さあて、今週も始まりましたね〜。
今週末もたくさんのご来店ありがとうございました。
ご来店のお時間重なってしまって
お断りしてしまった方、お待ちいただいた方
すみません。。
緊急事態宣言も延長ってことで
予約制も延長です。
もともと予約優先でやらせて頂いてるので
ご理解くださいませ。
とはいえ気軽に予約とってもらってOK。
じっくりおはなししましょう。
あと、もうひとつお願いです。
みんなでサイクリングやツーリングは最高だけど、
ぞろぞろと店内へのご入店はお断りしています。
同時入店のお客様は
「ご予約頂いている1組様」が最優先で
それ以外の方はお待ちいただきますようよろしくお願いします。
これはもはや一般常識だと思うので
お守りいただけない方は申し訳ないですがNGです。
ちょっとひどいのが今週はあったので。
同じ自転車好き、しっかり守って良い感じに思われようぜ!
僕、見た目も別にそこまでルール尊重!
みたいに見えないし(どんなやつだよ笑)
実際そんなこと言いたく無いです。
でも、お店やる以上ちゃんとするし、そこはお願いします。
で、今週はオーナー様のバイクチェックではなく
車種紹介です。
グラベルロード、グラベルバイク。
そしてツーリングバイク。
ロックやパンクは売るために細分化され、
お店に入って上を見る。
そしてだいたい自分の欲しいジャンルのコーナーに行く。
今や勝手に「お前こんなん好きやろ?」
とAIにおすすめされてそれがまたドンピシャの発見だったりする
音楽業界のようにどんどん分けられる自転車。
僕も作り手であり、組み手ですが
店頭にガンガン立つ売り手ですし、
ジャンル分け自体は大歓迎。
自転車業界は少し古くて
まだまだAIが「お前こんなん好きやろ?」
という自転車を用意してくれるような感じは程遠いので
お客様が探しておられるのが
「ロードバイク」なのか「マウンテンバイク」なのか、
からどんどん細分化してくれるのは双方にメリットがあります。
でも…じつは
最近の「ロード」ジャンルに求められつつあるのは
「なんでもできるやつ」。
これとってもあいまいで
ジャンル分けなんてできないなか、ガンガンお問い合わせいただくのが
「グラベルロード」「グラベルバイク」「ツーリンググラベル」です。
もはやロードのジャンルに収まらない、独自の路線で成長を続ける「グラベル」ですが
前述の「なんでもできる」に確かに通用しています。
ATB/MTBまではいかなくとも太くて安心感のあるタイヤ。
全天候で安定感のある制動力を発揮するディスクブレーキ。
そして軽く、速く目的地まで連れ出してくれるロード/ツーリングな設計。
大は小を兼ねる、じゃ無いけど
大元のスペックがある程度上記に沿ってれば
グラベルの中でもロードからフラットまでガンガン戦えるし
クロスな自転車に作り上げることもできる。
「なんでもできる」のは
やっぱり流れの早い移り変わりに対抗する術、
自分の乗っているバイクが古臭くなってダサくならないような選択だと思う。
例えばミニベロやATBは歴史で証明されている
「ずっと使える」というタイムレスな組み方が実際に存在します。
グラベルは歴史で見ればまだ新興。
なので移り変わるし、正解がないようにおもえますよね。
実際自由なジャンルで何してもOK!
なんだけど、日本は古来より大自然と大都会が絡み合って成長してきた
ガラパゴスな都市。
当然昔からそこをガンガン走ってきたバイクというものは存在していて
「ランドナー」や「パスハンター」「クルスルート」から「スポルティーフ」まで
そのころからめちゃくちゃ不明瞭なジャンル分けがされてて磨かれてきてます。笑
だから、歴史を見れば正解、あります。
まず失敗しない、現行規格に則った「なんでもできて」「長く使える」フレーム。
EBSからは「STUFF」「STUFF 44」、GROWNからは今日紹介する「I.G.Y」。
姉妹車としてこれらは存在しており、
ツーリングベースで使いたい人、
グラベルメインで走ってみたい人。
街乗りからひろがるグラベル、ツーリングの可能性を少しずつ育てたい人。
それぞれに合わせてフィットし、また全てがクロスオーバーする。
正直この3本を一本のフレームに収めることはできた、けど、
あえてEBSとして細分化し、めちゃくちゃニッチなとこまで手が届くようにしよう、と。笑
それが今日の一本、「I.G.Y」。
この3本の中で最も「グラベルバイク」として表現できるフレームです。
そんじゃ、今週のご紹介は…
GROWN by E.B.S
I.G.Y(International Geophysical Year)
このバイクを制作するにあたり
制作はEBS、デザインや方向性は
RawLow Mountain Worksのデザイナー、
Ryotarawと一緒に仕事させていただきました。
GROWNはEBSの姉妹ブランドですが、
いままでEBSに関わってくれたいろんなライダーはもちろん、
Ryotarawのようなバッグデザイナーながら
ガンガン自転車というフィールドで遊びまわっていた
プロライダーではなく、本気で遊ぶ大人が携わるブランドです。
名前の由来はぜひRyotarawまで。
調べたらとても壮大なできごとですが、
わくわくしますよ。
ちなみにこのバイク自体が旅するバイクで、
EBSオフィシャルディーラーをぐるぐる回っています。
もしかしたらお近くのショップに来ている可能性もあるので
GROWN、Ryotarawをチェックどうぞ。
EBS京都でもこのバイクを展示、販売予定ですが
ファーストロットは数があんまり作れなくて
僕が販売できるのは各サイズ合わせて多分3本くらいです。
早い者勝ち、って分けじゃ無いけど
めちゃ良い出来なので
グラベル今気になってる方は
是非チェックしてください。
フレームについて。
フレームの詳細はテストギリギリまでやりたいので
お問い合わせください。
フレームのみの販売で、
フォークはカーボン推奨、44mmヘッドです。
フラットマウントで、ドロッパー内装式。
フレームマテリアルはクロモリ、ダブルバテッドでKaisei 019を使用しています。
フレームカラー。
思いっきりアウトドアカラーパレットを採用。
昔のアウトドアブームの時(僕小さかったので覚えてませんが)
にめちゃくちゃMTBやツーリングバイクが流行っていて
今まさにその流れを汲んで進化してると思う。
このコロナ禍、アウトドアはかなりの隆盛。
マナーとルールさえ守れば
密を回避して、この苦しい空気感をかなり開放できる
本当に良い遊び。
それを自転車で、ウルトラライトな装備で
ミニマルに、排気ガスも出さず、汚さずに
限りなく少ない人数でやれちゃうのが自転車です。
とりわけこのグラベルというジャンルに問い合わせが集まるのも
今にフィットしまくってるんだろうな。
それじゃ、フロントビュー、いってみよう!
フロントビュー。
基本的な構成はとてもオーソドックスなロード×グラベルのセット。
めちゃくちゃハの字のフレアなハンドルバーでなく(路面が荒れるとそっちのが有利)
あくまで都市部〜林道、ガレ道まで縦横無尽に走れるセットで組みました。
ハンドルまわり。
試乗車ですので
コラムはカットせず、ある程度みなさまにポジション出してもらえるようにしてます。
ハンドル幅がどんどん広くなってゆく流れで
広めながら使いやすい形をチョイス。
ちなみにこのバイクでノーテストでOMM Bikeに出場、
実戦でテストをして煮詰めるというなかなかロックンロールなストーリー。笑
現地に持ち込む2日前にパーツの初期不良が発覚して絶望したのも良い思い出。笑
EBSは小さいチームなのでそこからの動きめちゃくちゃリニアでむしろ楽しかったね。
NITTO×Sim Works Misirlou Bar。
ミザルーバー。
これをグラベルに使用する、ってのは
じつはあんまり無い選択肢。
ハンドル、ステムはRyotarawセレクトなんだけど、
ロード然としているのが◎。
グラベルハンドルって今のはかなり広くて
初めて乗る!って方には実際とっつきにくい部分あると思う。
でも、これはすっきり、挑戦しやすいポジションだし、
実際グラベルも走ってきてテスト済。
ガンガン走れる最高のハンドルです。
グラベルなどと言う言葉がなかった先人は
380mmくらいのハンドルバーに30Cとかのタイヤで未舗装路だけ走ってた
狂った時代があったらしい。
いや、まじ漢(おとこ)すぎんだろ、って話で。笑
でも、機材がなくてもあそこまでいってやろう!って根性は僕も身につけないとな、
って思ってしまいますね。
このバイクはその思想を受け継ぎながらも
タイヤ太くてしかも軽い、チューブレスでパンクしない、
広いハンドルで安定!という恵まれた環境で楽しめることに感謝、です。
ヘッドはWhite Industries。
ヘッドは豪華にホワイトで。
ルックスが良いのはもちろん、
やっぱり組み付け精度も良いし、
グラベルのような荒れた道が想定されるバイクのヘッドは
少しでも丈夫なものを使いたい。
これは最終的に長くフレームを使う、ということにもつながるので
やはりここには予算投入しました。
色はブラックで。
墨入れのシルバーが渋すぎる。
シフターはMicro Shift ADVENT X。
このチョイスにまさか?!と思う方は
ぜひ一度試して欲しい「悪くないな、いや、、むしろ良い」というところ。
世界のコンポーネントは
三大。
日本の「SHIMANO」アメリカの「SRAM」そしてイタリアの「Campagnolo」。
この三大はこれからもそうそう崩れることはないです。
それはやっぱり事実。
でも、これから先、コロナでパーツが…とかいってるときに
いろんな選択肢が出てくることもまた事実。
もし、次点をあげるならまず名前が挙がる
「Micro Shift」なんかはその代表例です。
台湾を拠点とするコンポーネントメーカーで
今まではもうめちゃくちゃ渋いとこ突いてたのね。
Tiagra互換のRDとか、シフターとか。
で、ご存知かとは思いますが
EBSではMicro Shiftわりと多用します。
そこに第四の選択肢、などは関係なく、
「良かったら使う」、ただそれだけです。
でも、実際過去のMicro ShiftはやっぱりSHIMANOを追いかけていて
比べると見劣りする、というのは否めなかった。
最近また伸びてきてる中国のSENSAHなんかも使ってみるといい感じだし、
この急速に移り変わる世界、先読みして、結果出したやつが勝つ、
もっと自由にチョイスいただく未来がくるはず。
(メカニックとしては選択肢が多いと覚える整備書が増えるのですが…)
Micro Shiftの中で僕が使ってみて好んでおすすめしているのは
シルバーRDの最後の希望、RD47シリーズと
SHIMANO MTB 11sが引けるサムシフター(むしろこれじゃなきゃ、ってくらい好き)
このADVENT X。
12s、13sと多段化するカセットのなか、
まさかの10sという抗う者のコンポ。笑
これは「普遍的なパーツ、価格で現行規格とやり合います」
というMicro Shiftの最高にロッキンな考えで、
実際最小のギア比では
SHIMANO MTBをWolf Tooth Tanpanで引いたギア比よりも軽く、
SHIMANO GRAVEL GRXでの最小よりも軽く、
そしてパーツそのものも軽くて安いという
なかなかに攻めたシリーズです。
時代が時代なら消されてるぜ、こりゃあ。笑
まあ、ギア構成はリアビューで。
まずはそのレベルのギア比達成をブラケットシフトでやってますよ、という
実用的かつ挑戦的なパーツをI.G.Yにおさめてます、というEBSなりのロック。
ドロッパー搭載。
ADVENT Xにはドロッパーをシフトで引ける機能のついたものもあるんですが
レースに間に合わなかったのでドロッパー側のレバーにて対応。
ドロッパーレバーはVLC。
ワイヤー引きで整備簡単、IGYは内装式なのですっきり、
ポストで後述しますがとてもリーズナブル!
この価格はなかなかありません。
試してみたい方には是非!なドロッパー。
ヘッドバッヂは真鍮製。
GROWNのバイクのバッヂは
全て真鍮。
EBSのプレートバッヂと同じ素材ではなく、
元からエイジングされたような
くすんだ色味です。
僕はやっぱり色んな自転車を触るし、
ハンドメイド屋やってるので溶接部分やバッヂは
見てしまうんだけど、
「GROWNはお金かかってる(自分で言うな)」。
さすがRyotarawというか、やっぱこだわる部分は
しっかり仕上げてきますね。
凸エンボス、レーザー加工はかなりやってる。
EBSもステンレーザー抜きだったり
無垢真鍮墨入れだったりまあ手間かけてるけど
これは魅力の一つですね。キーホルダーとか欲しい。
カーボンフォーク仕様。
クロモリ×カーボンフォークが世界で評価される理由は乗ればすぐにわかる。
クロモリじゃないと硬くなりすぎるリア三角の柔軟性、前三角のカツ!っとしたシャープなKaisei019の薄くて硬い剛性感から繋がるカーボンの吸収性、反応性。
クロモリフォークは細身で色々積載できて、とメリットありますが
ことツーリンググラベルとなるとやはりフォークはカーボンがおすすめです。
僕のメインバイクはシングルスピードで、このバイクでツーリングもします。
クロモリ×カーボンなのですが疲れにくさと見た目がマッスルになりすぎない
クラシカルなカッコ良さではかなり高得点だと思います。
ちなみにこのフォークは12mmスルーでフラット。
車軸のオフセットが可能で
ロングライド時の安定感を求めたい時は前に、
よりシャープで蹴っていきたい時は後ろに、と調整が可能です。
クイックリリースで十分、というシーンもかなり多いですが
こうしたズレのない車軸調整はスルーだと楽です。
カーボンでも積載OK。
流石に何十キロも先端保持で持たせるとなると
クロモリの出番ですが
現代のカーボンはかなり強度が上がっており
マルチケージやパッキングラックなどは余裕です。
フロントフォークセンター穴もあいており
ライトマウントなどもOK。
グラベルツーリングは夜でもできますし、
街乗りでのセンターライトは個人的には必須だと思っております。
フロントブレーキワイヤー内装式。
今回は整備しやすいよう
オールインターなどの装飾性はあえて高めずにFix。
もちろん追加工で可能ですが
フロント、ドロッパーはそもそも整備性が高いので
無駄にごちゃつかせず内装としました。
GB/6Bolt Disc Rotor。
GROWNのバイクにはGBパーツを入れたい。
チェーンリングやハブなど結構色々出てます。
その中でも気軽に変更しやすいローター。
ローターなんてなんでも良い、という人もいるかもしれないけど
このローターは硬さ、厚みと良し。
ルックスはめちゃくちゃ良い。かっこいいよねこれ。
カラーは一色のみでこのブラウンゴールド、バーボンカラーのみ。
これがどんな自転車にもハマるんだなー。
初回ロットはお馴染みコロナ禍により入荷数激減で
EBS京都ではオーナー様向けの販売のみとなっております、すみません。。
ちなみにブレーキ本体は
テストで使っていたフラットの機械式。
これもなかなかに良いです。
油圧の引きの強さではないけど
それなりにリーズナブルでかっちりしてる。
良く停まってくれます。
機械式の最高峰も入荷してきてるので
お気軽にお問い合わせくださいね。
ホイールセットはDT Swiss。
お、MASNにしては珍しく完組ジャン、って思ってる方は
完全に毒されてます、毒消しは必要ないので
HP 1のまま街まで行きましょう(?!)
このDTのホイールは
それなりの価格でちゃんとしたやつ欲しいなー、って思ってた時に
突然現れたホイール。
といっても前からあるんですが、実際乗ってみてかなり良かったので
EBS京都にストックすることにしました。
ダイナモで組みたい、やホワイト、キングで組みたいなどあれば
そもそも完組の選択肢はないのですが
このホイール、対価格として軽くてかなり回る。
そして付属品が豪華で
このセット買うだけでチューブレス化がすぐできて、
ローターアダプターなんかも
全て付属してるので組み替えなんかにもかなり有能です。
リーズナブルに組みたい、でもホイールはそれなりのやつ履きたい、とか
チューブレスレディ試したい、って方はかなりおすすめのホイールです。
このホイール、しっかり企業努力してきたので市場価格よりも安くで組めます。笑
是非。
サイドビュー。
え?ここどこやねんって?
ここは大阪の湊町です。笑
最終のテストと、Ryotarawにこのバイクを託したのが大阪だったので。笑
大阪のこんなとこにグラベルなんてない、って思うじゃないですか。
それが意外に楽しめるんですよね。
街乗りはもちろんしなやか、どこでも快適です。
で、いざそういうことができるバイクに乗ってると
街中でそこらじゅうにある普通のロードなどでは気をすり減らす
段差や横切る公園、マンホールやグレーチングなど
ストレスゼロどころか楽しめます。
というか、違う地域走るの楽しい。
今は宣言下なのでもう叶いませんが色々行きてえなあ。
この前のことなのにすでに懐かしい。
多分、今年中には緩和策だったり出口が見えてくる感じですよね。
オーダーバイクはお時間いただきますので
乗りたい時期を逆算してオーダーくださいね。笑
GB/シートクランプ。
GROWNよりシートクランプも出てます。
ちょいと厚めのクランプ力優先のがっちりした、でもCNCのやつ。
精度バッチリです。
31.8mmクランプのみで、これはEBSの基本規格なので
合わない他のブランド様のバイクもあるとは思うけど、
EBSやGROWNに最高にハマるよう合わせたのでご勘弁を。
オーナー様の付け替え、新規オーダーお願いします。
ドロッパーはVLC、サドルはBROOKS。
ドロッパーはトラベル少なめのグラベル向き。
IGYやSTUFFのようなホリゾンタル寄りや完全水平のフレームでも楽しんで上下できます。
上下幅は50mm、無段階で引きはワイヤー、内部油圧です。
事務椅子のレバーみたいなイメージで思ってもらってOKです。
巡航、上りは適正ポジションで、
降りは下げて踏ん張りポジションに。
これの試走結構何回もしていて、
走りに行くような服装でないときが一回あって
かなりパンツが突っ張ってて、スニーカー厚底すぎて、という
いくらEBSのバイクは普段着OKとはいえ
グラベルロードナメてんな、といういで立ちだったことがあるんですが
良く考えたらそういうことって結構あるじゃないですか。
何も考えずに自転車で行こう、と思ってたけど
ほんの少しだけタイトな短パンで足の可動域ちょっと狭い。。
なんでガゼットクロッチちゃうねんこれ!みたいなシーン。(僕だけ?)
この時にスッと下げるだけ。
適正のポジションを走りながら見つけられるのは
なにもスポーツでなくても気持ちよくて最高でした。
サドルはBROOKSのCanbiumで。
C17の座面広め。
カンビウムは天然ゴム、オーガニックコットン張りで、
このシリーズはロウ引きで雨にも強くなってます。
少し乗り込むとゴムがぐいぐいしなるようになってきて
乗り心地も良いです。
カーボンレールの仕様のものもあって、
こっちはより乗り心地◎。
使い方に合わせてどうぞ。
濡れてるかのような素材感、直線的なデザインはとてもカッコ良いです。
クランクはSugino。チェーンリングはWolf Tooth。
スクエアテーパーのクランクやっぱり好きで使っちゃう。
細身に仕上がること、安価なこと。
僕は大切にしています。
ただ、なんでも良いってわけでもなくて
やっぱりSuginoのクランクは良い。
剛性感もちょうど良いです。
チェーンリングはナローワイドで
ウルフトゥースのものを。
38tでこれまたちょうど良い。
ウルフトゥース、最近まさかの「値下げ」発表しててまじびっくりした。
これだけいろいろ値上げしていく中、
ほんの少しだけだけど急に値下げしたんです。
言わなければ儲けも大きくなるのに
しっかり適正価格をユーザーに伝えていく。
かっこいいよね。買うしかない。
クランクキャップは真鍮です。
軽くないし必要ないものなんですが
クランクは自転車の横顔。
しっかりお化粧してあげましょう。
ダウンチューブ裏ボトルケージ。
ツーリング、バイクパッキング。
積載製をいかにコンパクトに搭載するか、
という点においてBB前3ボトルは必須レベル。
STUFF 44、IGY共に標準装備です。
タイヤはTERAVAIL、RUTLAND。
最近安定してガツっと入ってきたTERAVAIL。
タイヤがない!ってなったときはめちゃくちゃ焦りましたが
なんとか落ち着いてます。
今回チョイスしたのは47C。
47Cはチューブレス必須になります。
まさか、700Cでここまで太くなってくるのは
10年前は誰も思ってなかったと思う。
それこそ、その時って
ネットで売ってる粗悪なファットバイクに使われてるような規格でしたからね。
今のタイヤは太くても軽い!
そして乗り心地最高。
TERAVAILは耐久性重視のものと(durable)
乗り心地重視(light and supple)のものがあるんですが
EBSでおすすめしているのはL&Sの方。
チューブドでもしなやかさ感じれます。
パターンとしては割とオーソドックス。
平地の転がりはそれなり。
舗装路メインのグラベルロードならセンタースリックが良いですね。
ただ、この配列は路面状況にかかわらず転がり良いです。
OMM参戦のバイクだったのでバッチリだったと思う。
リアビュー。
リアもいいねー。
走りそう。
ホリゾンタルに近しいスローピングで
現行の超スローピングのカーボンバイクとは違う方向性。
スロープの踏ん張りの効いた粘りのある乗り心地のジオメトリと
ダイヤモンドホリゾンタルの剛性としなりのバランスを両立した
自転車らしい自転車。なのに現行という大人が乗りたい、
10年先も廃れないグラベルデザイン。
メーカーロードコンポとしては最大の48T。
リアはこの紹介だけなんですが
これこそが最高。
現行ロードコンポでこの価格帯で
このギア比構成はこれしかない。
10sで11-48t。
歯数差があるので滑らかな変速ではありません。
でも、僕はめちゃくちゃ感じるんですが
このくらい、なんだったらもっと欲しい!と感じる
グラベルシーンってめちゃくちゃあるんです。
京都の北を走ると
わりとすぐにそのケースに遭遇するんですが
林道、未舗装路に突入。
えぐい辛さでもう帰りたい。
するとぬか喜び下り坂出現。(お、終わりか?)
となると強烈な登り。
舗装路の坂道とはちがう、
えぐって下がってもう一回えぐって上がる超超短い超登坂。
まあ、グラベルあるある。
でも、登れたら楽しいんだよね、登れたら。
だから、僕はギアは軽くできて、トラクションさえかかるなら
どこまでも軽いものが欲しい。笑
SHIMANOだと42Tが最高、非公式なら46T。
MTBとの組み合わせでバーコン制御なら51T。
これをブラケットシフトで48Tはかなり画期的なんですよね。
32、30TあたりのMTBのようなフロントギアを入れて解決もできるけど、
ロードの良さである最高速が削がれるし、それだったら
そういう組み方したら良いってなっちゃうし。。というワガママをクリア!
これはかなり有能なんですが
残念ながらADVENT Xは全く話題になりません。。
信用がないのかな?
かなりいいんだけどなー。
自分たちで組むバイクなので
好き放題した、ということはあるけど、
この感じで組みたい方ぜひお問い合わせください。
もちろん、SHIMANOやSRAMは最高のひとつです。
ようは使い方に合わせて、ってことですね。
ちなみにチェーンはKMC。
ゴールドチェーン個人的に好きで
良く使わせていただいてます。
色気あるけど、ギリ下品じゃない…はず。
これは体感でしかないけど
オイルの乗りが良くてきれいに張力してる感じがします。
いやー、一気に紹介させていただきましたが良いですねー。
街乗り寄り、グラベル寄り、ツーリング寄りで
STUFF、STUFF 44、IGYとおすすめする車種も組み方も変わりますが
全部できることは同じです。
フレームの剛性や脚力なども好みに合わせて、
やってみたいことに合わせてご提案しますので
是非この機会に京都ハンドメイドグラベルバイク乗ってみてください。
EBS京都でも販売可能なバイクを組む予定ですし、
オーダーも受け付けておりますので
こちらもお気軽にどうぞ。
来週はまた
オーナー様のバイク紹介、納車式をさせていただくか
こちらも紹介したすぎるKamogawaを…で迷いまくってます。笑
現在お待ちいただいておりますオーナー様も
全力で組んでますので今しばらくお待ちくださいませ。
STUFF 44の構成が気になる方はこちらを。
こっちもまあまあ長いかも。笑
「STUFF 44/グラベルロード。」
ではでは。。
MASN