通勤とツーリングを一台で。生活線上に自転車、GROWN/CODA!

今週も始まりましたね〜。
なかなか読みにくい天気予報で
逆張りの天気になりがち、、と思いきや
短時間の降雨量がえぐいことになってたりと
相変わらずの京都ですね。

個人的には雨のお寺なんかも好きなんで、
しとしと系は好きだけど
あのレベルになってくると少し恐怖ですよね。

よりどこでも走れるバイクが求められていると感じる中、
やはりツーリングやATBがまた再評価されてきていると感じます。

派手さや流行りに全乗っかりした感じではないけど、
ずっと間違いのないものを提供することが
最も大切であると考えているので
こうした安定した規格がある種出揃っていて、
速球も変化に富む配球も可能なジャンルは好きです。

服装も、スタイルも、何もかも変化していきますが、
基本的な本質は変わることのない自転車を一台持っておくと
日々がかなり良い感じになると思います。

僕は今メインで乗ってるバイクはかなり長い年月経ってますが、
基本的なスタイルは変わらず今日も僕を運んでくれています。
このバイクがもたらした個人的な経済効果はかなりのもので、
京都での移動はほぼ此奴でクリアしているので
色々かなり浮いています。

正直あまり買った分取り返してやる!
みたいな側面はなく、
装飾的な走行に必要のないものがかなり取り付けられていますが、
むしろそれが良かったよね、
やっぱ「それが気に入っている」ってことが全てだな、と。

今週は色味についての気付きがあったりと
かなり良質な体験ができていて自転車にもガンガン活かせていけそう。
EBSはクラシカルな佇まいが魅力でもあるので
あまりごちゃつかせたり、いろんな色を使ったりしないけれど、
目立たない中での
「あなたの乗ってる自転車ゲキ渋ですね!」って言われて
オーナー様が嬉しくなる、そして自分でも(やっぱええなー)ってなる
自転車作りしていきますので
これからも一緒に作っていきましょう〜!

今週のご紹介は先週に引き続き
GROWNからCODAを。

店頭ではすでにご案内しておりますが、
次回製作のCODAのご予約も受付しております。

次回製作のCODAは少し変形版、
数本のみディスクブレーキモデルを製作しますので
こうした思いっきりクラシックと泥臭さを感じられるフレームに
制動力を上げていくようなカスタムがしたかった方は是非、です。
ちなみにこれはSHIMANOの限定版、
GRX Silver Limited用に製作するモデルで
製作ラインに乗せるものの初回はかなり少ない製作数ですので
この機会にクラシックグラベルバイクという
長く使えて今の感じ!ってのが好きな方はこちらも合わせて。

今回のGRXまじで質感良いのでほんとおすすめです。
8月のプロトタイプ販売に関してもご案内しておりますので
オーナー様のご紹介、お待ちしておりますね。

そんじゃ、今週のご紹介は…

GROWN(by E.B.S)
CODA

EBSやGROWNのフレームは変化していくので
変更が決まっているフレームは一気にレアリティ上がりますね。
このCODAは世界に数本しかないので
いつか、この頃のCODA復刻!とかやって
「うおおおお!」とかなるように頑張りたいですね。笑

構成としては
シンプルな1×8の街乗りで一番ちょうどいいやつ。
チェーンリングカスタムはこれからしていきたいところですが、
ナローワイドでなくとも運用可能なスリムでシンプルなセットですね。

イギリス系クラシックに
アメリカンなカスタムが施された渋めのカスタムに
かなり無骨に映るRAWがまた重ねた渋さを出す一台です。

今週はサイドビューより。
今では少しレアリティの高いフライヤーなど
持ってるだけで質感アガるナイスチョイスが最高。

サイドビュー。

うーん、なんていうんでしょうね、
この佇まい、最高なんですよ、言語化できない。笑

完全水平の伝統的なフレームワークに
これまたクラシックな先曲げフォーク。
Tig溶接で繋いでるんだけど、集合部はあえて軽快車のような
昔ながらのラグで繋いであったりと細部までクラシカルなのに
街乗りでがっつり使っていける気軽さみたいなのも持ち合わせてます。

フレームカラーはNP RAW。

EBSは工業的なカラーパレットにインスパイアされることがとっても多く、
長く使える良い工具や往年の名車の中でもハードでタフなカラーにグッとくることが多い。

もちろんあの高級車のように、とか
好きな服のブランドのテーマカラーに、とかも受けてるし、
見てくれている方は知っているかもしれないけれど、
そういうの大好きです。笑

でも、長く使う、と考えた時に
もちろん気に入ってる、ってことが大切ですが、
「そもそも長く使うために生まれた」工具などは
邪魔せず、飽きず、馴染み、愛着の湧くカラーになっていることが多いので
そうしたカラーに響いてみるのも良いと思いますね。

今回はカラーではなくRAW仕上げ。
ようは鉄、クロモリそのものの素地を活かし、
磨き上げて上から透明の塗料を吹くだけ、というシンプルなものですが、
別段サビに強いなどというわけではなく、
この強烈な素材感に惹かれた方のみが手にする特別な仕上げです。

RAWは、塗りの工程こそ少ないものの
かなりの手間がかかっているため少しだけアップチャージしますが、
溶接箇所が完全に見える、しっかり作っていないとなかなかできない仕上げですので
これぞハンドメイド、てのを出したい方はおすすめです。

このカラーの注意点は
やると決めたオーナー様にお話ししておりますので
すこしだけ手をかけてやってくださいね。

今回は防錆処理すら省いたノンパーカー。
今はこの仕上げのオーダー自体を受けていませんが、
覚悟の上に成り立つこのカラーはしっかり手入れしていただける方のみのご案内です。

ちなみに、僕は最低でもパーカー有りをお勧めしています。
僕は自転車屋だし、愛しかないけど、
かなりガンガン使うのでこの仕上げは向いてません。笑

なんで、鉄の色って惹かれるんだろうね、
僕もRAWの車体一台ありますが、やっぱ服装もなんでも似合うし、
カスタムも何色でもグッと映えるそのオールマイティでいて
極限までシンプルなのが良いのかなあ。
磨いたクロモリ、好きな方はぜひ。

サドルはBROOKS。のフライヤー。

これはテストサドルで実際は別のカラーが入ってるんですが、
この渦中、BROOKSの中で最もレアリティが上がり、むしろもう手に入らない
Fシリーズの17番。

個人的にはこのFシリーズは
入れるだけでコミューター、クラシックを演出できるので
かなり好き。手に入らんけど。笑

EBS京都でももう数個しかなくって、
オーナー様限定とはなりますが
おすすめできるサドルありますので
お気軽にお問い合わせくださいね。
もちろん、新しく組まれるオーナー様も大歓迎、
一日即常連が私MASNのスタイルでありますので
だれでもお気軽にです。

やっぱ良いよなあ。
軽くはないし、このスプリングがなんでも吸収してくれるか?
というとそんな万能ではないんだけど、
まだ、自転車が発達する前、乗り心地が悪かったころの自転車は
(といっても馬から自転車、くらいの時代ですが、、)
BROOKSが登場する前までは鉄のレールみたいなサドルだったんですよね。

その頃革製品や蹄鉄などを扱っていた職人は
いろんな方法で乗り心地を良くしようと模索するわけですが、
その中の手法として革張りにする、ということと
板バネみたいなものでアブソーブしようと試みていたわけですね。

そんで、色々やった中今でもこの形で残ってるってすごくないですか?

現代の技術で加工されたクロモリパイプに
上質なタイヤのコンパウンド、強度のあるホイール。
乗り心地は最大級に進歩していますが、
最後の絶妙に微細な振動みたいなものをとってくれる革サドルは
何十年経った今でも解のひとつとして君臨。

プラス、この使い捨てない時代にしっかりフィットした長持ちするサドル、は
やはり間違いのない選択肢のひとつですね。

シンプルなシングルレッグスタンド。

スタンドはとことんシンプルに、が最近の気分。
もともとシンプルに組み上げて、あとはオーナー様の好みで仕上げてもらうのが
EBS KYOTOのスタイルですが、最近はよりいろんなものを取り付けて遊ぶのが主流。
なので、削り込めるところは最大限にシンプルにしていくことを心がけています。

一度入れると壊れない限りずっと使えるものが大半ですが、
バッグやラックはその時のトレンドに合わせていきたい方が多いと思うので
この辺りも気軽にご相談いただければ。

シンプルなフロントシングル構成で街乗りばっちり。

今回はGBのクランクにSUGINOのインナーギアを。
ナローワイドにカスタムするのもありだと思います。
今回はより気軽な感じで。

といっても、ナローワイドが各社から出揃ってきて
値上がりしたとはいえ単品そのもので言えば
かなり手に取りやすくなってるので
このあたりは好みで選べる幅が増えましたね。

アクセントとして
真鍮のキャップを。
シルバーに黒キャップだと完成車っぽくなりすぎてしまうことがあるけど、
ゴールド系だと一気に高級感出ますし、壊れることもまずないパーツなので
入れといて損ないと思ってます。
経年変化でくすんでくるのも楽しみですね。

MKSはラムダ。

コミューターバイクと相性の良すぎるペダル。
ピンスパイクとか、がっちり噛み込む要素を敢えて排除し、
凹みでフィットさせよう、というナイス提案。

実はもともとママチャリとかに採用されていたフォームで
かなりイケてたからどんどんスポーツにも採用されていった
名作ペダルです。

反射板がついてるのもいなたくていい感じなのです。

リアビュー。

びゅんびゅんスピードが出る!ってより、
快速、快適なスピードレンジでゆったり安全に乗れちゃうちょうど良さが魅力。
クラシックバイクに必要な重厚感みたいな感じも出ていて良い感じです。

もはや激レア。今の所の現行最終シルバーRD。

EBS KYOTOではパーツの良し悪しや構成、カラーバランスなどに左右されず
「それが現行パーツで、修理可能か?」という長くそれが使えるか否か、
が一発目の判断基準です。

その中で、シルバーで構成したいクラシック好きな方の救世主となっていたのが
このRDだったのですが、ついに生産終了です。

スペックなどに影響されない強烈な魅力、シルバーであること。
8-10Sコンパチでかなり使いやすかったんですが、
やはりこの渦中、製造自体にかなり無理がある、ってことです。

RDはメンテナンスしながら普通に使っていればまず5-7年は使えます。
転倒だったりでダメージのくらいやすい部分であることは間違い無いけど、
プーリーも代用できるし文句ない。

これから5年後くらいまでにまたシルバー系パーツが出回ってくると
勝手に思ってますが、おそらく高級品になるのでは、、と。

GRXの限定版もそうでしたが、
良いと思ったパーツは持っておいて損ないです。
パーツ収集は楽しいけど、沼でしかないのでほどほどに。笑

カセットは8S。
10Sまで飲めるRDのセットですが、
街乗りでは必要のないシーンもあるし、
なにより調子の良い8Sサムシフターが手に取りやすい価格なので
変速まわりはリーズナブルに。

性能としてSHIMANOの上位とかと比べるのはナンセンスですが、
街乗りで何も不満なく、むしろシンプルで良い感じです。

気軽なクラシックハブ。

同じく京都のGrand Boisさんのオリジナルハブ。
130mmエンドのリムブレーキハブでシルバー、良い感じのやつ。
ってのがなかなか探しても見つかりにくくなってきたこの2022年、
しっかりしたものを作ってくれているのは感謝しかない。

僕たちもパーツを製作していますが、
これから先は各ショップなどが必要なものを開発し
それぞれの需要で発注しあうような感じになると思う。

日本にはNITTOやMKSなどのパーツメーカーもあるし、
Sim WorksやBlue Lugをはじめとするモンスターショップ開発の
パーツなどが豊富なのでかなり恵まれてます。

もちろん日本にいるとアメリカやヨーロッパのパーツに憧れてしまうのは
避けられないし、僕もめちゃくちゃ好きですが、
これからの時代はシェア。
そのなかで変化に強くてスタンダードな
EBSのフレームを手に取ってくだされば最高です。

ちなみに、このCODAはロードエンドでシングルスピードに変更可能。
乗ってるともっとシンプルにしたくなる時きたりするので
一台でなんでもできる、ってのはやっぱ良いですね!

ちなみにリムはアンブロッシオ。
このリムもかなり使ってきましたが、シンプルに絶版らしく。
乗ってる自転車がいつのまにかレアパーツになってる、ってのは
別にそれを狙うわけではないけど、
大切にしたくなる要因ですね。

今週もナイスバイクでしたね!
個人的にはコミューターで気軽に乗って遊ぶ、っての好き。
コミューターは総称で組み方にルールもないので
オーナー様それぞれのスタイルで楽しんで欲しいですね。

次回製作CODAの予定。

次のCODAの製作は秋頃。
GRXのLimitedに合わせて一回ディスクブレーキ仕様も登場予定です。
細身のツーリング系フレームではかなり尖ったモデルになりそう。

規格的には安定しているんだけど、
クラシカルなフレームに最新のグラベルパーツを入れる、という
挑戦的なルックスが好みの方はかなりグッとくると思います。

GRXの供給自体が極少数なので
どっちかと言えばそっちを押さえるのが先決かもですね。

このあたりはいつでもご相談ください。

来週は久しぶりに店頭展示車のご紹介です。

夏も本番。
楽しく自転車乗れれば最高です。

オーダーご検討の方は、
またしても輸入パーツ状況芳しくない
(多分また値上がりします)ので
お早めのオーダー、来春あたり狙うのが吉だと思ってます。

ではでは…

MASN

コミューター(通勤車)、乗るほどどんどん良くなる。GROWNのCODA!

いやー、相変わらず雨ばっかですね。
京都にお住まいの方はやっぱなー、って思ってるかもだけど、
やはり宵山くらいまでは梅雨っけのある雨で、
そこからグッと、本格的な夏が始まる、って感じですね。

とはいえ停滞前線もまじで停滞してるし、
低気圧だらけ、ってことで
かなりどんよりしてますね。

この時期は毎年ゆっくりオーダーされるオーナー様が多いので
来年の春くらいを見越して作っていく方、
梅雨、そして夏明けたスポーツの秋に向けてオーダーされる方がほとんどですが、
今年はドル/円の変動が類を見ないものになっており、
かなり国内での供給状況が読みにくくなっており、
今まですぐに手に入ったパーツが手に入らず、より大切に使う意識が高まったので
交換、修理可能でメンテナンス性の高いパーツで組むオーナー様が多くなった印象です。

僕も同じ自転車ずっと乗ってますが、
2万円で買ったハブが今6万円、、しかも売り切れ。
こればっかりは先買っといてよかった〜、って思う。
正直僕が今使ってるハブに6万円の価値はないと思うので、
これ以上値段は上がらず、次はグレードを下げたアイテムが
3万円から4万円あたりで出るんだろうな、と思うと少し悲しいですね。

ちなみに、ベアリングはノントラブルで10年経ちました。
もちろんプロなんでメンテナンスできるし、環境もあるけど、
やっぱ良いものは良い。

これからの10年、
さらにカオスな状況がもう見えてるので
販売側の僕から言うと変な感じになるけど、
「まじで今買った方が良いです。」
いや、やっぱ変な感じになるな。笑

どっちかと言えば、安く買える今、ってより
世界中で素材の取り合いになって粗悪品が巧妙に出回るより
良い素材使いたいジャン、ってのがひとつと、
人生で今が一番若いのは全ての現代人に当てはまるので、
長く使うなら今じゃね?
って思います。

僕は永久欠番の自転車家に2台あって、
(置くことさえできれば20台くらい欲しいね。笑)
これはもう何があっても死ぬまで所有してやると思ってますが、
可能なら、じいちゃんなってもあのバイク乗って写真撮りたいね!

さて、今週からのオーナーズバイクチェックは
EBSのもうひとつの表現、GROWN。

ダート系の考え方やアウトドア、山などの知識や好き!がノウハウとなり
派生していったブランドです。

その中から今週はCODAというフレーム、そのファーストを。
このCODAという考え方自体が出現した時に極少数のみ作られたフレームで、
そのスペックや考え方に呼応していただいたオーナー様と
一緒に作っていき、現在はサードモデルが受注中です。

今回はコミューター、日本ではあまり馴染みがないジャンルだけど、
ようは通勤や街乗りのことを指します。

毎日乗ることを想定した
メンテナンス性や変速性能を考慮した上で
かっこよさや可愛さを追えるので
かなりちょうどいいバイクが出来上がりますね。

今回はクラシックかつ豪快、ワイルドなパーツも使っていってる
ナイスな組み合わせ。

そんじゃ、今週のご紹介は…

GROWN(by E.B.S)
CODA

このシンプルな出立ちはEBS/GROWNならではですね。
アップライトポジションでかなり乗りやすく、
景色、視界良好なライディングが可能なことに加え、
京都全域を走るためのちょうど良いサイズかつしなやかなタイヤセレクト、
無駄に変速段数などを増やさず、必要な最低限であえて構成し
消耗部品のランニングコストを抑えたライフスタイルバイク。

もちろん軽量クロモリ採用なんですが、
このCODAは番手をひとつ上げて強度を上げ、かつ伝統的な繋ぎ方、
かなりゆったりさせたツーリングフォークにより
安定しているのは当たり前、
ゆったりしなる印象で「乗りやすさ自体に楽しさ」があります。



そんじゃ、早速フロントから見てみましょうか。

フロントビュー。

ひだまりと建物が似合うシティバイク。
ツーリングフレームなのでもともとロングライドはもちろん、
ゆったり長く乗ることが得意な自転車なので
わりと離れた場所でも疲れにくく、それでいて優しさを含むスピードが出るので
なんだか暖かい自転車です。

ハンドルまわり。

NITTOのブルムースバー。

クイルステム一体型で思いっきりクラシックMTBなハンドルバー。
今回はポジション高めでセットアップ。

昔の自転車、特にMTBはどうにかして強度を上げる、ということに終始していて、
交点を作って強度を上げるハンドルが主流だったんですが、
今改めてブルムースもクランカーも当たり前に認知されていて
オールドMTBやクランカースタイルの再評価を感じます。

古いものを古いまま乗るのではなく、
これからの何十年を過ごしていくための
国産自転車、現行パーツと言う選択。

過去の自転車は「なんでこれでいけると思ってん!」
って感じのかなり奇天烈なフォルムだったりするものが多いけど、
それは世界の「自転車で色々やろう」という野心が満ち満ちていた証左で、
今はとにかくビンテージ!って感じだった2021年とは違い
オールドブームは落ち着いた、というか基本設計が古すぎることに気づいたから
今乗ってるのはほんとに好きな人、っていうピストブームの時みたいな
消費型の流行りをまた日本はやってしまったわけですが、
その中でも残ってるのはやはりホリゾンタルであったりの
ダイヤモンドフレームから派生したフレームたち。

外国サイズだったりして
思いっきりトップ長め、そもそも合ってなかったり
今の速く、強く、軽くという設計思想からはたどり着けない形だったりするので
もちろんリスペクトはあるんですが、やっぱ持ってくるのは考え方だけでいいや、
って思ってます。

頭文字Dではないですが、
やっぱみんなハチロク乗ってても
使いこなせなかったり、さすがに古すぎるからいろいろキツかったりするもんね。

僕もテンロクのライトウェイトスポーツは大好きなので問題なく乗れちゃうタイプですが、
まあまず万人受けしないよね。
そのあたりの(どのあたりやねん)「昔の良さ」を持ってきて、
現代の手法でよりよく作ってるのがEBSだったり、GROWNだったりします。

CODAもかなりクラシックですが、走りはほんと最近のクロモリって感じで
そこに伝統的なツーリング要素が入るとこんな楽しいのできるんだ!って感じです。

なんだかオールドに対してアンチみたいになっちゃったけどそうではないです。笑
ただ、一度誰かが作って、一度お金だったりフレームだったりが動いたものが
かき集められて高値で売られても当時の作り手には一円も入らないので
僕たち作り手としては別に歓迎的でないことは事実ですけどね。

ビンテージは自分で作るもので、だからかっこいい。
状態の良いものに出会えたら、オーナー様はご相談くだされば
いつでも組み付けのご相談もOKです。

裏返しでオールド大好きなので。

思いっきり脱線しちゃったな。すみません。笑

ハンドルの性能としては別に軽くはないけどかなり乗りやすく、
クイルステムを限界まで使った剛性感と言えます。
弓形のハンドルは緩やかにフィットしてしっくりくるし、
ステムと一体型なので考え方によっては他のハンドル+ステムよりリーズナブルだったりもする。

なにより、もはやタイムレスデザインの域だし、
製造はNITTO。この形が現行で手に入ることにただただ感謝。

樽型グリップ、DCレバー、サムシフターの神器レベルのセット。

このグリップは
「TARUGATA GRIP」という名の通りのグリップ。
PVCで透け感があり、べたつきが起きにくいのも良い。
グリップは消耗品なので、個人的なおすすめとしては
気軽に交換できるグリップか、革製で長く使えるものがおすすめ。

人間工学的なめちゃくちゃテクノロジーを感じるグリップも良いんだけど
なかなか高いんだよね。
ただ、めっちゃ良いのもあります。

その中で、タルガタはかなり良いです。
それなりに大きいので手の小さい方には向いてないのが唯一のデメリットかな。

シフトレバーはGBのセレクト。
8段変速のインデックスシフトでクランプ付き、
かなり手の出しやすい価格でこれは常におすすめ。

スレッドステムなら首の部分にも取り付け可能なので
すっきり見せることもできるし、
ドロップハンドルやブルホーンカスタムなども容易に、かつ始めやすい価格でできます。

変速性能としては現行のラピッドなどに比べれば落ちますが、
レトロかつシンプルな直感的なシフトが可能なので
使いやすくおすすめですね。
変にメカニカルでないのも良いです。


ブレーキレバーはDia Compe。
どれ選んでも間違いないけど、
ちょっと珍しいTech-77。

オープンクランプで整備がしやすく、
2.5フィンガーでちょうど良い。
オールシルバーでなく、適度にブラックを入れていくのが
アメリカ的でいい感じ。

クラシックなフォークにコードガイド。

ファーストのCODAは拡張性抑え目の1ボルト。
このシンプルな感じはTobiraのTなどから取っているんですが、
セカンドから糸巻なども増えより積載強めにになりました。

シンプルなのが好きな方はまたご相談ください。
これは僕だけかもしれないけど、
ファーストのCODAがメンテで入庫したらグッときちゃうよね。
というか、世界に10本くらいしかないので
かなりレアだし、EBS KYOTOで乗ってる方全員わかるんですけどね。笑

いつか、10年とか経った時に
「お!CODAのファーストやん!」ってなって、
ファーストに乗っていること、それ自体が
嬉しくなるようなもの作り、していきます。

ファーストがあるからセカンドがあるし、
アップデートはセカンドだけど、
それだけじゃないのが乗り物であり、良い道具だよね。

僕も長らく使っている包丁は新型というか、
ロゴのフォントも変わっているし、下手したら鋼材も変わってると思うけど、
絶対自分のやつがいいもん。

フォークの曲げは英国クラシックな流れの
ポーター系から昔のツーリング車のようなグッと先曲げしたフォークを。

今のスタイルのバイクにはまずない
不思議に思うくらいの直進安定性。
いや、チャリ乗れるしそんな安定してなくてもええで!
って思うかもですが、
ロングライドで疲れてくる時間帯や体力を配分したい時、
その他何も考えずにぶらぶらしている時でも
自転車そのものが安定している、ってめちゃくちゃ有用です。

他の自転車ももちろん安定してますが、
このベースで実現している
緩やかな、でもパワフルに受け止めて動くこの感じは
クラシックツーリングなスタイルでバイクを表現したい方には
めちゃくちゃおすすめです。

ダイナモコードガイドはRAWだとより焼いたあとが出て無骨でインダストリアル。
内装化より加工代金がリーズナブルで、メカニックなら誰でも整備できるように
あえて露出、それでいて目立ちにくいギリギリにセットしています。

このコードガイド、
フレームオーダー時、もしくはリペイント時くらいしかできないので
ダイナモ導入検討されてる方はオプションつけといても良いかもです。

で、肝心のダイナモライトは…

間違いないやつ。B&MのIQ-XS。

Instagramやバイクチェック見てくださってる方は
めちゃくちゃ見てると思いますこのライト。

推すには理由がもちろんあって、
・照度に対する価格が破格
・価格に対する照度がえぐい
とダントツおすすめ。笑

他にはこの価格帯ではなかなかない
削り出しのアルミボディだったりとかなり質感良いです。

これより1000円安くなったりすると
ポリカーボネートになってたり、
あんまり明るくなかったり、接続部があんまりイケてなかったりする。

これも決して安いライトではないし、
最近値上げもしましたが
(あと多分10台分くらいあるからそれまで旧価格だよ!)
導入にかかるコスト以上に満足度は高いと自信を持って言えます。

帰り道が夜の方、充電面倒な方、スイッチのオンオフ忘れたりする方。
(これ全部僕ですが)
全てにおすすめしたいし、戻れないしやめられなくなるんじゃないかな、と。

IQ-XSは常時電源ONで問題ないですが、
裏のスイッチで切ることもできます。

デイライト、ナイトライトはライト自体が判断してくれてて、
明るい時はポジションランプとして、
暗い時はもちろん光量強め(本当に明るいです)のちゃんとしたライトとして。
ライト自体に高級感もあるので
よくあるライトだけデカくて、取り付けゴムで、、なんか違うなー、
ってこともありません。

僕はシリコンバンドのライトも併用していますが、
どっちにもメリットがあるのでご相談のなかで色々お伺いもしますし、
ご質問もなんでもくださいね。

ダイナモハブはSPのPV-8。

もちろん、ダイナモライトは電力を発生させるハブが必要。
その中でも最もコンパクトで重量おさえめ、
発生電力もばっちり、機密性もOKなこのシリーズがおすすめ。

このコロナ渦、最も値上げ率が高かったアイテムがダイナモハブですが、
思ってるよりいろんな部品が使われているし仕方ないかな、、と。

ちなみに型番によってはこのバイクを組んだ時の倍以上になってます。
長く使えるし、買うなら今だとまじで思ってます。
一応、これ以上上がると流石に無理なんで今僕が予約している数が完売次第
一旦ダイナモの導入に関してのおすすめを見直すと思いますね。

価格は仕方ないけど、
高機能なパーツが安定供給される世界に戻って欲しいもんです。

ブレーキ本体もDia Compe。

ここは思いっきりクラシック。
また少し手に入りにくくなってきましたが、
やっぱ良いですね。

現行のディスクブレーキとか
そのあたりと比べるものではありませんが、
この華奢な感じに良い意味でチープな空気感が最高。

これが現行で手に入ることにも感謝ですね。

いやー、今週もナイスバイクスタート!
ホリゾンタルトップのCODAにステム長めでポップな感じが最高に良い。

ここからはバッグなどを付けたりして
よりざっくり手ぶらで動けるような感じにしてみたり、
フロントダブルでツーリング力を高める、ってのもありですね。

色々できる自転車ですが、
こうしてコミューターとしての底上げをして磨いていく形は
オーナー様それぞれのスタイルが出てきて嬉しい楽しい。


来週はサイド、リアビューを。
CODAは仕様変更していくフレームなので
随時お問い合わせください。

フレーム加工、カラーオーダーはEBS京都のみの受付ですが、
純正カラーのCODAはGROWNディーラーですとどこでもオーダー可能です。

今季は10本くらいが国内で供給されますが、
事前にオーダーしてくれているディーラーだけの販売となる予定なので
少し探さないと無いかも。

いつでもお問合せくださいね!

ではでは…


MASN