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EBS LEAF LONGで子ども乗せ自転車カスタム。後編。

今週も移動時間に冒頭を。
紹介自体は移動中に書くとイメージできないんですが
なぜか冒頭は晴れていて自分が出せるより高速で動く
電車とかの方が違うこと書ける。笑

まあ、365日自転車に囲まれてるから、
そりゃそうなのかもですが。笑

移動時間、ある時はとことんあるので
何かしら勉強したりするのですが、
たまにはこんな感じも良いですね。

ちなみに、最近はせいろ蒸しの勉強をしています。
(チャリ関係ないんかい)
もしかしたら使いこなせば
最高の時短ツールかもしれない。

僕はそれなりに料理できるんですが、
せいろ、ってめんどくさいとか、
手間めちゃくちゃかかるわ、、って勝手に思ってたけど、
蒸すものってなんでも良くって、
テキトーでも美味しくなる、し、早い。
手間かけてウマイ!も最高だけど、
やっぱ仕事帰りにパッと美味しいものができるのが嬉しい楽しい大好き。

せっかく調理法上ヘルシーなものが作りやすいのに
僕はヘビーなもんばっか食いますが、
本来そっちで活きる調理法なので
ダイエットにも挑戦してみようかな。笑

自転車乗りの方にも優しいと思うし、
お酒のアテに家にあるもんとりあえず蒸す、
も良いと思います。

いや、自転車関係ねえ!


今週のご紹介は
こどものせ自転車にカスタムされることが最も多い
EBSからはLEAF LONG。

前にも後ろにもチャイルドシートが取り付けられて、
荷物も載って軽量で丈夫という、ライフスタイル系バイクでは
全部乗せが可能なミニベロとなります。

現行の電動アシスト子ども乗せと比べると
半分以下の重量なので、
走りも、なかなか大変な取り回しも楽です。

人間の代わりにバッテリーを使うという考えも良い。
もし、5割坂道です、って話なら確実にそっちです。
バッテリーの容量やユニットの出力、充電可能回数や交換用の値段など
ある程度下調べしておけば後悔ないです。

これが取り外せない、あれが取り付けられない、
っていうルックス的な部分もあるけど、
ここはやっぱそれなりにこだわりたいかな。
撮りたい自転車でありたいと僕は思ってますし、
やっぱがっちり生活してると
お子と母の二人乗り写真なんてあんまりないから。

昔乗ってた車の写真があまりなくて
悲しくなることがたまにあるので
(当時の携帯はカメラついてても10枚も保存できなかった)
↑これマジで?ってなるよね。笑 マジです。
僕たちの世代はインスタントカメラと共用くらいでしたが、
おそらく全世代で一番写真を削除した世代だと思う。
家にいる猫をフォルダに入れるか、車を撮るかで本気で悩んでた。
(削除したらもちろん戻ってこない、SDなんて入れられない)

まあ、そんな話はどうでもいいか。(なんだそれ)
今は、2万枚撮っても削除なんかしなくて良いし、
100%見返さない無意味なスクショとかたくさんあるし、
映えが全てじゃないし、むしろ虚像だしで
なにがほんとかうそかわかんないけど、
「かわいい自転車でいっしょにどっか行きたいんだけど作ってくれや」
ってオーダーには全力でお応えしますので是非。


そんじゃ、今週もいくぜ!!
今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service(EBS)
LEAF LONG

フロントまわりは前編でご紹介済みですが、
コンパクトな仕上がりながら機能詰まっててナイスですね。
ホイールもパッキリポリッシュで綺麗だわ。

この渦中、シルバー系のパーツ
ほんとどんどんなくなっていってます。
やっぱシルバーだとクラシカルに組めたり、
柔らかい印象を出しやすかったりするので
早く入荷しないかな〜。

実は、EBS、GROWNチーム共同で
リムなどは調達中です。
そろそろ公開できるとは思うので
僕はまずは一安心。

おそらくこのリムなどは同業の方に
使っていただくことが多いと思います。
高級とかじゃなく、使いやすい価格で攻めるので
是非ご注文ください。

そんじゃ、今週はサイドビューから。

サイドビュー。

リアにオリジナルのラック、専用の両立スタンド、
フロントにはカスタムパーツでばっちり収まりヨシ。
オリジナルのフロントラックもあるけど、
フロントは横幅出しすぎたくない方もいらっしゃるので
大きさはある程度規格がありますが
コンパクトなバスケットもご用意可能です。

サドルはやはりのBROOKS、間違いがねえ。

王道かつ最強のB17。
今は全世界で受注停止、国内にあるもので一旦最後となります。
EBSはかなり長いことBROOKS推しでやってますが、
それでもかなり少数しか押さえれてません。

値上げもして、いよいよ中々のお値段のサドルの仲間入りをしましたが
まだまだ使える期間で割ったら超絶コスパです。
ぼろぼろのサドルやネチャネチャのグリップ、
こんなもんだと無意識下でどんどん傷んでいるキュルキュル鳴きまくりのチェーン。

まあいいや、で過ごすと
どんどんなりたくなかった感じになっちゃう。
革サドルなら、一年に一回か二回のメンテで
7年は確実にいけるね。
僕は10年いきます。

もちろん、年間単位での実質コストは
とても、とても大切ですが、
自転車と共に始まり、お子様と共に育った飴色サドル。
なんか、ストーリー的にいいじゃない。

革サドル使い切ると捨てれないです。笑
ゴミを減らすのは個人的にはめちゃくちゃ支持したいことなんですが、
いつかは物って必要な部分を終えて
人から見ればそれは「ゴミ」になっちゃう。

最終的にこのサドルは
履き潰したサンダルみたいな形になるんですが、
それでもまだ座れる、ってことと(さすがにそこまでいくとルックス的にあれです。笑)
もういった場所の思い出補正つきすぎて心に灯るだけでは済まないです。笑

大切にしまくって、神経質になり過ぎてた新品時代。
雨粒2つで大ショック。
でも、雨に濡れた部分も良い感じになる。
むしろ、完璧に育ったよりいいかもしれない。

がっちりコケちゃって、削れまくった日。
大ショック。
でも、破れてはい交換、ってならなかったし、
その傷も覚えてたりしてまたなんかいい。

アニメや映画とかで、
無口な男が服脱いで傷だらけで、
「ああ..ここはあの時撃たれたヤツさ」とかいってる百戦錬磨感でる。

もちろんバッグループもついてるので
BROOKSの純正とりつけるもよし、
なんかバッグつけてちょっとしたファミリーライドに便利な物入れても良いと思います。

色々こじつけてますが、
革サドル、5年くらい使ってみてください。
いつでも革サドル語れるようになりますよ。
(あれ?別に語れなくてもいいのか。いや、語るはず)

フレームカラーはEBSスモークグレー。

僕たちのチームで「グレー」とだけ呼ぶ場合、
このカラーを指します。

EBS初期からある名作カラーで、
EBSが持つインダストリアルでアノニマスな部分、
しっかり作られてるんだけど、どこのフレームかパッと見てわかんない、
真面目な職人が作ってる感じ(実際真面目です。笑)
が出てて、サフェーサー(下地)のような塗料感。

でも、何にでもハマるんだよなあ。
Horizontal 451などにもよく使われています。
マットで仕上げるとまた違った表情になります。

今回は艶あり。良い感じ。

ABUS BORDO シリーズ専用台座。

もちろんボトルケージ台座のピッチ幅なんで、
ボトルケージも取り付けられるけど、
ABUSの鍵がドンピシャで使いやすい位置でハマるようにしています。

ボトルケージを取り付ける場合はサイドから抜けるタイプの方が良いですね。
もちろん、ボトル用の位置に最適化することもできます。

クランクはシンプルなシングルガードタイプ。

このクランクはGROWN BikeのHUNTの純正パーツを流用。
52Tとミニベロで使いやすい大型ギアながらシングルガードもついてて◎。
ただ、あんまり数がないので少しレアです。
今まではHUNTの入荷のタイミングで何本か手に入れることができたんですが、
この渦中、次回入荷は未定で、今あるだけになります。。

ペダルはMKS、ラムダ。

ラムダは初めて見た方は割とこれはちょっと。。
ってなるペダルなんですが、
横幅はそんなになくてコンパクト、
ギザギザしてなくて足あたりもよく、
縦には長くて真ん中がすこーしだけへこんでるので
スッと良い位置に足がくる名作です。

開発の歴史としては、
軽快車、いわゆるママチャリに採用されてきた
プラットフォームということもあり、タウンユース、
特に子ども乗せには抜群の相性です。

僕も自分の自転車にたまにつけますが、
このシリーズは間違いがないです。

もちろん、ピンやトラップがついてるペダルの食いつきとかではないけど、
それ求めるならもともとこれじゃない、ってだけの話で。
足にも、靴にも優しいペダルはさすがのMKS、三ヶ島ペタルなのです。

ペダルは気軽に交換できて、
かつ直接、毎日、ガッツリ体重を預ける重要パーツ。
かわりゆく生活。
ライドスタイルや服装、靴の好みも変わるので
軸から遠くて靴を痛めないやつ、
もっと芯で踏みたいレーシーなやつ、など
お気軽にご相談ください。

リアビュー。

僕、自転車はリアビューが一番好きなんですが、(どうでもいい)
LEAF LONGは特にこっちからが好み。
全然子ども乗せっぽくない。

ジャンルで言えばカーゴバイク、って形にはなるけど、
カーゴバイクっぽくもない。
重心の低いバイクだな〜、って印象が一発目で、
なんか、車でいうとセダンなんですよね。

だから、カスタム感もパッと花開くし、
なんか違った感じのこどものせ欲しいな、ってなった時に
お問い合わせいただけるんだと思う。

そんでまた、LEAF LONGって走るんですよ。
ちょっとそっち系にカスタムして、荒地走りたいくらい。
この根源的な楽しさももっと伝えたい。

やはりこのラックは鉄板。EBSオリジナルラック。

このラックはとても優秀。
少しづつブラッシュアップはされてるけど、
基本的な機能はずっとそのまま、完成されてます。

このラック自体、専用設計で
本来車種ごとに対応するために可変のアームがついてたりと
フレキシブルになってる部分が一切ない。

だから、変な重たさもなく、かつ積載にとても強いです。
プラスで、やっぱり同色にマッチペイントなのが良い。

天板になんでも載せてもらってOK、
プラス、こどものせ自転車ならではのアイデアや機能も備わってます。

YeppやThuleのチャイルドシート完全対応。

幅はほぼ全てのチャイルドシートメーカーに対応させ、
いろんな物が取り付け可能です。

中でもThuleは一番締め付けしやすい幅に仕上げていて、
Yeppは専用のアダプターが本来絶対必要なんですがそれもナシでOK。

このアダプターはプラスチックと金属で構成されていて、
しっかりはしてるんだけど重い。
1キロくらいある。
せっかく軽さの出る自転車なのに、またそこで重くなったり、
重くなった結果より他の部分に負担がかかって強度UPしなきゃ、
じゃあまた重量が上がってブレーキ性能上げなきゃ、、
と、戦車みたいになっていくのでおすすめできないです。
戦車はタービン回しまくって走ってますが、
人間は自分の力なので、できるだけスマートに、ね。

EBS 専用スタンド。

やっぱりこのスタンドありき。
外装ギアとなると
整備しやすい、パッと修理可能など、
見た目にわかりやすい部分がたくさんだけど、
こうしたリア軸にスタンドを取り付けるということはほぼ無理。

なぜかというと各社ここは形状が違うからなんですが、
センタースタンドのみでこどものせを運用するのは
あんまりおすすめじゃない。

ルックスにこだわることはもちろん大切ですが、
やっぱそれよりずっと前に「安全か?」がくるから。
あえて大型のスタンドを作ってるのはそのため。
かなり安定感あります。

タイヤのパターンもしっかり走って、
水も綺麗に抜けそうなパターンで良いでしょ。
MAXXISのGrifer、おすすめです。

はね上げるとこんな感じ。
ロック機構や強すぎるバネも使わず、
長く使うことをイメージして。
バネなどはやはり使ってると切れたりしますが、
ここは交換すれば良いです。

変にガチガチに固めて逃げ道なくて、
本体が壊れちゃったりするより良いです。
もちろん、しっかりお使いいただけるよう
良い形になってます。

一番使いやすい8段変速で。

今、一番使いやすくてランニングコストも安いのは8段変速です。
8枚もいらねーよ!ってこともあるかもしれませんが、特に変速にこだわりなければ
このセットアップが間違いないです。

SHIMANOのクラリスはロードバイクコンポーネントで
一番初めのエントリーですが、
長年変わってないだけあって完成されてます。

8段変速にするメリットは
・どこでもチェーン交換ができる!
・チェーンはある程度長持ち
・変速がシビアじゃない
・交換パーツの入手が容易

この辺りですね。
チェーン交換がどこでもできる、というのはメリットです。
6、7、8速のチェーンは共通なんですが、
このチェーン持ってない自転車屋さんはほとんどないと思う。

そして、変速段数って
増えれば増えるほど
同じ場所にギアを増やしていくので
「ギアは増えるほど薄く(チェーンも薄く)」なるのです。

ので、現行機で入手しやすく(この渦中、少しだけ手に入りづらいですが)
一番厚みのあるタフなチェーンを使うことが結果的にストレスをなくせるのです。

そして、変速もある程度おおらかなので
ちょっと調整しておけばすぐに調子良くなるというのもメリットです。
常に、自分の足を労って細やかな変速を!って場合は増やしますが、
やっぱ普段使いではある程度ざっくりしてる方が使いやすい。

もちろん、注油は必要です。
キュルキュル鳴ってたり、キシキシガリガリいってる方は
まずはすぐに注油してください。

やっぱり、街中走ってると
キュルキュルはそこらじゅうできこえます。
本当は全ての自転車に注油したい。笑
キュルキュル鳴ってしまってる時は実はもう手遅れで、
オイルなしでマッサージやられてるくらいのテンション。
そこからさらに放っておくと
どんどん削れていきます。
鉄と鉄が削れまくった結果なので、
そもそもうまく噛み合ってないし、本来出したパワーの半分も伝わってないかも。

それでも走っちゃうのも自転車ですが、
やはり、一度はお気に入りで、大切にしようと思った相棒。
ご飯も、水も与えずに走らせ続けるのは酷ってもんです。

これ、オイルメーカーから協賛もらって
なんか大きい交差点とかで注油無料会とかできないかな?
僕はボランティアで動きますので、どなたか潤滑油提供してください。笑
ばっちり宣伝しますよ!笑

うーん、やっぱLEAF LONGいいな。
最近どんどんタイヤも良くなってきてて、
まだ走るようになりそう。

いつか、子ども乗せをしなくなったら、
スタンドやらなんやら外して軽量安定なミニベロにすることも可能です。
というより、そうした生活の変化に合わせて使って、変えていけるのが
EBSの自転車の良いところなので、
色々やりたいこと言ってみてくださいね。

2月もありがとうございました。
いよいよ自転車シーズンがまたはじまりますね。
今年こそ、大手を振ってライドしたいもんです。

久しぶりに春のしまなみでも行こうかなあ。
しまなみはシングルでも余裕で走れるので
自転車持ってる方なら誰でもいけます。

なにより、地域が自転車に優しいのでとても良いです。
僕たちも京都で暮らし、走るからには
もっと走りやすい地域にしたいな。

来週もお待ちしております。

ではでは…

MASN

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