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特別なクロモリディスクロードフレーム入荷のお知らせ。+工賃半額キャンペーン!

↓Part 2、フロント紹介はこちら↓

修行パートをいただいて
しっかりレベルアップして帰ってまいりました。


少年マンガなら顔に傷とか入って余裕のある表情、そんでもってめちゃくちゃ強くなってたりしているもんですが残念ながらちょっと髪型かわったくらいで特にそういう変更はありません。笑

自転車はより細かなお話ができるようになったのでオーダー、カスタムともにご期待くださいませ。

今回の記事からは合計3記事ほどでゆったりめにご紹介。

SNSでは先出しさせていただいておりました
クロモリディスクロードとしてのオーダーフレームである
EBSからはHOBOのカスタムメイドフレームを深掘りでご紹介していきます。

グラベル、オールドMTBと流行とはまた別軸で急速にスタンダード化しているジャンルではなくなぜ今ノンスルーのディスクロードなのか?

太いタイヤは別に必要ないけどそっち系買っておいたほうがいいのかな?
など、悩んでいらっしゃる方にもディスクロードが向いているか、などがわかる記事になればと思っております。

クロモリロードバイクのオーダーをご検討されている方には今回のHOBOスペシャルはかなりおすすめになってきますので、お問い合わせもお気軽にくださいませ。

毎度毎度長くなりすぎなので、無駄話散々書いたあとにしっかり添削してお届けしていきます。笑

それでは、今週のご紹介は…

目次

Engineered Bike Service (EBS)HOBO Special custom!

このフレーム仕様は長らく製作もお断りしていて、僕もそれなりに長くEBSにいますが初めてのカスタムです。
構想としてはずっと、というかすでに存在していて、その車種とのフュージョンのような構成なのですが、超絶完成度が高くて即ラインナップ化可能では?というレベルにまで達したのでしっかり練り直して1本のみEBS KYOTOに置くことにしました。

フレーム規格のお話。

ロードバイクは長らくキャリパーブレーキなどのいわゆる「リムブレーキ」と呼ばれる車輪枠(リム)に直接摩擦し速度を落とす、という形式のバイクでした。

これは小型化、軽量化、そして大量生産に向いており、何十年も君臨し続けて今も愛好者の多い規格でオリジナル版HOBOではこれからもキャリパーブレーキ式のフレームを製作し続けると思います。

車輪の外側で熱を発生させるデメリットが、、などのお話は極限領域のロードレーサーのお話になってくるので割愛しますが、遠心力の小さい軸中心で制動力を発生させる方が効率的である、ということはもはや周知の事実、オートバイ、車などのディスクブレーキが当たり前の世界にいらっしゃる方はむしろキャリパーブレーキに興味を持ってもらったりすることもあるくらい。

そもそもディスクロードとは?

自転車業界だけのお話を見ると先進的な機構を扱ってきたのはMTB。
やはりタフな環境でライディングすることもあったのと、もともとカスタムベースで生まれた分野だけあって新しい技術はなんでも、というスタイルが築かれています。

ではロードバイクは?というとクラシカルなスタイルを重んじる良さがあり、逆にいうと「取り入れる」=「間違いない」とも言える、機材投入に慎重な分一度採用されればどんどん浸透していく分野です。

ディスクロードとはそんな中でより安全に制動、ロングツーリングでも車輪のトラブルを減らすべく企画されてきたものが大多数なのですが、「重い」というデメリットがありました。

EBS HOBOをディスク化する時に大切にしたこと

ディスク化するにあたってキャリパーブレーキに圧倒的に負けてしまう「重量面」。

たとえば、ワールドスタンダードだと言っても過言ではないSHIMANOの105シリーズのキャリパーブレーキとディスクブレーキを比べると、キャリパーブレーキ前後で大体380g、ディスクブレーキ前後で340gとむしろディスクキャリパーは軽さが出てきているのですが、ディスクブレーキの自転車にはさらにディスクローター、それを取り付けるボルト類、それが取り付けられる機構をもったハブが必要になり、最軽量クラスのローターを用意しても前後で200gほどとどうしても重量増は否めません。

その上スルーアクスルでさらに、、となってくると、グラベルでは確実に欲しい足元の強化ですが、細身なクロモリディスクロードで最も大切にしたい端部での「シュッとした」感じが奪われてしまってちょっとチガウ。

ということで今回のHOBO Specialでは

・100mm/135mm QRエンド規格
・前後140mmディスクローター

を採用。

あえてQRにすることにより硬くなりすぎなエンド周辺とうまく付き合い、かつローターを小型化することで軽量化とルックス面での流麗さを意識。

HOBOをディスク化する時にここに最も注意し、性能とルックスのバランスを取りました。

フレームスペックと価格あれこれ。

モデル : HOBO Special
サイズ : M / Seat 537mm Top 535mm
おすすめ身長目安 : 170cmくらいから176cmくらいまで
推奨タイヤクリアランス : 700C×32CをMAX想定
素材 : 国産フルクロモリ KAISEI 019 0.8mm-0.5mm-0.8mmのダブルバテッド
フレーム+フォーク価格 : ¥ 260,000-(税込、単色塗装代金込)

今回は特別仕様のため、EBS KYOTOで組み付けを行うことが前提となります。

このフレームが得意なこと。

このフレームはツーリングが得意です。
長距離を目指せるロングライド向きのパイプ選定やパーツ想定をしています。

ツーリングにトラブルはつきものですが、その中で入手難度の低い、流通している手に入りやすいアイテムで修理可能だったり、調整が容易な規格なので世界中の自転車屋さんで修理可能だというメリットもあります。

日本人が愛してきた伝統的なランドナーのスタイルを踏襲していて、フェンダーの有無、ステム高の調整などでヨーロピアンなスタイルから日本的なスポルティーフ、クルスルートスタイルまでいろんな実現が可能なので、クラシック好き、だけどブレーキ規格はディスクブレーキが良いんだよな〜、という方にはかなりピッタリです。

おそらくこの規格で探す方は条件を満たしていても変にアクスル規格が最新で大型化されていたり、ヘッドが大径化されすぎて求めているクロモリのスタイリングでなかったりすると思うので、この1インチラグドフレームにディスクという形はかなり稀有であると言えるはず。

このフレームがおすすめな人。

街乗りに十分なタイヤを太さを兼ね備えた上で、スピード感も大切にしたい人におすすめなタイヤの太さは25C〜32Cです。
今回製作したHOBOは28Cでフェンダー装着も可能になっているので太いタイヤは必要ないけど、欲しい装備はしっかり取り付けたい、という方にぴったりです。

○水平であるホリゾンタルフレーム+ラグドフレーム+ディスク規格というスタイルはちょっとレアで、クラシックとモダンの融合がお好みの方で、レアフレーム好きな方はとてもおすすめです。

○上質なクロモリなので、長く使いたい方、長く使っても廃れることなく価値あるものを所持したい、道具を大切にしたい大人の方にはとてもおすすめです。

1本のみの製作というレアリティながら価格頑張ってます。

このフレームは今の所再販の予定がなく、僕が無理いって別注をかけたフレームです。
良さは確信があるのでいつかロットで製作できれば最高ですが、やはり通常ラインナップの製作をスケジュール通りにして価格追究しているEBSというブランドなので優先はできず、しばらくは予定なし。

なので、今の所、このフレームとストックの1本しか存在しない世界に2本だけの特別なフレームです。

本来別注製作は通常フレームの3倍近い価格になってくるのですが、今回はこの仕様まではEBS KYOTO別注ということで価格はかなり頑張って、プラスでカラー代を込みにしておりますのでかなりお得です。

国産のハンドメイドフレームで、下地処理、カラーまで込みでこの価格は正直推せます。

さらに超久しぶりの工賃半額キャンペーン。

今月の真ん中くらいからSNSでも公開していくと思いますが、正式にオーダー再開ということでお待たせいただいている方もいらっしゃると思うので、恩返しというか、キャンペーンとして3年ぶりくらいに工賃の半額キャンペーンを行う予定です。

僕のご相談からリサーチ、資料発行などのヒアリング段階のやりとりと組み付けや納車後の1年間の無料調整、交換を伴わない整備(といっても調整は基本無料なんですが)などのサービスをすべて含めた新規の組み付け相談の金額が3万円〜5万円なのですが、こちらを半額で9月末まで行う予定です。

基本は3万円でフルセット、特別な設計(ワンオフラックや別注製作)や特殊カラーオーダー(特殊パウダーコートなど)が必要な場合は別途、なのですがまず5万円になることはないので、ほぼすべての方が工賃15000円〜20000円でオーダー可能だと思ってもらってOKです。

この工賃半額キャンペーンは「EBS KYOTOで僕が担当し、9月30日までに受付代金のご入金が完了している」オーダーが対象です。
別の取り扱いディーラーや系列店スタッフは関係のない、独自のキャンペーンとなりますのでご注意ください。
ちなみに、ホイール組をはじめ、カスタマイズもすべて半額ですのでEBSオーナー様もぜひお声がけください!

    ↓Part 2、フロント紹介はこちら↓

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