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灼熱が僕を焦がすこの夏の終わり、、夏、終わるのか?
今年は珍しく海とか行かなかったので、ちょっと涼しくなったら海でも見に行こう。
今日は引き続き限定版のHOBO、ディスクロード版のご紹介をしていくよ。
かなり良いフレームかつちょっとお得なので、気になる方はぜひお問い合わせくださいね。
Engineered Bike Service (EBS) / HOBO Disc
基本的にはクラシックを最前列に置くカスタム。
このHOBO Discはある車がベースイメージにあって、その車種、そのカラーのカスタマイズのような配色にしてあります。
車のカスタムと自転車は違いすぎるけど、その誰に伝えるわけでもない自分だけのこだわりを持てる、ってのはかなり純度の高い幸せのひとつなんじゃないかな、と思ってます。
ハコスカのカラーパレットをサンプリング。
このHOBO Discはハコスカ、いわゆる3代目スカイラインのカラーをイメージされて製作されています。
これ、なにがすごいって日産の当時のカタログからグレアシルバーメタリックの公式色見本をいただけたこと。
このカラーは名作中の名作、完全なレジェンド枠で調べればすぐにサンプルもタッチペンも出てくるんですが、どうしても当時の感じの色ではなかったそう。
僕は車も好きなので当然ハコスカは知っているし、L型に触れたこともあるけど、リアルタイムであれが外を走っていて珍しさを感じない歳ではないので、その微妙な違いがわからなかった。
グレアシルバーならそうなんじゃねーの?という考えを「違う!」とこだわってくれて、メーカーからもらってくるという行動力にまじびっくりしたけど、僕もとっても良い経験ができました。
度重なる問題点と鮮やかな解決。
その後、当時の色見本が手に入ったのは良かったけど、その塗料を構成する当時の材料がちょっと違うらしく、厳密には再現不可、みたいなことになった。
すると、大阪は泉南の塗料屋さんがそれができる、ってことを教えてもらって連絡。
当時のことも知っている人たちで完全再現にチャレンジ。
この時点でなんだかナイトスクープみたいになってきましたが、ガチです。笑
そんでもって色々あって塗りあがった時はもうほんと感動。
やり直しがきかないのでかなり組むの緊張したけど良いものが組めました。
このハコスカシルバー、レシピ永久保存したので再現可能、別注塗装になりますが塗りたい方はぜひ、です。
カラーネームは「Come true」という名前を冠したシルバーです。かなり夢のある名前になりましたが、オーナー様はなんでこの名前かわかるはず。
クロモリホリゾンタルフレームにワンスパイス。ラグ×ディスクロード。
今回はラグメッキにシルバー、と同系色で色を入れていったんですが、この構成の最強感、かなりグッとくる方いらっしゃるのでは、と思います。
僕はラグも好きだしメッキの高級感も大好き。
だからこそラグは目立つようにしたいけど、こうしてぼかすことによって相乗する、ってのもたまらなくかっこよかったです。
オーバーフェンダーよろしくな敢えてのブラックフェンダーも、エンジンルームのパイピングよろしくなワイヤリングも最高。
上質感を格上げする本革パーツたち。
グリップ、サドルと合わせたBROOKSの本革シリーズ。
今回はBROOKSの中では最もスリムな設計でいかにもクラシックロード、な型番Swallow。
間を繋ぐように黒でワンポイントを入れたトップチューブカバーも本革にて。
このベリーショートはEBSでは定番となりますが、かなりおすすめなので選択肢に入れておいてください。
特に、こうしたカラーを絞ってモノトーンっぽい仕上がりを目指していて、サドルカラーなどに合う!と確信があればまず間違いないです。
NITTO S65シートポストのさりげない感じも最高なのである。
KAISEI 019フルクロモリで軽量で反応性の良い仕上がり。
フレームマテリアルはオリジナルと同じくKAISEI 019のダブルバテッド、もちろんフルクロモリで。
クロモリの中ではかなりバランスの取れたブランドパイプで、022よりもパリッとした走りに寄ります。
焼き入れなどで硬くしたクロモリは軽いですが、少々乗り手というか、脚質を選ぶところがあり、ゆったり乗りたい方などには硬いフレームは向いていません。
KAISEI 019は乗り心地を保ったままロングツーリングでも疲れにくい素地で、走るのが楽しくなるようなグッと入ってくるパワー感も感じることができるので、まさに今回のようなディスクロード、ツーリングバイクなスタイルにはピッタリ。
White Industriesをフロントシングルで動かす。
ポリッシュ系クランクとなるとまず名前のあがる「ホワイト」のクランク。
いろんな規格に対応しているので、1本持っていればマジで一生物。
とても簡単にチェーンリングの交換ができて、ダブル化も容易です。
今回は街乗りのバイクをこの仕上げでいきたい、ということでスペックを追い込みすぎず、メンテナンス性も高くてリーズナブルな8速構成にしたのでフロントシングルにてご用意。
かなり調子いいです。
ポリッシュのパーツを選択した時点で確実に訪れるのは「くすんでいく」ということです。
リムがゴリゴリにくすんでる、とかは明らかな手入れ不足を感じてしまうのでたまには磨いてあげて欲しいですが、このクランクだけはドロドロとか、くすんでシルバーに見えなくなっててもカッコいい謎のオーラ。
なんか、そっちの方がハマるスタイルがあるんだよな。
今回は手入れされてなんぼなクラシックロード。
磨く手間を愉しみと変換できる子どもの心を持った大人にだけ許されたピカピカの自転車。
これは傷がどう、とかではなく、ガンガンつかってなお輝くのが渋いので、道具として乗り倒してもあげて欲しいです。
ペダルはMKSのシルバンツーリングネクスト。
これはクローム仕上げで、毎日踏むところなのでたまに軽く磨いてやると喜びます。
いろんなシルバーが混在していてとても素敵です。
パニアバッグにざっくり入れて出発したい気軽な中距離ツーリング。
今回はリアラック取り付けで積載性も持たせています。
天板に、サイドに載せることができるラックは普段はシュッとしてるのに、いざ載せるとなると結構いけちゃう頼れるやつ。
使い勝手とルックスの神バランス。NITTO×Sim Works オンザロードキャリア。
市販されているリアラックの中で一番好きかもしれないリアラックがこのNITTOの名作ラック、ON THE ROAD。
オンザロードは小説も好きですが、まさかの。
大体のバイクに取り付けられるかなりユニバーサルな作りになってるのに野暮ったくない。
普通、色々対応すればするほど変なパーツとか、オフセットがきつくてちょっと違う感じになりがち、なんですが、これはまじでさすがだと思います。
ちなみに、太いタイヤ、EBSだとSTUFFやVOKKAなどでよりタフなツアラーを製作する場合はOFF THE ROADというキャリアがあるのでそっちでいきましょう。
天板、パニアフック別体で上にシュラフ、サイドにパニアバッグなんて使い方でもいいし、大型のサドルバッグを持たせる作りにしてもいい。
ちょっと長らく完売だし、多分値上げもするけど再販熱望しているラックのひとつです。
HOBOはリアラックダボは隠しになっていてこんな感じで取り付けます。
より「シュッと」して見えるのがメリットだね。
HOBOの人気ポイントの一つでもあります。
リアもHONJOで。最強マッドガード。
このFuji 36型、ほんと好きだわ。
2023年8月時点でもリーズナブルに手に入るのもいい。
この細さのフェンダーはやはりグラベルバイクには出せないセクシーさがありますね。
土っぽいバイクも好きだけど、やっぱこういうみんなが頭の中で思い浮かべる「ロードバイク」なスタイル、やっぱいいですね。
こだわりのシルバーパーツ&ワンポイントブラック。
リアハブもWhite Industriesで。
回転滑らか=精度抜群=ガタがでにくい=長持ちという最強クラスのハブ。
なんか最近またちょっと入荷遅れているのかな?
アメリカパーツなのでドル円に左右されますし、仮にバランス取れてきたとしても値下がりすることはないので、欲しい時がタイミングです。
ビカビカのポリッシュが最高にイイ。
リアの変速構成は8速で、街乗りのクロスバイクくらいのギア比にしています。
ルックスはとことん、乗り味はとことん街にフィットさせにいくのが乗りやすいので選択肢抜群です。
ちなみにこのRDは廃盤、これもデッドストック探してきたんですが、10速までコンパチなので、フロントシングルからフロントダブルに変更してリアを10速化、しっかりツーリングロードとして無駄なロスなく変更可能ですぐに元に戻すこともできるナイス構成なのです。
リアのブレーキもPAULのKRAMPER。
これもほんと最強、です。
こだわるならぜひ、ですが、あんまり入荷数も多くないし何より値上げ幅がエグめなので、ゲットできるときしておいてください。
ディスクローターが105の理由は、これが一番旧車のホイールっぽかったから。
昔のWorkとかENKEIの手裏剣っぽいホイールみたいなイメージ。
Mサイズ、今季分最後の1本をEBS KYOTOにてストックしています。
フレームカラー塗装料金込みの別注仕様はかなりおすすめ。
その1で詳しめにご紹介はしていますが、フレームセット価格が税込で26万円です。
オンラインストアが今工事中なので、お問い合わせはメールからよろしくお願いします!
次回はまた別の車種をご紹介していきますね!
ではまた!
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