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街乗りも林道も楽しめる、新しい26インチATB ― GROWN RAT

今回のご紹介はEBSが設計を1から起こし、信頼できる台湾のファクトリーに製作をお願いしたニューモデル、GROWNからはRATをご紹介。

世の中に台湾製作フレームはかなり多く、というか有名ブランドもほとんどがこの方式なんだけど、ここからさらにEBS代表が細かくわがまま言いまくってきました!(台湾チームまじでありがとう!)今までのご提案とは全く違った新しいスタイルがはじまります。

※この記事に出てくるGROWN RATはプロトタイプなので、細かな仕様や完成車に入るパーツなどは違いますのでご了承ください!フォーク肩などはこのRATのために新作持ってきてもらっているので、より格好良くなります〜!

目次

GROWN RATとは?

EBSが新たに設計し、GROWN名義で販売を開始する26インチATB「RAT」は、オールドスクールな雰囲気をまといながら、現代のライドスタイルにフィットする新しいクロモリバイク。

図面は京都のEBSで引き、製作は長年信頼関係を築いてきた台湾のファクトリーに依頼。
EBSを長く知ってくれている人などはご存知かと思いますが、過去作にはMTB/BMX界のレジェンド高松健二氏と一緒にやっていた「CRAZY SHEEP」でも同じような手法を用い、EBSでのハンドメイドラインと同時進行していました。


RAT自体はもう言うことないというか、これこの値段でできるん?ってくらい、「オールドの良さ」と「現行の安心感」、そして「クロモリらしい自由度」を掛け合わせた、まさにレトロモダンな一台に。

クラシックな26インチホイールサイズにディスクブレーキを組み合わせることで、見た目は懐かしいのに性能はしっかり現代的。
EBSが描く「普遍的なクロモリの楽しみ」を、より幅広いライダーに届けることを目的としています。
EBSオーナー、もう一度あの頃の感じ+現代の考えで乗ってみたい方、2台目に、、など、どの方向からもマジでおすすめできる名作確定フレームです!


なぜEBSが26インチATBをこの方式でつくったのか。

EBSはこれまで、自社工房で1本ずつ手作業でフレームをつくり上げてきました。
それは「一生ものの自転車を届けたい」という想いから生まれた、ブレることのない姿勢です。

しかし、その一方でこんな声も多く聞いてきました。

  • 「OLD MTBに憧れるけど、中古市場は相場も規格もよく分からなくて不安」
  • 「EBSのハンドメイドにはすごく惹かれるけど、予算的に外さざるを得ない」

そんな人たちに、現行で間違いない選択肢を提案したい。
RATはその答えとして生まれたモデルです。


RATの特徴とスペック

RATの基本は、クロモリらしいシンプルで頑丈なフレーム設計。
メインパイプにはTANGE Championを使用し、しなやかでタフな乗り味を実現しています。

  • フレーム素材:TANGE Champion クロモリ(刻印が見える設計!)
  • ホイールサイズ:26インチ-2.3幅クリアランス/27.5インチカスタムも2.1目安ほどで可能。
  • ブレーキ:ポストマウントディスクブレーキ仕様
  • シートチューブ長:S、M、Lとサイズ展開あり(小柄なライダーにも対応しています)
  • カラー:matt RAW仕上げ(標準)、限定極少数本で製作したグラデーションモデル、
    フレームセットはオーダーカラー対応

特に26インチという選択は、現代では少し珍しくなりましたが、実際には日本人の体格に非常にマッチします。
取り回しが良く、150cm台から安心して乗れるサイズ感は、クロモリバイクの普遍的な楽しさを体感するのにぴったりなのです。


価格とその価値

RATの大きな魅力のひとつが、手に取りやすい価格設定

  • フレームセット:99,000円(税込)
  • 完成車:184,800円(税込)

EBSハンドメイドは完成車で25万円〜。同じジャンルのVOKKAなどだと現在36万円くらいです。
こうなると一点物を仕立てる特別な体験となりますし、この価格差なら、と思うかもですが、やはり悩んでいるうちに人生も、価格も変わっていきます。僕は悩む時間より、乗ってもらう時間を増やしたい。

RATは「EBS設計=安心」という価値を持ちながら、完成車でも20万円を切る価格。
これは中古のOLD MTBを探すよりも、現行で安心して選べるメリットがあると考えています。


GROWNのディレクションを担当しているRawlow Mountain workのRyotrawも言っていますが、「趣味30万円の壁」という、どんな趣味を始めるにしてもそれなりの投資は必要だよね、ってところのなかで、20万円で始められ、+10万円で本格的にタフに使えるような構成にもできる良さがあると感じます。


妥協しないフレームだから、ここからカスタムを楽しめる「余白」アリ。

カラーと仕上げの選択肢

量産に近い価格帯でありながら、仕上げにも余白を残しています。

  • RAW仕上げ(標準):クロモリの質感をそのまま楽しめる。
  • 限定グラデーション:ごく少数のみの特別カラー。
  • オーダーカラー(フレームセット限定):自分だけの一台に仕上げることも可能。

「完成車をそのまま楽しむ」のも良し。
「カラーにこだわって自分の一台を作る」のもまた、EBSらしい楽しみ方です。
ただ、正直オーダーカラーまでやるならHey JoeやVOKKAの方が安く仕上がる可能性もあるかも。
スルー規格なのでパーツはこっちの方が高くなっちゃうけどね。

逆に言うと、国産ハンドメイドフレームのなかでもEBSは相当価格追求していることをわかっていただけるかと思います。


街乗りMTBスタイル

RATは完成車のままでも十分に格好良いですが、カスタムの余白ももちろんございます。

まず提案したいのは街乗りMTBスタイル
フロントラックやバスケットを取り付ければ、通勤・買い物・カフェライドに最適。
街を軽快に走りつつ、休日にはそのまま遠くへ行ける「普段使い×遊び」の二面性を持っています。

「街乗りMTB」「バスケット付きMTB」といったワードで検索すると出てくるような感じかな。
オールドMTB的なカスタムが多いけど、これを新車で、これから長く使えるように組んでいく、というものです。

EBS KYOTOでよくオーダーのあるスタイリングだと、やはりダイナモライト。
これはもう説明不要の抜群便利なので、初期投資は少しかかりますが間違いなくおすすめです。

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この辺はちょっと熱めに書いた(暑め)記事があるので、ダイナモライト気になってる方はぜひ。マジで良いです。


林道・グラベルで遊べるMTBスタイル

もうひとつの顔は、しっかり山で遊ぶ仕様
オールドクランカー風に組んでもいいし、現代的なドライブトレインやワイドタイヤで林道・グラベルを攻めるのもあり。

京都近郊の林道や沢ノ池のルートなど、日本の地形にも26インチはフィットします。
取り回しが良く、街からそのまま林道へ──。
「グラベル MTB」「林道 MTB」として楽しめるのがRATの魅力です。

初期装備の変速周りは足のある人ならOKですが、僕は少なくとももうちょいワイドなギアが欲しい。(めっちゃでかいの欲しい)

最近だとCuesが良い感じで、かつリーズナブルな展開なので、まずは走ってみたいな、って人は先にやっておくのが良いと思います。

Cuesはちょっと僕の推しが最近過ぎてるので、ちょっとCuesを使用したカスタムベース案、なにかしらお得にご案内できるように考えています。次の記事くらいで出せるかな?お楽しみに。

しっかり戦闘力を持たせた上で、ガチ過ぎず、街乗りも楽しめる仕様にできますぞ〜!


RATが確実に刺さる人。

このバイクは、こんな人に刺さります。

  • OLD MTBに憧れたけど、中古市場には不安を感じていた人
  • EBSのハンドメイドが気になっていたけど、まずは現行で確実に選びたい人
  • 150cm台から安心して乗れる、サイズに合ったクロモリを探していた人
  • 街で格好良く乗りたいけど、休日は林道やグラベルにも挑戦したい人

OLD MTBに憧れたけど、中古市場には不安を感じていた人

まずはやはりこれ。
2020年くらいから急激に見直され、80年代〜90年代の日本のMTBなどを再評価し、手頃な価格で手に入り、適当にカスタムしてもなんとかなってくる&ちょっと走るならこれで十分じゃね?となり伸びたコンテンツ。

前提として言ってしまうと僕は大きくみた時製造業となるので、自分たち(認定中古EBS的なね)のものでなく、一度世に出たものをくるくる回す行為は日本の鉄産業、経済活動に繋がらないので、基本的にユーザーの間でのみ楽しむもので、「僕は」基本的にあまり推奨していないです。

(ここから先は私見がやべーので注意)

まあ、初めの方はよかったんですよ。
80年〜90年、本気で日本で流行りまくった空前のMTB/ATBブームの中、いつの世も「流行ってるからノリで買ったけど、全然乗らなかった」という状態の良いフレームが相当な安価でたくさん出回っていて、当時レアだったり、当時なかなかの上位グレードで出たから買えなかったものを大人買いしちゃう、みたいな、日本にお金がたくさんあったころの挑戦的な設計のものを安く買えたりしたんです。

僕はスポーツカーに乗っていたのでそっちのお話がたまに絡んじゃうけど、たとえばドリフトはじめたくてワンエイティー買うぞ〜!ってひと昔前なら「うんうん!」ってなったじゃないですか?ボコボコにしてしまっても雰囲気出るし、安いから練習になるし。

でも、適当に買われて、無茶に振り回して、「昔よかった」だけで高値になったヤレまくった車、要ります?要らなくないですか?

僕が10代の頃はシビックのグランド、V-tecの16Aが30万円くらいでちょっと足までやってある、みたいなやつがゴロゴロ、なんやったら捨てられてたくらいで存在したんですが、今は200万以上、走行距離15万キロ、みたいなやつが有り難がられています。

日本がバブルで、なんでも作れや捨てろやで成長できていた90年代くらいまで。
その時期のMTBは確かに良いものが存在し、EBSであればVOKKAなどが系譜を継ぐものにあたりますが、当時の車両はどう使われていて、どのくらい走ったのか。自転車は記録簿なんてまずないので(あるなら多分その人は売ってない)不明すぎるんです。

古い設計で、今のパーツの剛性や精度を活かせなかったり、無意味過ぎる高値になってしまっていたりと、正直長く使えないでしょ、それ。ってパターンと、ピストブームの終焉の時のノリと同じ感じ(レアカードで殴るマウントオタクの隆盛)を感じるので、僕はスタイルは好きだし、ビンテージも大好きだけど、もう推してないです。

昨今のオールドMTBを意識せずに26インチフレームをもう一度作る、ってのは正直できないので、当然その部分の人に響いてもらいたいと思ってます。

が、ここで推したいのは、「26インチ、やっぱええやん!」という部分。
そのほか、ジオメトリーは現代の走りができるものになっているし、軽さもバッチリ出てるし、パーツもしっかりしたものを入れることができます。

知らない人が乗り倒したものを起こし直す作業は尊敬に値しますが、「ハヤリ」だけで自転車は長く乗れないです。
僕は前述のピストブーム全盛期の人間なので、同じ流れを見ている感じで共感半分、危惧半分です。

僕も憧れていたフレームってやっぱあるので、めっちゃ気持ちわかるんですけどね。笑

EBSのハンドメイドが気になっていたけど、まずはリーズナブルを確実に選びたい人

このページを見てくれている、ということは、少なからずジャパンハンドメイドにご興味を持ってくださり、日本の鉄を守ろう、日本の企業を支えよう、という想いの方もいてくださると信じています。

が、やはり高え。一歩踏み出してもらって、ここから長く使っていけばしっかり元は取れると自負していますが、20年前、10年前、5年前、2年前と比べると歴然です。

でも、それは時が経てば経つほど「そうなっていく」というのは歴史が証明しているので、「そうならない」僕たちなりのカウンター手段がRATです。

この構成でこの値段は現代でおそらく世界の誰にも真似できない、商売はしているんですがこの「日本の古き良きATBカルチャー」をこの年代で継いでおく必要があったと、思っています。

完成車が異常に安いので(値上がりの可能性マジであります)、フレームセットの魅力が伝わりにくいけど、フレームから組んでバチバチ、それでいてリーズナブル、という案を現在少数ですが考えているので、ぜひお声かけください。
フレームセットから僕が組む分は27.5インチでも良いかな?と思っています。

150cm台から安心して乗れる、サイズに合ったクロモリを探していた人

26インチ、Sサイズだとかなり足つきが良く、取り回しやすい自転車になります。
それは身長150センチ台からスタイルを出して乗ることができる、無理のない選択肢です。

かといって、車格的にこぢんまりするということはなく、しっかり重厚感のあるATBに仕上げること、しっかり山を走ること、街乗りを高次元でやりきること、全てが揃っていると思います。

「どなたでも、かんたん、やさしい!乗り降りしやすいですよ〜」と言わんばかりの極端にスローピングした大量生産リハビリ系フレームでもないので、格好良く!という大前提を満たせていると思います。

街で格好良く乗りたいけど、休日は林道やグラベルにも挑戦したい人

街乗りのマウンテンバイク、ATB的なルックスが好き。
別に走りに行く、、とかはないんだけど、乗るならやってみたいな!というのが人の性。
もちろん可能で、両立できます。

バスケット付きのATBなどで山に入ることを躊躇う方もいらっしゃいますが、全然問題ないです。
スタイル的に走る時はすこしでも軽く、シンプルに見せたい!ということであれば、簡単に脱着できるシステムやバイクパッキング的に組むこともできますし、しっかり山のギアを入れていても、街乗りでへんな感じにならないし、普段着でそこをクロスオーバーできるのもクロモリのメリットですね。

通勤やお買い物をしっかり想定しながら、休日は山で遊べる。
そんな仕様をご提案させていただければと思っています。

つまり、RATは「街乗り×山遊びの両立」をリアルにした一台。
普遍的なクロモリの楽しさを、もっと多くの人に体感してほしいと考えています。


最後に、、

EBSのハンドメイドは「特別に仕立てる体験」。
そしてRATは「安心して踏み出せる入り口」。

どちらもクロモリを長く楽しむための選択肢です。
完成車のまま楽しむのも良し、ラックやバスケットを足して街で格好良く乗るのも良し、カスタムして林道やグラベルに挑むのも良し。

EBSが描くクロモリの世界を、RATから始めてみませんか?

まずは完成車も見て欲しいし、いつでも質問して欲しい。

カタログ的に見ることができるオンラインストアはこちらから。

まずはざっくり、こんな感じのバイクがあるよ〜!ってのがわかりやすいよう、カタログ的に作っているオンラインストアがあるので、ぜひチェックしてみてください。

気軽に始められる完成車の一覧はこちらのリンクから。

オーダーで相談してみたい方はこちらから

この記事のこのバイクが気になる!とか、Instagramのこのバイクがイメージにかなり近い!とか、こんなんが欲しいけどどれが合ってる?とか、いくらくらいで乗りたい、など、なんでもOKなので、質問いつでも、です。

営業日(金、土、日、月)はまあまあ返信はやめです。
たまにメールアドレスが間違っていて返信できない、、ってことがあるので、メールアドレスはお間違えなく。

あとは、前述したけど連絡したからといって変な営業メールとか、連絡とかしないので、ほんとお気軽に、です。笑

    「まずはお話だけでも」という方、大歓迎です〜。

    画像もない長々文章、お読みいただき本当に感謝です〜!

    ご連絡はMasnまで。ざっくり相談からゴリゴリ濃いめまでいつでもなんでも!!

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