グラベルATB、VOKKA。後編。

春の荒天。
これからどんどん暖かくなっていく季節。

生粋のサイクリストでも、ホビーライダーでも、
ほんとたまにしか乗らない人も、乗ったことないけど乗りたい人も、
全員心動く季節が春。

桜舞い散る中、あたたけー!とかふと一人で呟きながら
ぶらぶらライドするのはかなり贅沢なもんです。

そんでもって、やっぱ上質な自転車で遊びたい。
できたらちょっとお得に。
それがEBSのフレームなら可能です。

土手を見れば菜の花。
見上げれば桜。
鳥は早起きで、猫は寝ている。

僕はぶらっとこいで
朝から地卵の卵かけご飯食べてました。
ちょっとだけ坂道があって、少し山の中にあるけど、
やっぱ最高だね。

作ってくれるおばあちゃんが
昔はハイソカーに乗っていて、
ブンブン乗り回してたもんだよ!
とか言ってて(ド、ドーラおばさん…!?)
とかなったけど、楽しかった。

また解禁ライドしたいですね。
毎年言ってるけど、やっぱ春は
どんどんご相談あるのでライドイベントなかなかできない。

平日とかでも需要あるのかな?
やっぱ再開一発目は工房、いきたいよね。
もしやる時はEBSオーナー様に
SNSなどで告知するので気軽すぎる参加お願いします。

多分、きっちり列になって走って、、とかでなく、
輪行、ぶらぶらなんでもあり!好きに来てねー!
この時間BBQやってまーすくらいの
めちゃくちゃゆるい会だと思う。笑

さて、今週は
先週に引き続き全地形自転車、ATBである
EBSからはVOKKAを。

27.5インチ、QRからスルーへ変化し、
より規格ミックスなフレームとなったVOKKAですが、
このVOKKAはQR時代のものです。

どんどん規格って変わっていくけど、
規格が変わると値段も上がるんだよね。。
でも、QRはとても歴史のある規格。
どこでも手に入るし、良いものからリーズナブルなものまで選べるし、
なによりセルフでのカスタムなどがしやすいことがメリット。

特に、スルー規格のダイナモハブなどは
かなりの価格になってきました。
スペック面、数値面ではメリットの多いスルーシャフトですが、
多分、EBSのバイクにエンカウントした方は
数値以外の何かに惹かれたからだと思ってます。

カタログ上の
「これすごいぞ!」みたいなやつは
ロマンもあるし、それに惹かれるのめちゃわかるけど、
乗り味とか、使い方に対する必要さとか数値化できないから、
なんか輝いて見えた(これまじであります)とか、
持ってる空気感が自分と合いそうな気がした、とかでOKです。

そこからはオーナー様と僕でじっくり煮詰めていくフェーズなので、
必要なものを必要なだけ制作するスタイルに共感いただければ最高。

そんじゃ、今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service (EBS)
VOKKA

このオールドマウンテンのような佇まいに
27.5規格、ディスク。
実はあんまりないんだよね、ATB。

フルサスみたいな使い方じゃないけど、
探検みたいなことはしてみたい。
山はべつに走らないけど、街乗りのスタイルとして
こんな感じがめっちゃ好き、とか。
当然全地形自転車なので
どこで乗ってもいいし、誰が乗ってもOKなんです。

ATB、って言われるだけあって
かなり総合的にバランス良いので乗りやすい。

ドラクエで言うと戦士寄りの勇者。
魔法も使えるし、重い剣も使える。
誰にでも優しいのに、勇気があって、山奥にも入っていける。

ロードバイクの魔法のような速さはないし、
マウンテンバイクのような力強さはない。(これは表現可能ですが)
でも、パーティーの先頭にやっぱり置きたいのはバランス型ですよね。

「いや、俺は薬草だけで過ごすから魔法は使えなくて良い」
とかは言わずに。笑

ちなみに、この「なんでもできる」タイプの自転車は
日本では「クロスバイク」と呼ばれます。
クロスバイクって、名前として使われすぎてて、
本当に安価なものでも名乗れる謎ジャンルになっちゃった。

本来は日本の造語で、
ロードバイクとマウンテンバイクを掛け合わせて
クロスさせた夢の自転車がクロスバイクだったはずなのに。

もし、言葉としてクロス、という単語を使うなら
EBSのSTUFFとVOKKAは兄弟車。
シルビアとワンエイティみたいな。(違う)
本物と本物をクロスさせて、
ロード寄りなのがSTUFF、
MTB寄りなのがVOKKAと思ってもらってOKです。

STUFFも太いタイヤは入るけど基本700Cでロード規格。
クロモリディスクロードからグラベルロード、ツーリングまで。
VOKKAは27.5インチでMTB規格。
山遊び系のMTBからATB、
ドロップハンドルでマウンテンドロップ、ツーリンググラベルにも。

今回はVOKKAで、
山遊びがしっかりできるギア構成、息子ちゃんと遊ぶために
おもちゃを運ぶバスケット、街乗りで楽ちんなダイナモライト。
そこに自分の好きなパーツをトッピングした
街乗りマウンテンのようなATBスタイル。

パパチャリとしてお父さん界隈でざわつくバイクなのは間違いないし、
実際誰もいない山で一人チルアウトすることも余裕でできる
万能型ですね。

今週は後半、
サイドビュー、サドルまわりからいってみよう!

サイドビュー。

今は工事中のこっち側から。
僕のバイクチェックが遅すぎて
季節感ばらばらだし、インスタは毎日投稿だから先に紹介できなくて
悟空VSフリーザのアニメ版みたいにってるけど、
しっかり毎日進めてますので見守ってください。笑

サイドはよりシンプルなフレームワークが見えますね。
長めのベースで安定感あるんだけど、
オールドMTBのような実験的な長さではなく、
現代で計算された最新ジオメトリでオールドのようないでたちを。

これがめちゃくちゃ良くって、かなり小気味良く走ります。
無駄に段差とか超えたくなること間違いなしなので、
多分、ちょっとした山にも興味出てくるかも。
京都だったらちょっと北に走ればすぐに林道出てきますし、
日本に住んでて全く緑なし、山なしなんてことはないので
ざっくりチャレンジしてみて。

サドルはBROOKS、Canbiumシリーズを。

カンビウムのシリーズの中でも
ちょっと珍しい色かも。
ブラックが基本のカンビウムで、たまに出るカラーもの。
オレンジとか、光沢のあるブラウンとかあるけど、
結構使うのが難しそう!って扱いをされることもある。

でも、引きで見てめちゃくちゃマッチしてる。
これはオーナー様がセンス抜群。
意外にマッチするんだよ!とか言いながらも
やはりこのネイビー基調に白、シルバー、ブラックをうまく取り入れられてると思う。

色が限定ってだけで
サドルとしては名作に変わりはない。
革のBROOKS、という印象がかなり強いですが、
実はこの天然ゴムの型の特許は革と同時期に取得されており、
発売時期を考えてもかなり前から構想として存在していて、
めちゃくちゃ練って登場したんだなと感じさせますね。

フレームカラーはワーク感のあるネイビー。

ちょっとグリーンみを感じる
深い紺色。
男前が着てるニッカのような感じ。

熟考してもらって決めていただいたカラー。
オリジナルの唯一性がつきやすい部分なので
自由に決めてください。
かなり多くからお選びいただけます。
正直余計に迷うこと間違いなしなので
ざっくりこのカラー!から煮詰めていくのがおすすめです。

EBSは工業的なカラーリングがとても得意で、
カラーパターンも工具や機械から連想されたりしているものは
数多くあり、このカラーもかなり響きましたね。笑

ちなみに、自転車の工具は
ブラックもしくはシルバーに何かの色が足される
ツートーンがとても多く、そのカラーに
インスパイアされることはとても多いです。

あとは好きなスポーツチームのユニフォームでもいいし、
使ってる文房具とかでもいい。
自然界に存在する、例えばお花のカラーバランスなどは
神秘の間違いなさ、完璧そのものなので
そのあたりも間違いがないです。

なにより、
これ、何色?
って聞かれた時に
これは好きなチームの〜、とか
かっこよくないですか?笑

クランクはSugino、チェーンリングはWolf Tooth。


この組み合わせは
鉄板中の鉄板ですが、実は性能的に綺麗に合うクランク、ってのは実はあんまりない。
というのも、このスタイルの組み方は
現行パーツでレトロなスタイルを表現しよう、という考え方ですが、
現行のマウンテンバイクなどは昔よりタイヤクリアランスが大きくとられており、
それなりに逃げのあるクランクでないといくらナローワイドといえどロスがデカすぎて
実用!とは言えません。

当然、タイヤもたくさん良いものが出ていて、広くなるのも必然。
でも、このレトロなスタイルのクランクは使いたい、、、場合。
このSuginoの4+1、5アームクランクか、
Grownから出しているPCD110のクランクあたりが
スクエアテーパーで、無茶な長さでなく、しっかりチェーンステーをかわせて、
しかもリーズナブルに実現可能というわけです。

アウトボードBBで、性能もルックスも追求したい!
という方はそれはそれでもちろん選択肢あります。
確かに、最新のクランクには重さとか、
いろいろ数値で見劣りする部分はあるかもしれない。

でも、スクエア=ただの古い規格、ではなく、
やはり現存してきた歴史があり、問題なく使っていけるということは
僕も感じていますし、試乗車もこの感じなので
是非ご体験いただければと思います。

ちなみに、このスタイルは
White Industriesから取りました。
シルバーのクランク、黒のチェーンリング。
真鍮のキャップ。
さすがにホワイトには敵わないけど、
このスタイル好き!って言ってくれるオーナー様多いので
集めてきてよかったなあと思います。

ちなみにこのクランクは無くなり次第一旦終了(手に入らない)、
多分あと5本くらいで店頭でも終売になると思います。
現行で使用されている型なので、どうにかして手に入れれるよう
また探しておきますのでオーダーの際は選択肢が増えてることを
ご期待ください。笑

34T。PCD110構成では最小で山乗りを目指す。

完全に山の仕様に持っていこうと思えば
もっと小さい歯数でリジットマウンテンなんてスタイルもOK。
今回はこのクランクで使える最小に、街乗りでも走れるギリを狙ったギア比を。
かなり軽く走れるので平地では物足りなさを感じる方もいらっしゃるかも。
その場合は36Tのご用意も、街乗りベースだと42Tなんかもあるので
気軽に選んで楽しみましょう。

中心は真鍮のキャップを。
これ入れるだけでグッと締まりますね。
この形はブラック、シルバー、ブラスとありますし、
カラーリングが豊富なSuginoのやつとかもあるので
これもワンポイント楽しめれば。
お任せセットアップでもこの辺は指定可能なので
何色が良い!とか言ってみてください。

MKS ALLWAYS。いつもここから。

今は結構大きめのペダルがトレンドで、
どんどん大型化してるけど、
その先駆けかつこの感じの形はやっぱ最高MKS。

このペダルはネクストシリーズと同じく
トリプルシールドベアリング構造になっていて、
めちゃくちゃ滑らか。

そして取り外し可能なピンもちょうど良い硬さ。
実はストラップ系のピストにもおすすめで、
入り口はピンなしでスッと入るように、
入れた後はがっちり噛むし、踏み面も大きいしでシンプルに良い。

ビンディング要らず!とは言いませんが、
スニーカーでフラットペダルで
気軽に山に遊びに行ける仕様は良いんじゃないかと。

この感じでももちろんスタンド取り付けOK。

グラベルロードやATB、ミニベロなど問わず、
クリアランスさえあればスタンドの取り付けが可能。
VOKKAはスタンド台座標準装備です。

シングルでも、ダブルでもOKで、
大きな荷物積む、とかになってくると
かなり有用になってきますね。

あんまり多くはないけど、
こどものせも可能ですので
その場合は丈夫なダブルレッグスタンド取り付けましょう。

GROWNのチューブカバー、FDシフトボスのキャップなど、
細かいとこにもパーツが入ってて良いですね。

リアビュー。

リアも良いですねえ。
このまま積載化してキャンプツーリングとかもできるし、
車に積んでキャンプ先で探検バイクとして遊ぶことも可能なので
是非、色々遊んでみて欲しいですね。

やってることは少年少女そのもの。
だって、チャリと土で遊んでんだもん。
でも、これが最高に健康だし、当然平地走るより
ハンドルも取られるし、ガタガタなので制御が楽しくて
細胞全体若返ります。

街乗り、サンド、林道OK、WTBタイヤ。

タイヤは自由。
フレームそれぞれに推奨の太さはあるけど、基本なんでもありです。
27.5規格はかなり選択肢あるので
タイヤが減るのが楽しみ(それは違うか)になるくらい、
次は何にしようかな、ってなれます。



人気のタイヤは常に品薄ですが、
Ventureもまたその人気タイヤのひとつ。

粒感のあるセンターにサイドセミノブ。
グリップや排水性、砂地などでのアドバンテージも活かし、
かつ街乗りでの転がりも良い。

サイドもしなやかで、
乗り心地も良いですね。
完全に街乗りだともうちょいスリックの方が良いかもだけど、
せっかくこっち系の自転車組むならちょっと迫力のあるタイヤが良い、
という方は意外に多いです。
ということは、やはり自由ということです。笑

ちなみにリムはDTのハトメ付き。
チューブレスレディとかじゃないけど、
この強度の高いリムは個人的に好き。
すでにカタログアウトしている型番なので少しレアです。

自転車は右側が正面になることが多いので、
横正面はノーロゴで。
裏には少しDT感を残しておきました。

ブレーキはAvid BB5。

ブレーキは敢えてのロード用を。
ブレーキレバーが豊富だからね。
ちなみに引きも軽くて、コスパ抜群です。

油圧ブレーキ、当然良いけど、
ワイヤーカラーも遊べる機械式も最高です。

リア構成はDeore。

SHIMANO Deoreといえば
マウンテンバイクコンポーネントの入門クラス。
入門、っていうとなんか初心者とか、そういう単語が出てきそうだけど、
別にそんなことない。

今のDeoreめちゃくちゃ良いし、
11-51Tの構成なので前期XTよりハイギアレシオです。
もちろん、上位になるとカセットどんどん軽くなってくるので
良いものになっていくんですが、
進化しまくるコンポにはそこまでコストをかけず、
ハブやヘッドに投資した方が長く使えるのでおすすめです。

でも、そうしたおすすめができるのは
入門クラスでガンガン実用可能なSHIMANO様様なんですよね。

RDのデザインもシンプルで良いよね。
ロードコンポは105から急に良くなるけど、
MTBコンポはDeoreからそれなりにキテる。
もちろんSLX、XTと最高です。

リアハブはWhite Industries。

そうそう交換しないホイール。
ちゃんとしたものを組んでおけば、しっかり長く使えます。
交換するのはある種どれでも可能なんですが、
ホイールは家に何個もあるとなかなか邪魔です。笑
で、チェーンリングやカセット、ペダルやハンドルなどは
ギリ置いておけるし、交換も楽しめるけど、
ホイールをアップグレードした場合、まず前のホイールは使わないです。
なので、あらかじめ長く使えるものを入れておくのはとても良い選択肢かと思います。

ちなみにWhite Industriesのハブはその中でも最高峰。
実は昨日値上げの発表がありました。。
普通、予約商品は予約時点での価格設定になるんですが、
その価格ですらすでに値上げ後だったのに今回為替がちょい弱になったので
入ってくる価格が変わった。
のでまた値上げです。。

現在ご予約いただいてる方は現行価格で。
今日よりは新価格となります。
長く使えるものなので、できるだけ早く使いだす方がお得ではあるので
是非ご検討ください。

いやー、今週もナイスバイクでしたね〜!
走り出せばとても軽くて、意外にもパッとスポーツライドが楽しめるし、
タフな仕上げなのでガンガン乗れます。

VOKKAのストック、試乗車情報。

現在、VOKKAのストックは追加製作したSサイズのみ。
M、Lは予約となります。

試乗車はSサイズが今週よりお披露目。
Mサイズもこれから巡業に出ますがいまのところあります。
Lサイズは僕が乗ってるのでいつでもOKです。
ということは、まさかの全サイズあるということですね。笑
これ、かなりレアケースです。

今のご時世とVOKKA、
かなりハマっててとても多くお問い合わせいただきます。
ツーリングまでは行かないけど便利で乗りやすいやつ!
からグラベル的使い方まで万能なVOKKAを是非。

来週からはもしかしたら試乗車のご紹介が入るかも。
EBSファミリーオファーも超お得ですので
みなさまチェックよろしくです。

ではでは。。

MASN

ATB。全地形自転車をレトロスタイルで。EBS VOKKA!

やべーくらいの陽気。
僕たちの気づかないレベルで
少しづつ気候が変動、
地球もテンション変えていってんだなと思います。

その分、強烈な雨(あれもうスコールだよね)も降るし、
急に大雪になったりもするし、
僕が焦って短パン履くこともあるかも(狂い咲き)

今年は自転車、手に入れれたでしょうか。
EBSとは関係なく、いろんなブランド触らせていただいてますが、
ほんとどこもないですね。

この時期に間に合った方はラッキー、
せっかくなんで乗りまくりましょう。
間に合わなかった方は来年でもいいし、楽しんで選びましょう。
(選ぶならまじで今です)

EBSでの納期は仕様やパーツ次第なので
うまく納期優先で計画される方も多いですし、
じっくり待つわ、って方もいらっしゃってそのへん割と自由です。

でも、今オーダーしてもらってて、
(あと、これだけがない、、)で納車できない方も何人かいらっしゃって、
ほんと申し訳ないです。
着弾次第爆速で組ませていただきますので
長くなった首あと少し伸ばしてもらえたら。

桜、まじで楽しみだな。
このイレギュラーな暑さと急な雨だと
どこも完全満開!ってのは京都はもしかしたらないかも。
でも、それが桜の季節だもんね。

去年はああだった、今年は、、
と、基本的に一年に一回しかみることのできない桜。
何回でも見てやるつもりですが、
最高のコンディションで、最高の景色、
そしてお気に入りの自転車と共に、健康的に。

さて、今週のご紹介は
街乗りから裏山里山までのライドをこなすATB、
全地形自転車を。

全地形自転車って言うくらいだから
当然いろんなとこ行けます。
何かに特化している、というよりも
万能的でニュートラルな
全方向安定の性能特性を持つフレームを。

こっち系の自転車だとどうしても最低フロントサスで
ハードテイルで乗りたいな、というお話もあるかもしれないけど、
より根源的な自転車でこんなとこが走れるんだ!という楽しさや
これでやるから楽しいし、サスがない分軽くて
街乗りも楽しく、ラックなどの制限も少ない。

そんでもって今はタイヤがめちゃくちゃ発達しているので
走りも軽快で安心です。

組み合わせた特性のみでどう楽しむか?
という、誰でも簡単に「楽しい!」を感じやすいフレーム

クラシックMTBのような、
それでいて走りや考え方は今の感性、
日本では何度かブームが起きていて、
今年OLD MTBがブーム最盛、
今この2022年を超えてやっと成熟する分野です。

歴史的な間違いのなさみたいなところを
ひとつのポイントとしてもタイムレスデザインな
一本ですね。

そんじゃ、今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service (EBS)
VOKKA

いやー、良い。
結構色んなパーツ使ってるし、
ラックもバスケットもライトもついてるのに
とにかくクリーンな空気を感じさせるのは
フレームにさりげなく合わせた青系カラーなんだろうな。

VOKKAはスタイルとしてやりたいことが出しやすいバイクだけど、
ニュートラルに仕上げてある分、どのカテゴリーにもハマる。
かなりハンドル自由度とかも高くて、
店頭の試乗車(たまにインスタにあがってくるやつ)みたいな
クランカースタイルはもちろん、
オールラウンダー、フラット、ライザーなATBに間違いないものから
昔ながらのマウンテンドロップスタイル、
今っぽいグラベルバイクをロードでもパッキング系ハンドルでも。

色々できる、ってことは
長く使える自転車を標榜するEBSのバイクならば
まずは今やりたいスタイルから。
そこからどんどん変わっていく感性やスタイル、生き方から住む場所までに
ぜーんぶアジャストしてその瞬間瞬間を楽しんでいただければ。
大きく改変もガラッとかわって楽しいけど、
ちょっとカゴつけてみたり、外してみたりもまたスタイルなのです。

フロントビュー。

サイドとフロントに全然角度ついてないという謎。笑
その時なにを思ってたかわかんないけど、
最高にナイスということだけは伝わりますよね!

またがってみると
オールラウンダーの絶妙な曲がりが
スポーツとゆったりの間取ってきてとても良い。
ハンドルも硬すぎず、良い感じで吸収性もあって気持ちよく走れますね。

白系グリップと青系サドルの一見癖のありそうな構成。
実際、クセがない、とは言えないパーツ類を
綺麗にまとめてきてて最高。

ハンドルまわり。

構成としては
EBS京都おすすめのレトロサムシフターに
機械式レバーとシンプルでオーソドックス。
でも、このサムシフターはMTB11Speedが引けるし、
機械式だとレバーも多様に選べるので
VOKKAを組まれる方には個人的に好きでおすすめしてます。

もちろん、ラピッドもOK、STIもOK、電動シフトも大歓迎です。
内装やベルトなどはフレーム側に加工が必須なのでそのあたりは
ご相談いただければ。

NITTO×EBS ”EBS-20 Bar”

上記のハンドルは
NITTOさんに開発をお願いしている
EBSとしては第二作目のハンドルバー。

いわゆる「カモメ型」と呼ばれるハンドルで、
ライズ無しの水平デザインが手前に返ってくる形でもスポーツに見せてくれる。

プラス、こっち系のハンドルって結構コンパクトなことが多くて
シフター入らん、とかグリップ短いのしか無理、とかがあったので、
しっかりオールクリアして、かつ計算して気持ちいい長さで作りました。

バーそのものも硬くしすぎず、
ゆるくしなる感じで疲れず快適ライドできるようなイメージ。
EBSのハンドルは今まで4番まで出てるけど、
10、20、30と全て形は違えど
そういった乗り心地的なところに注目してEBSらしさを出してもらってます。

まさかのGID。暗いとこで光るグリップ。

これ、なんでこうなったかあんまり覚えてないんだけど、
確かCULTのVansグロー見てて、
そんなん好きや!
ってなったような記憶。笑

ちょっとクセのあるアイテムだけど、綺麗にハマってますね。
ちなみに、あの時発注したVansグローはまだ入ってきてない。笑
ってことでOURYのグローへ。

柔らかさではやっぱOURYかなあ。
今じゃ豊富にあって、手に入りやすくてリーズナブルな代表格だけど、
僕が初めてOURYが欲しい!って思った時には
なんかあんまり手に入らない、
何色でもいいから買おっと、みたいなノリだった気がする。

今、安定してるから、ベタすぎていらない!
とはならないのがすごいところなんだよね。

どのブランドでもやっぱり大きくなってくると
メジャーになっちまって..みたいなことってあると思う。
ユーザーがとても多いのに
定番になりつつもちょっとトガッてたりなOURYの姿勢やスタイルは
見習いたいですね。

Dia Compe SS-6ブレーキレバー。

オールドマウンテンとか、現行マウンテンバイクとかは全く関係無しで、
やっぱり使いやすいSS-6。
こちらも定番のレバーですが、
安定感はんぱない。

このバイクに使われているブレーキキャリパーは
ロード用のものを使用しているので
ブレーキレバーの選択肢がめちゃくちゃ多いです。

店頭展示のVOKKAも同じ感じで組んでるので
一度握ってみていただければ。
しっかりと整備しておけば引きの軽さは
PAULや油圧式に負けないです。

このシフトがなんか良い。MTB11speed サムシフター。

このシフターも僕たちの中では
定番中の定番です。

正直、山で走らせて楽しませるなら
SHIMANOのラピッドファイアシステムだったりと
よりリニアでカチッと変速するレバーはあります。

でも、このメカ感を限りなく抑えた控えめな大きさで
今のRDを引ける、ってのが最高なんですよ。

ついでに、
一気にUP、一気にDOWNが可能なので
(あんまりすることないけど)
突発的な坂道にも対応。

みんなの味方。NITTOラックにWALDバスケット。

この組み合わせはやっぱ使いやすいですね。
今回は浅型のWALDを。
ラックはM-18。
ナイロンタイ留めで、しっかり固定はOKで、
衝撃が加わった時にまずはナイロンタイが切れて変形をできるだけ防げるように。

必要ない時は切って外しても。
もっと大型のバスケットにしても良いし、
ラックのみでざっくりジャケットなどを縛ってもよし。
もちろんラックレスも可能です。

ちなみに、M-18などのラックがもともと決まっている場合は
その足の最大長あたりで穴位置決めたりもできますし、
もちろん後付けも可能ですので
一番気持ちいいとこ探しましょう。

柔らかく荷物をとめておけるバンドも。
このバンド、アイデア次第でかなり便利です。
個人的にはこれとシリコン系のバンド、もう一つ大きいゴムバンド持っておけば
街乗りで必要になってくる荷物はだいたい固定OKだと思います。

結構カラー展開もポップなので
色で遊んでも良いかも。

で、その下に見えてるのは僕の大好きなライト。

BMのIQ-XS、ダイナモライトで毎日楽で安心。

このライト好きすぎやろ。笑
ってなったかたはEBSファン。
実際かなりの確率で登場するし、
これだけダイナモ系の在庫がなかったり、値段上がったりしてる中
旧価格で仕入れて、しっかり数持ってるのはこれくらい。
当然推しだから持ってます。

ダイナモの良いところは語り出すとキリがないんだけど、
僕個人、便利に感じてる(というか無いともう無理)のは
・充電しなくて良い(取り付け、取り外し、充電忘れ、充電しっぱなし)
全てクリアー。
・電源のON/OFFの必要がない。

この2点はマジで体験すると、
あ、あれって結構時間取られてたし、面倒だったんだなーって思います。
僕は別にスポーツマンではないし、なんだったら
「今日は家から出ずにゲームします」なんて日もある。笑

で、自転車ってどれだけ手軽で快適かを攻めるのが
結果的に一番乗りたいものになるので
強烈な速さとか、軽さとか好きだけど、
まず楽かどうか、歩きより格段に効率が良く、
車より小回りがきいて、オートバイより維持費が安く、
どこでも気軽に停められて、運動にもなって、、
みたいなところは結構大切にするので、
そっちにハマる方もVOKKAは結構おすすめ。

で、このライトは明るい。
前照灯として一番大事な部分をしっかり満たしてる。
僕も充電が必要なバッテリーライトを搭載した自転車にも乗るので、
光量、バッテリーの大きさ、値段が比例することをよく知っています。

で、ガッツリ明るいにこしたことない。
でも、価格帯が、、となる。
+シンプルに作りたい方は大きさも気になりますよね。

もちろんバッテリーライトならこれ!
ってのもご用意してるんですが、
もし、ホイールを組む予定で、色々めんどくせー!って方は
まじでおすすめです。

店頭に装着した試乗車があるので
是非乗ってみてください。
ダイナモでよくご質問される
「回転、重いんじゃないの?」ってのが
かなり解決されていることがわかるかと。

もし、夜だったら
かなり明るいこともわかってもらえると思います。
バッテリーライトのように、理論値で最大光量での持続時間を想定して
夜道を走ったり、結局節約のために暗いフラッシュにすることなく、
自分で漕いで、常に最大光量で、ずっと光り続けてくれます。

ラックマウント、三ツ穴ケージ、ダイナモコードガイド。

フォークに色んな機能を持たせることができるのも
歩荷(VOKKA)、荷物を持ったり、タフな路面を走るのが得意なこやつの魅力。

今回はNITTOなどの上からのびてくるラックバーやラックレスにした時の
ライトマウントにもなる台座を左右で一対、
その上でマルチケージなどで大型のボトルや寝袋、アイデア次第でなんでもOKな
三連穴を。
もちろん普通にボトルケージ取り付けても良いし、
鍵とかでも良い。

で、フォーク斜め裏にはお馴染みの
ダイナモの配線を通すガイドを。
加工に対するコスト、メンテナンスの効率、目立ちにくさなどの間をとって、
リーズナブルで、手入れしやすく(誰がみてもわかる)、すっきりとおさめることに。

SONなどのライトならば配線が太いので
違う手を考えますが、BMのライトはコードも細いので
その辺りもおすすめですね。

うしろから見てもこんな感じ。
まあそりゃコードだから見えますが、
これは僕の中での今の最適解ですね。

内装だと修理をやってくれるところを探さないといけないけど、
これならどこでもできると思う。
仮に断線したとしても原因が見えやすいし、間から直接修理ができる。
まあ、断線なんてそうしないけどね。
僕もダイナモライトつけて走ってますが、まず引っかからないです。



ちなみにSPハブのコネクタは引っかかると
パチンと抜けるようになってるので
その辺りも考慮されてます。
ちなみに交換コネクタも安くて工具要らず。
このユーザーフレンドリーさが推せるところ。。
なんですが、めちゃくちゃ値上がりしました。
残念だけど、良いもの作ってるところはやっぱ上がっていきますね。

レアになってきたステンレスプレート仕様。

現行のプレートは全て真鍮になってます。
でも、なんとなく暗めのシルバーが合うと思ったんだよね。
なので、残り少ないステン版を。

もちろん、ここから真鍮に交換したいかたはいつでも。
EBSのファーストオーナー様であれば全員
バッヂやデカールの購入が可能です。

Chris Kingヘッドセット。

やはりの。
オーバーサイズだと
KING、White、Philと錚々たるメンツから選べちゃうので
長く使う気満々でヘッドを選ぶとなると迷いますね。

でも、やっぱKINGはいつでもKINGなんだよね。
このフォルム、どれだけ参考にされてきたんだという
不変のタイムレスデザイン。

長く使えてもそれがかっこよくなかったらダメですが、
やはり自転車パーツは機能美。
良いものは美しいし、美しいものは性能も良いのです。

どこに予算を投入して、どこを抑えるのが良い?
って良くきかれるけど、
僕はヘッド、ハブ、クランク、BBの順で決めていきますね。
これはなぜか?
というのは
一度入れたらそう交換しない部分はできるだけ良い感じのもので
壊れないものにしたいからです。

バイクショップの人間の自転車が常にメンテ台に乗ってるなんていやでしょ。
僕の自転車はまあ、そう壊れません。
今乗ってるメインバイクが無くなるとしたら、
まあ事故くらいかな。これはかなり気をつけてます。

逆にコンポ類はスタンダードなものを使っています。
街乗りであれば十分だし、なにより丈夫です。
効率を求めるバイクにはここにもそれなりにかけてますが、
優先度としてはホイールなどに勝たないですね。
逆に、抑えたい時はホイールなどをリーズナブルにして、
後々変えたくなった時に痛手が少ないようにします。

VOKKAはほんと乗りやすい。
ピーキーな感じがないので気楽だし、
その分ちょっと荒れた道にいくと
現行のフルサスMTBなどと違い
良い感じでとっ散らかってくれるので
人間の持つ本能が喜ぶ楽しみがあります。

例えば人のいない公園の丘を下るだけでも
絶対楽しめます。これほんとに。
フルサスの無敵感も大好きですが、
ストロークなどを一切考えず、
自分で行きたいとこに行くだけという
シンプルな楽しさがVOKKAにはあります。
車で言うと重ステ、ABSなし的な。(違う)
視点が変わればそこは全て遊び場。
スケーターのように街を駆け抜けよう。

現行VOKKAはスルー化したり、
より最新規格を取り入れた形になってますが、
QRの制作も可能ですし、色んな仕様で組めますので
是非ご相談ください。
ちなみに、どんな仕様でもVOKKAはVOKKAです、
ということは、良いと言うことです。

自分乗ってる分、推しが強くでてますが
オールドスクールMTBのような佇まいで
走りは今っぽいこのバイク、おすすめですよ。

MASN

マルチユースなミニベロ、どう作る?EBS Horizontal451!後編。

外があったけえ。
外でブログ書けんじゃね?
ゆったりした空気の中、始まっております、
自転車スーパーハイシーズン。

やっぱ、暖かくなってきたら乗りたいよね。
ざっくり、ふかふかのお山ズルズル下りたいし、
(ズルズル、という表現が僕には一番合います。笑)
広島ルートからしまなみも行きたい。
久しぶりに丹後半島もぐるっと回りたいし、
美味いピッツアも食いたい。

僕はライドの基点にピザ入れがちです、ピザライド。
ある程度料理できるんですが、ピザは僕にとって非日常。
状態見て量決めて、丁寧に捏ねて、綺麗にひろげて
高音でガッと焼いて、、という生地面ですでに非日常だし、
その後のソース、新鮮なチーズ、、全部、家じゃ実現しない。

そんなものを日々、食いたい時に用意してくれてるピッツェリアが好きです。

僕たちの自転車も、
京都でクロモリパイプから一本一本溶接して作るわけですが、
ハンドメイドの自転車を自分で決めて買う、っていう体験自体が非日常だと思う。
でも、自転車ってハレかケかで言えばめちゃくちゃケだし、
毎日ガンガン使ってなんぼだと思う。

これ、ピザにも同じようなことが言えて、
作業や仕込み、空間は非日常(日本に住んでる僕は、ですが)
なのに、食べ物自体はめちゃくちゃ認識されてて愛されてて、
完全に日常に根差してる。

何が言いたいか、っていうと
その両方、体験しにきてくれたら嬉しい、っつーのと、
「イタリアすげえ」これですね。(どういうことや)

イタリアは自転車も盛んなので、
僕も日常的に洒落たバイク乗って、
ピザを日常に落とし込みたいっすね。

いつか、またみんなでライドできれば。
ピザライドなんてもう3年くらいやってないよね!
この渦中、過ぎれば是非。
理由つけてピザ爆食いしましょう!

さて、今週は後編、
毎週お送りしているオーナーズバイクチェックのお時間。
現在はHorizontal 451、EBSの中でもかなりマルチユースな
なんにでもなれるミニベロをご紹介しています。

EBS京都は単一ブランドのお店、専門店なので
車種だけで見るとかなり少ない。
その中で、かなりの数作ってても同じものを作ることはない。

ベースとして、例えばミニベロロード、ってなったら
形として基本があるから似てくるけど、
やっぱ作っていく、話していくうちに
その人の生き様が出る。
色へのこだわり、パーツへの想い、お任せいただける信頼。
そこからもっと言えば
その時のトレンドや、新しい考え方などが加味されていくので
むしろ同じもの作る方が難しい。

だからこそとても面白い。
住んでる場所も、年齢も、筋力も。
服装も、髪型も、仕事も、趣味も何から何まで違う。
同じ自転車で良いわけないのは明白で。

スペック的なことはもちろん用途に合わせますが、
やはりここにきても一番大切なことは
「気に入ってるかどうか」ということですね。

好きな色、好きな仕様で街に出られるのはかなり気持ち良いです。
その気持ちよさの連鎖が結果的に成したいことへの一因になれば最高。

こだわりがない、って方も、カラーさけでも良いので決めてみてください。
EBSのなかでご用意できる純正カラーもあります。
「長く、良いものを使いたい」ってところは同じですので
お気軽に仕様、値段感などはご相談ください。
どうしても無理な場合は無理って言います。笑



そんじゃ、今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service
Horizontal 451

先週に引き続きこの子を、EBSからはHorizontal 451、のMサイズ。
やはり良いインダストリアル×エレガント。
交わるはずないワードなのにうまくいく。
鉄火場に咲いた一輪の花(ちがうか)

スピード感のあるコギ味なので
そのあたりも楽しんでもらえれば。

本日はサイドからリアにかけてご紹介しますね。

サイドビュー。

グレーのような車体そのものの持つカラーは後述しますがRAWカラー。
それをマットに仕上げてより無骨な空気感を。

パーツはブラックを交えたシルバー構成で高級感のある仕上がり、、だけじゃない、
好みのネイビーをワンポイントで入れてもらうヘッドセットでグッとカスタム感。

フレームカラーはRAW。

今回のフレームカラーは、

カタカナで言うならば
「パーカライジングマットロウ」。
三つの製作仕上げから成り立つ用語で
・パーカライジング…防錆処理
・マット…艶消し
・ロウ…素地そのまま
というやつです。

素地そのまま、色を全面に吹く形では無く、
最後に艶消し塗装する時の透明の塗料(クリアー)のみで基本構成。
パーカライジングというのはクロモリ自転車に最も適した
防錆処理方法で、基本、EBSの自転車にはまずこれが入ります。

じゃあ、RAWって塗ってないんじゃん!
そんじゃ安いんじゃ…と思うこともあるかも…

でも、この仕上げは単色で塗るより高いです。
工房で行う磨きの工程で、かなりびっしり磨くんですが、
磨きすぎるとこの感じにならない。

パーカー処理は一度反応させると後戻りできないので
その時の磨いた表情になります。
そもそも同じものに絶対ならないですが、
程よく黒さが出るようにバランス取ってます。

もし、サンドブラストとかで
ばしゃーっとやって終わりなら価格も下げれるかもだけど、
今この感じだから良いあらっぽさの残るRAWが最高。

なんというか、手で削った鉛筆のような感じ..かな。

革サドル界の王者 BROOKS B17スタンダード。

もう、チャンピオンスタンダードって書いてあるもんね。
これ刻印できるのは世界広しといえどBROOKSだけでしょ。

このバイクの製作当時は
このB17のスタンダードだけ
完全に完売、受注も停止、次は未定、値上がりもします!
ってのが確定していた中、
スペシャル、ってモデルがあるよ、とご紹介した上で
スタンダードを選んでいただいたこだわりサドル。

ほぼサドル待ちみたいな状態で少し期間いただいてましたが
入れてみるとこれでよかったと思えますね。

SPとの違いは
鋲の素材感やレールの仕上げ、カットの有無ですが、
装飾をあえて入れないのが
このバイクの無骨さとマリアージュする要因だったのかも。

正直、シンプルなアイテムなので
みる人が見ればどっちも同じに見える。
でも、見られるためじゃなく、自分が座るために、
「なぜスタンダードを選んだのか」を知る唯一のオーナーであるという
外に出して遊べる最強のじこまん大人アイテムだから。
人は関係ない。

サドルバッグもBROOKSで。

BROOKSのサドルバッグループにバチバチはまる
一番小さい革サドルバッグ。
これに何を入れるか?
はよく議論されますが、
最近はABUSのBordo Liteの短いの入れるために導入される方が多いですね。

実際は何入れんだ?
ってのは工具一択なんですが、はいりゃなんでも。

携帯工具が進化しまくる前のお話。
今より多分、タイヤの質や路面状況も良くなく、
一回のライドで降りてメンテする、
ってことは日常茶飯事だったかもしれない日々。

いまや工具なしで100、200キロくらいは走ってこれるし、
だいたいどこかで直せたりするから
こうしたバッグは必要ないこともあるかも。
実際、僕はパンクも滅多にしないです。

そんな中、重くはしたくない。
限られた容量に何を詰めてライドする?
を問われているかのようなバッグの名前は「チャレンジ」。
低レベルクリアのような縛りが逆にかきたてますね。

今、本当に携帯工具すごくて、
何十グラムで14個くらい機能ついてる。
油圧のバルブ締めとかもついてる。

実際、MTBだと「なんでやねん!」みたいなコケ方しちゃうし、
走らないところ走るもんだからタイヤガッツリ切れちゃったりもしますからね。
応急処置は必要です。

では、100キロまでの中距離ライドをこなす、
普段は街乗りのミニベロに必要な装備ってなんだ?

となると、
・タイヤレバー
・替えチューブ(修理キット)
・4、5、6、+くらいの簡易的な工具
・携帯ポンプ

これくらいあればまずOK。
ギリ、このチャレンジにも入ると思われ。
ポンプは別に持たせても良いでしょう。

チェーン切りは?15ミリは?とか色々欲しくなるものはあるけど、
とりあえず無くてOK。
車種によって必要なものは変わるし、
言い出したら全部持っていってれば安心なわけですが、
結局重いです。

チェーンが切れる、もしくは
動きが悪くなって自走不可なんて状況に陥ったら
僕なら即帰宅です。笑

もちろん直せるけど、オンロード走ってて
突発でそれが起きるようなレアケースが起きてくる日は
ロクなことないです。
そんな経験ないけど、いざライド!ってなってそんなことが起きたら
普段のメンテ不足とぶった切って帰りますね。
そのくらい今のチェーンって丈夫です。

替えチューブもリペアキットがあれば良いけど、
外でなんか起きたら基本は新品交換。
真夏の炎天下で汗だくで判断も鈍るし、
せっかく修理してすぐにパンクしたらマジでショックだから。笑
今完璧を求めるのでは無く、
その場を凌いで次の街まで保たせることが目的です。

もちろん、家に帰ってから穴を確認して、
どの辺にダメージ喰らってるか見て、
自宅で直してみると良きです。

何にもないのが一番だけど、
一応、ね。

EBSのオーナー様限定ですが、
自分の車体にはどんな工具が良いのか?
や、
良い工具ないの?渋いやつ!
などご相談いつでもしてください。

基本構成は全てオーナー様別にある程度把握してますので
これもっといた方が良い、とかお話しできるかと思います。
あとは、携帯工具だけが携帯性に優れてるわけじゃない、とかね。

超レアラインガード。

出ましたURラインガード。
EBSが昔、ほんのちょっとだけ作ったやつ。
もちろんもうデッドストックです。
少数のチームで少数のラインガードや
スペーサー作りはめちゃくちゃコストがかかって
販売するにしても今の時代にもうマッチしない。

その、最後のやつ。
まじで、よくこの記事見てくれてましたね!
って感じで。

同じ感じのは作れるけど、
ワンオフみたいになっちゃうので
そのあたりご相談ください。

クランクはSuginoのRD4。
ここに黒を合わせるのが良いよね。

MKSからはストリームネクストのBK。

ブレが大きくてすみません。。
このペダルはとても回転性能が良いのですが、

「完全メンテナンスフリー」を謳う長寿命ペダル。
シルバンストリーム、という名前自体は昔からあり、
・踏み面小さめ(コンバース、Vans系ならハマる)
・両面ラットトラップ、踏みやすい
・ストリートピストからクラシックまで合うフレキシブルさ
というみんなに嬉しい装備を兼ね備えた上で
「プライム」などの上級グレード設定の中で
いまのところ最上位となる「ネクスト」設定。



ネクストシリーズは
・トリプルシールドベアリング
・クロームorマットブラック仕様
・完全メンテナンスフリー
という精度、質感などをあげた結果、
最強のペダルになりましたよ、という。

ネクスト以外はじゃあペダルじゃないのか、
というとそうでもなくて、好きなの使ってOKだし、
僕も靴が大きいので別のもの使ってます。

でも、その形でネクスト出たら即買うと思う。
それくらい間違いない。

ちなみに、見えにくいけどWガードです。
贅沢に2枚使い。
Wガードのクランクやチェーンリングって
完成車の純正に多くて、プラスチックだったりすることもあって
質感はあんま良くない。

でも、巻き込みにくい、チェーン落ちしないなど
シンプルに便利だよね、じゃあここに高級感でりゃイケてんじゃね?
っていう結果がこれ。

実際、まずチェーン落ちしないと思います。
ルックスとしては少し派手で塊感があるけど、
これこそがこのバイクのポイントだと思いますね。

クラシックすぎない、工業的すぎないなどの
足し引きにさらに奥行きまで加わってるので
しっかり実用性のあるものを自然にインストールできる。
でも、気を抜いたらすぐに安っぽくなるところは
きちっと押さえてある感じ。

まさに大人自転車といった感じで最高。
Horizontal 451でこれを表現していただくのもまた最高ですね。

センタースタンド台座にはシングルレッグを。

もちろんセンタースタンド台座標準装備。
ミニベロは基本、この位置にはかなり余裕があるので
アイデア次第でなにかしら一捻り可能です。
結構攻めたトラック系のバイクだと
クランク的にOUTだったりもするけど、
だいたいOK。
無理でもうまくやれますので。

今回はシングルレッグを。
シンプルな自転車にスタンドは必要ない、って考え方もあるけど、
道具として、ガンガン使った上で大切にしていくならあっても良いかも。

センタースタンドはそこまで悪目立ちしないし、
(まあ、もちろん重量は増えますが)
価格的にも優しいので必要になってきたらすぐに取り付けOKです。

RDはマイクロシフト。

いよいよ希少化してきてレッドリスト入りした
クラシックなシルバーRD。
今使ってる方はかなりそれ自体がレアになってくるので
大切に使ってやってください。笑

完全に粉砕されるまでは使えると思います。
シャドーでもないし、コンパチとはいえ10Sだし、
現行のものと比べると性能面では劣ります。
が、やはりここに銀を差したい方は多く、
これからまた何かしら復活することを期待します。

ほんと、あと少しだけある
(バックオーダー入れてるけど、もうそれは未定、来ないかも。笑)

僕にこだわり、ってのはあんまりなくって、
オーダーしてくださるオーナー様のタイミングで
できるだけ最新情報を仕入れておいて、常にアップデートし続けるくらい。
あと、もしそれをこだわり、というならば
「現行パーツで構成すること」です。

今、何らかの渦中であるから、は関係がなく、
すでに生産終了しているもの、すでに古いものを使うのは
修理状況など全く安定しないので採用は基本しません。

でも、今、できる限り手に入りやすいもので
ビンテージ感を出したりすることはできるし、
それができる環境を整えたりすることが大切だと思ってます。

ちなみに、今回のRDは10Speedなんだけど、
リア8Speedで制限して運用。
これはできるだけ扱いやすくする意図と、
シフターの将来的な手に入りやすさを考慮しています。

リアキャリアはNITTO×Sim WorksのOn the Road Rack。

このラックのすごいとこは、ユニバーサルな作りなのに
そう見せないところ。

EBSでもラック製作は行っていて、
その場合、その車種そのサイズで合わせて作るので
当然ドンピシャ、可動部もないので丈夫で軽いです。
それは当たり前のことですよね。

手作業ながらあるていど大量製作で、いろんな車種に合わせようと思うと
まず横、縦に伸びる機構が必要。
それを「なんにでもハマります!」という作りにしちゃうと
(ああ、、そりゃ、取り付けれるだろうね)という
かなりガチャガチャと多関節なラックになってしまい、あまり見た目よくないです。

でも、このラックは下のボルトの上下、
横のNITTOらしいダルマ軸でそれを限りなく見せずにクリアしてる。

なにがあれって、ミニベロにも取り付けられる可能性が高いこと。
ミニベロはミニベロ用のリアラックが
少しだけ別ブランドからラインナップされてるけど、
あくまで荷物を載せる用途だけで、
すっきり取り付けれるわけじゃないし、
パニアバッグもあまり想定されてない感じ。



僕は、ミニベロはミニベロと分けてあまり考えておらず、
使えるものはなんでも使う。
マニアックで、多少ノウハウが必要なジャンルなのは承知ですが、
やっぱそこで諦めたくないし、
決まれば最高にかわいいのできるって知ってるから。

このラックはそれを想定してるかはわかりませんが、
ブレーキキャリパーとのクリアランスさえ保てれば
めちゃくちゃ良いハマり方します。

天板とサイドバーもしっかりしていて、
かつクローム仕上げの高級感もある、間違いないラックのひとつです。

リアももちろん韋駄天で。(見えないけど。笑)

リアホイールも韋駄天クラシックで。
リアは軽さを出す左右別の組み方がされていますが、
しっかりバランスもとられていて良きです。
手組みの時はこの組み方しないけど、
やっぱわかりやすく軽くなりますね。

ラチェットは軽めで上品。
使っていくと少しレーシーな音に変化します。

完組ホイールの中でも随一の速さで修理などの対応してくれますので
かなりユーザーフレンドリーというか、
工業製品としての姿勢が推せます。笑

物ってやっぱり壊れるし、
不良品もある。
工業製品ならそれは仕方がないし、完璧なんてないけど、
スポークデータも公開されてるし、もし一本二本折れても
パッと対応できるスタイルが僕は好きです。

うーむ、ナイスバイクでしたね〜!
これからの使い方が気になる一台。
パニアバッグでワンデーツーリングも楽しそうだし、
グロッサリー系でお買い物に寄せても絶対便利。

Horizontal 451は製作完了しており、
今年間でも最もストックが揃ってる時期なので
組み付けのご検討にはとても良い時期です。

これがラス1、とかだとめちゃくちゃ急かしちゃう感じになっちゃうので
まずはフレーム絶対押さえてください!みたいな感じなっちゃうけど、
今だったら少しだけゆったりしてます(多分)。

これから桜、G.Wとなると
流石にオーダーも爆裂してくるので、
是非、春前のこの機会にオーダーくださいませ。

ではでは。。

EBS/MASN

マルチユースなミニベロ、どう作る?EBS Horizontal451!前編。

今週はまたべつのところから。
僕はブログや組み付け、そしてご相談などさせていただいている時、
必ず音楽がかかってるのですが、
なぜかDub寄りだと集中できる。

しかもその中でもかなり限られた
(おお、これこれ!)
ってやつがあるんだけど、
それがなんていうジャンルなのかわかんない。

それを掘るために
毎日の移動や仕事には
最新からめちゃくちゃ昔まで
ほんと、色々聞くんですが、
自転車も一緒だよなって思う。

作らせていただいたり、
自分で乗ったりしてきて
「ああ、これ好きだなー」っていう形に落ち着いてきて、
それを集めて固めたのがショップになっていく。

でも、お話してると、
やっぱりどう探したらいいのかわかんない人が多いし、
ざっくり、僕たちのチームの感じが好き、って言ってくれる、
それだけでやってる感じ。笑

実際、ジャンルなんてのは
表現した形の後に作られるもので、
いまでいうとハッシュタグとか、そんな感じ。
言葉自体非常に商業的で、売るために、売る人たちが
買う人たちに調べやすいように名前をつける。

じゃあ、僕が好きなあの感じの音にもジャンル名つけてくれや!
って思うけど、今のところない。
Dubも、もちろんDubstepからも掘るし、
UK Dub(好きだけど今のテーマから外れる)から調べて
唐突に出会うこともあるし、もうわかんない。

それは、僕と同じで
「グラベルロードを作ろう」と思って作ってないし、
それが大別すると そうなる、ってだけの話だと思う。

「うわ!これめちゃ良い!」
ってなったら、インスタとかで検索して、
その人の言葉に翻訳して
「めっちゃ良かった!」って書くことにしてる
(プラス、その人の活動費に直接入るような応援方法もとる)
んだけど、
あれ、もしジャンルの名前出そうもんなら
「俺をロックで縛るんじゃねえ」みたいな感じで返ってきそうで
怖くて聞けないチキンMASNが本日もお送りしますよ。

だから、僕がつくる自転車もそうであろうと思う。
人から見れば、自分でいうならば、もし、これを調べやすくするために
分けるなら?
という名目で
ランドナー、だとかミニベロロード、とかの名称を使うことはあると思う。
というか、毎日ある。笑

でも、その人のやりたかった形に近づいて行った時、
それはその人とEBSが出会う以外ではあり得なかったことで、
そこにジャンルをつけることはできないと思う。
初めて発見された星に名前をつけるみたいな感じ。
それが、惑星でも衛星でも、何等星でも。

でも、聞かれた時に
「俺を自転車で縛るんじゃねえ!」(いや、少なくとも自転車だろうがよ)
とかにならないように、
これから出会うオーナー様にわかりやすくジャンルをお伝えできればと思います。笑

ちなみに、僕は10代の頃
最新の音楽が毎日かかる場所で働いていたのですが、
あの頃に学んだのは
「好き嫌いしないこと」です。

一番嫌だなーって思ってた(今、嫌だなって思う音があったことにビビる)
「ジャンル」が、今の僕を集中させてくれます。

食わないとわかんないし、食ってもわかんないことなんて
いっぱいありすぎるけど、
どっかのなんかのタイミングで
急に繋がることもあるし、
本気でウマイ雲丹食った時みたいな衝撃が急にくるかもしんない。

自転車も、いろんなジャンル、勉強して、
どんどんブラッシュ、アップデートして、
今日が一番最新、って状態でいたいですね。

あれ?
なんか意識高めだな?
毎日、60秒でも多く寝たい男です。笑
寝てたところに60秒追加で寝てもむしろマイナスって感じで、
コーヒーを60秒ゆっくり飲む方が確実に有意義であると知ってるのに
この体たらくです。笑

でも、お昼寝のふと寝れるわ!今!ってタイミングの
60秒って4時間くらい寝たくらいシャキッとしますよね。
今日もバチバチ、仕様にご相談に組み付けとばっちりですよー。


今週からの
EBS 京都 オーナーズバイクチェックは
街乗りから輪行、ロングライドから
カッチリめのスポーツまでなんにでもなれるマルチなフレームで、
キャリパー、カンチ、ディスクやスルー、内装化やトラック、ロードエンドまで
かなり多彩なフレームカスタムが可能な僕たちにとっても超強力マルチミニベロな
Horizontal 451を。


そんじゃ、今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service(EBS)
Horizontal 451

うーむ、ナイスバイク。
毎回言ってますが、やっぱ良いもんは良い。

このご紹介スタイルもいよいよ何年かやってるけど、
時差がありすぎるのだけが問題で、
それ以外は僕にとっても
改めて細部をもう一度じっくり見る良い機会なのです。

オーナーズバイクチェックはどこのお店でもあるけど、
多分みんな振り返ることによってよりインプットされていく感じあると思う。

もちろん、オーナー様はいつでもあの頃の写真を見れるアーカイブとして、
どれだけスタイルが変わってもまたいつでも帰ってきてください。

たまたまエンカウントしたお客様、掘られて来られたドリラーのみなさまも
誰がが欲しかった形をこうしてみられるのは良いことだと、思ってます。

Win Win Winであれば良いな。

そんじゃ、バイク紹介行ってみよう!

フロントビュー。

自転車ってレンガの壁めっちゃ似合うよね。
海外には「Baaw」っていうタグがあって、
「Bike against a wall」の略。
日本では壁部とか壁狩りとか言ったりするけど自転車を強烈に指すタグはないかな。

やはり、世界共通、壁と自転車の親和性はMaxであることがわかりますね。
というより、自転車とカメラの相性が良い。
これだけ、思ったスポットまで実際に素早く到達できて、
かつ思い立ったらすぐに駐輪できる乗り物はそうないと思う。

これって、石油王クラスのお金持ちでもできない体験。
金のブガッディ乗って、ディオールのAJ1履いて遠くを見る写真は撮れないけど
(来世、、来世は、、!!)
これはプライスレス、ひねくれたカウンター論ですが、
画面でなく、体験型のアドベンチャーでの写真は
強烈に残るはず。

前編のポイントはやはり大好きなハンドルがチョイスされていること。
このバイクが出来上がった起点自体はある元ネタがあるのですが、
そのハンドルをご指定いただいており、「おお!」となったやつです。笑

ハンドルまわり。

一見、なんの変哲もないフラットバーに見えますが、、、

NITTOのオールラウンダー。

これ、わかりますかね?
むしろ、このわかりにくさが良いんですけどね。笑
絶妙に肩下がりで、めちゃくちゃチョップしたマスタッシュみたいになってるんです。

逆にして使えばほんのちょっとだけアップライズな
これまたわかりにくいけど、
乗ってる本人は「お!」ってなるハンドル。

そのわかりにくさ故に、
ある種マイナーハンドル扱いされてきていて
僕としては願ったり、だったんだけど
(在庫もあって、自分は好き!ってパターンが一番好き)
残念ながらこちらのハンドルも現在は完売です。

多分、次は相当後になると思う。

90度角度を変えたらライザーになりそう、、なんだけどならない。
このハンドルにしかない空気感と使い心地があります。
ミニベロに合わせたんじゃ?ってくらいコンパクトで
Horizontal 451なんかはマジで相性いいです。
シフターを取り付けるクリアランスなどはないので
移設や工夫が必要ですが、

シンプルで街でのスイスイ感を重視したい方はとてもおすすめです。
僕もみつけ次第(というか予約してるけど)すぐにGet、
しっかり隠し持っておきますので
オーダーの際は「あのブツをよろしく」と言っていただければお出しします。笑

ステムやシフターの紹介の時に
ハンドルはまだ映り込んでるけど、
絶妙な曲げ、僕の写真技術では伝わらないけど、
わかってもらえれば最高です。

グリップは本革。BROOKSで。

やはりの。
僕たちの安定剤。
ファッションでもそうですが、
上質な革をなにかしら纏ってると良い感じ。

流行りとか、高い服じゃなくて、
極端に言えば洒落てるか洒落てないも関係なく、
長く使えて、スタイルに似合ってると気分上がる。

この「気分上がる」ってのが一番自転車では大切で、
やっぱメンタルの乗り物。
タクシーは楽だし、車も楽しいし、バイクも。
電動は楽だし、電車もいい。
出てくる乗り物の中で一番効率的だけど、
他と比べて体力を消費する乗り物。

だから、キュルキュルいってるサビサビのじゃだめなんです。
駐輪場で15台見れて、そのうち3台と色かぶって、そのうち1台と
全く同じやつ、じゃだめなんです。

流行りでなく、タイムレスで、唯一性。
「これは自分で選んだ、自分の自転車である」

と風切れる自転車なら、その消費する体力は
装備してると勝手にHP回復する感じの指輪みたいに
プラマイゼロ、なんだったらプラスで毎日を楽しくできるのです。

あれ?なんか最後の説明で台無しになったか。
ここ、みてくれてる方、わかってくださると思います。笑

レバーはDia Compe。

あえてチープな128。
パーキングのボタンとかまあ押さないし、
リターンスプリングとかもないし、
ワイヤーアジャスターもない。
そしてリーチアジャスターは剥き出しも剥き出し。

だがそれがいい。
昔の空気感を現行パーツで表現することが
クラシックバイクを「長く使える」秘訣ですが、
このレバーは剛性もそこまで高くなく、
リニアでシビアなブレーキコントロールとかでない分、
マイルドで使いやすいです。

ちなみに、パーキングのボタン、ってのは
ブレーキをかけながら押すとそこでロックされるので、
ホイールが動かず駐輪時に安定します。

が、今のブレーキについてないですよね?
そういうことです。笑
この、「無駄を楽しむ」のが大人自転車であり、
ただ速い!とか軽い!ではない良さがここにはあります。

伊藤一刀斎だけが剣術ではないということですね。(どういうことや)

コックピットシフトはオリジナル台座で。

うーん、ハンドルが良い(もういいか?笑)
ハンドル交換が容易なオープンクランプで、
25.4サイズでクラシックなハンドルOK、細身のクロモリからの流れを崩さない
NITTO×EBSのオリジナルステムに
EBSで製作しているコラムシフト用の台座。

SHIMANOなどのW レバーに合わせた形状で、
ポジション的にダウンチューブに取り付けると無理が発生しやすい
ミニベロなどで抜群に効果発揮する手元シフト。
クローム仕上げなので高級感もあって◎です。

まるでもとからこう取り付けると定められてたかのようなおさまり。
Wレバー自体が絶滅危惧種ですが、
SHIMANOさん、まじでインデックスのシフター無くさないで。笑

他のブランドからフリクション出てますが、
11段とかになってくるとデメリットが際立ってくるので
僕は8-10あたりを推してます。

コックピットにシフトを置いてもスポーツ走行は楽しくできます。
がSTiをはじめとしたリニアなシフトには敵わないので
これはこれの良さを活かしてます。

ちなみにこのシフターは8段。
8段は僕たちのセレクトブランドにもレバーが存在するので
お好みに合わせて。
シンプルに、クラシカルにまとめたいかたに。

ヘッドはKING、のネイビー。

この頃はまだ色物のヘッドが少しだけ残ってたりして、
タイミングさえ合えばパッとゲットできたKINGのカラーヘッド。
今はオール完売です。。

価格もほぼ1.5倍になりました。
正直、これから長く使うこと考えたらまだ安いです。
いや、高いけど、確実に満足度高いです。

これは何度も言ってますが、
まだ値段、いろんなものが上がってます。
これから大切に乗っていくなら、
導入は思い立ったが吉日です。

これ書くと「早よ買え」みたいになるからSNSとかでは避けてますが、
これはもうマジです。笑
2022年の新しいカタログとか到着してきてて、
ざっと眺めてるだけでもちょっと引くもん。

まあ、この新しいカタログも
5月あたりには改訂改訂で別紙まみれになるでしょう。。

ヘッドの性能は折り紙つき。

ヘッドセットは人間で言うと首かな。
スムーズに左右、見渡せないと不便だし、
2年に一回病院でガッチリ検査、しかもなんか悪いとこ見つかるなんて嫌じゃん。
KINGがあなたのバイクライフを保証します。

カラーは5色くらいが通常。
限定カラーもたまに出る。秒速で無くなるので
予約必須です。

EBSヘッドバッヂ。

これだけ欲しい!と言われたりすることもあって嬉しいエンブレム。
ステンレスで無垢。
このシンプルさがEBSを物語りますね。

他の部分には
EBSギャランティやロゴ、Kaiseiステッカー。
これ以外は貼らなくて、一つ一つシンプルになるように努めてます。

逆に、全部なし、とかにすると
のっぺりしすぎちゃう(なぜかパーツではその感じ拭えない)ので
ある程度表情あった方がカスタムしやすいです。

今、またてんこ盛り系のカスタムが増えていく中、
EBSは基本変わらずシンプル路線。

なんだかんだ帰ってこれるスペースというか、
この感じにしとけば間違いない、ってスタイルを持っておくと
いろんな色使いすぎたりしても問題ない。

サプールの思想ですね。
色数の限定は自転車にはないけれど、
考え方に芯があれば間違いない。
流されないよう、うまく波乗りできれば。

ライダー目線でも綺麗で良いですね。
めちゃくちゃ気軽なポジションで、
ミニベロの良いとこ引き出されてると思います。

前後韋駄天クラシック。

今回は韋駄天ホイールにてセットアップ。
この価格で完組を出してくれていることにまず驚愕ですが、
これだけ色々上がる中、
特に値上げの予定もアナウンスされてない(まだわからんけど)
企業努力の賜物系ホイール。

いや、上げたとこが努力してないみたいになってるけど、そうではないよ。
EBSも去年価格改訂してますが、素材が上がってしまったらほんと仕方ないです。
輸送コストもどえらいことになってますが、
このあたりは世界中の企業が試行錯誤してるので
なんとかとどまってます。

この韋駄天は「クラシック」と名のついたホイール。
それにしてはスポークも少なく、軽さも出てて攻めてます。
でも、クラシックに見えるのはスポークパターンが伝統的というか、
見え方として馴染みがあるから、ですね。
もうひとつの「パラレル」はより軽く、よりレーシーです。

いつもみてくださっている方はご存知かと思いますが、
ミニベロのホイールは軽ければ良い、とか、
硬ければ良い、というわけではありません。

じゃあ、どうすんだよ?
ってところを追い込んだり追い込まなかったりできるのが
ミニベロ特有の良いとこです。

レーシングカーで「いや、これ街乗りやから速くなくてええねん」
っていうのは余裕で実現できるなら渋いけど、本来のあるべき形じゃない。
フルカーボンのロードに乗る時、服装で悩むのはそういうことです。

これがミニベロにはなくて、
追い込んだ部分が認識されづらい、マニアックで自己満足な部分なので
ガチっぽくならず、街乗りから遠乗りまで一台でこなせる可能性に期待できます。

前述したデメリットになりうる部分を高次元で構成しているのが
この韋駄天シリーズです。

軽すぎず、回転も良い。
もちろん、32本くらいで組まれたかっちり感はないので
どちらを取るか、というところですが、
こちらは体格などに合わせていただければ。
(ぼくはちょいでかいので32本くらいの安定感が好きです)

たとえば、身長180センチ超えで、ガッチリ体型、
XLのフレームに乗ってて、パラレルを選択、
とかになってきた場合、よほどでない限り違う選択肢を提案しています。

やはり、軽量を追い込む選択肢は何かを削るという作業であり、
軽ければよいわけじゃない
(ある程度重さで回ってくれるか?)
硬ければ良いわけじゃない
(荷重に対しての一本あたりの負担、フレームの特性を活かせるのか?)
などの考えの中から最適解を導き出せるよう努めます。

もちろん、好きだから!が一番です。
高性能なのは間違い無くて、このスッキリ感が好き!
って方はジャケ買いしても間違いのないものです。

バレットライトをフォークマウント。

強い人気のバレットライト。
充電式ライト、直付けOKのライトカテゴリーで
もう何年君臨してんだろう、ってくらい名作ライトですね。

僕はダイナモライト推しなんですが、
なんでダイナモ推しなのかの一つに(推したい理由は10個くらいあります)
「直付けライトは盗られにくい」ということがあります。

ライトって、結構高い。
普通に五千円くらいするし、
もちろん高性能で、充電容量もあって、バッテリー価格も下がったので
昔に比べれば安価に手に入るのですが、
手軽に充電できなければ使ってもらえない。という側面のため
「取り外しやすく」なってる分
「盗り外され」やすくなってるというデメリットが存在します。

だから、シリコンバンド系を使う方には
できれば毎回取り外してね!とは言うものの
まあやっぱめんどい。めちゃわかる。
で、ふとした時になくなってんだよね。

絶対に盗るやつが悪いんだけど、
結局悪人に気を遣って、自分が次から使うライトは
100均のめちゃくちゃ暗いライト、とかで
結局安全性とか無視しちゃうことになって損する。

これが直付けライトになると
出来心でライト盗るようなやつにはパッと取り外せないようになってるし、
外されてもレンズ部だけで、それ何に使うの?
って話になるのでまあリスク減になると思う。

そこまで暗い道を走らなくて、
楽に充電したい方。
ライト込みでみてトータルコーディネートしたい方などは
とてもおすすめのライトです。

暗い道がある、充電容量を多くして充電頻度を減らしたい、
という方は大型のライトをおすすめしますし、
僕みたいに面倒を削り込んでメンテフリー、充電フリーを目指したい方、
充電はわりとやってるけど、充電しっぱなしで家出て夜気づく。(僕です)
ON/OFFの1秒がめんどい、というかこれ2.5秒くらいあるだろ!って方(僕です)
などはダイナモをお勧めします。笑

点灯はレンズを押し込む。
一回目で点灯、二回目でエコモード、三回目でフラッシュ、四回目で消灯。
充電時は赤く、満充電時は緑に。
シリコンバンドでの取り付けもOK(というかそっちが純正)で、
別売りの取り付けブロックとステーを組み合わせてこんな感じにします。
アイデア次第でラックマウントやエンドマウントできますので
このあたりご相談いただければと思います。

充電方法は取り外して。
外し方は書きませんが簡単です。
もし、このライト盗るやつがいたらたぶんそいつもユーザーだし、
それなりにカスタムとか好きなんだと思う。

だからこそ、だからこそしょうもないことすんなよ、
って思いますね。
ライトは結局照らすもの。明るくて、安全でなんぼ。
用途に合わせていきましょう。

いやー、今週もナイスバイクでしたねー。
来週はサイド、リアを。
特別製作のWガードやドンピシャのSWラックなど、
クラシカルセットアップの中にも
今っぽい感じやこだわりが詰まってて楽しみです。

現在、Horizontal 451は製作がちょうど終わったところで
スタンダードフレームは全サイズ揃いました。
ハンドメイドフレームなので
せっかくですのでこだわって
色々決めてもらいたいのがメインですが、

EBS京都では最近ベーシックコンプリート、っていう
僕がその時できる最安で、
「まずは国産フレームの良さを体感していただく」ための
価格設定の2022年バージョン公開し始めてます。

まじで限界攻めたんで、
「長く使いたいけど、そこまでお金はかけたくない」
「色だけ指定してあとは任せたい」
など、自転車に興味持ちはじめていただき、
それでもちょっと違うの。で掘り当てていただいた方などにお勧めです。

もちろん、初回のご相談では「こんなことができます」というのは
ご紹介させていただきますので
やってみたいこと、ご予算、色々ご相談ください。

オーナー様にとって、それがオリジナルになりますので、
僕はそれを作りたいです。

今週はバタバタに次ぐばたばたで何にもできてないので
もしかしたら明日も店舗いるかもです。

ではでは。。

MASN