展示車の販売をしているよ。
んで、めちゃくちゃ久しぶりにHOBOの販売です。
自転車として、完成している形って何個かあって、そのうちの一つ、ランドナーやスポルティーフは当時のまま、基本的に何も変わっていない=完成されたひとつの解になっていると思います。
「クラシックなロードバイク」を想像してください。
おそらく、多くの方がクロモリのホリゾンタルフレームにドロップハンドルで組まれた姿だったと思います。
その万人がイメージする姿にフェンダーや露出型ブラケットレバーなど、よりそこを感じていただける仕様を盛り込んだバイクが今回販売させていただく展示車となります。
今回ご紹介するのは…
Engineered Bike Service(EBS)HOBO
Instagramやオンラインストアの商品説明欄などにも書かせていただいていますが、このレベルのタイムレスデザインを販売して回転させることに意味はあるのか?(10年後も展示車として使えるのに)
ということですね。
これは個人的なお話で販売しているに近いのですが、自転車って乗ってなんぼです。
なので、展示車として組まれ、展示車として最後までそこにいる、それはなんか違うんじゃねーのか、ってのが1番大きな理由です。笑
このHOBOを見てHOBOをオーダーしてくれた人がたくさんいます。
また、次代のHOBOを組んでも似た色で、似た仕様で出すんだと思うんですが、一旦、お疲れ様の気持ちを込めて割引販売を開始しました。
スペックあれこれ。
フレーム/フォーク規格。
フレーム素材… KAISEI 019ダブルバテッドフルクロモリ
フレームカラー… EBS Ice Blue
フレームサイズ… Mサイズ(TT 535mm / ST 537mm)
身長目安… 168cm〜175cmくらい
ヘッド規格… 1インチスレッド(ITA)
シートポスト径… 27.2mm
BB規格… 68mmBSAシェル
エンド規格… フロント100mm / リア130mm QR
Maxクリアランス… 700-30C/今回搭載のフェンダー取り付け時は25C
パーツスペック。
ヘッドセット… Dia Compe Classic 1”
ステム… Gran Compe 25.4/100mm
ハンドルバー… NITTO×EBS EBS-30 Drop bar
ブレーキレバー… Dia Compe GC 202H Custom(Black)
シフトレバー… SHIMANO SL-R400 -R
ワイヤー… NISSEN Vintage Cable
ホイール… tobira bicycle Wheel (10S Shimano)
タイヤ… Panaracer Agilist 700-25C
チューブ… Schwalbe SV15
ブレーキキャリパー… Dia Compe BRS101
ブレーキシュー… Tioga Silver Shoe
シートポスト… N/B 27.2mm
サドル… BROOKS B17 Narrow
シートピン… Sugino 19mm
フェンダー… Honjo×Sim Works Fuji 36
クイックレバー… Blue Lug Silver QR
ボトムブラケット… Sugino CBB-F 103mm
クランクセット… GB PCD130 Crank set(170mm)
チェーンリング… Blue Lug PCD 130 42T Narrow Wide
チェーン… KMC X11EL
リアディレイラー… SHIMANO RD-M310 Altus
カセットスプロケット… HG-50-8S
ペダル… MKS UB-Lite
今回新品交換したもの。
室内保管でも少しづつ劣化するゴム類。
具体的にはブレーキシュー、タイヤ、チューブが新品になっています。
仕様変更にあたり交換したもの。
フロントシングル仕様にしたので、
クランクセット、BB、ナローワイドチェーンリング、チェーン、RD、シフトレバー、シフトワイヤー、ペダル
このあたりを変更し、ダブルだと価格が上がってしまう部分を変更しました。
ご購入時にフロント側のシフトレバーもおつけしますので、いつかダブル化したい時はつかってやってください。
僕ならここからどうしていくか?
フェンダーを取り外してよりすっきりな見た目に。
これは楽しみのひとつにすると思いますね〜!
工具はちょっと揃える必要があるけど、スポーツバイクを所有するにあたって持っていて絶対に損しない工具の種類だし、1000円あったらちゃんとしたもの買えます。この機会に六角レンチなどはセットで買ってもいいかも。
HOBOはフェンダーの取り外しそのものは簡単なんですが、車輪を外す必要があります。
ということは、必然色々触れるようになるってこと。
一回外すとしばらくそのままだったりもするけど、その次に必要に駆られてまた取り付けるってことはフェンダーの恩恵をめっちゃ感じられるはずなので、お金をかけずに2ルック、そして幸せにもなれます。笑
フロントダブルやホイールカスタム。
このあたりはお金もかかるけど、長い距離走るようになってくるとカスタムしてもいいと思います。
今で十分、100kmくらい余裕で行って帰ってこれるけど、スペックアップはまだまだできるので、より軽くしたり、僕がおすすめしているダイナモライト入れてみたり、ギアの数を増やしてみたり。
このあたりの後日ご相談も基本無料、遠方の方はEBS KYOTOでカスタムでなくとももちろんオーナー様ですので、変わらず受けてますのでお気軽に、です。
販売価格。
上記の仕様で、仮に完全に1から仕様組をした場合、ペイント代金や工賃などを含めればだいたい44万円くらいかな?ってところです。
HOBOを組む時の参考にしてもらえれば、です。
実際はフロントダブルやシングルはそこまで金額が変わらなかったりもするので、そのあたりはご予算やパーツ、色々加味した1番いい感じを目指しましょう。
もし、工賃などがかからないコンプリートを僕にお任せでいただければこの仕様なら40万円くらいまでは追い込んで攻められるかな〜というところ。
このホイールはtobiraの純正流用なので、このストックがもしなくなれば2度と実現できない仕様(手組するしかシルバーはおそらく実現しないですね)なので、この時点でもまあまあお得なんだけど、、
税込¥437,000-を→¥380,000-!!。
送料は無料、北海道、沖縄以外に対応しており、もちろんご来店の納車も大歓迎でございます。
これからもまだカスタマイズが楽しめるバイクなので、ぜひこの機会にEBSオーナーとなってください。
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このHOBOを掘り下げ紹介していくう!
このHOBOは試乗車で走行距離が乗っかってる〜、とか傷ありで〜、というものではなく、このご時世珍しい「訳なし販売」。笑
といっても、絶妙に欠品しているものとかあるので細かいところも含めて紹介していくよ。
オリジナルのドロップハンドル。
ハンドルバーはNITTOさんに別注しているショートリーチで乗りやすい、扱いやすい、硬くしすぎない僕たちが考えたドロップハンドル、「EBS-30」をチョイス。
オーソドックスで伝統的な形をショートにして握りやすく、ガンガン踏み込んで空力を!って感じじゃなく、景色を見ながらライドしたり、アップライトな姿勢でも違和感のないスタイリングが可能です。
焼き入れ加工をしないで済む曲げにしているので、硬くなりすぎず、優しいハンドルになっています。
これ、意外に重要で、EBSに近しいものを感じる人は喜んでもらえると思います。
地味にカスタムされたGC202H。
Dia Compe/Gran CompeのGCシリーズの中で、ホール加工された軽量、滑り止めブラケットレバー。
実は、このシリーズはもうブラックのブラケットは純正では出ていなくて(白オンリー)、互換性のある同じGran Compeのものから流用交換。
これからもそのブラケットは継続販売なので交換も可能で安心仕様。
手元にアジャスターが付いているのでブレーキバランスの調整も容易なんですが、ここの溝に入るゴムのOリングが付いていません。
ここだけ欠品ポイントかな?次の交換時にでも入れてやってください、なくても問題ないレベルだと思っています。
ここは外せない、ベントしたシートステー。
HOBOといえば、なベントステー。
ロングライドでも優しいしなやかな乗り味を生むステーですが、性能より前に美しさというか、「いいなあ」となるポイントじゃあないですか。
HOBOがHOBOたらしめる理由のひとつ。当然、乗ってみればわかるバネ感です。
おそらくレアになってくるHONJO FUJI 36フェンダー。
富士山麓。
このサイズ感のタイヤにフォーカスしているフェンダーなので、やはりビタビタ感が素晴らしいです。
この明らかにクラシカルな富士型フェンダー。
いろんなサイズで出して欲しいと熱望していましたが、製作上の理由が多分あって(手間かかりそうだもんね。)、おそらく次回入荷はないです。
長く使えるフェンダーなので、大切に使ってやってください。
あえてこのくらいの磨きにしていますが、磨けばもっと光ります。
BROOKS、レザーサドルも構成に外せない。
やっぱり、クラシックなバイクにはクラシックなサドルが欲しい。
サドルを合皮とかにすればもっと価格を落とせるけど、ただ安く出すのも(いや、安いです、マジお得です)違うな〜、って思ったので今回は座りやすくて、かつスポーツみも出しておけるナローのB17シリーズを入れておきました。
なぜBROOKSを多用しているのか?
アナトミカとかベルソーとかあんじゃん、ってたまに言われるし、採用もするんですが、なんでBROOKSなのか?という話。
これは、「扱いやすいから」に他ならないです。
Selle Anatomicaはめちゃくちゃ座りやすいけどちょっとデリケートなんですよ。
個人的に使ってもいるのでおすすめなのは間違い無いけど、雨のケアとか、張りの調整とか無視できない。
それを楽しめるなら長く使えるし、めちゃおすすめです。
Gilles Berthoudも丈夫だし、似合いますが、慣れてくるまでにちょっと修行期間があります。
修行期間(革慣らし)はレザーサドルの宿命ですが、その1番バランスの良いところに位置しているのがキングオブサドル、BROOKSだと思っています。
価格、丈夫さ、経年変化、アフターサービス。
価格。
スポーツバイクが初めてなら、ママチャリが2、3台買えてしまうこのサドルに躊躇するかもだけど、革のカバンを買うと考えればそうでもないでしょ?しかもイタリアの革、イギリスのハンドメイド。
丈夫さ。
結構雑に使っても5年、ちゃんと使えば10年いけるかも、なサドル。
10年後の自転車やサドル、絶対に同じ値段で買えないし、なによりもボロボロになるまで使ってきたストーリーが人生の彩りにマジでなります。
僕は初めて買ったBROOKS、いまだに持ってます。
あとは、ウレタンやスポンジサドルみたいに裂けないので長持ちです。
経年変化。
どんどんあなたに合う形になります。
張り直しもできて、たまに形を保てるように張ってあげてください。
色味も薄くなってきたり、よく擦れる部分が白くなってきたり、デニムのインディゴがうつってたり。
しっかりオイルを入れていけば飴感も出て、どんどんバイクに馴染みます。
アフターサービス。
これはけっこうデカいかもしれない。
BROOKSの総代理店はここのところずっと京都にあるので、距離的にも関係的にも近いです。
だから優遇される、というわけではないけど、パーツのこととかかなり聞きやすい環境です。
画像ギャラリー。
少しでも安く、という方はご連絡ください。
たとえば、家に使いたいサドルがあるからサドルを外しておいてくれないか〜?とか、
ペダルは自分のを使いたいから外しておいてくれよ〜!とか。
もちろん、サドルをまずは安いものから始めたい、ってお話、もしいただければご対応しますのでぜひ、です。
価格を変更した用紙などを作らせていただき、メールなどでお送りしますね。
他のパーツは外せないけど、ここは交換可能です。
あとはなんでもお気軽にご連絡くださいませ〜!
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