色々な機能を全部載せした結果、それはそれは製作に時間がかかるフロントラックになったんですが、やっぱこれいいわ。
ファーストロットですでに完成形でしたが、数mm変更した部分など細部ブラッシュアップされてます。
店舗販売分として各1セット多く製作したので、即販売も可能な状況です〜!
対応車種はそこまで多くないものの、条件を満たせば取り付けOKというフレキシブルな部分。(それでいて専用品みたいな取り付けができます。)
フロントラックを使ったことある人で、(バスケットだけじゃ積載量足りてないなあ)とか、ちょっと人と違うラックが欲しい人はぜひ、ですし、使ったことない人でタウンユースでの拡張性、キャンプツーリングなどでのしっかり積載まで目指したいかたもめちゃくちゃおすすめになっておりますのでぜひ。です!
EBS-FR01/EBS-FR01ex Front Rack Handmade by E.B.S

フロントラックは基本的に「天板に荷物を載せるもの」です。
そこに、左右にパニアバッグをかけられるようにし、バッグ類やフロントまわりを拡充していくと必ず起きる「ライトがしっかり照らせない」問題をフロントセンターマウントにすることで解決しています。
他社ブランドさんからも左右パニアOKなものはたくさん発売されていますが、エンドアイレットに取り付けることを前としていてラックの足は三角形状となり、コンパクトなものでないとホイールに干渉する、、という問題もスクエア形状にすることで解決しました。
もちろんリアラックをさらに取り付けて最大積載も狙えますが、これはフロントだけで積載を解決するようなアプローチで開発しているものなので、リアは小型のサドルバッグなどでいつもの工具などを仕舞っておくくらいでOK!というイメージで使ってくだされば、です。
そもそもなんでフロントラック?
重い荷物はリアに載せる。
これは今まで続く自転車の基本中の基本ですよね。
当然、駆動輪の上に乗っかってるので安定しているし、重みでハンドルが振られたりしないし。
でも、ハンドルが振られて運転できない!なんてこと、ありますか?
もちろん危険なくらい重くすることは避けるべきですが、僕はフロント荷重の方が軽く漕げて好きです。
EBS製作でのフレームカスタマイズでは、ハンドルが振られすぎないようサポートするスプリング台座の追加も可能ですし、後付けで市販もされていたりするので、腕力がない、、ということ以外では、「基本フロントラックで良くね?」と思ってます。
リアラックの方が良いシーンもあるし、スタイルが好きだ。という場合はもちろんそっちです。
できる限り安全に製作する、という大前提で、好みである。これ以上になる要素はありません。

「台車に荷物を載せて引くのと押すの、どっちが楽?」ということ。
これが1番のパンチラインだと思ってるんですが、台車ってあるじゃないですか?
あれは自分がエンジンとなって荷物を運ぶ、自転車とほぼ同じスタイルだと思うんですが、台車に荷物を載せて引くのと押すのでは、どう考えても押す方が楽です。
この考えはかなり起点になっているので、僕が製作させてもらっているバイクはフロントラック系が多い、というわけですね。
子ども乗せにも対応していること。

スポーツバイクで軽々子ども乗せ自転車を作る。
本気のママチャリ、パパチャリを製作する、ということを多くはないですがやらせていただいているのですが、リアチャイルドシートを取り付けた時点でフロントに荷物を載せる、ということしかできなくなります。
これは古来からのママチャリが前カゴ基本で慣れ親しんでいるということもあるけど、子どもが大きくなって、荷物もガンガン増えてくるのに載せられるところはもうない。。
ということを解決できます。
毛布だろうが、帰りのお買い物であろうが、天板、左右となんでも載せられます。
取り外している時は畳めます。

フロントラックって、たまに外したくなるんですよ。
あんだけ「積載最高!」とか言ってたのに、急にシンプルにしたいブームみたいなのがきて「フフ…シンプルこそ至高よ…!」とか言い出したり。自転車のカスタムってかなり自分勝手にやるもんなので、それでOKです。その時のやりたいことができるだけ叶う自転車に乗って欲しいです。
で、フロントラックって外すとめちゃくちゃ邪魔なんです。笑
お店でも困るレベルなんで、家だとなおさら。結局自転車に取り付けっぱなしが1番省スペースで、妥協して今の気分でないものに乗る→なんだか乗らなくなっていく。みたいになっちゃうので、3ピース化してコンパクトに収納しておけるようにしています。
そもそもフロントラックで脱着するものじゃない、と思っているから、外して保管できるのは最高。
確実にまた「荷物の載らない自転車は自転車じゃねえ!」みたいな極論言い出して取り付けたくなるので、その日までしっかり保管しておきましょう。
フロントラックのスペック。

天板サイズ。
天板サイズは330mm×260mmのドンピシャで使いやすいサイズ感です。
具体的に言うと、WALDの37バスケットがドンピシャで収まり、ILEのラックバッグがピタッと収まる寸法です。
この2つの使い方は両方マジでおすすめで、どっちも甲乙付け難い。。




もちろん何も取り付けずに天板にざっくり服や荷物を縛るクラシックスタイルも◎。
バスケットの使い勝手の良さはみなさんわかると思うので、一度ラックバッグ使ってみて欲しいですね!
ロールトップなので荷物の量に可変、防水なので付けっぱなしでもいろんなもの入れておいてOK、ほんとに便利です。
フロントセンターライトマウント。(ダイナモコードガイド付)


イエローのVOKKAに取り付けているのがバッテリーライトで、ピンクのCODAに取り付けているのがダイナモライトです。
純正装備としてダイナモの配線ガイドを溶接していて、配線はそこに通してその他機能をそのまま使用可能です。
ダイナモ推しの民である僕はやはりダイナモライトを推してしまいますが、何も遮るものがない位置に、そしてセンターに取り付けられたライトはオートバイのようでもあり、かつ最大光量、対抗防眩のStVZO規格なので、めちゃくちゃ広範囲を明るく照らすことができます。
サイドパニアラック。


サイドのパニアはスクエア形状のラック足でしっかり保持。
NITTOで言うところのキャンピーのパニアサポーターのような役割を果たしています。
フックの脱着部分、パニアのレールをあえてちょっと上に溶接しているので、重心が上がりすぎることなくパニアバッグへのアクセスも良好です。
個人的なおすすめとしては、街乗りならまずはグロッサリーパニア(開口部が開放のもの/荷物が見えている画像のバッグ)を使ってみて欲しい。
これありきで設計した、ってのもあるんですが、本来リアに取り付けるグロッサリーバッグがフロントにあると、買ったものをポイポイ入れていったり、靴などを入れておいたり、サブバッグをバッグイン的に使ったり、防寒用具や雨具などを入れておいたりととにかく多彩。
グロッサリー、という名前の通り、基本は日常のお買い物ですが、長物を入れたり、マクドナルドでテイクアウトしたバーガー、ドリンクをこぼさずに持って帰る、なんかも大成功しています。(みんな一回はコーラこぼしながら帰ったことあるよね?笑)
ツーリング系、しっかり仕舞っておきたい荷物の場合はイエローのVOKKAに取り付けられているような開閉するパニアバッグがおすすめ。
両方つけなくても良いし、両方つけない日があっても良い。
積載量を自由に可変できる便利さをぜひ、です。
マルチケージマウント(EBS-FR01exのみ)





このラックには選択肢が2つあって、このサイドにマルチケージ穴が合計四箇所入っているか否か。
入っているほうが「ex」、ないほうがオリジナルです。
常にパニアをかけている人は必要ないし、マルチケージ使わない人も必要ないです。
でも、ここにナルゲン1Lボトルが入ったり、寝袋やチェアなどを縛っておけたりする部分が各サイド2つづつあるのは他にまずない機能なので、一回使って欲しいな〜、と思うのも事実。
僕はマルチパーパスケージで多様なボトルに対応(細いコーヒー缶から2Lペットまでいけます。)させたものを1つ、家族で行動している時、椅子があったらなー!と思うシーンが結構あるので、そういう時用にマルチケージ(画像のブラウンのもの)を1個付けておいて、普段はもう片方にグロッサリーパニアを搭載しています。
もちろんダブルパニア、4ボトルなどの可変展開も可能なので、ぜひ!
ボトムライトマウント/パニアフックズレ防止穴

この機能はオリジナル版にはのっけてなかったんですが(画像の一覧表古くてすみません)、今回の分は取り付けてます。
ダイナモライトやハイパワーバッテリーライトをフロントにセットして、サブライトをこの下部に入れたり、ボルトで高さ出しをしてパニアのフックが逃げないようにしたりする穴です。
この穴がなくてもまずフックは外れないんですが、グラベル環境下などでガンガン使う方がいらっしゃるので今回は全採用しています。
付属品。
付属品は取り付けボルトのみ。
具体的には
・NITTO製のフロントフォークまでのステー×1
・ラック取り付け用のボルト×6(天板とステーに2個、サイドラック取り付けに4個)
です。
フロントフォークのボルト長などは様々ですし、ただ穴埋めするだけのボルトに全て対応するボルト類を全部用意するとかなりの量になってしまい、全てステンボルトなら普通に5000円くらいいっちゃうのであえてこれ辞めました。
社外フロントラックなどを購入された方はわかると思うんですが、余るボルトがいっぱい入ってて(しかもユニメッキとか素ボルトで錆びる)、その上1番大事なM6の長いやつは長すぎるか短すぎるかというなかなか無駄な小袋が入ってるんです。笑
で、やっぱあれもったいないし取っておくじゃないですか?僕もいちいち置いてます。
でも使わないんですよ。。ただのスペース取る謎のボルト類にしかならない。
ならばその分コストカットして、必要なボルトを買ってもらったり、僕が用意してセットするのが1番安いな、と判断し、付属品をカットして価格を下げました。
フロントラックの価格。
そんなEBS-FR01系ラックの価格はというと、決して安くないです。
これはご理解いただきたいところなんですが、大手メーカーのラックでも日本製なら3万円くらいで、良質なクロモリ、メッキ加工、そして溶接点の多いフロントラックはなかなかの手間がかかっています。
安いフロントラックは多く存在し、それも良いものがたくさんあります。
このラックは他にない機能をしっかり搭載するとこうなる、という表現をわかってくれる方に届けば最高です。
それでもかなり頑張って値段設定したので、ぜひよろしくお願いします!
EBS-FR01
価格は税込で¥45,000-です。

EBS-FR01ex
価格は税込で¥55,000-です。

ボトルケージ台座の穴を12個開けるだけで1万円、と思われるかもしれないんですが、わかってくださる方は安い、と感じてもらえるはず、、です。(マジです)
対応車種と取り付け部分。
このラックは、エンドとフォークセンターを繋がないことで不意な剛性アップを避ける構造になっています。
なので取り付け穴さえあれば同じ感じで取り付けが可能になっているんですが、ある程度の取り付け基準があります。
取り付け位置
取り付け推奨位置は
・フォークの真ん中の穴に1本ボルト

・フォークサイドのラック台座に各1本ボルト

の合計3点で成立しています。
この穴があればタイヤサイズに関わらず、多少の加工で取り付けが可能です。
EBS
EBSで純正対応しているのは2車種。
・EBS STUFF
・EBS VOKKA
です。
その他車種はラック取り付け台座を追加溶接することで取り付け可能になるので、ある意味全車種対応ではあります。
この辺は工房直結の当店ならでは、ですね。
GROWN
GROWNはアウトドアに強い車種展開なのでほぼOK。
・GROWN Hey Joe
・GROWN CODA
・GROWN COYOTE
上記3車種は純正対応。
ディスクブレーキの車種とは相性が良いですね。
あとは加工が必要ですが
・GROWN Harvest
にも取り付け可能です。
これは延長したり拡張したりと多少の加工が必要ですが、カンチブレーキを避けてオフセットで配置できます。
多少耐荷重は下がりますが(9kgくらい)、十分に使用いただけると思います。

tobira
tobiraはクラシックなModel-Tのみの展開ですが、そのクラシックさを重視しているので非対応です。
が、上記EBSのように追加で溶接ができるのでHarvestのような取り付けが可能です。
その他ブランド
SURLYやRivendell、CRUSTなど最近のラック台座が当たり前についている車種は基本OKです。
フォークセンターに何枚かスペーサーを噛ます必要がある場合があるので、お近くでしたら僕が取り付けさせてもらえれば最高です。
もちろん自身での取り付けもそこまで難易度が高くないので、ぜひチャレンジしてみてください!
世界中に存在する車種、ブランドですが、日本のいちハンドメイドブランドのラックが入るだけで相当オリジナル感というか、スタイル出ると思います!
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