2024 Frame making now Online Store

シンプルならではの一体感。FLOAT 451S。

さて、暖かな日差しに包まれて
すげえいい感じだったEBSスタンド京都ですが
今日は微妙ですね。。

今週も現オーナー様、オーナーとなられた方、未来のオーナー様と
たくさんのご来店ありがとうございました。

バタバタしていてごゆっくりできなかった方毎度スミマセン。。

次からはコーヒーがお出しできるようになったり
ちょっと座れる椅子が増えたりと
少しずつ快適に過ごしていただけるようになってきましたのでまた是非。笑

世間はブラックフライデー的な流れ。
毎年毎年やろうやろうと思って全然流れに乗れない僕ですが
来週はなんかします。遅れて。笑

とはいえ僕がいるのはサタデーとサンデーな訳で。
フライデー全く関係ないのでブラックにちなんだお得な企画。
まあだいたい想像つきますよね。
ブラックな感じで組もうと思ってた方は大チャンス。

とかいって今日のバイクはブラックじゃないです。
ド渋なRAWのカラーがひときわ目立つ
永遠の人気カラーを。

今日のご紹介は。。

Engineerd Bike Service
FLOAT 451S

うーん、今日もいいね。
インスタ前から見てくれてる人は知ってるかもだけど
じつは結構前に撮った写真で
上げよう、上げようと思ってたんだけど
なかなかポストできなかったバイクのひとつ。

遠くから見ても、近くで見ても
何色と表現するのは難しい、ロウカラー。
このバイクはパーカライジングクリアロウ。

フレーム自体の持つラグフレームのクラシカルな空気感、
細身なクロモリパイプを使用することによって生まれる
いかにも日本らしい表情。

僕たちEBSもパイプを少し太くしたり、
ヘッドチューブを大径化したりしますが、
どちらかといえばアメリカンマッスルな印象に近くそれとは違い
100年前から続く永遠のトレンドがこちら。

プラス、FLOATならではのこの前下がりの特徴、
走る気分にさせてくれる、シンプルにかっこいい、
でも造作には秘密アリ。で乗り心地も抜群な
EBSでは超ロングセラー。
細かなアップデートあれど、初期型から一貫してこの形で、
廃れたりすることがないのも高ポイントです。

なぜか寄りの写真が全然なくって
(この時の僕はいったいなにを考えてたんだよ)
非常に申し訳ないんですが
前からはこんな感じ。

ヘッドセットは今はなき
Chris Kingのピューターカラー。
やはり永遠のKING。
なくなった後も燦然と輝くし、
これからもずっと使い続けることができるでしょう。

高品質なアルマイトパーツは一見合わねえだろ!
って思われる配色も余裕で飲み込む魔力をもっているので
その時にあるカラーがお気に召せば是非。

ちなみにChris Kingのスレッド1 inchはかんなりレアパーツです。。

こんな遠目からバイクチェックすんなよ感ありますが
ホイールのバルブキャップも削り出しのアーレンモチーフ、
真鍮のベル、ラグの隙間に綺麗に入った真鍮ロウの
ゴールドの感じが◎。

なぜかここは撮ってる。
どうしても避けれないステムトップの錆びに対するひとつの解。
ステンレスでフタをしてしまおうというもの。

めっちゃ細かいポイントで、
気にしない人はなんでそこにお金を?
ってなっちゃうかもだし、
なんかの拍子に外れたりしたらもう二度と見つからない
(ちなみにちゃんとバッチリついて取れません。笑)
自転車界のコンタクトレンズ的存在なこいつ。

だがそれがいい。
やってる人があんまいないからこそ差がつくポイントだし、
錆びどうこう以前にスムースでカッケー!!!!!!!!!

永く使うための秘訣。
ステムは常に目に入る部分だからこそ余計にね。

ハンドルバーはセミドロップを。
結構特異な形に見られがちだけどかなり乗りやすい。
本来ツーリングやロングライド目線で
チョイスされることが多いこのハンドルだけど

シングルバイクとの相性も良くって、
シンプル×クラシックだしボリューム感も適度にあって◎。

そこにブレーキレバーを逆引きのオポジットで。
タッチ柔らか、クラシカルポイント倍増。
ブリティッシュ感ある。

余談ですが僕もシングルバイクに
セミドロップなバーを普段使いしています。
グイグイ走ることもできるし
ゆったりまったりもOK。
ハンドルをひっくり返して使うこともできるので
もっとゆったりなセミプロムナード仕様にすることも可能です。

サドルはBROOKS。
SWIFTをチョイスで
横からレールが見えるセクシー加減
B17にはないクローム仕上げ
ハンドメイドで仕上げられる手打ちの銅鋲。
すわり心地は17よりもスポーティ。
はじめはちょっと硬めかな。
ここは乗り込んでクリアしましょう。

サドルバッグもBROOKS。
ちょっとした工具や鍵を入れたり、
緊急用のクッキーを入れたり(僕だけか?)できます。

ツーリングきたものの
マジでコンビニない!もうお腹すいた!ムリ!!
をすこしだけ軽減してくれます。笑

フレームカラーを一番寄りで見てもらえるのはこの写真だけ。。

RAWカラーというのはそもそもなんなのか、という話しを改めてすると
生地のまま、みたいなイメージ。
鉄、クロモリそのままの表情を楽しむってこと。

もちろんそのままで出すわけではなく、
鈍い輝きがしっかり出るように改めて磨きをかけます。
そんで今回のやつはパーカライジング処理という
防錆処理を行ってから、透明の塗料を吹いていきます。

なので素地の溶接部分がそのまま残り、
ハンドメイドならではの丁寧な作りを見ることができます。

個人的ですがこのシート集合部は特に好きで、
シートラグ自体に薄く入るロウ、ピン周りのフィレット、
後ろから伸びてくるフロートステーの金色が愉しめる
所有欲を満たす部分かと。

ブラウンのフレームパッドとの相性抜群、
シートポストの絶妙なアルマイトシルバーも相性抜群です。
ちなみにVOのセットバックを使用。

VOのアルマイトはなんというか、そんなことはないんだけど
なんだか少し厚めに、ぽってりしたアルマイトの乗り方に感じるので
輝きが柔らかく、高級感がありますね。

微妙な陰影も良い感じ。

ちなみに別のバイクですがこちらもFLOAT。
この子もRAWなんだけど、
ノンパーカークリアロウというまた違ったRAWです。
さっきのパーカライジング処理を敢えてやらない、
少し鉄の表情が明るく出るイメージ。
もちろん一本一本ハンドメイドなので磨きの表情もかわって、
一本も同じカラーが存在しない唯一無二な存在感です。

プラス、こんな感じでラグだけワンポイントで
塗装色を入れてもバッチバチに決まります。

このオーナーはグロスのブリティッシュグリーンを。
もちろんメッキでとことん正統派クラシックを攻めてもいいし、
RAWカラー好きだけど、他にも好きな色がある、場合でも◎。

ちなみにこのバイクのシートポストはNITTO。
天下一品のアルマイト処理。
精度抜群、価格穏やか。
日本の誇る最高のパーツメイカー。
ゆるくセットバックしてるんだけど、しっかりとエッジの効いた造形。
ゆるやかに曲げの入ったものもセクシーだけどこいつもいい。

せっかく出たから全体像も。
シルバーじゃないんだけどシルバー。
重厚感があるんだけど塗りはなくて軽やか。
RAWの魔力。

BROOKSはどんな色にもマッチしますが
差し色のブリティッシュグリーンは
シルバーとハニーカラーの相性がこれ以上ないほど
抜群なのでよりまとまりがありますね。

FLOATのブレーキブリッジ。
細かな部分にも装飾補強板が入り高級感◎。
ラグにも魔力がある。
なんでなんですかね。
このいつかはラグフレーム乗ってやるぞ!!
って意気込んじゃう感じ。

昔っからあるし、ほかのものよりやっぱり値段もするし。
なんでこんなに惹かれるのかには理由は必要ないのかも。

これは昔から競輪やツーリングバイクで栄えた
クロモリハンドメイド文化が伝わる日本のみならず、海外にも
#steelisreal #lugsnotdrugsなどといった
ハッシュタグがあることからも熱烈な支持があると推測できます。

いいよね、ラグ。

シングルギアであることの潔いシンプル。
かといって別にシンドイってわけでもなく、
むしろ楽しさや壊れにくさなどのメリットもたくさん。

このオーナーはフリーではなく
FIXでよりミニベロシングルという
ある種ニッチなジャンルを楽しまれています。
FIXに関しては長くなるのでやめておきます。笑

僕のバイクは基本FIXなので
乗ってみたい方は是非。
速く快適に移動するための道具、
から道を楽しむ為の道具、へチェンジできますよ。

EBS/京都スタンドには
シングルモデルのFLOAT451Sの試乗車(Sサイズ)
ギア付きのFLOAT451Rの展示車(Mサイズ)
両方見ていただけます。

実はもう一台シングルのフレームや
マルチにシングル/ギアード変更可能なフレームが一本ずつあるのですが

シングルに関してはしばらく店頭のみのご案内(政治的理由です。笑)
もう少ししたら公開可能かと思います。

マルチに関しては
オーナー様のバイクを組みつつ店頭販売車としてシングルで組む予定なので
こちらはまた。

こちらがフロートステー。
敢えて溶接をせずに乗り心地を追求しています。
マテリアルはKAISEI022。

もちろんKAISEI019やKAISEI8630Rで製作することも可能です。

現在のFLOAT451Sのストック状況ですが
全サイズ予約完売、時期製作予約受付中です。
ですのでどうせ待つならパイプ素材から選定してみたりも
面白いかと。

超軽いクロモリミニベロに乗りたい!!
とかね。

ギアードのRはストック有り。
Sサイズは残念ながら完売、M/Lはございます。

今ストックのないフレームご予約していただいたオーナー様には
ささやかですが僕から早割的なこともさせていただいておりますので
お気軽に製作状況などお問い合わせください。

ちなみになんでSサイズからなくなってるのかというと。。
なぜかここ最近女性からのオーダーが増えていて、
ハンドメイドで小さいバイク!って感じの流れがきてるからです。

感度の高い大人の女性に満足していただけるよう、
しっかりかっこいいバイク作りの中にも
一抹の可愛さを秘めていこうかと思いますので
全国からお待ちしております!!

ではでは。。

今回ご紹介したバイクは・・・

Engineered Bike Service 
(#EBSbikes)

FLOAT 451 S

Lサイズ。
RAW以外もまたかっこいいんだこれが。。

Size: S(470)  /M(510)  /L(530) 

適応身長: 155cm〜

フレーム素材: KAISEI 022 国産フルクロモリ

フレームの詳細はこちら。


instagram #EBSbikes
(FLOATだけじゃないけど。。)

最後まで見てくださった皆様に今一度BIG UP。
みんなで乗ろう イービーエス(YES!!)
 MASN

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