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クランカースタイルでゆったり街乗り。EBS VOKKA!その1。

夏、終わらねえ、2023。

僕、夏、めっちゃ好き。
暑いのも好き。でも汗は嫌い。(ワガママ)
夏のさわやかデオドラントCMみたいになってしまいましたが、残念ながら爽やか高校生などではなく、気だるめおじさん、MASNです。

夏好きだけど、長いとさすがに疲れてくるよね。
「秋」と呼べる季節が一週間、とかになってきて、抜群の紅葉日和の価値、爆上がりしそう。
去年はドンズバの紅葉で、めちゃくちゃ良いトレイルで遊べたけど、今年はどうかな。

今週からはATB/MTBなカテゴリーの中でもEBSでは定番カスタムとなったクランカースタイルなバイクカスタムをご紹介していくよ。

今現在、納車からブログでのご紹介にちょうど1年くらいかかっているので、全て1年ごしくらいの紹介なのですが、この1年でクランカースタイルは流行やトレンドという言葉を超えましたね。

ピストバイクが流行った2007-2012年あたりの流行などは過熱しすぎて一気に廃れる、、というめっちゃ悲しい使い捨てトレンドだったんですが、多くの自転車好きの方たちのおかげで「使い捨てない自転車」という感性がどんどん上がっていってるんだな、と感じます。

その頃ピストに乗っていて、今も乗っている僕は当時「え?ピストブームって終わったの?」ってくらいだったので、当人何も気にせず好きならずっと、って感じなんですが、やっぱその時に一番人気の自転車のジャンルってあるし、それはしょうがないですよね。

ちなみにピストバイクはちょうど12年くらい経って明らかにシーンが熱中しています。
メッセンジャーの世界大会もある、とか色々理由はあるけど、みんなが気軽に(物価は上がってしまいましたが)、そして長く乗れる自転車を作ることができれば僕は最高です。

そんじゃ、今週のご紹介は…

目次

Engineered Bike Service(EBS)VOKKA

クランカースタイル、という「言葉」は最近生まれた感じですが、このスタイリングそのものの歴史は80年代〜90年代とかなり昔からあるもので、トレンドや流行という言葉で現代を生きる僕たちが何かを語るのは少々失礼かもしれない、くらいのスタイリング。

EBS KYOTOでは完全なオールドMTBなスタイル、ということはあまりやってなくて(好きですが。笑)、「このハンドルめっちゃ楽に乗れるよね」みたいなところから街乗りにこの考えを落とし込んできたことが多いので、(好きかも!)って思ってもらえたらぜひこのスタイルで一度乗ってみて欲しいですね。かなりクルージングが楽しくなりますよ。

VOKKAのフレームスペックと価格あれこれ。

VOKKAはATB、日本語で言うと「全地形型自転車」と呼ばれるもので、山に特化したMTBとはかなり近いカテゴリーに入るバイクです。

タイヤの選択肢がめっちゃくちゃ多くて、太さ、デコボコ具合から色までかなり豊富で、好みの乗り味がきっと見つかるし、好みが変わってきたり行きたいエリアが変わってきた時も寄り添えるのでおすすめさせてもらうことが多い車種です。

フレームサイズ

フレームサイズは3サイズ展開でS、M、L。
ちなみに今回ご紹介のVOKKAはSサイズです。

Sサイズ CT480/TT520 適応身長目安 150cm〜165cm

Mサイズ CT520/TT560 適応身長目安 160cm〜175cm

Lサイズ CT545.5/TT580 適応身長目安 170cm〜180cm

適応身長なんて目安でしかないのですが、VOKKAはざっくりゆったり乗ってもらいたいのでサイズ感は広めにとってます。

主要な規格で多いお問い合わせ。

ホイール、タイヤの推奨値は?

ホイールサイズの推奨は650B/27.5インチ。
26インチも、700Cも入るんだけど、最もバランスが良いのは上記のサイズです。
Sサイズの場合は26インチのバランスも取れるので、ご身長に合わせてご提案しますね。

タイヤの推奨幅は27.5-2.3インチまでを推奨しています。
細い分にはリム幅合わせりゃなんでもOKなんですが、VOKKAは太めのタイヤが似合うこともあり一番細くても1.75(ちょっと太めのクロスバイクくらい)、1.95-2.1あたりはいろんなメーカーから出てるのでそのあたりが人気です。

現在のアクスルシャフト規格はF15mm、R12mmのスルーアクスルです。

ラックとか、バスケットの取り付けは可能?

フロント、リア共に積載性を持たせることができ、歩荷(VOKKA)が由来する通り、荷物を運ぶことも得意な車種なので、はじめは何もつけずに、もOKですし、前後ラックを取り付けてバッグ類、なんてことも余裕でこなします。

もちろん前後にバスケットも取り付け可能ですし、チャイルドシートを取り付けているオーナー様もいらっしゃいます。

フェンダー(泥除け)の取り付けは可能?

可能です。48mmくらいのタイヤでフェンダーを入れるのがバランス良いな、と感じることが多いです。

フレームセット価格、完成車価格。

フレームセット価格。

フレームセット価格、というのはおそらく自転車を購入する時くらいにしか見ないややこしい言い回しだと思います。
なんでこんな言い方なのか僕も自転車屋になる前は思ってました。笑

メガネで例えると、フレーム+レンズでメガネ、その枠だけ、みたいなお話です。
自転車の場合レンズに当たる部分が多いから、その価格の違いになんで?ってなるかもしれないけど、本来メーカーにしか設定できないこのフレームセット価格と、どれだけ良い感じでパーツを仕入れてこれるか、のショップの部分、両方追求していけるのがEBSの直営ショップであるEBS KYOTOの最大の強みだと思うので、真剣に仕様作ってくるのでご愛顧ください!

で、自転車の「フレームセット」とは「フレーム+フォーク」のことを指します。

この画像の部分のことですね。(フレームとフォークを繋ぐヘッドパーツも別売りです。)

その部分の価格が税込で¥132,000-となります。(2023年9月現在)
自分で組んでみたい、って方は、ここからスタートになります。
塗装や初期処理なども入ってないので、完全にオリジナルで作りたい場合はこっちから。
自分でやるとなると、正直一生に一回しか使わない工具なども買う必要があるので、お店で組むより高額になる場合がほとんどですが、これはロマンのある選択肢で、僕もここから始まって、ハマりすぎて自転車屋になりました。

ヘッドやBBの取り付けだけショップの人間に任せて、その他の取り付けは自分で、が一番ハードルが低くて楽しめるかも?

完成車価格。

今の所税込で¥300,000-、塗装代金込みを実現できるように頑張ってます。

完成車、ってなんだよ!とまた突っ込みたくなる用語ですが、自転車で「完成車」を指す場合、多くの場合は「あとペダルだけ取り付ければすぐに乗れる状態」を指します。

なぜペダルだけ?と思うかもしれませんが、ペダルは乗り換えですでに持ってる人が多いのと、量産車の完成車グレードだとこれは…要らないよ…ってなるペダルがついてくる(しかも1500円くらいする)ので、それなら自分で選んでもらったほうが満足ですよね、ってことでペダルレスのことが多いです。

EBS KYOTOでの「完成車」は「できるかぎりベーシックなパーツで国産ハンドメイドに乗っていただく」ということに特化していて、今僕たちでご提案できる「良い感じに長く使えてちゃんとしてるパーツ」で組める最安構成を「完成車」としています。

ちなみにEBS KYOTOの完成車はペダルが付いています。笑
VOKKAの場合はTiogaのペダルなんで、プラスチックだし、高いものじゃないんですが、使ってみて「ええやん!」って思ったので採用しています。
横から見た時のシュッとした感じも良い感じ。

またしてもドル円やら輸送費やらなんやらとあり、現在価格調整中ですが、2023年後期の完成車価格は税込で30万円、純正色を設定できれば塗装代金も込みで実現できるか..というところです。

先出し写真ギャラリー。

ざっくり紹介しすぎたけど、まずはプロローグ。
もう少しWebに割ける時間が増えればブログもどんどん書いていくので、皆様応援よろしくお願いします!

では次回をお楽しみに!

↑ その2はこちら。 ↑

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