細身なクロモリでツーリング、最大限の積載量という尖り方。
さて、日に日に暖かく、そして天気も良い京都。
今の所かなりストレートに春がきていて、このペースだとドンズバで入学式シーズンに桜ふわりなタイミングになりそう。
僕たちバイクショップの春といえば皆様が最も必要に駆られて、あまり悩む時間もなく色々決めてしまいがちな春。スポーツの秋も同じくらい忙しくさせていただけるんですが、こっちはまだ事前に準備ができるからあんまり焦る方もいらっしゃらないですね。
EBS KYOTOはというと、春夏秋冬関係ありません。笑
もちろん、過ごしやすいシーズンとか、運動したくなる季節はお問い合わせもかなり増えるんですが、残念ながらオーダーという側面上、事前にご予約いただいた方から製作していくので今のオーダーは車種によりますが秋を目指す形になります。
春前に塗り上がったフレームはやっぱり間に合わせたくて夜まで組んでることもあるけど、基本的には通年、一台一台じっくり組ませてもらって、ご相談もゆっくりさせていただくので、いつでもお気軽にご相談ご予約くださいね。
ばたばたしすぎて、早く買わなきゃ!みたいな空気感、あんま好きじゃないんだよね。
実際、いろんなブランドを扱うショップさんのこの時期の自転車は車種、カラー、サイズがばっちり、なんて状況がレアになるから仕方がないんだけど。
今年は僕がいなかった間、お店を守ってくれたこばやん(E.B.S代表)も立ってるので二人体制。
だから、僕が組みに集中していてもご相談可能ですのでご安心を。
4月に入ってくると別のショップに行っちゃう可能性もあるけど、基本ふたりでやってると思うのでどちらでもお声がけください。
さて、今週のご紹介は僕たちのもうひとつの表現、GROWNというブランドの自転車をご紹介。
GROWNはEBSの根本にある「長く自転車を使う」という日本のものつくりの部分から山やアウトドアの遊びの空気感を感じるブランドです。
なんでその空気感を纏っているのか?は
「RawLow Mountain Works」のRyotrawをディレクターとしてチームを組んでいるから。
EBSに響いてくれる方はローローマウンテンワークスもご存知、というかバッグ何個も持ってる方が多くてさすが、というところなんですが、人気すぎて手に入らんわとかなり大変だそうな。笑
EBS、特にGROWNに乗るならばこのバッグとの親和性は最高なので、予約してバッグも手に入れるべし。
僕は普段使い、低山ハイクの範疇ですが、がっちり山行、冬山から挑戦的なウルトラライトアタックまで超超実用目線のブランドです。
そんなGROWNももちろん遊びの中で生まれた研がれた実用品。
基本はRyotrawの自転車という道具に対しての想いの初期衝動。
そこにEBSで製作したフレームを基に、純正で「これだ!」という装備を抜粋、仕様に含めた上で製作。
カラーやフレーム仕様をあらかじめ決めることで価格を抑えて製作、そこからRyotrawが実際にテストしまた製作。
結果的に、間違いのない仕様がはじめからお得にコンプリートで手に入る!というものです。
EBS KYOTOではカラーオーダーなどが可能ですが、販売協力店様ではフレームセットとして販売させていただいておりますのでその年のおすすめのカラーでの販売、なのですが、これもかなり真剣に決めていて、RAWなどアップチャージのかかるカラーが純正になっていたりとこれまたお得!
お得に乗るだけが全てではないですが、かなりいけてるバイクができあがります。
んでもって、今週のご紹介はGROWNからCODAというフレーム。
CODAは楽曲の最終章、みたいな意味合いがあって、「この形が最高でしょ!」という楽節の最後とも言える形を自転車で表現したものです。
とはいえ、最高なんて今その瞬間にうつろうわけだし、ひとつじゃない。
CODAではその時期その時期の最高を表現していくため、香りを同じくして、おそらく形は変わっていくと思う。
今日はそんなCODAの3rdモデル、最終後期仕様を。
店頭でもラスト一本の限定仕様なので、このCODAを手に入れられるのは一旦これが最後です。
それでは、今週のご紹介は…
GROWN BIKE (by E.B.S) CODA

ボリューム感がいい。
このバイクは店頭でカスタムしていた展示車をベースにカスタムいただいていて、当日納車したパターンのものなので、かなり僕の好みが入っちゃってますが、それにグッときてもらったことが何より嬉しいですね。
もちろん、オーナー様のお好みでそこからしっかりカスタム。
後輪のフィーリングなどは後から調整。
CODA(3rd)の基本仕様。
フォーク仕様 | フレーム仕様 | 推奨仕様 |
---|---|---|
100mmエンド | 130mmエンド | シングルスピードでシンプル街乗り! |
ダブルアイレット | シングルアイレット | 8速くらいでクロス仕様。 |
フォーク3穴 | センタースタンド台座あり | ラックフル装備のツーリング仕様。 |
フォーク中間糸巻き台座 | 1インチヘッド(ITA) | |
ロードエンド |
サードモデルのCODAはこんな感じ。
次のCODAはマイナーチェンジではなくかなり変わる予定なんだけど、まだ未定。
EBSでプロトタイプ作ると思うのでそこからのブラッシュアップになると思う。
逆にいうとこの仕様で乗ることができるのはこれで最後。
サードのLサイズがラスト一本なので、グッときた方はぜひ、です。
いつか、あの時代のCODAも良い、って言われるマルチ感がすでにあります。
フレームマテリアル | 内径変化(バテッド) | パイプ内径 |
---|---|---|
Kaisei 024 フルクロモリ | ダブルバテッド | 1.0mm-0.8mm-1.0mm |
CODAは022仕様と024仕様があったんですが、このバイクは024、最も丈夫なヘビーデューティ型。
とはいえクロモリの中では軽量の部類で、厚みが増したからこその優しさがあって、スポーツ用途の中でも過酷な道を含むロングライドやツーリングなどではがっちり支えになってくれると思います。
CODAのフレームサイズ展開。
フレームサイズ | シートチューブ長 | 身長目安 |
---|---|---|
S size | 別注オーダー | |
M size | 530mm(次期予定) | |
L size | 555mm(次期予定) |
現在次期モデル思案中。
GROWNはひとクセあるフレーム展開が魅力だけど、CODAはオーソドックスだからこその「最終楽章」的な部分があって、あまり突飛な変更はしないけど、長く愛される型にしたいと思っています。
店頭では今の所の詳細もお応えできるので、次作もお楽しみに。
フレーム価格 & コンプリート価格。(2023/3時点、次期モデル予価)
コンプリート設定 | 価格(税込) | 主な仕様 |
---|---|---|
Frame & Fork set | ¥184,800- | フレームとフォークのみ |
Basic Complete | 未定 | 未定 |
残念ながら大幅値上げとなります。
ですが、今回は高騰、とかそういった類の値上げではなく、また違った意匠になる予定なのでこの価格設定です。
多分、これ以上は上がらない、、はず。。
ややこしくなって申し訳ないですが、本日紹介しているCODAは現行、価格はそのままです。
旧型、みたいな見え方をしてしまうけど、そのようなことはなく、このCODAはサード、この時点で完成している最終後期です。
セルシオの20後期が好きな人も、30前期のあの感じが!って人もいるじゃないですか。(いつのVIP世代だ。笑)
その感じだと思っていただければ。

このバイクの仕様表。
部位 | ブランド | パーツ |
---|---|---|
Frame | GROWN | CODA |
Fork | GROWN | CODA |
Handlebar | NITTO×BLUE LUG | Losco Bar |
Stem | NITTO×EBS | EBS-S10 |
Grips | OURY | MTB Grip V2 |
Shifter | Microshift | M11 |
Brake Levers | Avid | V lever |
Head set | CHRIS KING | Grip Nut |
F Brake | SHIMANO | T2000V |
R Brake | SHIMANO | T2000V |
Seat Post | GP | N/B |
Saddle | Selle ITALIA | Turbo |
Seat Pin | GB | 31.8mm |
Crank | GB | PCD110 |
Chainring | Wolf Tooth | 32T |
Pedals | MKS | Rambda |
Front Hub | original select | 32H |
Rear Hub | original select | 32H |
Rims | original select | 32H |
Spokes | original select | 2.0mm |
Tire | TERAVAIL | Cannonball 700-42C |
RD | SHIMANO | RD-M4000-SGS |
cassette | SHIMANO | CS-M4000-46T |
Wire | NISSEN | Ohcre |
Chain | KMC | X11 |
Front Rack | NITTO×SimWorks | Half Moon Rack |
Front Basket | WALD | 37Basket |
Front Light | Kiley | アイライト |
Stem Bag | BLUE LUG | フェアウェザーステムバッグ |
Pannier Bag | North ST | X-pac |
Saddle Bag | Carradice | ネルソン |
Bag Supporter | Carradice | バッグマン |
フレームカラー。

もうめっちゃプロテクター正面だけどフレームカラーはマットグレー。笑
なんでいつものカット撮ってないんだよ!と思いますがありません。
マットなスモークグレーはEBSをご存知であれば一度は見たことのあるカラー。
サフェーサーの様な色合いで、素地感を大切にしています。
ちなみにレザープロテクターの紹介もしておくと、こちらもGROWNから出ています。
GROWN BRANDというパーツラインを展開しており、「GB」という文字がロゴです。
このレザートップチューブプロテクターは画像のショート、ミディアム、ロングとあり、トップチューブを傷や靴のスレから守るもの、、ですが、ショートはオシャレの側面が強くて、アクセントに使ってもらうくらいのイメージです。
もし、キックスタンドがついていない車種などであればこれで防御したり、はあり得るかも。
これもハンドメイドなので、ある時とない時があるので入れときたいオーナー様はあらかじめ言っておいていただければ最高です。
GROWN CODAを前から見る。

積載性十分な拡張性。
ここにまだリアラックも、フレームバッグもOKで、それを支えるクロモリもそれに振った特性です。
パニアバッグを外してより気軽な街乗りもOKだし、フロントダブルにしてよりツーリングの特性を伸ばしても良さそうですね。
もともとツアラーとしての側面があるので、当たり前にスムースで気持ちいい。
特にサードのCODAはブリティッシュな側面とアメリカンな側面が混ざっているので働く自転車や、グラベルバイクの前身のアイデアなども盛り込まれていてまさにフルセット!な一台です。
ゆったりプロムナードで林道に入っていけるようなグラベル仕様へ。







カゴにスタンドに、、となるとママチャリみたいになることを危惧される方もいらっしゃいますが、流通しまくる形はそれこそがひとつの解であり、日本を走る最も適した形になりうるのです。
でも、量産されるがゆえにどうしてもコストダウンを追求せざるを得ない部分もあり、そこを自分好みに追求していくことが日本の自転車道のひとつといっても良いかもしれませんね。
ってことでハンドルはとびきりセクシーなLOSCO Bar。ブルーラグのNITTO別注ハンドルですね。
ゆったり手前に返ってくるプロムナード型ながら極限まで攻めた造形。めっちゃ好きなハンドル。
焼き入れ加工もしてあって、しっかり硬さがあるので走りもいけちゃうのがさすが。
走り方によってはステムを4本クランプにする必要があるので、その辺りの剛性感はご相談にて。
カーキなグリップはOURY。
そこへつながるAVIDのレバーの間違いないのにリーズナブルなところもまた土っぽくて最高。
シフトレバーはマイクロシフトのMTB用サムシフターを。
このあたりは手に入り辛くなってきていて運も絡んでくるのですが、AVIDなんかは当時片側800円くらいで手に入ってたのでこのクオリティでこの価格、大切に守ってくれれば、、最高だけどもうすで上がってます。
ラックはハーフムーン、こっちはシムワークスの別注、製造はこちらもNITTO。
ハンドル周りだけで3つのブランドがNITTOにお願いしているという強烈なNITTOへの信頼。笑
さすが100周年。
Sim Worksのラックは形が良いですね。
今回はWALDのバスケットを載せましたが、ラック単品ですでに色々載せることができます。
左右にパニア、天板自由、なんか前にネジ穴ふたつついてたのでライト入れてちょっと間抜け、でも速いラリーカーみたいに。
便利装備の中に眠る確かな性能。ツーリングバイクとしての出番もいつでも。






ヘッドセットはクリスキングのGRIP NUTを。
オーバースペック、と言われるかもしれないが、オーバー上等。
逆にこのヘッド剛性が騒がれてどんどん大径化していく最中、1インチのパイプにこそ良質なヘッドが必要では?と考えています。
真鍮のベルはあえて表面をざっくり剥いで経年変化を即、促しました。
バッグ類はブラック、グレー配色系で統一。
ステムバッグ、パニアバッグはX-PACで軽量丈夫に。
ラックの取り付け距離がいい感じだったのでバスケットの間にドリンクホルダー兼小物入れ的にステムバッグを配置。
パニアバッグは小型に収めて必要最低限のエクストラバッグ的な使い方のイメージ。
フォークの3穴、糸巻きは3rdモデルから採用されたEBSのVOKKAなどからきた積載性UPのカスタムです。
これが1インチフォークに入るだけで一気に今っぽくアップデートされますね。
GROWN CODAを横から眺める。

写真撮るのヘタだなー僕。。
A氏すみません。笑
MTBさながらのフロントシングル/リアメガレンジ。
バスケット+ラックスタイルならではのスプリング取り付け。
大型のサドルバッグ。
ツーリングバイクとしての特性を押さえながらギア比、タイヤはグラベルと冒険心くすぐるバイク。
Lサイズの重厚な佇まいもナイス。
僕には乗れない大きさだからこそ憧れを禁じ得ないですね。
ツーリングだけじゃない。しっかり街乗りしやすいセットアップ。




こういうカスタムだとかなりグッとくるハンドルスプリング台座。
後付けもできるし、問題なく使えるけど、やっぱこの方式の収まりの良さは半端ない。
荷物が重くなってくるとそれの保持だけで実は結構な力を使ってしまってたり、駐輪時に重さで持っていかれて倒れる、みたいなことって普通にある。
それを防げるものではないけど、あったらかなり便利な補助役。
体感で言うと30%くらいはこのスプリングが保持してくれるイメージ。
すぐに取り外すこともできるし(取り付けは工具があれば一瞬だけどないと苦労します)切れたら交換もできます。
フロントギアは信頼のウルフトゥース。
今回は32Tでかなり小さいギア比まで落とせるように。京都の峠ならどこでもいけるんじゃないかな。
ギア比はお好みに応じてカスタム可能ですので、オーナー様、いつでもご連絡くださいね。
ペダルはRAMBDA。
個人的にめちゃくちゃ好きなペダルで、おそらくMKSで最も靴に優しい。
僕はコレクターではなく、ガンガン履き潰しますがスニーカーが好きで、履き潰すからこそ長く使いたい気持ちが強いです。
だからこそこういった爪が立ってない、でもしっかりコンケイブで安心して踏めるペダルは好きです。
このラムダ、なんといっても軽快車に採用されていた歴史もあり、やはりそうした便利で普遍的な魅力も兼ね備えてる、んだけど、その軽快車のブランドさん、かなり尖ってますよね。けっこう特徴的なペダルだから好み分かれたと思うんだけど、企画を通したその人にリスペクト、です。
これまたツーリングを思わせる、座面安心系サドルに大型でクラシックなサドルバッグ。





サドルは名作ターボのミラノモデル。
EBS KYOTOはメインがBROOKSの取り扱いなのでセライタリア、アナトミカ、ジルベルソーなどの革サドルはあまり出てこないですが、少数ながら取り扱いありますのでカスタムのご相談の際はなんでも言ってくださいね。
サドルバッグもこれまた往年の名作キャラダイスのネルソン。
今はこういうループ系のデザインはもっとアクセスしやすいように洗練されているけど、逆にそうじゃない!って方もいるはず。そんな方はネルソンなどのクラシック型がおすすめ。
容量も、強度も十分。なにより渋いよね。
後ろからGROWN CODA を楽しむ。

バッグを取り付けている時のごちゃっと感と、全部外した時のシンプル感が同居したこのスタイルは一台でなんでもしたい方には特におすすめ。
オールロードとか、そうしたジャンルではなく、あくまでツーリングバイクベースなんですが、CODAはかなりマルチに使えますぜ。
多分、このロットのCODAでロードエンドは最後になり、43Cクリアランスのシングル可能なバイク、ってのはエキセントリック機構などの特殊なカスタムが必要になってくるので、ラスト一本、ぜひ。です。
リアには大型スプロケット。山に誘う仕様で。



リアはしっかり広めのギア比で。
この写真を撮った時はシングルで組むかまだ迷ってたのでピンなしですが、製品版ではピンが入ります。
このホイール、とってもリーズナブルながらいい感じだったんで採用したんですが、丈夫なハトメ系リムにシンプルなシルバー、MTB11Sのフリーボディ、リムブレーキの今じゃちょっと珍しいやつ。
リアエンドにはライトをセット。
バレットライトのちょうどいい大きさが最高。
リアバッグサポーターはNITTOのものでなく同じくキャラダイスが昔に出していた形のデッドストックを。
これたまたま見つけたんだよね、系列店の倉庫で。笑
今もう一回アップデートして出したら確実に売れると思うけど、もう今の支える形しかないのかな。
グラベルタイヤに街乗りスタンド。両方取っていくハイブリッドバイク。




街乗り仕様でしっかり両立スタンドを取り付けたかと思えば、今すぐグラベルライドに出ていきそうなサンド系タイヤもしっかり装備。
この縦横無尽な感じがCODAの最高ポイント。
なんでもできるが故にHey Joeなどの様にスタイルがはっきりしているバイクの陰に隠れがちですが、僕が取り扱っているフレームの中で最も好きなフレームであり、次作の改変にも本気で取り組んでいます。
タイヤはテラベイルのキャノンボール。
このタイヤは京都にとっても合っていて、御所などの砂利系にもしっかり対応。
粒の大きい石は別にノブとか関係ないんだけど、しっかりボリュームがあるのでグリグリいけます。
鴨川は言わずもがな、ですが、一号線脇などのなぜかアップダウンが激しくて、なぜか荒れている路面にはばっちりハマるので、京都とグラベルタイヤの相性って結構いいかも。
自然と街の割合も好き。
ブレーキはノーマルVで。
SHIMANOでも最もベーシックなものですが、逆にこれがめちゃくちゃいい。
でももうSHIMANOはVブレーキ全然作ってません。。
セーブザリムブレーキなあなたは今のうちに新品ワンセット持っておいてもいいかも。
CODAの製作状況。(2023/3/16時点)
今回紹介したGROWN CODAは店頭にあるラスト一本で一旦終了。
多分、このスタイルをよりクラシックに落とし込んだフレーム規格をTobiraで出すことになると思う。
次回作は来月くらいからプロトタイプ製作、まずは2本くらい作ってみて、乗ってみて、になると思うので
謎の自転車がEBS KYOTOの前に現れたらそれは試作機です。
試乗可能ですので、乗って、意見ください。
CODAのベースとなる属性、方向性はすでに決まっているので、作り出してから半年くらいあればしっかり製品レベルにくると思う。
初回ロットは相変わらず極小になりますが、確実に良いもの、というか僕が乗りたい形作ってるので、EBS KYOTOのテンション、MASNの組み方が好き、って言ってくださる方は是非乗ってください!
現在のストック状況。
モデル | カラー | サイズ | 仕様 | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|
CODA | カラーオーダー可能 | L | 8速コミューター仕様 | ¥250,000- |
店頭展示してあるフレームがほんとのラス1で、Lサイズのみとなります。
身長が合えばそれだけでかなりお得な仕様で組んであるので、サードの最終後期オーナー、募集しております。

このバイクの製作秘話。
このCODAは展示販売用に僕がベースを組みました。
実は店頭展示用で僕がベースを組むことって少なくて、EBSは基本、展示車にいろんなカラーを使ってイメージが先行してしまい、オーナー様の好きなカラーが奥底にいってしまわないよう、RAWやグレーなど目立たないカラーを展示車として位置付けています。
でも、これはグレーは守ったけど、ワイヤーの色合いなどでざっくり遊んでいて、ハンドルもEBSのオリジナルでなく、専門店あるまじき、というか個人的に自分で乗りたい形で組んでいます。笑
オーナー様はかなり感性が近くて、とてもうれしかったですね。
別に革パーツを入れたり変更点はたくさんあって今はオリジナル化していますが、これこれ!ってなってくれたことに今も感謝しかないし、もしかしたらそれが嬉しくてこの仕事をしているのかもしれません。
CODAはなんでもできるからこそ成り立ったスタイルですが、次作もとても良くなりそう。
僕も展示用でなく、自分用に組みますが、好きに試乗してもらってOKなので、MASN仕様もお楽しみに、です。
A氏、またいつでも整備、カスタムきてくださいね!
色々お話ししましょう!
EBS KYOTOではその他展示販売車を5台ほど常に作っておいていますので、グッとくる仕様でサイズが合えば工賃からカスタムカラー代金などまるっと引いてありかなりお得ですので、この時期にすぐ欲しい方などはタイミングが合えばご相談くださいませ。
Engineered Bike Service/MASN
コメント