そんじゃ後編いってみよう!!!!!
フレームのスペックや自転車を選ぶポイントなどがわかる前編はこちらから。
今回はマイバイクの紹介ということで、自分のだけあって好き放題書いてますが、かなりいい感じのセッティングで乗っててかなり気持ちいいので乗ってみたい方は是非。後ろ乗せが基本ついてるので、お子さんと一緒に乗ってもらってもOKです。

今回はこのバイクそのものをチェック!!
ツーリングバイクフレームとしてはちょっとニッチな組み方をしているけれど、ロングライドも、普段使いもこの一台でこなしているし、今年のOMM Lite Bikeもこれで出させてもらいます。
大人的な趣味性を満たし、遊べて、生活の一員に加えられるナイスバイクをぜひ。
おすすめです。
GROWN (by E.B.S) CODA

古来よりツアラー、ランドナー的な属性を持たせることができるジオメトリー数値を基に、ディスクブレーキ+ランドナーなスタイルを実現できるように作ったフレーム。
「CODA」は色々できるように作ってあるけど、自分で乗るとなると販売用に(EBS KYOTOらしく)とかそういうこと気にせずに自分の好きな感じでやってるのである種かなり渋滞しているカスタマイズです。笑
1番初めに絶対条件として置いていて、これから僕に近しい立ち位置の人の参考になればいいな、と思ってやっていることが…
パパチャリ×グラベルというスタイル。

このフレームがテスト段階の時点で、僕は父親になることが決まっていました。
僕は自転車屋になって、今のチームに入った時には目の前にいつもふたりのお父さんがいたんですが、どっちも普通の子どものせ自転車に乗っていなかった。
それ専用に開発したスタンドをつかっていたり、ミニベロでどこまでできるか試してたり。
これにめちゃくちゃグッときて、僕もいつか…!と思っていたことがこの1年でやっと実現しました。
日本だと、子どもと一緒に自転車に乗ろうともったら電動アシストのママチャリが基本で、誰もそこに疑いもないと思う。
でも、僕をはじめ、EBSに来てくれる人や乗ってくれている人、このページを見てくれている人は、「人と違う自転車」がどうしようもなく好きで、なにかしら変化球投げたく普通のママチャリでは物足りない。でもスポーツバイクでは不安だったなっちゃうと思うんですよ。
ミニベロ×子どものせは前述したように、先人EBSパパにやられちゃってるから、僕は僕の時代で表現したい、って思って、「グラベル×子どものせ」の可能性を提案することにした。
20代前半のころはピストでやろうと思ってたんだけど、考え方は変わるもんで、今じゃこのスタイル以外考えつかない。

子ども乗せ(チャイルドシート)をこの形でやる理由
いろんなスタイリングで試してきて、前のせも、後ろのせも可能。
それでいて、しっかり走ることができて、子どもを乗せない日は取り外してソロライドOK。
僕はやっぱりホリゾンタルフレームが好きで、ここにこだわったのでまたがりやすさみたいなところはありません。
もっと言うと、ラグドフレームが大好きで、ラグドで子どものせ?!みたいなとこにグッときて。
今回はCODAのすすめ、なんですが、一応下記に「チャイルドシートが搭載可能な車種」の一覧を。
EBS KYOTOで子どものせができる車種。
| 車種 | 特徴 |
|---|---|
| EBS LEAF LONG | ミニベロ、専用両立スタンドあり、前後OK、タウンユース |
| EBS TURN | ミニベロ、専用両立スタンドあり、前後OK、カーゴバイク |
| EBS WORK | ミニベロ、専用両立スタンドあり、前後OK、カーゴバイク |
| EBS STUFF | KAISEI 019で軽め、キャリアマウント、グラベル向き、ホリゾンタル設定あり、前後OK |
| EBS VOKKA | KAISEI 022で丈夫に、キャリアマウント、ATB、スローピング、前後OK |
| EBS Kamogawa | シングルスピード、軽量、ホリゾンタル設定あり、前後OK |
| GROWN CODA | ホリゾンタル、ラグドフレーム、前後OK、フレームマウント |
| GROWN Hey Joe | ラウンドトップモデルあり、キャリアマウント、ATB、スローピング、前後OK |
| GROWN COYOTE | スタッガードで跨りやすい、26インチで足つきよし、前後OK、キャリアマウント |
| GROWN Harvest | ロードエンドでシングル、ギアードOK、前後OK、キャリアマウント |
| GROWN RAT | 26インチ、キャリアマウント、ATB、スローピング、前後OK |
ざっくりすぎる表ですが、実際にこの車種でこういう使い方!となると、しっかりご相談の上決めていきますのでここは「でどれができるか?」くらいで考えておいていただければ。
普通のママチャリでは物足りない。でも純粋なレーサーでは不安。
日本は「みんな乗ってるから、、」が強すぎる。
それはある意味足並みの揃う良いことなんだけど、世を見れば「自分らしく」とか言ってるやつばかり。
ダンボールに専用箱を作るような国民性で、なんでもそれ専用にあつらえるのはとても日本らしいんですが、僕は剛脚でもないし、選手でもないけど、その時期になればそれに乗りなさいと言われているような制服のようなママチャリはいくらなんでも物足りない。スペック的にも、見た目的にも。
もちろん、ママチャリは日本が生み出した最高傑作なのは言うまでもないけど、当たり前みたいに電動でアシストしてもらって、それほんまに要る?みたいに思うことめちゃくちゃあったんですよね。
もちろん楽。でも楽って楽しいじゃない。
自分と子どもが乗っている感じがイメージできない。
僕はやっぱスタイル出した自転車でかっこいい!と自分だけでも思える自転車を自信満々で乗りたい。
カゴにいつも入ってるビニールや、つけっぱなしにしている雨よけカバー。
子どもを乗せなくなってもそのままにして、ただの便利フックみたいになってる前のせチャイルドシート。
ポジション全くあってない生活感溢れる感じ。
僕はあんま好きじゃなくて、そう言うのを忘れたくなくて、できるだけ両立できるようにしています。
車種セレクトやカスタムパーツ目線。
現在の電動アシスト子どものせ自転車って車重が30kg以上あるけど、ブレーキは至って普通のもの。
つまり、5年くらい使うことを考えれば十分と大手メーカーが判断しているわけです。
でも、僕が現在提唱しているのはグラベルバイクで、ツーリングバイクで子どものせを常用する、ということ。
となると、子どもを乗せていて当然安心で、ソロライドでしっかり使えるスペック、それでいて、乗せなくなったあとも、長く使えるものでなければいけないというわけですね。
ちなみにCODAにリアチャイルドシートを取り付けた時の重量は15kgくらいと約半分。
半分の重量を動かす力、停める力。
これがメリットをもたらす人はかなりいるはず。
グラベル=頑丈、太タイヤ=安定、ディスクブレーキ=制動力で安心
やっぱり、スポーツバイクでチャイルドシートを載せる、子どものせ、パパチャリを作る、って行為の源流は海外のお父さん発信で、基本はMTBに載せているようなイメージ。
でも、日本でフルサスに子どものせはオーバースペックでロスがでかいし、ロードレーサーじゃタイヤが耐えられない。
じゃあなにか?となれば今や完全に市民権を得たグラベルバイクだろう、と。
幸い、僕はグラベルが激近の京都に住んでいて、1時間〜漕げば未舗装路がチラつくグラベルラバーには垂涎の環境。
送って、走って、迎えにいく。
これがマジでできるのがこのグラベル子どものせスタイルです。
おすすめできる人、できない人(体格やバイク操作スキルなど)
今回はGROWN CODAのようなホリゾンタルフレームということを前提としてお話ししています。
僕はこういう形で乗りたい!という気持ちを1番大切に組付やオーダーを受けさせていただきますので、できるだけフィットするよう、全力で製作を行いますのでこのスタイルにグッときてもらった方にはぜひお話、ご相談いただきたく思っておりますので、あくまでご参考に、ということで。
おすすめしたい人、できる人。
バイク操作スキル!などと書きましたが、別段技術が必要なわけではないです。
自転車に乗ってきた人なら大丈夫、スポーツバイクに乗ったことがなくても基本はOK。
ただし、ホリゾンタルフレームという属性は、子どものせでなくとも前から足を抜いて乗降する、ということのハードルが高いです。
前乗せだけなら後ろから乗れるので、特に問題はないです。
前のせの場合はポジションが狭くなるのでハンドルの選択や、サイズ選定が大切です。
なので、おすすめできる人は
・ホリゾンタルフレームがどうしようもなく好きな人。
これは僕のような、水平な、クラシックなフレームに美学を感じる人ですね。
なぜか見ているバイクが全部ホリゾンタル、、や、昔のフレームばっかり見ちゃう、って人はこれに当てはまる可能性が高いです。
僕はスローピングなども乗ってきましたが、結局ホリゾンを求めてしまう。
ならば、これで全てやらせてしまおう、ということですね。

次に
・体がそれなりに柔らかい人、そこに向けて頑張れる人。
体が柔らかい、ってのはスポーツにおいて最重要かもしれませんが、僕はガッチガチです。笑
なので、日々頑張りました。
どこでその柔らかさを発揮するか?というのは、乗り降りの時ですね。
特に、後ろのせになると前から足を抜いて乗り、降りる必要があります。
この時に、最も足をあげる必要があるのがホリゾンタルフレームです。
同じ理由で、MTBやグラベルバイクも乗降しやすいフレームに変化していってますよね。
僕も初めはかなり苦労しましたが、必要に駆られると人間どうにかなるもので、今では普通にグッと足が上がるようになり、股関節もめっちゃ柔らかくなりました(まだガチガチ寄りだけど)。
最後に
・そういう自転車に乗っている、ということを楽しめる人。
クラシックなフレームでグラベルに向かう。
クラシックなフレームで子どものせをする。
これはどちらも現行のバイクでより良く解決ができます。
EBSで言うとVOKKAなどの弱スローピングのフレームの方が向いているわけです。
でも、「これがいい」。
その情熱を形に変えて、日々の生活をお気に入りで生きていく、というのがこのカスタムに必須のマインドです。
おすすめできない人。
基本的に乗りたい!という気持ちだけで乗れます。
が、どうしてもこのCODAというフレームの性質上、制約があります。
・適応身長外の方。
当たり前っちゃ当たり前なんですが、無理して大きいサイズの自転車でやるカスタムじゃないです。
僕は170cmなんですが、167cmくらいまでの方が安心して乗ることができる範囲かと思います。
もちろん、クランクやポジションを調整して乗ることはできますが、それって多分、オーナー様が求めていたスタイルじゃないと思うんです。
やっぱり、安全に、それでいてめちゃくちゃ楽しく乗って欲しいから、このあたりは制限的なものを設けています。
・とにかく便利、楽に乗りたい方。
これは一択で電動アシストです。笑
やっぱ楽だし、カゴも元からついてて、キックスタンドや泥除けなども元からついてるオールインワン。
CODAをはじめとするスポーツバイクで子どものせ、は自分の脚力で楽しくライド、アイデアで便利にしていくマインドはどうしても必要です。
GROWN CODAの真価:ロングライドも悪路も一台で

子どものせとしての運用はもちろんなんですが、当然、フレームとしての方向性は「グラベルバイク」や「ツーリングバイク」とされる数値の設計となっており、ロングライドもゆったりこなしますし、山の中に入って悪路探検、なんてことも可能です。
日常+冒険という二面性


子どもの写真などは載せられないので、バイク単体の写真になっちゃいますが、僕はこの1台で、1番近くの公園から、普通なら車でいくであろう距離の大きい公園に行ったり、帰りにかなり大きな荷物をこのバイクで持って帰ったりします。
もちろん、グラベルロード、マウンテンバイク、そして子供乗せ自転車、、と何台も所有できれば最高かもですし、僕も1台しか所有していないわけではないんですが、「1番パッと出せる位置にある1軍自転車」という場所は誰にとってもあるはずで、それが僕はGROWN CODAです。
現在は後ろのせベースで運用しており、妻の自転車にも同じものが付いていて、チャイルドシートだけを脱着して共用できるようにしています。(シートチューブについてる黒い塊がアタッチメント)

このアタッチメントはそれなりの重量で、ロングライドやグラベルライドには当然不利ですが、正直だからどうしたレベルです。笑
もちろん、最軽量で山に臨みたい人には向いていなくて、クロモリカスタムのノリを楽しんでいただけて、現在子ども乗せを検討しているパパならば、めっちゃ楽しい自転車ライフをご提案できると思います。
子どもを乗せたライド/一人で山を駆けるソロライド

朝、子どもを送って、そのままライドに出かけるもよし、週に一度だけソロライド解禁、なんてのも自由です。
ワンタッチで取り外して、ちょっと時間をかけてフロントラックを取り外したり。
ドロップハンドルで組むことを想定しているので、ステム長でかなり自由度の高いカスタムで変化も楽しめます。
ちょいガレの道で少し遊ぶだけで、かなり脳はデフラグできますよ!
タイヤ幅やインチ、キャリアやバッグの積載力、ジオメトリの安定性など
タイヤ幅はしっかり、安定させても細めでも。
チャイルドシート搭載で今はそっちメインで!ならば650Bで組むのは結構おすすめ。
グラベルバイク運用でも650Bで組むことがありますが、より太い60mm近いタイヤでかなり快適に乗れます。
今は転がりも良くって、太いタイヤありきで組むのも全く問題ないですね!
700Cで組むなら50mmくらい〜38mmくらいをチョイス可能。
このあたりは使い方やライフスタイルの変化に合わせて、ですが、これも今は太めのスリック系たくさんあるので、街乗りでもなかなか太めが楽しいです。
もちろん、グラベル的使用なら42mmくらいあると安定します。
セミノブ系のタイヤで遊べるバイクとして組んだりと、消耗品であるタイヤだけでもかなり幅のあるカスタマイズが可能です。
キャリア、バッグで荷物を載せることももちろん想定、得意です。
自転車で荷物を運ぶ、となればまずは自分で背負うバックパック。
僕も例に漏れずバックパックラバーで、かなり大きいものを複数所有しています。
自転車と大型バックパックの相性は抜群で、かっこいいし、なんでも入るのでそれを使用することももちろんたくさんありますが…
自転車に持たせるととっても楽で、夏時期は背中の地獄汗からも解放されてもはや必須レベル。
GROWN CODAはフロント、リア、それ以外にもバイクパッキング的に使用することが可能ですが、僕はフロントラックをかなり愛用していて、このフロントラックはEBSのオリジナル、「EBS-FR01ex」です。

ラック天板をそのまま使ってOK、ラックバッグ(めちゃおすすめ)を載せて使う、バスケットを載せて使う。
サイドは左右パニアバッグをかけられるようになっているので、さらに積載性UPが可能(街乗りではグロッサリーパニアがめちゃ便利)です。
このフロントラックには2ラインの展開があり、左右ラックに三連ケージ穴が合計4ヶ所追加で溶接してある「ex」と穴のあいていない、すっきりした無印があります。
サイドラックにはマルチケージやボトルケージなど、アイデア次第でかなりいろんなものが取り付けられるので、色々やりたいかたは「ex」がおすすめです。


もちろん、キャンプライド時のスタッフバッグやシュラフやチェアーなども巻いておけますし、しっかりめのパニアバッグでフル装備、なんてことも可能です。
設計数値としての安定性とクラシックらしさの追求。
EBSで製作される自転車は生活に根ざした自転車。
なので、強烈にレーシングなジオメトリや、ダウンヒルバイクのような角度で組んだフレームは通常ラインナップしていません。
が、過去からはプロフェッショナルな世界に身を置いていたMTBライダーやロード実業レベルのライダーが属していて、そうした自転車の製作ノウハウから積まれていく「本当に快適な自転車ってなんなのか」みたいな部分を満たして、しっかりアウトドア、ロードな環境に身をおいてもしっかり楽しめる自転車になっています。
実際、DHMTBのようなヘッド角度で街乗りしますか?となればしないし、詰めに詰めたステー長、なんてこともないです。(好きだけどね)
GROWN CODAはそうした製作ノウハウの中で、
・ゆったりツーリングできる安定性のあるホイールベースと曲げ
からさらに太いタイヤ、反応性を煮詰めて再解釈し
・制約の厳しいラグドフレーム
で組むことにより、クラシックなルックスを備えた上で、ディスクブレーキ、幅広タイヤを実現しています。
エンド締結規格やディスク規格はスルーアクスルではないんですが、スルーアクスルでのオーダーも可能です。
QRの方がいい感じで逃げて気持ちいい、ってのはあるんですが、グラベルメイン、となればスルーアクスルだったら、、と思うオーナーは多いでしょう。
おそらく、このまま時代が流れれば、パーツの供給的な目線ではどうあってもスルーアクスル化は避けられず、いつかはCODAもスルー化するのでしょうが、、このQRディスク特有の感じ、好きなんだよな〜。
でも、根本の剛性感のお話ではスルーが上位互換(パーツ代金も上位だが、、)なので、規格変更などもお気軽にお問い合わせくださいね!
ロードバイクやマウンテンバイクではできない「雑に楽しむ旅」
自走でポイントまで遊びに行けて、適当にグラベル入っていける。
ロードバイクなら、軽くて速くて家から出てすぐに乗り出せて、行きたいところまで行けますよね。
おそらく日本で最も長い間覇権を握っていた車種で、今の時期だとツールドフランスなんかもあって、ロード熱が高まる方が1番多い時期でもあります。
オンロードのみならそれでいいけど、やっぱり未舗装路への探求や興味ってもうみんなに浸透しすぎてて、行った峠に逸れた林道なんてあった日には(あそこ、、絶対行けたしおもろかったよな。。)なんて思ってしまう。
そんな時、グラベルベースのバイクなら、(とりあえず行ったれ!!!)が可能。笑
でも、フルサスのMTBのようにグングン降りたりはできない、けどフルサスで自走で遊び切るのはかなりきつい。
その間にいるのがグラベルバイク、ツーリングバイクで、CODAはそこにクラシックな要素を詰め込んでいます。
なので、EBS的な組み方やルックスが好きな方にめちゃくちゃハマるフレームなんです。(僕もハマった)
急に街乗り自転車として佇む。
それでいて、通勤や普段のお買い物も余裕でこなしてそこらへん走り回れる。
かなりのオールラウンダー。
EBSで言うとSTUFFの使い方にかなり近くて、あの感じをラグで、それでトリプルトライアングルで組んだような感じです。
僕は子ども乗せ自転車として、普段のお買い物として、通勤自転車として。
そしてグラベルバイクとして、ツーリングバイクとして使っていて、それでいてかなり好きな形なので、愛でてもいます。
このバイクでOMMに挑むということ
荷物積載での山岳ライド:それでもCODAを選んだ理由
本来、OMMを楽しむために欲しい機能を考えれば、EBSならVOKKAやSTUFF、GROWNならHey Joeなどになってくると思います。
それはスルーアクスルだったり、ヘッド規格だったりとかでより安定感を出せること、専用のラックなどがなくてもバイクパッキングで出場するタイプのイベントなので、ここだけを見るならSTUFFなどにしていたと思います。
でも、CODAで行く。帰ってきたら当たり前みたいにチャイルドシートまたつけて子どもと遊びに行く。
この今の自分にしかできないスタイルと、「好きな自転車でそれをやる」ってこと。
OMMがどう、とかじゃなくて、言いたいところはそこにありますね!
僕の場合は、日本開催のイベントに、日本の自転車で出る。
あえての1インチヘッドという旧規格でどこまでできるのか試したい。
こういうひねくれ要素、CODAオーナーに必須かもしれません。
パパライダーとしての初挑戦
「パパライダー」なんて文言だとめっちゃ走れるヤツみたいになっちゃうけど、ただただお父さんになったいち自転車屋です。笑
それでいて、特に走ってきたわけでもないけど、ここから挑戦していくのは、毎週走行会を開いているような、プロレベルのバイクショップでは語れない領域でもあります。
今から自転車をはじめたい。スポーツバイクに乗ったことがない。
パパになって落ち着きを求められているけど、長く楽しめる趣味が欲しい。
そんな新たに始めるオーナー、全お父さんに発信したいと思ったのがきっかけです。
実際に走るなんて、予想もしていなかったけど、OMMなんて最高のイベントに出られるチャンスはしっかり楽しみたいですね!
OMMのためのセッティング(タイヤ、バッグ、サスペンション有無など)
OMMに出るにあたって、もちろん下調べや準備が必要です。
でも、多分にネタバレするようなことはしたくないのが僕の信条。
未開拓の道は、知らないから面白い。
そもそも「絶対こうじゃないとダメ」みたいなのがないのが面白いイベントなのでそのへん緩いんですが、基本的には今できる1番グラベル/オンロードミックスなセットで出ようと思います。
タイヤは700C、多分50Cで行くと思う。
普段から50mmのタイヤ履いてるんですが、かなり調子良いので。
バッグに関しては、僕は撮影班としても行くのでどうしても機材を載せる必要があり、ちょっと大型のバイクバッグを取り付けることになると思います。
Swift Industiresのゼイゲイストとか、あのへん1個とあとステムバッグとか、そのへんですかね。
サスペンションや、カーボンパーツは基本なしで。
快適装備や軽量パーツがない、そういう環境で、スレッドステムというある種こういったシーンに不利なスタイルでどこまで楽しめるか、ってとこをやりたいですね。
流石に今のままで自転車長い時間担ぐ、とかなったら苦行すぎるので、フロントラックやキックスタンド、チャイルドシートのアタッチメントなどは外して行くと思います。笑
これだけで2kgは確定で軽くなるので、孫悟空の胴着のように、浦飯幽助の呪霊錠のようにギリギリまで重いまま乗って、ギリギリで軽くして当日羽のように軽く乗れたら、、、そんなうまく行くはずはない。笑
実走レビューはまた書かせてもらえれば。
やっぱこれだけのイベントになると後日談は書きたいですね!
ほんとは動画とか出すんだろうけど、ちょっと自転車屋として1人でやるには時間がなさすぎて厳しいかも。
動画一生懸命作って、人に見せるためのことばっかして本業おろそか、は本末転倒なので。
ちなみに、当日は料理もしているので、久々のMASN飯、チームGROWNで行く方はぜひつまんでやってください!
おわりに。「育てる」ことと「走る」こと
子どもとの時間、自分の時間、どちらも大切にしたい人へ
子ども乗せって、長くても5年くらいです。
僕は、長年子ども乗せ自転車をEBSに関わらず販売してきましたが、車と違って、「一緒に走る」感覚と、子どもから見てもゆっくりできるくらいのスピードで、「消防車や!!!」とか、「この公園今度行こや!」とか、「白のトラック、銀のくるま、、」と言ってる瞬間も最高です。
それはどんな子ども乗せ自転車でも可能で、値段の関係はありません。
昔、僕のオカンなんて金網みたいなイス自分で取り付けて僕を乗せてたので。
でも、僕はもっと遠くへ行ける自転車が欲しい。
だれよりも自分が満足できるナイスバイクでどこでも乗り付けたい。
そして、チャイルドシートが外れて、自転車の乗り方を教えて、一緒に走って、いつかまた一人になり、それでお役御免、捨ててしまうのではなく、ずっと、手入れして乗る。そして、いつか子どもに譲る。
EBSでずっと言ってきたこの「親から子へ、受け継ぐ日本の自転車」というコンセプトを最も体現しているのが子ども乗せ自転車、本気のママチャリ、パパチャリであり、みんなにおすすめしたいタイプの自転車です。
GROWN CODAは、ただの自転車ではなく「旅の相棒」
こうなると、もはや自転車は道具というモノを超え、寄り添う相棒。
どこでも連れて行ってくれて、一緒に乗れて、いい感じのスピードで、しっかり停まる。
カスタムもできて、生活の変化についてくる。
「旅」はツーリングという行動だけではなく、今も続く、僕の旅路に自転車がある。
正直、平地だろうが坂道だろうが無意識に第一択となる、電動アシスト一強の時代です。
その上で誰にでもハマる自転車じゃない。価格も別に安くない。
それでも、僕がパパで、「パパチャリ」という属性の乗り物になっているこの数年で、これからお父さんになる人、今お父さんで、僕のご提案に響いてくれる人。
カッコイイお父さんでい続けるための選択肢のひとつとして、ちゃんとルールを守って、渋いの乗ってるね!
って言われるように、乗り続けたいと思っているので、響いた方は是非ご連絡くださいね。
EBSやGROWNのパパチャリ、モニター的価格でご案内できます。
まだまだ作例が少ないので、期間を設けずこれやりたいパパ、募集。
ママはたくさん乗ってくれているので、今回はすみません。笑
でも、世のお父さんはまだまだ子ども乗せ自転車の魅力に気づいてないかも。
人生一回、地域で1番渋いパパチャリ、作りましょう!
チャイルドシート取り付けのバイク製作の工賃無料。
僕は普段、工賃だけはある程度しっかりいただいています。
これでご飯を食べているので、どうしても必要です。
自分の自転車でしっかり作り込んでいるのでデータ取りなどは終わっているんですが、乗ってくれているお父さんはまだほとんどいません。
なので、5台くらいは工賃無料でやらせてもらえたらな、と。
ご相談から、リサーチ、仕様書組、色選定のお手伝いや組付までオール工賃無料です。
具体的には4万円くらい安くなるので、もし、僕にお任せしてくれる方がいらっしゃれば一緒にパパチャリ盛り上げていきましょう!
乗ってみて「もっとこうなら最高」や、「こんなん欲しい」などのアドバイザー的な立ち位置なので、一緒に界隈のノリを作っていってくださる方が最高です。
お近くなら、一緒に写真とか撮りましょう!
もちろんママとの共用も!
GROWN CODAを写真でガッツリ見る。


















































このGROWN CODA、いつでも試乗可能です。
基本後ろにチャイルドシートついてるので、お子さんと一緒でも。
僕がガチで乗ってる自転車なので、「こんな感じか〜」ってノリで一緒に乗ってもらってOKです。
スポーツバイクにチャイルドシートが取り付けられている自転車に乗る機会ってそうないと思うので、試してみたい方はお気軽に、です。
たま〜に違う自転車乗ってくることがあるので、事前に言っておいてもらえれば確実です。
工具なしでチャイルドシート取り外せるので、パパチャリ関係なしに乗ってみたい方も。
シンプルにCODAに興味がある方ももちろん。
店舗にはもう1台、同じサイズでドロップハンドルで組んだツーリング仕様があるので、そちらも併せて乗ってみてもらうとカスタムの幅が広いことがわかってもらえると思います。
こちらもお気軽に!!
まずは完成車も見て欲しいし、いつでも質問して欲しい。
カタログ的に見ることができるオンラインストアはこちらから。
まずはざっくり、こんな感じのバイクがあるよ〜!ってのがわかりやすいよう、カタログ的に作っているオンラインストアがあるので、ぜひチェックしてみてください。
オーダーで相談してみたい方はこちらから
この記事のこのバイクが気になる!とか、Instagramのこのバイクがイメージにかなり近い!とか、こんなんが欲しいけどどれが合ってる?とか、いくらくらいで乗りたい、など、なんでもOKなので、質問いつでも、です。
営業日(金、土、日、月)はまあまあ返信はやめです。
たまにメールアドレスが間違っていて返信できない、、ってことがあるので、メールアドレスはお間違えなく。
あとは、前述したけど連絡したからといって変な営業メールとか、連絡とかしないので、ほんとお気軽に、です。笑
「まずはお話だけでも」という方、大歓迎です〜。
画像もない長々文章、お読みいただき本当に感謝です〜!
ご連絡はMasnまで。ざっくり相談からゴリゴリ濃いめまでいつでもなんでも!!


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