが嫌!ってなるのが普通
(毎日通勤で同じTシャツ着てるやついたら…的な)
なんですが
White Industriesのパーツたちは
「お、君もホワイト?」となんだか嬉しくなります。笑

これがEBSでも起こるといいな、とは思うのですが。
僕は街中でEBSを見かけるととっても嬉しいです。
現在EBSでは2000人近くのオーナー様がいるのですが
(BB下にシリアルナンバーが打ってあるので見てみてね)

地元のライブハウスでは超満員。
知ってる人は強烈に知ってる、といったところでしょうか。(!?)

そのうち僕が触らせていただいた自転車は一部も一部、
ほんと少数なのですが
できる限りこういった形で
世にWebページとしてアーカイブしていきたいと思ってます。

シリアル100000とかなってもこの感じで紹介できるかな。。

ホワイトはその点メジャーもメジャー。
これだけ使っている人が全国にいれば
「ホワイトはなー」とか言ってる人出そうなもんですが
それが皆無なのがまじすげえ。

有名でいろんなとこに
露出しているのにずっとインディー。
物作りは超保守で質実剛健。
化け物ブランドです。

ちなみにカスタムで気になるラチェット音は
かなり上質。軽いカリカリとジージーを組み合わせたかなり軽い音が鳴ります。

RDはR7000/105。

これから先もどんどん進化するSHIMANOの中でも
ここまで円熟味のあるシリーズはなかなかなかったと思われる
7000シリーズ。

もし次のモデルが出るとして
シルバーは出るのかな。
僕個人的には
世の中どんどん懐古していってて
シルバーパーツの問い合わせも実際増えてるんですが
EBSだけなのかな。

確かに現行のカーボンパーツなどと相性が良いのは黒なんですが
やっぱり作れるならシルバー作って欲しいですね。
そんなR7000はグレードラインナップでも唯一SHIMANO公式のシルバー設定。

前述の円熟というのは
SHIMNAOなどのコンポメーカーは
上位レースグレードのテクノロジーのデータを常に収集しており
惜しまず各所に投入してくるんですね。

で、テンション、精度、位置関係など
完全にやってきたのがこのR7000。
正直はじめは価格破壊だと思いました。

今だけを見ると手に入りにくいご時世ですが
やはり世界のSHIMANO。
しかもその創業の国でサイクルスポーツを楽しめている僕たちは
かなり幸せで、常に補修パーツに囲まれてるので
安心してどこでもいけます。

全てのショップが105を置いているわけでは無いけど、
あの青い箱を知らない自転車屋はいません。

ずっと同じ場所で回るパーツなどは壊れないパーツで長く使う。
可動部品、先進技術パーツは交換しながら長く使う。
この体制は万全だと思ってます。

ちなみにこの辺りも内装化しています。
整備性もばっちりです。
なにがバッチリなのかはワイヤー交換時のお楽しみ。

スルーのハンガーも交換可能なものを。

SHIMANOフラットマウント機械式ブレーキ。

機械式のフラットってあんまりなくって
このSHIMANOのやつかTRPがメインとなります。
両方ダブルアクションで制動力も問題なし。

ガツ!と効くブレーキタッチがお好みの方はPAULなどがおすすめです。
が、おそらくしばらく生産しないんじゃないかな。。

シャフトはDT Swiss。
こちらも現在完売です。

EBSのスルーの採用規格。

バイクに関係ないけどちょっとだけ。

EBSのスルーアクスル採用規格は
フロント12mm/100mm リア12mm/142mm

これがロード系の規格です。
シャフト長は仕様によりますが
基本これからはフレームセット内に組み込まれます。

MTB系はこちらも仕様によりますがスタンダードは
フロント 15mm/100mm リア12mm/142mmです。
ブーストさせるかどうかはオーナー様のカスタム次第で、
スタンダードでは必要ないであろう、というのが僕たちの考えです。

いやー、とても綺麗なバイクです。
何度も言ってますが
スルー規格自体は全ての方に必要なものではありません。

たとえばシャフト一つとっても
QRならば前後で2千円くらいで買えるものが
スルーだと1万円ちかくなったりします。

もちろんその分剛性などは大幅UPしますが
その差額でバスケットを取り付けた方が良い場合もあると思います。

本気の走るフレームを御所望であればこっちですが
コミューターとして使いたい、などであればまず必要ないので
このあたりは最新と自分にとっての最高とのバランスをとっていきましょう。

電話できるだけでいいのにiPhoneの最新機種は必要ないけど、
高速でアプリをマルチタスクする使い方ならば
常に最新最強です。

でも、電話できたらいい人が最新のiPhone持ったっていいし、
とにかく壊れない電波めっちゃ強い携帯持ってもいいわけです。

そのあたりもじっくりお話して見えてくることもあると思うので
カタログスペックだけに惑わされないチョイスで
10年、20年と使ってみてください。

20歳になった日に乗り出しても
40歳まで現役で余裕で使える自転車ってのはそうありません。
ちなみに使い切ればクロモリは70年使えると言われています。

流石に使ったことないのでわからないけど
僕も自分で今まさに長く自転車に乗り続ける、という楽しみを
体現し続けているのでオーナー様も是非長く乗っていただければと思います。

まあまあ色々と消費し続ける世の中、
やっぱり最新のIT機器などは僕は最新を保ちたいし、
長く使えるものを持ちながらも
うつりゆくファッションは買いたい。
家電も好きだし健康にも気を使いたい。
美味しいお酒も大好きだし、ご飯食べるのなんて至福。

その中で、一度乗り出せば修理、交換しながら
本当の意味で長くつかえるのは
自転車、これは間違ってないと思う。

家具やサングラスも好きだし、
料理するので包丁はある意味消耗品。
愛猫にはできる限り良いご飯を食べさせてあげたいし、
旅行も行きたい。

まー僕は物欲すごいです。笑
でも、自転車は(自分で整備できるから、ってのもあるけど)
そんなにお金かかってない。
ちゃんと空気入れてるしパンクも5年くらいしてない。

プロなので工賃はいただきますが
長く、最終的に経済的に、そして自分だけのオリジナルで。
自転車という乗り物をつかっていきましょう。

ではでは。。。

MASN