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GRX Limitedモデル、国産自転車での投入。EBS STUFF Disc!後編。

[前編はこちら]

毎週ブログ書かせてもらって、
インスタでも色々ゆるりと上げさせて頂いてますが、
どんどん秋深まりますね。

どうしてもオーダーという側面上、
時間を少しかけて作るのが醍醐味ですので
よし、今日買って明日乗るぞ!って方法は取れないのが残念ですが、
すでに乗ってる方、紅葉までに間に合いそうな方、
個人的に、ですが、今年は多分京都の紅葉抜群です。

この時点での気温の下がり方はもう完璧。
あとはうまくグッと冷えて、樹々の活動、冬の準備をどこで始めてきてくれるか、
グッと溜め込みだしたらどう風雨を回避して抜群の時期に、どこで観るか。

去年と同じじゃないし、来年も違う。
人生これからでしかないけど、
抜群の状態、気候で自分も抜群でいられる日
(かつ仕事休み)の日ってあんまりないから、
今年もばっちり楽しみたいですね。

紅葉の良いとこは散っても綺麗なところ。
紅と黄、茶の秋のコントラストを舞台に
ひとり、もしくはふたりくらいで自転車で散策。

集団で走るのももちろん楽しい。
でも、僕はそこまで大人数得意ではなくて
(自転車屋としてどうなんだそれは。笑)
一人とか、二人がいい。

誰もいない静けさや、ひんやりした朝の感じ。
好きな時間に好きな食べ物を目指し、
好きなタイミングでチルアウト、
好きなタイミングでお風呂、酒。

これが好きすぎて自転車乗ってるので
全く健全なスポーツマンではないけど、
自転車って突き詰めると単独のスポーツなんで、
十人十色の楽しみ方があるし、
その「どこ行ってきた!」「あそこやばいよね!」
みたいな話を聞くのが僕はショップやってて最高に楽しい。

とか言って、一年に一回くらい
たくさんの人とぶらつくのも好きなんだけどね!笑

最近めちゃくちゃイケてるロケーションで
スーパー静寂のなかライドしてその余韻に浸ってますので、
(イワナがもう過去最高クラスに美味かった!)
EBSオーナー様、僕に楽しかったライド話投入してくださいね。


さて、そんなこんなで今日ご紹介するバイクに乗られる方は
来年のお花見、紅葉を走りながらみられるように頑張る予定。

良い感じのスポット見つけて走ってたら
気付けば山に入っててもOKなグラベルを含んだツアラーとしての性能。
ツアラーとして優れてる、ってのは
オンロード、オフロード問わず安定しているということであり、
疲れてきても安心して走れるというのは街乗りにも通ずる。

京都は日常の中に思いのほか荒れた路面があって、
鴨川のようなみんな気軽に通ってるけど
このタイプのタイヤサイズならもっと楽に走ることができたり、
御所などの完全砂利区間などもグリグリ走れるので、
今までは無意識に避けていた場所に無駄に入っていくようになるその感じは
なんとも言えない口角の上がり具合です、マジで。

そんじゃ、後編、いってみよう!
みなさま、本当におすすめの組み方なので、このチャンス、ばっちり乗ってください!

今週のご紹介は…

Engineerd Bike Service (EBS)
STUFF GRX Silver Complete

これは650Bホイールでの組み方。
今回はまさかのホイールサイズ、タイヤサイズ選べるという
「コンプリートとは?」ってなるレベルの部分をカスタマイズすることができ、
かなり力入れてます。

650か700どっちがおすすめ?
ってのはよく聞かれるんですが、
もうマジでどっちも良いのよ。

今回はゆったりツーリングをイメージしてるので、
昔のランドナーとか、スポルティーフな歴史から
現行の規格、現行のアイテムを使う、という点で言えば700C、
足つきを良くしたり、乗り心地重視などであれば650Bですかね。

グラベル重視で言えば650で走破性を高めるとかなら
650×47くらいのサイズで、
逆にオンロード多めで通勤ベースとかだと
700×38とか35とかあたりが気持ち良いかな。

このあたりお話の上で決めていければと思うので、
悩んだ時はいつでもご相談ください。
走るエリア、やりたいこと、今っぽい感じ、とかどっからでも大丈夫ですよ。

そんじゃ、今週はサイドから見てみよう!

サイドビュー。

レーシーな空気感をできるだけ抑えて大人っぽいカラーリングと組み方で。
でも、入ってるのはGRXという結構渋い構成で完成車になってると思う。
あとは好みのサドル、ペダルなどを入れて楽しんでもらえれば。
ペダルレスですが、ペダルの取り付けも可能ですし、
完成車のままでかなり良い仕様まで作り込めてるので
まずはそのまま。
ちなみにサドルはBROOKSじゃないです。
スタンダードなサドルでまずはよろしくお願いします。
BROOKSをお得に入れられるキャンペーンもやってるので
新車と新しい革から始まる自分とのストーリー、始めちゃってください。

やはりの横顔。SHIMANO GRX 限定版。

このクランクがなければこの企画はまずなかったですね。
いつものSHIMANOのシルバーとは全く違う出来栄え。
これは僕たちもかなりびっくりしました。
このご時世、ポリッシュで仕上げてくる、しかも最大大手が。
これは痺れましたね。
中が黒なのもなんか純正なのにカスタム感あって良い感じ。

48T/31Tの落差ギリギリ、この構成はGRXが出た時からだけど、
今改めてこのくらいの構成が良いなって思ってて、
出したいスピードと欲しい軽さ、両方兼ね備えてると思う。

普段はアウター、どこかで激坂に遭遇してしまった時は
しっかりパンチの効いた軽さを出せる仕様でこれはさすがシマノ、みんな満足だと思う。
でかけりゃ良いってわけじゃないし、小さければ良いわけでもない。
プラス、このクランクやシリーズ自体がレアキャラなので
やっぱ所有欲的なところも満たせるのが最高ですね。

FDももちろんGRX。
性能は言わずもがな、ですが、
強いて言えば105とアルテの間くらい、と言った感じでしょうか。

もちろんスタンド台座あり。

EBSのバイクはほとんどがスタンド台座付き。
必要ない方は外すこともできますが、
グラベルロードやこうしたツアラーで
今センタースタンド台座がついてるのってかなり少ないので
その辺りの便利さにもフィットしてると思います。

今回の純正カラーは街/山両方いけるカフェベージュ。

今回は純正カラーを用意。
もちろんフレームカラーは好きに塗ることができますので
お好みでオリジナル作ってくださいね。

純正をご用意させてもらうのは
少しでも価格を抑えて製作したかったから。
もし、このカラーにはまる方がいらっしゃればカラー代金かかりませんので
少しだけお得です。

とはいえ、やはりみなさま好きなカラーありますよね。
カラーに関してはどうしてもお金がかかりますが投資の価値ありだと思います。
いくらスペックが良くて、お得に買うことができても
気に入ってなければ意味ないですからね。

何色でもOK、色々ご相談ください!

純正のボトルケージ台座数など。

今回のSTUFFの純正でのダボ穴などのスペックは
・ボトルケージ台座×2
・フォーク中間ダボ×1
・フォークダブルアイレット
・リアシングルアイレット
・リアキャリアダボ

上記スペックです。

基本的にこれだけあれば色々できますが、
フォーク3穴、ダウンチューブスリーボトルなど追加工可能です。
EBS KYOTOではよくやらせてもらうダイナモコードガイドなども
追加工なので、どんな形にしたいかご相談ください。

これ、コンプリートとか言ってるけど、
オーダー的なお話させてもらうことになりそうですね。笑
せっかくなのでみなさまとお話、メールでのやりとりしたいので
お気軽にご連絡ください!

リアビュー。

クラシカルな細身なクロモリフレーム。
そこに現行規格、現行パーツ。
修理が可能で、供給もあるしっかりしたものだけを使用。

その上で懐古しすぎない、古き良き、をしっかり引き継いだ上で
今の考え方もしっかりのせていくのがSTUFFです。

RDももちろんGRX。

GRXのRDはメカっぽくてカッコ良い。
その上でシルバーも出たもんだからびっくりだよね。

もともとシルバーだったロゴはそのままに
シルバー部分が増加。

RDはシングル、ダブル用と分かれており、
これはダブル用のMAX 34Tバージョン。

ギア比率1.0以下を達成しているので
グラベルロードとしてはもちろん、
かなり優れたツアラーになってると思いますね。

ちなみにチェーンはKMCを。
肉抜きの入った軽量チェーンで、かつしっかり
処理の入った良いチェーン持ってきてるので
このあたりの満足度も高いと思います。

GROWNハブ。

純正採用しているのは多分EBS KYOTOだけ。笑
専門店だから可能、ってのもあるけど、
これはどうしても使いたかったですね。

もともとはオールシルバーで組んだ時、
クランクやハブ、リムをシルバーにすると予算が爆上がりしてしまって
なんだかなー、ってところに加え値上げに次ぐ値上げが来たので
ホワイトやキングなどと張り合いにいくのではなく、
高スペックながらしっかり価格を安定させられるパーツってないかな?

ってなった時に一緒に作ってくれるところが見つかったのがはじまり。

使ってみるまで正直ナメてました。笑
これ毎回言ってるけど、かなり良いです。

WHITE INDUSTRIESやCHRIS KINGにはスペック表からして違うし、
値段も3倍、4倍と変わってくるので比べるもんじゃない。

でも、ホワイトを使いたい!という掘れば掘るほど輝いて見える
一流のパーツを使うことの満足度は半端じゃない。

その上で、価格を抑えて妥協もしない、ってのがGBハブの意図。
12スルー、15スルー、QRと対応し、SHIMANO HG 11Sボディ。
ボディについてはコンバージョン考えてますが、
ちょっとこの辺は未定かな!
色々できるようにする、ってのは素晴らしいんだけど、価格上がると意味がないので。

GBハブは現在単体での販売を行なっていないので
持ってる方はラッキー、です。

ちなみに数は少ないけどカラーハブや別注カラーのローターもあるので
そのあたりもご相談OKです。

リアブレーキもGRX。

今回のコンプリート仕様では
ローターはベーシックなもので160mmのものを使用します。
140mmはカスタムとなりますが、
ローターの種類によりますが140mmを選択してもアダプターを使用しない分
価格はあまり変わらないと思います。

小ぶりで目立たないローターにしたい方などもご相談くださいね。

オールドマウンテンなバイクが欲しくなったり、
正統派のツーリングロードバイクが欲しくなったりと
旅と日常のクロスオーバーなお問い合わせが多い
EBSの自転車たち。

EBSのブログ自体が単一ブランドなので
適当に掘って当たるようなサイトではなく、
ここまで読んでくださる方全てに感謝。

その中で、この激烈キャンペーン
グッと来てくださるかたいらっしゃれば最高。

正直、安い!ってなる数字ではないです、、
が、本気で頑張っても今このくらいです。
11月からはアーリーの価格ではなくなるのでご注意ください。

長く使える自転車を組みたい方、
是非この特別なGRXの喜びシェアしましょう!

来週からはまたオーナー様のバイクチェックさせてもらいますね。

ではでは…

MASN

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