楽しそうな自転車は本当に楽しいということ。愛犬乗せバイクという選択肢。EBS TURN!後編。

いやー、今週もはじまりましたね、
EBSオーナーズバイクチェックのお時間ですよ。

最近は移動中に冒頭部分を書かず、
少しゆっくりできる場所で集中して書いてます。
なんでかというと
電車内が暑すぎる。笑
時期でクーラーが稼働すると思うんですが、
2022年、もはやこの時期でも恐れず稼働させていかないと
対応できないですね。

気候に合わせて
冷たい風や暖かい風をガンガン出して外に逃すってのが
非効率ではあるんだろうけどそれしかない、ってのが難点ですな。

断熱しっかり効いてる家とかだと
一年安定してちょうど良かったりするし、
日々の生活をどれだけ平行で安定させ、
そこからプラスの波作っていけるか、ってとこですね。

僕たちは自転車を世の中に出しているけど、
スポーツ用途だけではなくって、
今回紹介しているTURNのように
完全にライフスタイルに密着したものもあります。

当然汗もかくし、暑いけど、
やっぱ自転車のスピード感で得られる心地よさ、って
そうしたアッツ!とかサッム!ってなる時こそに現れてたりする気がするな。
乗り物としては究極的に効率的な乗り物で
減るのは自分の体の中身、出るのは呼気くらいのもんで
これから、改めてフィットネスの流れも含めて
「健康ってかっこいい」と「環境配慮渋すぎる」となってくる。

健康でい続けることってめちゃくちゃ大変だし、
環境のことを考えて実践するのって途方もないし変わってるかもわかりづらい。
この困難なことやってハツラツとしてる人ってめちゃくちゃかっこいいし、
人より先に声上げて楽しみながらやれるって逆にPUNK。

そこに、ガッチガチのロードや
完全なるマウンテンバイクでなくとも
日本で、日本のことを考えて生きるにあたって
楽しんで意識アゲていける選択のひとつに
EBSがあれば、って感じですね。

さて、そんなこんなで今週は後編。
Fuzzというおとなしくて知性感じる
あやつの乗るバイクのサイド、リアのご紹介。

そんじゃ、今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service(EBS)
TURN

特徴的でありながらその特徴であるメインフレーム、
トップチューブ自体そのものを実用的に昇華したとてもワクワクできるフレーム。

取り回しそのものも気軽で、
思ってるよりも軽やかなので
持ち上げたり、なんてのも男性なら可能かな。

実際、EBS京都ではTURNの試乗車は台の上に展示していますが
毎度持ち上げて下ろし、そして上げてますが全く問題ないです。
そりゃカーボンフレームみたいに軽!なんてことはないけど、
(そんなカーゴバイク逆に怖いか。笑)
非電動のママチャリ持ち上げられる方なら大丈夫だと思います。

TURNオーナー様は
実用と展示的な部分を兼ねる方が多くいらっしゃるので
保管というか、駐輪時の佇まいまで含めて表現して欲しい一台ですね。

サイドビュー。

うん、やっぱ良い。笑
安定感ばっちりだし、今回の仕様では
乗って軽い!をかなり意識して組んでるので
丈夫でありながらガンガン走って楽しい感じに仕上がってると思います。

フレームカラーは超級クラシックのあのカラー。

タウンユースのフレームにこのカラー、さすが。
このフレームカラーの原曲(原曲ってなんだ)は
遠い昔、フランスでハンドメイドされていた
急峻な山々を越えることに命を懸けていたあの頃の先人の記憶を辿ることができる
メタリックアイスブルー。

そのカラーを現代に復活させたのはやはりツーリングバイク。
EBSのHOBOの展示車を組むときにペイント調色したもの。

そこからさらにこの車体に落とし込むってのがやばすぎるぜ!
で、当然塗るとばちばちかっこいい。
しかもツーリングバイクの凛とした佇まいを残しながら
TURNのフレームワークが持つポップな部分も表現してんだからすごい。

このカラーはどの車種でも塗装可能ですが、
こんな感じの空気感を持つバイクにももちろんバッチリハマるので
お気軽にお問い合わせくださいね。

サドルはBROOKS。珍しいSシリーズ。

形としてはB17、仕様はSP。
じゃあ「S」ってなんだよ?となると
smallのSです。

TURNは普通に比べると大きいので
サドルも大型になるのかな、、ってことはなく、
今回は小さめのSをセレクトいただきました。

もちろん乗り心地に直結するので
自分に合った物をセレクトいただきますが
もし、小さいのが好みなんや!とかだったら
それも全く問題ないです。



サドルには確定の答えがないので
はじめからぱちっとハマる方もいれば
ずっと悩む人もいるし、
そんなもんだと思って我慢してる人もいる。

僕はBROOKSに結構救われてるし、
合う人も多いのでよく使いますが、
そのあたりのご相談もじっくり受けますので
オーナー様はお気軽にご相談くださいね。

Sugino RD4×ラインガードの構成。

シングルギアガードのクランクは比較的安価なものも存在しますが、
やはりSuginoとなると上質ですね。

Suginoは独特のアノダイズ処理の質感を持っていて、
ちょっとぽってりしているというか、
個人的には好みで、膜に厚みを感じるので丈夫そう、という印象もあります。

当然アルミの塊なんで丈夫なんですが、
これが折れるとか、そういうこと、安価なクランクでも滅多に無いので
正直丈夫さで推すクランクでは無いです。

では、大きなギアを回すための足、クランクに
丈夫さ以外の何を求めるのか?
となった時、
やはり精度が重要になってきます。

アームが真っ直ぐに作られてるか?
チェーンリングも真円にできる限り近くなるよう製作されているか?
このあたり、やはりスクエアテーパークラスの
クランクではSuginoは頭ひとつ違いますね。

当然精度も良いと
綺麗に回るわけなんで、変にパワーロスがなかったりと
メリットだらけですが、一番はやはりチェーン落ちなどのリスクが
ブレの減少により改善されていくのです。

良い自転車はこの少しずつ精度を上げていく作業のラインが一定を超えると
急に「おお、、やべえこれ!」ってなってきます。

正直Suginoは値上がりが半端ないので
現在は一応おすすめするものの別のクランクで組み付けることが多くなりました。
多分、この渦中で世界でも1、2を争う値上げ幅なんじゃないかな。

このクランクでは無いけど、
20000円くらいで手に入ってたものが
45000円くらいになってます。
今、アルミ系はかなり複合的な理由で値上がりしていってるので
今Sugino使ってる方は大切に。
これから手に入れる方ももっと大切に。

同じパーツ、使うなら長く、ですが、
価値あるパーツの中でもこうして変動があるので
しっかり使っていける方なら初期投資の価値抜群です。


今回はSuginoのRDシリーズの4に
同じくSuginoのチェーンリング、そしてギアガードを取り付けて
街乗りを快適にしています。
全ての巻き込みを防ぐわけじゃないけど、
スレからくる汚れなんかはかなり改善されます。

スポーツバイクとしての立ち位置も、
おしゃれや日常も大切にしたい方は是非。

MKSのXC-3。限定版の「PANDA」

このペダル、色々あって復刻したやつなんですが、
その中でもさらに限定だった
白ケージ×黒ボルトのパンダ仕様。

これがばっちりハマる自転車ってそう多くは無いけど、
今回のTURNはこれ以上ないコンボですね!

全体で見ると白のパーツなんてどこにも無いけど、
フレームカラー、そしてシルバーパーツ。
全体的に白との相性は抜群なんですよね。

いつか、なんかのタイミングでドレスの変更するときは
白系パーツ入れてもめちゃくちゃ可愛くなると思います。

真鍮のクランクキャップはもちろん反対側にも。
性能に全く関係ない、むしろ数g重たくなりますが、
そんなことはどうでも良いですよね。
プラキャップでも十分ですが、もう一つ高級感出したいときは是非。

センター位置にダブルレッグスタンド。

EBSのTURNはこの市販のスタンド台座が標準装備。
それにプラス、製作時により大型のスタンドが取り付けられる構成も存在します。

しっかり両立させるタイプのスタンドなので
専用のフレーム設計に変更するので製作時のみの特別オーダーとはなりますが、
子ども乗せしたい、とか本気で重い荷物運ぶカーゴにするとかの場合はそっちを。

今回も大切な愛犬と一緒に、ってスタイルですが、
このダブルレッグが悪いわけではなく、十分使っていただけます。
キックスタンドは5年スパンくらいの消耗品(毎日蹴るからね)なので
パッと交換しやすいこっちでいく、というのも手なのです。

リアビュー。

当然だけどリアも良い。

いつも自転車を組ませてもらう時は
可愛さと格好良さを同居させることに気を使っていますが、
これはまさに、だと思う。

もちろん格好良さ全振りも作るし、可愛さ全振りも作るんだけどね。

ラタンバスケット無しも良い感じでしょ!

リアラックは標準装備。

TURNのフレームセットは
本体フレーム+フォークの自転車としての骨組みと別に
カーゴバイクらしくフロントラック(1段、今回は別注で2段です。)と
リアラックが標準でついてくる。

ここから板を張って自分好みのステインで色入れていくもよし、
シンプルに荷台として使ってもよし。
前後フレームに直接つながっているから、
左右のブレなども極力抑えられており
なかなかの荷物を前後に積んでいても快適に運用可能。

なので、飲食の仕入れに使われてたり、
食べ盛りが何人もいるお母さんがガンガン使ってたりと様々。

雑貨屋さんなどでも使ってもらってて、
このキャッチーなルックスは店頭の看板にするにぴったり。

ズドンと通した大径パイプがまるみのある表情を作る。
カラーも良いですね。
適度に影ができるカラーはこうした重なりのある角度だとより美しく見えますね。
載せるものは自由。
乗っけていったりできるなら
ここに板をはってテーブルがわりにして、
キャンプ場で、、なんてのもばっちりだろうな。

実際に僕も鴨川ピクニックライドの時はこれ乗っていたりしますが
楽しく目立ててます。笑

変速まわりはベーシックに。壊れにくく、かつ修理もすぐにできるもので。

街乗りの変速まわりって、
8速か9速あったらとりあえずOK。
坂道だらけのエリアとかだとまた別にご相談、ですが、
変則段数が増えると快適になったり走りでより細やかにはなりますが
チェーンは薄くなり、耐久性が少しだけ失われます。

気軽な街乗りなら、
どこでもだいたい手に入る8や9速チェーン、
そんでもって安定のSHIMANOもしくはSRAM、
このあたりのグレードは問題なく使えるのに
かなりリーズナブルに設定してくれているので
使いたい感じに合わせられるし
仮に故障しても代替が手に入りやすい。

今や13速のギアが出てたりするけど、
別に段数多ければ、ってわけでもないので
住んでるエリア、使いたい感じから
オーナー様に合わせて製作可能です。

このギア構成だと、
EBS京都から大原までは十分余裕、
鴨川のちょっと荒れたとこも、
大通りで少しグッと速度に乗せたい時も、
めちゃくちゃ重い荷物載せてて
少しでも軽く漕ぎたい時など
全てに対応しうる構成かな。

足りなければ足せば良いんです。
車のように純正が一番完成されているわけじゃないのが
自転車選びでは悩ましいところですが、
持ち主にとっては楽しい部分です。

カスタム、楽しんでいきましょう!

TURN、趣味性の強い自転車ではあるものの
強烈にオーナー様のライフスタイルにフィットすると思います。
やっぱ犬と一緒に暮らす、動物と生きるって特別な経験。

僕も同じ立場ですので
毎日楽しく生きれてるのは確実にあいつのおかげでもあるのですが、
同時に儚さも感じてしまうことも。

今回の人生でどこまで行ったり見たりできるかはわかんないけど、
僕たちの自転車で地図が拡がったり、
楽しみが増えたりしているならもう最高しかなくて
感謝しかないです。

TURNは製作台数がかなり限られてるので
パッと買ってはいどうぞ、ってのはかなり難しいけど、
タイミングによっては半年くらいでゲットできる時もあるので
気長に、そして事前にご相談いただければと思います。

これはEBSの全ての自転車に言えますが、
今まではハンドメイド故の
受注後のオーダー、溶接、ペイント、組み付けなどで
どうしても時間のかかるオーダーバイクという方式でしたが、
今はなぜか量販車が手にはいらないという逆転現象が起きてしまってます。

これは大手の資金力で、大量生産であればあるほど
同じパーツで構成し、同じ値段で出す責務が発生するためで、
例えば3000台作って、はじめの1000台だけSHIMANOのパーツ、
次の1000台は聞いたことないディスクブレーキがついてる、、
でも同じ値段。
みたいなことを避けるためなのですが、
いろんなメーカー様に聞いてもかなり苦労してます。

ある種、全て違う仕様で組むEBSは
そのあたりの制約がないので自由で、かつ柔軟です。
フレームはどうしても製作数に限界がありますが、
国内で全て完結しますので
1日1日、確実に進みます。

かかる時間を楽しむのも
オーダーの醍醐味ですが、
こういった逆転現象も楽しんでいければ最高。

「この自転車はあの頃の製作だぜ!」
って、10年後とかに
まじでわかるやつにしかわからない伝説になると思います。笑

なんでも楽しめれば。

ではでは。。

MASN